10/22〜10/28のSANFRECCE Diary


<06.10.28> 今日の横浜FM戦ですが、柏木の代役はやはり李になる様子。前節途中交代で味わった悔しさを、ポジティブにぶつけて欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後2時キックオフ。試合前イベントとしてU-12、U-10、U-8による「サンフレッチェカップ」がそれぞれ第一球技場、第二球技場、補助競技場で9時から。「フォリアチャレンジ」は12時からビッグアーチで行われます。「選手サイン会」は1時20分からで、11時半から先着100名様に整理券を配付し1時頃当選番号を発表します。「キックターゲット、キックスピード」と「バルーンアート」は11時半からで、メインスタンド側の賑わい広場と3Fコンコースで行われます。また今日は「マツダスポンサードゲーム」と言うことで、先着8,000名様にSANFRECCEとmazdaのロゴ入りの紫色のシリコンバンドをプレゼントします。サンフレッチェクラブ会員限定の「プレミアム選手カード」のプレゼントは森崎浩司選手。更に公共交通機関利用促進キャンペーンとして、広島と横浜FM両クラブのエンブレムをあしらった「オリジナル携帯アクセサリー」をアストラムラインの広域公園駅と広電バスのAシティ中央バス停(下車時)とアルパーク(乗車時)で先着3,800名様にプレゼントします。今日は駐車場が大混雑しそうですので、なるべく公共交通機関でご来場下さい。
 テレビ中継はBS-iが生放送の予定ですが、スカパーのTBSチャンネル(ch363)は磐田×浦和を放送するため深夜2時からの放送となります。私はまたブログで速報しますので、スタジアムに行けない&BSデジタルを見れない方は、そちらでチェックしてください。
<06.10.27> 明日はJリーグ第29節の横浜Fマリノス戦が行われます。
 覇権奪回を目指してスタートした今年の横浜FMでしたが、なかなか調子が上がらず19節終了時点での順位は12位。ついに監督交代と言う荒療治を施しました。そしてその効果はすぐに現れ、5試合で4勝1敗の好成績で7位まで上がりました。しかし結局長続きせず磐田、新潟に2連敗。G大阪には引き分けたもののほとんど良いところがなかったそうです。
17A △1-1川崎F 【横】田中隼、【川】我那覇
18A ●0-2C大阪 【C】森島寛、古橋
19H ●1-2大宮  【横】松田、【宮】小林慶、吉原
20A ○4-0京都  【横】久保、山瀬功2、奥
21H ○3-0甲府  【横】OG、田中隼、松田
22H ●1-2川崎F 【横】河合、【川】マルコン、ジュニーニョ
23A ○3-1福岡  【横】久保、坂田、山瀬功、【福】飯尾
24H ○2-1名古屋 【横】大島、田中隼、【名】ヨンセン
25H ●0-1磐田  【磐】前田
26A ●0-1新潟  【新】OG
27A △1-1G大阪 【横】山瀬功、マグノ・アウベス
28H ○2-1鹿島  【横】坂田、山瀬功、【鹿】深井
 前節は効率良く得点を取って逃げ切り4試合ぶりに勝利を挙げましたが、目標を失っているからか試合内容はあまり良くなかった、とのこと。早く残留を決めたいサンフレッチェにとっては、むしろ下位チームよりも戦いやすいかも知れません。ただ、広島戦となると燃える久保が調子を上げており、前節はシュート1本に終ったものの絶妙なアシストで山瀬功のゴールを引き出しています。サンフレッチェ守備陣が久保をどう抑えるか、がポイントとなりそうです。
 サンフレッチェは佐藤寿が戻ってくるものの柏木がU-19代表で不在。またダバツもコンディションが悪いらしく、明日も出場は難しそうです。ただ前節発熱していたと言う駒野は大事に至らなかったそうで、今週の練習にも元気に参加していたとのこと。前節機能しなかった布陣は諦めて、明日は戦い慣れた3-5-2で行くことになりそうです。
        下田

   森崎和  戸田  盛田

        青山
駒野              服部
   李        森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ

SUB:木寺、八田、入船、高柳、中里、前田、上野
 16位、17位とはまだ勝ち点差が8ある、とは言え、相手が勝ち続ける可能性もあることを考えればとても安全だとは言えない数字です。実際2001年の福岡は、残り5試合で勝ち点差7をひっくり返されて降格しています。特にサンフレッチェの今後の相手を考えれば、ここで1つでも多く勝ち点を積み上げておきたいところ。またチームの雰囲気を悪くしないためにも、連敗だけは避けなければなりません。明日は少なくとも気迫では相手に負けない、そして「走り負けた」等と言われないような戦いを見せて欲しい、と思います。
<06.10.26> 昨日U-21日本代表がU-21中国代表と親善試合を行い、2-0で勝ちました。日本の先発メンバーは、GK:西川、DF:一柳、伊野波、青山直、MF:増田、中村、梶山、青山敏、本田圭、FW:平山、苔口。A代表経験者が多く「前回より5割り増しの強さ」(確か反町監督の言葉)の中国と言うことでどうかと思いましたが、試合は終始日本のペース。速いプレッシャーで相手を自由にさせず、また流動的な攻撃でチャンスを作ります。先制点は開始17分で、左サイドのスペースへの展開から増田がじっくり中を見てクロス。ここに飛び込んできた梶山がしっかりと頭で当てて、ゴールに流し込みました。そしてその後も日本のペースが続き、前半終了間際には本田圭のループシュートを寸前でGKが弾き出し、直後のCKからのチャンスに青山敏が長い距離を走って強烈なシュートを放つなどチャンスを作ります。後半も流れは日本で、後半37分に中村のクロスを平山が押し込み(これはどう見てもハンドだったけど)、そのまま逃げ切りました。
 サンフレッチェから選ばれた青山は先発でロスタイムに交代するまでほぼフル出場。中盤の底に位置してボランチの相方の梶山とバランスを取りつつ相手の起点を潰し、またボールカットからの素早い展開や攻め上がりで勝利に貢献しました。このチームは川崎Fの谷口がボランチのファーストチョイスかと思っていましたが、怪我で不在だった試合だけでなく昨日も青山が起用された、と言うところに彼に対する高い評価が分かると言うもの。昨日はその期待に十分に応えるプレーぶりで、今後もU-21代表の主力として活躍して行くのではないか、と感じました。一方前田ですが、後半43分から苔口と交代での登場でした。こちらは時間が短かったこともあってボールタッチも少なく、見せ場を作れなかったのが残念。次にチャンスをもらえた時には結果を残せるように、普段からの努力を惜しまないことが重要なのではないでしょうか。
<06.10.25> サンフレッチェクラブ公式会報誌「アシスト」の2006秋号が出ています。表紙は現役日本代表の2人、佐藤寿と駒野で、「4年後まで代表でいたい」と言うタイトルでの対談がトップ記事となっています。2人の髪形の話から入って代表への意識やオシム監督について、中東遠征についてなど、南アフリカW杯まで代表でいたいと言う気持ちを語り合っています。またこの前の記事では青山、後ろは前田、佐藤昭、柏木、槙野。北京五輪に向けてそれぞれの年代別代表で活躍する選手達が登場して、それぞれ現在の思いを語っています。
 インタビュー記事で登場するのは3人の外国人で、最初はダリオ・ダバツ。「ヨーロッパ人から見た日本とサッカー」と言うタイトルで、初めてプレーする日本の印象を語っています。これに続くのはランコ・ポポヴィッチコーチ。黒澤映画に精通し、ジャンプの葛西選手を応援していた、と言う彼が、サムライについて、日本での生活について等語っています。最後に登場しているのは、プレーが素晴らしいだけでなくどんな時もチームメイトを信じ、ムードを盛り上げていると言うウェズレイ。チャンスがなかなかもらえない中でも頑張っている若手選手達を励まし、チームと前田や佐藤寿らチームメイトへの思いを語っています。
 モノクロ記事の部分では、大宮戦で450人を動員したサポーターの新しい団体「Jサポ」、試合前にオーロラビジョンで映されるホームゲームダイジェスト映像を製作している安田女子大の学生たち、「サンフレッチェ応援パン」の発売が決まっているヤマザキパン広島工場、エスパニョールユースとの親善試合、11/11の福岡戦の応援バスツアーのお知らせ、ユース以下の下部組織の紹介、そしてスタジアムグルメなどのホームゲームについてなど盛りだくさんの情報が掲載されています。
 後ろのカラーページで最初に登場しているのは盛田選手とTSSで気象予報をしている波田健一さんで、大好きなラーメンについて2人で縦横に語っています。また「影武者3人衆」は、通訳のウーゴさん、ジョゼさん、杉原さん。「新人さんいらっしゃい」と言う記事では、橋内選手と趙選手が韓国料理を食べながら対談しています。最後に登場するのは中里選手と牧内コーチ。それぞれチームの中で果たしている役割を語っています。
 「アシスト」は定価350円。V-POINTや広島県内の主要書店などで発売中です。
<06.10.24> プレスリリースによると、J1でのホームゲーム通算得点が347になっていることから、誰が記念ゴールを決めるかを予想するイベントを行っています。募集期間は先週の土曜日からで、締め切りは350ゴール達成のキックオフ時刻まで。応募される方は氏名、郵便番号、住所、電話番号、予想得点者、チームと選手に対する応援メッセージをご記入の上、ホームゲーム試合会場(場内インフォメーションとサンフレッチェクラブサロン)、V-POINT、E-mailにてご応募下さい。正解者の中から5名様に「350ゴール得点者サイン入りプレミアムグッズ」(それぞれ得点者のサイン入りの2006シーズン使用ユニフォーム、トレーニングウェア、試合球、写真パネル、愛用品)を、また応募者全員の中から抽選で10名様にも「350ゴール得点者サイン入りサンフレッチェグッズ」をプレゼントします。詳しい情報はサンフレッチェオフィシャルホームページをご覧ください。
<06.10.24> 日曜日にJユースサハラカップEグループの第2節が行われ、ホームで清水エスパルスと対戦したサンフレッチェユースは2-1で勝ちました。広島三矢組によるとエース・長沢のゴールで先生を許したものの内田のFKで追いつき、その直後に遊佐のミドルシュートで一気に逆転したそうです。その後は清水の猛攻を受けたものの守備陣が持ちこたえ、初めて勝ち点3を取りました。同グループのもう一つの試合はG大阪がアウェイで名古屋を下して2連勝。サンフレッチェユースはガンバに次いで2位に付けています。
<06.10.23> 昨日長居第2陸上競技場で行われたJリーグ第28節C大阪戦は、常に先手を取られる展開を許し2-4で敗れました。
 佐藤寿を累積警告で欠くサンフは、ウェズレイのワントップと駒野のボランチと言う新布陣でスタートしました。
        下田

   森崎和  戸田  盛田

      駒野  青山
李(→前田45分)        服部

   森崎浩       柏木(→高柳88分)

       ウェズレイ

SUB:木寺、八田、入船、中里、上野
 対するC大阪は、GK:吉田、DF:前田、江添、山崎、MF:ゼ・カルロス、森島寛(→苔口61分)、古橋、ピンゴ、下村、FW:西澤(→柿本70分)、大久保(→河村86分)。残留の意欲に燃えるC大阪は予想通り立ち上がりから積極的で、いきなり森島寛がシュートを打ってくると1分にも西澤。3分には森島寛が盛田をかわして決定的なシュートを放ちますが、ここは下田が何とか防ぎます。サンフはボールを繋ごうとするものの中盤でのパスミスが目立ち、なかなかシュートを打つことが出来ません。そして17分、下村の左サイドへのフィードを李がクリアし切れず、ゼ・カルロスに余裕を持って叩き込まれ先制点を許してしまいました。
 これで落ち着いたのか後ろを固めてロングボールを放り込んでくるC大阪。サンフはボールを繋ぐもののなかなか相手の危険な地帯に入り込むことが出来ず、シュートまで持ち込むことも出来ません。前半のチャンスらしいチャンスと言えば、戸田の右への展開から左につなぎ、服部が右足でシュートを打ってふかしてしまったシーンぐらい。それ以外はパスをつなぐだけでなかなか相手の堅い守備を崩せず、時間だけが過ぎて行きます。練習では良かった、と言う新布陣もC大阪の必死の守りを突き崩すことが出来ず、1点のリードを許したままで前半の45分を折り返すことになりました。
 後半から前田を投入し、駒野を右サイドに出したペトロヴィッチ監督。前線に起点を作って攻めを再構築しようと言う意図だったと思われますが、これでチームが勢いに乗るかと思えばさにあらず。むしろカウンター狙いがはっきりしたC大阪に、たびたびチャンスを作られるようになります。そして後半15分、西澤の突破を許し大久保にスルーパス。これを確実に決められて、2点のビハインドを背負うことになってしまいました。
 後半18分にはサンフが攻勢を見せ、青山のシュートのこぼれをDFがオウンゴールして追撃の狼煙を上げましたが、しかし20分には苔口に左サイドを破られ強烈なシュートを許します。これは下田が素晴らしい反応で弾き出しましたが、その直後のCKからのこぼれを大久保に押し込まれ再び点差が2点になります。何とか追いつこうと相手に迫る広島。しかしC大阪守備陣は集中を切らさず守ります。そして42分、右サイドを柿本に深々と破られそのクロスを入ったばかりの河村に押し込まれて4失点目。ロスタイムにセットプレーから森崎和が押し込んだものの焼け石に水で、サンフは内容の無い敗戦を喫してしまいました。
 前日の福岡、京都の結果から最下位に転落していたC大阪にとっては絶対に勝たなければならない、と言うこの試合。こちらも残留を確定するためには何とか勝ち点を奪い取りたい試合でしたが、しかしその試合に賭ける気持ちの差が如実に出たゲームだった、と言えるでしょう。監督は「走った量が足りなかった、そしてミスが多かった。そこにうちの敗戦の原因がある」と語っていますがまさにその通り。全体的に運動量が少なく相手の守備組織を混乱させることが出来ず、逆に相手の速い出足を読むことが出来ずにパスをカットされて逆襲を食らう、と言うことの繰り返し。精神的にきついはずの相手にプレッシャーをかけることもできずに次々と失点してしまったのでは、勝ち目が出てくるわけがありません。相手の必死さをチーム全体で受け止めて押し返す事ができなかったのは、何も佐藤寿やダバツがいなかったからや、戦術を変えたからではない、と思います。携帯サイトによると監督は「選手に勝ちたい気持ちがなかったとは思わない。もしそうなら自分は監督を辞める」と語っていたそうですが、それは本音ではなくむしろ選手へのメッセージだ、と見るべきでしょう。残り6試合、もう一度選手全員が気持ちを入れ替えてチーム全体で戦わなければ、同じことが繰り返されるのは明らか。この敗戦から学んで二度と繰り返さないようにしなければ、シーズン終了後には悲劇が待っているのは間違いありません。「誰かのために、もっと走らなければならない」(戸田)と言うチームコンセプトをもう一度、いや何度も確認して、先発の11人やベンチ入りメンバーだけでなく、チーム全体、いやサポーターも含めた広島全体が一丸となって戦わなければならないのではないでしょうか?
<06.10.22> 携帯サイトと中国新聞の情報によると、今日の李の右サイドでの先発と駒野のボランチでの起用はほぼ間違いない模様。鹿島戦以来の先発となる李は「結果を出し、次の試合でも使われるのは、自分だけでなくチームのモチベーションアップにつながる。練習通りの力を出す」と気合いを入れています。また駒野のボランチ起用はコンディションが悪いから、と言う側面もあるそうですが、練習を見に行った人の話によると両足から素晴らしいロングパスを供給し、また中盤の底で潰し役になることで青山を押し出す役割も果たすなどとても「急造ボランチ」とは思えないような動きをしていたとのこと。立ち上がりからがんがん来るに違いないC大阪の勢いをしっかりと受け止めて、攻めに転じる時の起点となって欲しいと思います。
 今日の試合会場は長居第2陸上競技場(世界陸上の準備のため、長居スタジアムは使用できないらしい)で、午後3時キックオフ。ミズノサポーティングマッチと言うことで、色々なイベントが用意されているようです。またテレビ放送はBS-iとTBSチャンネル(スカパーch363)で生中継。私は今日は現地に行く予定なので、速報は出来ませんのでご了承下さい。
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