8/14〜8/20のSANFRECCE Diary


<05.8.20> 中国新聞等によると服部は昨日の練習に元気な姿を見せ、全てのメニューをこなしたとのこと。右ひじはプロテクターで固定したままだったようですが、「痛みはない。プレーできる手応えは日に日に増している。やるしかない」と意欲的で、今日のプレーに問題はない模様です。「ホットニュース」によるとこの服部の他には西河、桑田、前田が遠征メンバー入り。ベストメンバー+若手の力で、鹿島に対することになります。一方の鹿島ですが、新聞報道などによると移籍問題で心が揺れている小笠原は「中途半端な気持ちではプレーできない」と語って今日の出場を回避するとのことです。
 今日の試合会場は鹿島スタジアムで、午後6時半キックオフ。当日券は各席が午後2時半から販売されます。またテレビ中継はJ SPORTS 1(スカパーch306)で生中継の予定です。スタジアムに行けない方は、テレビの前で応援を。
<05.8.20> 一昨日から始まっているSBSカップに出場しているU-18日本代表は、U-18セネガル代表と静岡ユースに連勝しました。
 セネガルとの試合のメンバーは、GK:秋元、DF:内田、堤、福元、槙野、MF:梅崎、青山、柏木、柳澤、FW:ハーフナー、森本。U-18代表は蒸し暑さとセネガルの身体能力の高さに苦戦したとのこと。前半14分に梅崎のゴールで先制したものの23分に追いつかれ、その後チャンスがありながらも決めきれない時間帯が続きました。しかし後半ロスタイムにCKから槙野が決めて勝ちをものにしました。
 続いて昨日行われた静岡ユース戦のメンバーは、GK:林、DF:内田、福元、槙野、MF:森重、森野、柳澤、中川、長谷川ア、河原、長谷川悠。柏木は怪我のためドクターストップがかかったそうで出場できず、森本もチーム事情(たぶんJリーグ優先のため)で欠場し、前線のメンバーをセネガル戦から大きく入れ代えて戦いました。そのためもあってか立ち上がりは静岡ペースだった模様で、前半7分に静岡が先制。27分に森重のゴールでU-18代表が追いついたものの、34分にはオウンゴールで2点目を失いました。しかし後半からメンバーを入れ替えてU-18代表のリズムが良くなり、後半4分、11分に梅崎が連続でゴールを決め、29分にも河原が決めて4-2で勝ちました。
<05.8.19> 明日からJリーグ再開。サンフレッチェはいきなり首位・鹿島に挑戦します。
 第5節以来首位を独走する鹿島。一時は2位と勝ち点10の差がありましたが、HOT6の間にG大阪の猛追を受けて4差まで迫られています。
13H ○2-1 清水  【鹿】アレックス・ミネイロ2、【清】太田
14A ●1-2 横浜FM 【鹿】岩政、【横】大島、中澤
15H ○2-1 川崎F 【鹿】OG、小笠原
16A ●0-3 名古屋 【名】中村、豊田2
17H △1-1 大分  【鹿】岩政、【分】西山
18A ○2-0 大宮  【鹿】野沢2
 オフの期間中にレッチェから小笠原獲得のオファーがあり、本人も乗り気のようですがフロントはこれを拒否。最近は「交渉のテーブルには付く」と態度が変化しているようですが、今のところは移籍のアナウンスはありません。ただその一方で、中断期間中に柏からリカルジーニョを獲得して中盤の層を厚くしました。また長く戦列を離れていた名良橋もようやく復帰。野沢、増田ら若手の台頭と合わせて、仮に小笠原が移籍したとしても戦えるだけの戦力は維持しています。更にHOT6の期間中に怪我をしていたアレックス・ミネイロも復帰して、ほぼ万全の体勢で再開を迎えることになります。
 対するサンフレッチェですが、北海道キャンプでは1対1の強化に重点を絞って鍛えてきました。また中盤とFWの連係も良くなっているようで、紅白戦では佐藤寿と森崎和のホットラインから何度もチャンスが出来ていたそうです。その上若手も続々と台頭。フィオレンティーナ戦で良いプレーを見せた西河や高萩の他、高柳も存在感をアピールしているとのことです。一方、怪我が完治していない服部ですが、本人は鹿島戦に出場するつもりで準備してきたとのこと。最後は小野監督の判断となりますが、たぶんこの「鉄人」は何事もなかったようにプレーするのではないでしょうか?と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       下田

    小村 ジニーニョ
駒野            服部

     茂原  森崎和

  ベット       大木

    ガウボン 佐藤寿

SUB:上野、吉田、李、森崎浩、前田
 HOT6直前に9だった鹿島との勝ち点差は現在11。仮に負ければ残り15試合で勝ち点差14となってしまうため、優勝争いに絡むためには、ここは負けるわけにはいきません。鹿島スタジアムとの相性の良さ(98年以来2勝1分けで負けなし)を生かして、何としてでも勝って欲しいものです。
<05.8.18> 昨日行われたW杯アジア最終予選のイラン戦は、前半から積極的に飛ばした日本がイランの反撃を1点に抑えて勝ち、グループ1位で予選を終了しました。この日の日本の先発メンバーは東アジア選手権の北朝鮮戦と同じで、GK:川口、DF:田中誠、宮本、中澤、MF:加地、福西、遠藤(→今野84分)、三都主、小笠原、FW:大黒、玉田(→阿部89分)、SUB:楢崎、駒野、茂庭、本山、巻。先制点は前半28分で、小笠原のスルーパスで左サイドに抜け出した玉田がドリブルで相手をかわして低いクロス。ニアに入り込んだ大黒が潰れてファーに流れたボールを加地が押し込みました。また2点目は後半31分で、三都主のCKに大黒が頭で合わせたボールをDFとGKがクリアしきれずゴールとなりました。
 この試合で目立ったのは、選手達の積極的な姿勢です。日本は立ち上がりから動きが軽快で、高い位置でのボールカットと後ろからの攻撃参加で何度もチャンスを作りました。川淵キャプテンは試合後に「3、4点入るかと思った」と言っていましたが、まさにそんな感じ。ホームの大声援を受けて、「消化試合」とは思えない出来でした。また後半は蒸し暑さと序盤の走りすぎから?足が止まり、イランの個々の高い技術にボールを回されるシーンが目立ちましたが、そう言う苦しいときにしっかり耐えるのがジーコジャパンらしいところ。「国内A組」がその実力を発揮して、きっちりと勝ち点3を取った、と言うゲームでした。得点に絡んだ玉田、加地、三都主、大黒だけでなく全ての選手が、北朝鮮戦の汚名を雪いだと言って良いでしょう。
 ところで駒野ですが、昨日は出場機会はなくピッチサイドから戦況を見つめただけに終わりました。ただ、21人の代表メンバーの中から18人のベンチ入りメンバーに残ったのは好材料。右も左もできると言うユーティリティー性から、貴重なバックアップメンバーとしての地位は確立しつつあるのだろうと思います。サイドはこれまでも層の薄いポジションだっただけに、W杯の本大会に向けて半歩前進、と言って良さそうです。
<05.8.17> 北海道キャンプで全治3週間の怪我を負った服部ですが、昨日から(なんとわずか1週間で!)通常の練習に復帰したそうです。中国新聞によると車の運転もままならないほどの重傷だったそうですが、服部はその分下半身を徹底的に鍛えていたとのこと。昨日は右ひじをプロテクターで固定してのプレーでミニゲームには参加しなかったそうですが、それ以外のメニューは全てこなして「違和感は全くない。ほっとした」と語っていたそうです。小野監督は「再発のリスクも伴うため、ぎりぎりまで待って判断したい」と慎重ですが、この様子なら鹿島戦にも出場できるのではないでしょうか?
<05.8.16> クラブユース選手権の第3日となる昨日、サンフレッチェ広島ジュニアユース、サンフレッチェびんごジュニアユースはグループリーグ最終戦を戦いました。その結果は次の通り。
【B組】
サンフレッチェびんご 2-0 ヘミニス金沢

【G組】
サンフレッチェ広島 1-1 鹿島アントラーズ
 B組は大阪セントラルと三菱養和が引き分けたため、びんごは3位に終わりました。またG組の広島は鹿島と勝ち点4で並びましたが、得失点差で及ばずやはり3位で、ともにトーナメント進出を逃しました。広島三矢組によると、びんごは「自分たちの時間帯にはダイレクトパスを次々に連ねる素晴らしいサッカーを展開するが、いったんその流れを失ってしまうと、それを取り戻せずにズルズルと悪いほうに行ってしまう」、広島は「攻撃面に関しては言うことはない...前への守備は強いのだが、単純な放り込みに対して意外ともろい場面を見せている」とのこと。冬の高円宮杯に向けて、レベルアップして欲しいものです。
<05.8.15> 昨日まで行われていた豊田国際ユースに参加していたU-16日本代表は、決勝でU-16アメリカ代表に敗れ準優勝に終わりました。
【予選リーグ】
U-16日本代表 5-0 U-16ロシア代表 【日】清武2、中野、谷島2
U-16日本代表 3-0 U-16メキシコ代表【日】長谷部、鈴木、中野

【決勝】
U-16日本代表 1-2 U-16アメリカ代表【日】山本、ジョズマーオルティドア、エドガーバラハス
 なお、U-16日本代表にサンフレッチェユースから選ばれていたFW中野裕太とGK兼田亜季重のうち、中野は2ゴールを挙げて大会得点王(ただし10人が同点)になっています。
<05.8.15> 先週末から始まっているクラブユース選手権U-15に中国地域代表として参加しているサンフレッチェ広島ジュニアユース、サンフレッチェびんごジュニアユースの両チームは、これまで2試合を戦っています。それぞれの結果は次の通り。
【B組】
サンフレッチェびんご 1-2 大阪セントラル
サンフレッチェびんご 1-3 三菱養和巣鴨

【G組】
サンフレッチェ広島 2-0 山形FC
サンフレッチェ広島 0-2 大分トリニータU-15
 びんごは現在4位でヘミニス金沢との対戦を、広島は3位で鹿島アントラーズとの対戦を残しています。トーナメント進出の条件はグループ2位に入ることなので、広島は鹿島に勝てば進出が決まりますが、びんごは金沢に勝ち、大阪セントラルが三菱養和に負けた場合にのみ可能性が残ります。
<05.8.14> プレスリリースによると、昨日のファン感謝デーにも登場した神園さやかさんの新曲「Remember〜スタジアムへの道」がサンフレッチェ広島の公認応援ソングになりました。この曲はNHKの番組「日本語なるほど塾 ヒット曲でつづることば物語」の中で初めて紹介されました。「21世紀版の街のうた」のキーワードは「(1)舞台は地方都市、(2)何気ない恋愛」なのだそうですが、その例として作られたのがこの曲。番組中では、神園さんがサンフレッチェのフラッグをバックにレプリカを着て歌っていました。もともとCDリリースを目的としていなかったにも関わらず緊急発売されることになったのは、この曲の出来の良さとともに、クラブやサポーターの後押しがあったのかも知れません。
 神園さんは安芸郡府中町の出身で、日本クラウン創立40周年記念オーディションでグランプリを受賞して高校2年生で歌手デビュー。第45回日本レコード大賞新人賞を受賞するなど、売り出し中の若手演歌歌手です。これまでサンフレッチェ関係の音楽と言うと「ときめいてハットトリック」と「GOAL and PROUD」しかなく、メジャーなアーティストによるものはなかったので、今回の「Remember〜スタジアムへの道」のリリースは画期的な出来事だと言えるでしょう。※ こう言う企画ものCDは売れないとあっと言う間に廃盤になってしまいますが、売れれば次の企画につながる可能性が高くなります。ヒットすれば間接的にサンフレッチェのメリットも大きいので、神園さんのファンだけでなくサンフレッチェのファンもぜひ購入を。
※ ある方から、94年の西城秀樹の「SAY YEA', JAN-GO」がオフィシャル応援歌だった、との指摘を受けました。この歌は一応知っていたのですが、サンフレッチェに関係した歌だとは知りませんでした...
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