2/27〜3/5のSANFRECCE Diary


<05.3.5> 今日はJリーグ開幕戦、清水エスパルス戦が行われます。tssの携帯サイトによると前日練習では「サッカーを楽しむこと」をメインにしたメニューを組んだ、とのこと。小野監督は「やるべきことはやった、準備はできた。あとは、自分たちのサッカーを楽しむだけ」と言うメッセージを込めたそうで、やや緊張気味だったレギュラー組をリラックスさせようという意図だと思われます。佐藤寿人は風邪のため練習を休んだとのことですがそれほど重症ではない模様で、出場する可能性もあるとのこと。ただ、仮に出れなかったとしても調子が上がりつつある森崎浩がいるので、戦力的にはさほど問題はないものと思われます。またキャンプから好調を持続している茂木、高柳がベンチ入り。日本平は初めてだという茂木の「僕にジンクスは関係ありません」と言う言葉に期待したいと思います。
 対する清水ですが、2月中旬から行ってきた練習試合3試合を全て非公開にした上に昨日の前日練習も完全非公開と、ピリピリしたムードで開幕を迎える様子です。DFロジェーリオが二月下旬に合流し、北嶋も怪我から復帰するなどメンバーも読めない状態ですが、どこが相手であろうと、またどんなサッカーをしてこようと自分たちのサッカーをすることが大事。これまで積み上げてきたものを100%発揮して欲しいものです。
 今日の会場は日本平で午後3時キックオフ。静岡県地方は好天に恵まれそうなので雨具の用意は要りませんが、寒くなりそうですので現地に行く方は防寒対策をお忘れなく。テレビ放送はBS-iが生放送。スカパーはtbsチャンネル(ch363)で深夜0時から録画放送を行います。また、J SPORTS 1(ch306)は3/8の午後9時から放送の予定です。私はBS-iの中継を見ながらWEBLOGで速報をする予定ですので、現地でもテレビでも見れない方はそちらをどうぞ。
<05.3.4> 明日はいよいよ今季のJリーグ開幕戦。サンフレッチェは「鬼門」日本平で清水と対戦します。
 Jリーグ開幕以来、リーグ戦で清水とは28回対戦し、結果は8勝2分け18敗。リーグ全体では2番目に負け数が多い相手です。
93-1H●0-3 A●0-1
93-2H▲0-0 A■1-2
94-1H●1-3 A○2-1
94-2H●0-1 A●1-2
95-1H○5-0 A●0-1
95-2H●0-2 A○1-0
96 H●2-3 A■0-1
97 H○1-0 A●0-1
98 H△2-2 A●0-1
99 H○2-0 A●0-2
00 H○1-0 A●0-1
01 H○3-0 A●1-5
02 H△0-0 A■1-2
04 H△1-1 A●0-3

※○は90分勝ち、●は90分負け、■は延長での敗戦。
 93年2nd stageホームはPKでの敗けで、98年ホームはPK勝ち。
 清水には当初から相性が悪かったのですが、特に酷いのが96年以降の日本平。何と8連敗を喫しているだけでなく、得点も2点しか取れていません。特に最悪だったのがヴァレリー監督が指揮を執った02年。藤本のパスを受けたコリカがゴールを決めて日本平での無得点記録を535分で止めたものの収穫はそれだけと言って良く、中盤をいいように荒らされて5点を奪われ惨敗を喫しています。また昨年もひどいもので、前半27分に戸田が退場すると言う僥倖に恵まれたもののそれを生かす事が出来ずむしろ押し込まれ、リカルドがペナルティエリア内でファウルをおかして退場&PK。先制点を取られた後に取り返す事も出来ず、逆に終了間際にカウンターから2点を失って敗れました。アウェイの清水戦は、それまでの両チームの流れが良かろうが悪かろうがいつも結果は一緒、と言う感じ。サンフレッチェにとっての日本平は、まさに魔物に魅入られているとしか言いようの無いスタジアムです。
 その対戦相手の清水ですが、シーズンオフに戸田とアラウージョを失ったものの崔兌旭、山西と佐藤由を獲得してサイド攻撃に磨きをかけています。これまでの練習試合で勝ったのはロッソ熊本、横浜FC、ホンダFCと「格下」ばかりで、J1相手は磐田に2-7、柏に0-1と全敗なのですが、これは逆に不気味と言えば不気味。チームが危機感を持って開幕戦に臨んでくるのはまず間違いない、と言って良いでしょう。
 対するサンフですが、キャンプでは負け無しで来たもののプレシーズンマッチのC大阪戦で完敗し、やや勢いが落ちていると言う感じがします。ただ、それはあくまで外から見た限りのもので、いろいろな報道を見る限りでは選手もスタッフも心配はしていない様子。だいたいずーっと絶好調を続けて行けるはずは無い訳で、開幕に向けて一度調子を落とすのがコンディショニングの常道です。実際に先週から今週にかけて、チーム状態はかなり上向きになってきている模様です。明日の段階で100%まで行っているかどうかは微妙だ、とのことですが、少なくとも先々週に比べれば遥かに良い状態であることは間違いないところ。レギュラー組が緊張から動きが硬い(tssの携帯サイトによる)らしいのが気になるところですが、それさえ克服できれば明日はかなりの確率で「ニューバージョン」のサンフレッチェが見れるのではないでしょうか。
 予想メンバーですが、小野監督は「ギリギリまで状態を見たい」と語っているもののキャンプから続けてきたメンバーで臨むのは間違いないでしょう。
       下田

    池田  ジニーニョ
駒野            服部
   茂原     森崎和
       ベット

  佐藤寿       大木
      ガウボン

SUB:上野、小村、高柳、森崎浩、茂木
 入れ替えがあるとすれば、大木の代わりに森崎浩が出るか、あるいは茂木の代わりに盛田がベンチ入りするか、と言うところ。誰が先発するにしてもベンチ入りするにしても、チームの総力を上げてジンクスを打ち破って欲しい、と思います。
<05.3.3> 昨日サンフレッチェは福山大と練習試合を行ない、開幕戦に向けて戦術確認を行いました。30分1本と45分2本行われたうち、30分ゲームの方にレギュラー組が、45分×2の方にサテライトが出場し、システムの変更や長いボールを多用するなど様々な場面を想定しながらいろいろと試していたそうです。完全非公開で行われたためメンバーや内容については分からないのですが、中国新聞によると次々と得点を重ねたそうで小野監督も「開幕戦に向けいい形で来ている」と語っていたとのこと。茂原ら宮崎キャンプ後に体調不良になっていた選手も問題なく練習に参加しているとのことで、仕上がりは順調と言って良さそうです。
<05.3.2> 今週のサッカーマガジンとサッカーダイジェストは、恒例のJ1の順位予想。サッカーマガジンは全国のサッカー担当記者・解説者50人が予想しています。それによるとトップはやはり横浜FMで、これに浦和、磐田が続いています。逆に下の方は18位が大宮、17位が大分、16位がC大阪。サンフレッチェは平均予想順位が12.00で、神戸の上、新潟の下の11位となっています。中身を見ると、中国新聞の下手記者がやはり一番高いのですが、それでも予想順位は5位。また日刊スポーツ大阪の西尾記者と解説者の早川文司氏が7位に予想していますが、客観的に見ればこのへんが精一杯、と言うところなのでしょうか。サンフレッチェをあまり知らない人が下位に予想するのは仕方がないのですが、元広報担当だった関孝伸氏が13位、と言うのはどういうこと?なお、今回初めて「ブレーク選手予想」が出ているのですが、ここで名古屋のルーキー・本田に次いで前田俊介が2位に入っています。
 一方のサッカーダイジェストは、編集部所属記者13人による予想で、こちらもサンフレッチェの予想順位は11位。トップ3が浦和、横浜、磐田になっているなど全体的な傾向は同じですが、順位のばらつきは少なく広島はだいたい10位前後に予想されています。今季の広島は大量に補強したとは言え代表クラスは不在で若手ばかり。外国人選手も未知数となれば、こんな順位を予想されるのも仕方がないのかも知れませんが、所詮こういうのはお遊び。低評価をバネにして、上位に進出して欲しいと思います。
<05.3.1> 開幕戦の清水戦のテレビ中継ですが、午後3時からの生放送は衛星デジタルのBS-iのみ。スカパーはJリーグセットに500円の追加料金で視聴可能となるtbsチャンネル(ch363)が、同日深夜0時からの録画で初回の放送を行うようです。(再放送は3/6(日)の午後1時半から。)また、J SPORTS 1(ch306)は3/8(火)の午後9時からが初回で、再放送は3/11(金)の午前11時からとなっています。なお、広島市内のスポーツバーBIG FLAG(082-249-6546)では「アウェイ応援会」を行うそうです。当日は満席となることが予想されますので、電話で予約を入れて欲しい、とのことです。
 一方第2節のホーム開幕戦・FC東京戦は、NHK広島とスカパーch181で生放送。またスカパーでは午後11時からの同日録画も予定されています。
<05.2.28> 先週のサッカーマガジンにU-20代表のトレーニングキャンプの記事が載っています。その中で大熊監督は、昨年1年間でJリーグを経験している選手としていない選手の差を感じたとし、特に高校を卒業したばかりの選手の力不足を感じたと語っています。しかし例外は先日のカタール国際で活躍した本田(星稜高→名古屋)と、そして中尾真那。中尾は身体能力が高いだけでなく短期間のうちにすっかりチームに馴染んだ模様で、5試合行われたトレーニングマッチのうち草津戦、大宮戦、仙台戦に出場し、仙台戦ではCKからのこぼれ球を押し込んでゴールするなど、良い働きを見せていたとのことです。また、その他で目立った活躍を見せていたのは高柳。「川崎F戦では非常にキレのある動きを見せており、ダイナミックなパスカットを連発」していたそうで、大宮戦と仙台戦でも先発起用されています。また前田も川崎F戦と草津戦に先発出場し、草津戦ではゴールも決めています。今後U-20代表は3月下旬に25,6人でブラジル遠征し、そこである程度メンバーが絞られるものと思われます。
<05.2.28> プレスリリースによると、1/17からサンフレッチェクラブ会員限定で予約販売が行われてきた今シーズンのレプリカユニフォームの一般販売が、一昨日から始まりました。販売するのはホーム用の半袖ユニフォームのみ。サイズは150とFサイズ(Oサイズ、XOサイズは会員だけで予定数量に達したらしい)となっています。価格はレプリカそのものは10,290円(会員は9,261円)で、胸番号を付けると1,050円、背番号を付けると2,940円追加する必要があります。購入を希望される方はオフィシャルショップのV-POINTに直接出向いて店頭で申し込むか、あるいは予約注文票をプリントアウトして必要事項を記入し、現金書留でV-POINTにお送りください。商品のお渡しはV-POINTか3/12のホーム開幕戦会場で、あるいは郵送料500円を追加すれば宅配でのお届けもするそうです。お問い合わせはV-POINT(082-248-3317, 11:00〜19:00)へどうぞ。
<05.2.27> 先日サンフレッチェクラブの会員証とともに、今季のポケット日程表が送られて来ました。これによると、ホームゲームの運営方法に昨年と変わっている点がいくつかありますので列挙します。
  1. ビッグアーチの座席割と入場方法の変更。指定席はメインスタンドのみとなり、正面のメインゲートから入場することになります。そしてホーム側コーナーフラッグ付近のSBゾーン指定からゴール裏、そしてB6付近にかけては一番安値のサポーターズシート。バックスタンドホーム側のコーナーからアウェイ側ゴール裏の途中までがバックスタンド自由シートとなっています。そしてアウェイ側ゴール裏からメインスタンドの右端までがアウェイサポーター用のビジターシート。ここへの入場は基本的にはビジターゲートからで、開門から30分間はアウェイサポのみが入場できます。たぶんサンフレッチェクラブの入場特典の配布も無くなりますのでご注意ください。
  2. これまで再入場券を受け取って自由に出入りできたのが、今年からできなくなります。
  3. ファミリーマート、セブンイレブン、サンクスに設置されている「電子チケットぴあ」の前売り限定のペアチケットが先着50組限定で販売されます。バックスタンド自由シートの大人ペア券が4,000円、親子ペア券が2,500円で、単独で買うよりそれぞれ600円と500円安くなっています。
  4. アストラムライン、広電バス利用の方への特別プレゼントが、今年は携帯アクセサリーになります。表がサンフレッチェ、裏がアウェイチームのユニフォームのデザインで、予定されているのは3/12, 4/9, 5/1, 5/8, 7/23の5回。キックオフ4時間前から、アストラムラインの広域公園前駅で先着3,500名様、広電バスのAシティ中央、シャトルバス乗り場で先着1,000名様に配布します。
  5. 広域公園テニスコートの向かい側にあった駐車場が廃止され、シャトルバス降り場のあるC駐車場(700台)、バックスタンド裏の投てき駐車場(100台)、西風新都IC方面のこころ駐車場(1,500台)のみとなりました。キャパシティが1,000台分減っていますので、自動車で行くのは極力控えた方が良さそうです。
 個人的に一番気になるのが、再入場ができなくなること。おそらく年間パス使い回しによる不正入場対策なのではないか、と思いますが、まず入場してプレゼントをもらって席を確保し、それからゆっくりと正面でのイベントやラウンジでのレクチャーに参加する、と言うことができなくなってしまいます。これをクラブ側がどのように考えているのか良く分からないところがあるのですが、もし完全に再入場禁止にされるのであれば、リピーターからの不満の声も出てきそうです。
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