6/12〜6/18のSANFRECCE Diary
<05.6.18>
Jリーグは昨日、未発表だった8月以降の試合の日程とスタジアム、及びテレビ放送について発表しました。これを元に7月以降のサンフレッチェの日程をまとめると次のようになります。
節
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開催日
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KO
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対戦相手
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競技場
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TV中継
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13
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7/2(土)
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19:00
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柏レイソル
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柏スタジアム
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14
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7/6(水)
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19:00
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ガンバ大阪
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広島ビッグアーチ
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15
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7/10(日)
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19:00
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大分トリニータ
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大分スタジアム
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BS-i
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16
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7/13(水)
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19:00
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ジュビロ磐田
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広島ビッグアーチ
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スカパー
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17
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7/18(月)
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19:00
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浦和レッズ
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埼玉スタジアム2002
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NHK-BS
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18
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7/23(土)
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18:00
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東京ヴェルディ1969
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広島ビッグアーチ
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19
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8/20(土)
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18:30
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鹿島アントラーズ
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カシマスタジアム
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J-SPORTS
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20
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8/24(水)
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19:00
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大宮アルディージャ
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広島ビッグアーチ
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21
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8/27(土)
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19:00
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川崎フロンターレ
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等々力陸上競技場
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22
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9/3(土)
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18:00
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ジェフ千葉
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広島ビッグアーチ
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23
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9/10(土)
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19:00
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ガンバ大阪
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万博陸上競技場
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J SPORTS
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24
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9/18(日)
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15:00
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浦和レッズ
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広島ビッグアーチ
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NHK BS
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25
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9/25(日)
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15:00
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アルビレックス新潟
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新潟スタジアム
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NHK BS
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26
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10/1(土)
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15:00
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名古屋グランパスエイト
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広島ビッグアーチ
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27
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10/15(土)
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15:00
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FC東京
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味の素スタジアム
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NHK BS
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28
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10/23(日)
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15:00
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セレッソ大阪
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広島ビッグアーチ
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BS-i
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29
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10/29(土)
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15:30
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ジュビロ磐田
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ヤマハスタジアム
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静岡放送
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30
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11/12(土)
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16:00
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大分トリニータ
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広島ビッグアーチ
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NHK広島
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31
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11/20(日)
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14:00
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横浜Fマリノス
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日産スタジアム
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32
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11/23(水)
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15:00
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柏レイソル
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広島ビッグアーチ
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33
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11/27(日)
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15:00
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ヴィッセル神戸
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神戸ウィングスタジアム
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34
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12/3(土)
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14:00
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清水エスパルス
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広島ビッグアーチ
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全国放送による生中継が6回と言うのは前半の7回より少ないのですが、29節以降のNHK-BSとスカパーの予定がまだ出ていないので、最終的には前半を上回るかも。少なくとも終盤まで優勝争いに食い込めば、中継も大幅に増えるのではないでしょうか。
<05.6.17>
明日18日、小野監督がオフィシャルショップ「V-POINT」で1日店長を務めることになりました。時間帯は16:00〜16:30と1日ならぬ「30分店長」ではありますが、接客業務を行うだけでなく来店されたファンとの交流を考えているとのこと。「皆様が楽しめるような特別企画を立案中」とのことですので、その時間帯以外でも何かするのかも知れません。V-POINTは広島市紙屋町の交差点から100mほど西に行った電車通り沿い。店内は狭いので、小野監督と話したい方はお早めにどうぞ。
<05.6.16>
昨日サンフレッチェは「フィオレンティーナ・ジャパンツアー2005 サンフレッチェ広島vs ACFフィオレンティーナ」の要項を発表しました。ここまでの報道であったように、場所は広島ビッグアーチ、日時は7/30(土)で午後6時キックオフ。主催は日本サッカー協会とJリーグ、及びスポーツニッポンとなっています。チケットの種類と料金は以下のとおり。
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前売り券価格
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当日券価格
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SS席
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7,000円
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7,000円
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SA席
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5,500円
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5,500円
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バックスタンド自由席一般
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3,500円
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4,000円
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バックスタンド自由席小中
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1,700円
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2,000円
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サポーターズシート一般
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2,500円
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3,000円
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サポーターズシート小中
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1,000円
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1,200円
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ビジターシート一般
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2,500円
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3,000円
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ビジターシート小中
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1,000円
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1,200円
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フィオレンティーナ応援シート一般
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3,200円
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フィオレンティーナ応援シート小中
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1,600円
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この中でSS席、SA席、フィオレンティーナ応援シートは座席指定で、その他は区分を分けての自由席となるそうです。チケットの先行販売予定は次の通り。
これ以外の一般販売は6/24からとなっています。また通常のホームゲームのようなV-POINTや中国新聞販売店などでのチケット取り扱いはありません。更に、年間指定席や年間パス等の利用もできませんのでご注意ください。お問い合わせはフィオレンティーナジャパンツアー2005大会事務局(03-6825-3377)までどうぞ。
<05.6.15>
先週末発売の「紫熊倶楽部」7月号(Vol. 89)の表紙とトップ記事は、チーム最年長の小村選手です。キャンプで出遅れ、開幕戦では先発から外れましたが、その後ポジションを奪い返すとジニーニョとの絶妙のコンビでリーグ最少失点を支える35歳。どんな状況になっても、契約を果たすために全力を尽くすと言う姿勢は、まさにプロとしての鏡。チーム内で唯一の優勝経験者である「鉄人」の活躍の秘密に迫っています。
2つ目の特集は、ワールドユースに向けて当初メンバー入りしていた3選手の記事です。最初に登場するのは吉弘で、3月に骨折してから復活するまでのストーリーを追っています。これに続くのは「ワールドユースがサッカーのすべてではない」と言う前田の記事。3人目の高柳は残念ながら急病のため代表を辞退することになってしまいましたが、しかし成長したい、と言う気持ちは一緒。プロとして「武器」になるものが欲しい、と言う心のうちを語っています。
金広督子さんによるコラムは、プリンスリーグのセカンドラウンドに入ったユースについて。大宮戦、川崎F戦、東京V戦、G大阪戦のマッチレポートを挟んで、ホームテレビの望月ディレクターによるコラムは小村選手を取り上げています。また私のコラムは「U-20への期待」と言うタイトルです。
いつもは最終ページだった石井百恵アナウンサーによる「大好き!サンフレッチェ」は、今回はモノクロページに移っています。取り上げているのは、こちらも「プロの鏡」のような吉田選手です。またトップページのいまおかゆう子さんによるコラムは、ボランティアとして試合の運営を支えている広島市スポーツ協会の方々。更に最終ページではスポーツバー「BIG FLAG」のオーナーである上久さんのご家族を紹介しています。
そして、後ろのカラーページでは「優勝を考えよう」と言うタイトルで、このまま優勝争いに絡んで行くためには何が必要かについて、94年のステージ優勝の経験者である森保一氏と森山佳郎氏のインタビューを絡めながら考察しています。
サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。オフィシャルショップV-POINT、広島県内の大手書店のほか、東京・新宿の「ひろしまゆめてらす」でも販売中です。
<05.6.14>
広島県サッカー協会は日曜日に理事会を開き、小城得達副会長の会長昇任と野村尊敬会長の名誉会長就任を承認しました。小城氏は歴代15位の62キャップを持っていますが、Aマッチ以外もカウントすると213試合に出場しているそうで、これは歴代2位に相当します。64年東京五輪のベスト8、68年メキシコ五輪の銅メダルにも貢献するなど、60年代後半の日本代表の中心選手でした。また国内ではサンフレッチェの前身である東洋工業のハーフバック(今のMFに相当)として5度のリーグ優勝と3度の天皇杯制覇に貢献し、広島サッカーの黄金期を支えました。チチヤス乳業の社長でもある野村氏は、今後は日本サッカー協会の副会長としての仕事を優先させるとのこと。広島県サッカー協会は新会長の元で、新たな発展を目指すことになります。
<05.6.13>
土曜日にクラブユース選手権U-18の中国地域予選が行われ、サンフレッチェユースが8-1で安芸FCU-18を下しました。クラブユースの中国地域代表枠は2。予選参加チームも2つだけと言うことでこの予選は順位付けだけのものだったとのこと。槙野、柏木がU-18代表で不在のサンフレッチェユースでしたが、しかし前半は木原、平繁、中野の3トップとトップ下の横竹が相手守備陣を翻弄して、6-0(得点は木原、横竹、平繁が2ゴールずつ)で折り返しました。しかし後半、主力5人を交代させるとボールが繋がらなくなり、安芸FCにFKのこぼれを押し込まれて失点するなど苦戦したとのこと。終了間際に古本、植野が決めて2点取ったものの、主力不在時の戦いに課題を残した、とのことです。
大会は7/29から。サンフレッチェユースは史上2チーム目の3連覇(最高は88年からの読売ユースの6連覇)を目指します。
<05.6.12>
昨日のナビスコカップ川崎F戦は1-3で敗れ、予選リーグを1勝1分け4敗で終えました。
ガウボンが離脱したサンフは、ベットを初めてFWで起用して次の布陣でスタートしました。
下田
ジニーニョ 小村
駒野 服部
森崎和
森崎浩(→茂木70分)茂原
大木
佐藤寿 ベット(→ジョルジーニョ81分)
SUB:上野、吉田、桑田
対する川崎Fは、GK:相澤、DF:伊藤、寺田、箕輪、MF:谷口(→佐原67分)、中村、森、アウグスト、今野、FW:ジュニーニョ、黒津。前節で予選リーグ敗退が決まった広島と、昼間のゲームの結果でやはり敗退が決まった川崎と言うことがあったか、両チームともミスが目立つ立ち上がり。そんな中の前半10分、サンフはミスからPKを与えてしまいます。左サイドから突っかけて来た黒津に対応した小村が股抜きされ、後ろから押して倒してしまいイエロー。下田の読みは当たったもののジュニーニョのPKのボールは手の届かない高さに飛び、あっさり先制点を許してしまいました。これで元気になった川崎は、ジュニーニョとアウグストを中心にどんどんドリブルで勝負してきて広島陣内に攻め込みます。13分にはアウグストの短いFKでDFラインの裏に抜け出したジュニーニョに決定的なクロスを入れられましたが、シュートミスで下田が危うくキャッチ。27分にもアウグストの左足シュートがゴールを襲います。サンフはベットのFW起用が機能せず、また中盤のコンビネーションも悪くなかなかシュートまで持ち込むことができません。32分、小村がスローインで入れたボールをベットがシュート性のクロス。ここに飛び込んだ佐藤寿が右足で押し込んで、ようやく同点に追いつきます。しかし広島の見せ場と言えばこの時ぐらいで、後はほとんど川崎にボールを支配されて前半を折り返しました。
「悪循環に陥りつつある。狙うところをもっとはっきり。そして激しく」との監督からの檄を受けて、後半の立ち上がりは高い位置からのプレスでボールを奪うなどサンフのプレーが変わったか、に見えました。11分には右サイドでのリズミカルなパス交換から森崎和がゴールライン際まで侵入してクロスを入れるなど、良い場面を作ります。しかし前半同様に組み立て段階でのミスが多く、良い形が続かないままに押し返されてしまいます。そして19分、左サイドの高い位置でボールを持ったアウグストが速く低いクロスをゴール前へ。このボールにいち早く反応した黒津が服部のマークを振り切って押し込み、ついに勝ち越しを許してしまいました。
同点に追いつきたいサンフは茂木を投入し、ベットを中盤に下げて再構築を図ります。28分には駒野のクロスを佐藤寿が合わせようとし、32分にも森崎和のクロスに佐藤寿が抜け出しましたがシュートまで行けず。小野監督はジョルジーニョを入れて3トップとして攻撃の圧力を強めようとしましたが、逆に中盤が薄くなって前線までパスを繋ぐことができなくなりロングボールを入れてははね返される、と言う展開が続きます。ロスタイムには森崎和のクサビのパスを大木が奪われ、ジュニーニョとのパス交換からアウグストに決められて3点目を失います。サンフは終了間際にジョルジーニョが惜しいシュートを放ちましたが抵抗もそれまで。最後までチームは噛み合わないまま、またもや川崎相手に惨敗を喫してしまいました。
この試合のサンフのテーマは、ガウボン抜きでどのように戦うか、と言うことでした。ナビスコ杯の敗退が決まっていたのにベストメンバーで戦ったのは、7月以降のシミュレーションを意識しての事だったのだろう、と思います。しかし、その結果はほとんど収穫なし。下がることの多いベットは前線で起点にならず、むしろ中盤が渋滞してダイナミックなパス交換ができなかった感じでした。そして組み立て段階でボールを奪われ、パスを回されて体力を奪われる、と言うパターンで、最後は苦しまぎれにDFラインから蹴ってことごとくはね返されると言う悪循環。チームとしての良さを見せること事はできませんでした。せっかく内容の悪かった前半を同点で折り返し、後半はやや盛り返したのに最終的に2点差を付けられて敗れてしまったのは、モティベーションや体力の問題だけではないはず。選手一人一人の意識に微妙なズレがあって、それが最後まで修正できなかったように思えてなりません。厳しい日程となる「7月ラウンド」に向けて、課題が突きつけられたと言って良いのではないでしょうか。選手たちはとりあえず5日間のお休みでリフレッシュして、出雲キャンプ等を通じて課題の解決に挑んで欲しいと思います。
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