4/16〜4/22のSANFRECCE Diary


<06.4.22> 中国新聞とホットニュースによると、これまでベンチ入りメンバーだけで行っていた前日練習を昨日は選手全員で行ったそうで、望月監督は「全選手、スタッフで困難な状況に立ち向かう」と言う意志表明を行いました。そして守備の安定を目指して3バックを採用する模様で、怪我のジニーニョに変わって盛田が初めてDFとして公式戦のピッチに立ちます。また、太もも肉離れのため戦列を離れていたウェズレイが復帰。先発はまだ難しいとしても勝負どころでの起用はありそうです。対するセレッソですが、こちは塚田監督が4-5-1で両翼を突いてくる可能性が高そう。ただ、どちらも監督が代わって手探り状態からのスタートとなるため、選手のポテンシャルやチームのベースにある力が勝敗を分けそうな気がします。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後3時キックオフ。いつものようにU-8とU-12の「サンフレッチェカップ」、4種による「フォリアチャレンジ」が行われます。「選手サイン会」と「選手とハイタッチ」はそれぞれ100名様で、いずれもビッグアーチ正面広場で12時半から整理券を配布します。先着プレゼントは3,000名様に「島根カードガイドブック」。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントのプレミアムカードは、小村選手です。またおまつり広場特設テントでは、先日発売になったTHE CRANE FLYによるオフィシャルイメージソング「光の射す方へ」のCDとサンフレッチェカラーバージョンの特製Tシャツ、タオルマフラーの販売を行います。11時〜13時半と試合終了後30分まではTHE CRANE FLYのメンバーも特設テントに登場するそうです。今日の広島地方は天気が良くないようですが、多くのサポーターの声で望月新監督と選手たちを励ましたいものです。
 テレビ中継ですが、先週に続いてNHK-BSで生放送があります。私はできれば速報をやりますが、仕事のためできない可能性もありますのでご了承ください。スカパーはJ SPORTS 1で4/26(水)の午後10時が初回放送となっています。
<06.4.21> 明日はJ1リーグ第9節。C大阪との「最下位対決」を戦います。
 昨年は最後まで優勝を争いながらロスタイムの失点に沈んだC大阪。今年は若手を中心に補強を進めて、揺るぎない強さを確立するはずでした。しかしここまでリーグ戦8試合で勝ち点4と低迷し、ついに小林監督を解任。03年にも監督の経験のある塚田雄二育成アドバイザーを後任に選びました。
1A ●2-3 名古屋 【C】前田、西澤、【名】古賀、杉本、豊田
2H ●1-6 G大阪 【C】西澤、【G】フェルナンジーニョ3、マグノ・アウベス3
3A ●1-3 横浜FM 【C】森島寛、【横】マグロン2、マルケス
4A ●0-3 浦和  【浦】小野、ワシントン、闘莉王
5H ○3-1 新潟  【C】古橋、ゼ・カルロス、【新】エジミウソン
N1H ○1-0 磐田  【C】森島寛
6H ●2-3 甲府  【C】ゼ・カルロス、西澤、【甲】長谷川、倉貫2
7A ●1-2 千葉  【C】西澤、【千】羽生、山岸
N2H △1-1 名古屋 【C】古橋、【名】本田
8H △0-0 福岡
 昨年は堅守をベースに優勝争いまで行ったのですが、今年はこれまでの8試合で21失点。広島と並んでリーグワーストタイと、守備が崩壊しています。昨年中盤を支えたファビーニョ、布部、久藤が去ったことが大きいのだろうと思いますが、それ以上に失点を重ねるごとに自信を失い、進むべき方向性を見失ってしまった、と言うことなのではないか、と思われます。すなわち流れとしてはサンフレッチェと同じ。開幕4連敗の後は2勝2分け2敗(ナビスコを含む)と立て直しの気配も出てきただけにもう少し我慢するのかとも思っていたのですが、チーム内の雰囲気がよほど悪くなっていたのかも知れません。
 対するサンフもここまで8試合で積み上げた勝ち点はわずかに3。ナビスコ杯の2試合を含めて、10試合でまだ勝ち星がありません。こうなってしまってはさすがに監督を代えるしか手がない、と言う感じで、磐田戦の直後に小野監督が辞任して望月コーチが昇格。奇しくも明日の「最下位決戦」は「新監督対決」の場にもなってしまいました。W杯での中断までの8試合限定での暫定監督となった望月氏は「勝ち点を1点でも多く挙げることを突き詰めていく」と宣言し、早速非公開練習でチームを引き締め監督としての初陣に備えているそうです。
 と言うことで注目されるのはその采配ですが、今朝の中国新聞によるとまずは守備からということで3バックを採用。シンプルな戦術で選手の力を100%発揮させる方向で戦う、とのことです。メンバーは全く分からないのですが、おそらく若手に賭けるような冒険はせず、ベテラン中心の堅実なサッカーを目指すのではないでしょうか。
        下田

    西河  小村 ジニーニョ

      戸田  ベット
駒野              服部
        森崎浩

     上野    佐藤寿

SUB:木寺、吉弘、高柳、青山、桑田、李、ウェズレイ
 監督交代はチームの雰囲気を好転させる可能性はありますが、結果が出なければすぐにまた悪くなってしまうもの。特に監督としての実績のない望月監督にとっては、何より必要なのは勝利です。監督交代の賭けに出た両チームにとっては、明日はまさに「運命の分れ道」となりそうです。
<06.4.20> 遅くなりましたが、先週末に発売された紫熊倶楽部5月号(Vol. 99)を紹介します。今月のテーマは「今こそ、折れない男の言葉を聞きたい」と言うことで、昨年から今年にかけていろいろと苦しんで来た李、吉弘両選手のインタビューが掲載されています。昨年は北朝鮮代表として活躍しながら、チームでは常にポジション争いにさらされて来た李漢宰。ワールドユースの代表に入りながら一度も起用されず、怪我もあって昨年はわずかな出場にとどまった吉弘充志。この2人がどのように挫折から這い上がってきたのかを語っています。
 マッチリポートはモノクロページに千葉戦、大分戦、浦和戦、京都戦、G大阪戦。後のカラーページには新潟戦と川崎F戦。コラムは金広督子さんが「プリンスリーグ開幕!」、石井百恵アナウンサーが「『気持ち』と『準備』の大切さ」、望月ディレクターが「こだわりを捨てて」、そして私は「"Dream"の行方」と言うタイトルで書いています。(因みに私の原稿ですが、締切の後に一番最後の文章だけ「幸い、試合後のコメントを見る限りでは、選手たちはまだまだ戦う気持ちを失っていない様子。今は彼らの力を信じて、応援し続けるしかありません。」に差し替えようと思ったのですが、間に合いませんでした。)
 「紫熊短信」と「Reader's Area」を挟んで、いまおかゆう子さんの「サンフレッチェを支える人々」は2人目の通訳として活躍しているイアコナ・ビトー・ウーゴさん。その対面は「光の射す方へ」を紹介する記事。トップページではマリーナホップ内にオープンした「サンフレッチェ・ミズノフットサルプラザ広島」を取り上げ、最後のページでは関東アウェイツアーを企画している佐久間潔さんが登場しています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」はV-POINTとホームゲーム会場の他、広島県内の大手書店と新宿の「ゆめてらす」でも発売中。定期購読と通信販売のお申し込み・お問い合わせは紫熊倶楽部ホームページからどうぞ。
<06.4.20> 広島在住のインディーズバンドTHE CRANE FLYによるオフィシャル・イメージソング「光の射す方へ」が、昨日から発売となりました。価格は1,000円で全国のCDショップで売っているそうです。また、ホームゲーム(C大阪戦、福岡戦)ではメインスタンド側のおまつり広場に特設テントを出して、THE CRANE FLYのメンバーが登場して特製Tシャツとタオルマフラーを販売するとのことです。お問い合わせはgagambo records(東京オフィス:03-3796-7153、広島オフィス:082-545-1505)までどうぞ。
<06.4.20> 日本サッカー協会は17日に中国遠征を行うU-19代表メンバーを発表し、広島からは槙野と柏木が選ばれました。
【GK】林(流経大)、秋元(横浜FM)
【DF】福元(大分)、柳川(神戸)、槙野(広島)、堤(浦和)、
    内田篤(鹿島)、佐野(清水ユース)
【MF】梅崎、森重(大分)、柳澤(柏)、山本(清水)、柏木(広島)、
    田中(新潟)、安田理(G大阪)、青山(名古屋)
【FW】河原(新潟)、青木(千葉)、ハーフナー(横浜FM)、
    伊藤(中京大附中京高)、長沢(清水ユース)
カタール国際のメンバーからは横谷と森島が外れ、山本、柏木、ハーフナーが復帰しました。このメンバーは4/23に日本を出発して4/26にU-19中国代表と親善試合を行う予定です。
また昨日はイランに遠征するU-16日本代表が発表されましたが、広島からは誰も選出されませんでした。
<06.4.19> サンフレッチェは昨日、小野監督が不振の責任を取って辞任した、と発表しました。96〜97年にサンフレッチェの強化部スタッフを務め、その後日本代表のコーチとしてW杯予選とフランス大会を戦った小野氏は、日本サッカー協会のスタッフを経て2002年に広島のヘッドコーチに就任。そしてチームのJ2降格を受けて12月から監督に就任しました。その直後の天皇杯でベスト4に進出すると、翌年は1年でJ1復帰を果たし、2004年には年間12位、そして昨年は年間7位と着々と順位を上げてきました。しかし今年は序盤から低迷し、リーグ戦8試合とナビスコ杯2試合を合わせて4分け6敗。開幕から10試合勝ちがないのはクラブワースト記録で、今回の退任に至ってしまいました。
 戸田、ウェズレイと実績のある選手を補強し、タイトルを目指してスタートした今年の小野サンフレッチェでしたが、新たに導入した布陣がしっくり行かずキャンプでの練習試合に勝てなかったのがケチの付け始め。鹿島戦では終盤追い上げたものの前半の失点を取り返せず、大分戦では序盤は圧倒したものの相手のラッキーゴールもあって引き分けが精一杯。浦和戦と京都戦ではレッドカードの不運に泣き、森崎和やウェズレイなど主力の怪我にも見舞われました。この間、小野監督は布陣の変更や若手の起用など手を尽くしたものの、一度転がり落ち始めたチームの悪い流れを止めることはできませんでした。最後は運にまで見放された格好で、事ここに至ってしまっては辞任はやむを得ない判断である、と言わずざるをえません。あの名将・アルディレスですら、自ら育てた天皇杯王者が坂を転がり落ちていくのを止められなかったわけで、一度歯車が狂ってしまったら立て直すのは至難の業。結果論で批判するのは簡単ですが、小野さん自身が「成績不振の責任は、監督である私に帰するものであり、その責任をとるのは当然のこと」と言う言葉を残して去っていく以上、過去についてとやかく言う必要はないでしょう。私はJ1への復帰を1年で果たし、その後も夢を見せてくれた小野さんに万感の思いを込めて「ありがとう。そしてさようなら」と言いたいと思います。
 この辞任を受けて、クラブは望月一頼氏の新監督就任を発表しました。望月氏はサンフレッチェの前身のマツダSC時代からコーチを務め、前川、下田らを育てて「GK王国」を作り上げました。98年には日本代表のGKコーチに就任してナイジェリアワールドユースやシドニー五輪、アジアカップに参加。当時のトルシエ監督を支えました。そして2001年には広島に復帰して、林や佐藤昭など若手選手とともに汗を流して来ました。その間にともに働いた監督はバクスターから数えて7人。トルシエを入れれば8人の監督たちの仕事ぶりを間近で見て来ています。またJリーグの監督を務めるのに必要な公認S級ライセンスも持っています。従ってこれまで監督を務めた経験こそ無いものの、チーム作りのノウハウは持っているだろう、と思います。織田強化部長によると「6月に改めて新監督を迎える予定」と言うことでそれまでの8試合限定の監督と言うことになりますが、何とかその中で望月監督らしい「色」を出して欲しいもの。選手には新監督の元で「チーム」として戦うことを思い出してもらいたいし、また我々ファン、サポーターは何があっても全力でサポートすべきだ、と思います。
<06.4.18> 今朝の中国新聞に、「サンフレ小野監督退団 成績不振で引責」と言う記事が出たようです。磐田戦での完敗を受けて昨日久保社長と織田強化部長を交えて会談して決まった模様で、正式発表は今日になる見込み。今のところ後任の監督は未定で、スタッフの1人(牧内コーチか?)を代行に立てて中断までの試合を戦い、その後に新監督に立て直しを託することになりそうです。
<06.4.17> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第8節磐田戦は、開始早々に先制点を許すなど3失点を喫し、最下位に転落しました。
 戸田を出場停止で欠くため中盤の底に高柳を入れ、またDFラインには吉弘と西河。小野監督は若い守備陣に苦境打開を託しました。
       下田

駒野   西河  吉弘   服部公

       高柳(→前田俊78分)
  李(→桑田45分) ベット
       森崎浩

     上野 佐藤寿

SUB:佐藤昭、小村、ジニーニョ、青山
 対する磐田は連戦のため疲労がたまっている選手を休ませて、GK:川口、DF:鈴木、田中、金、服部年、MF:太田、福西、ファブリシオ、船谷(→村井53分)、成岡(→名波83分)、FW:前田遼(→中山84分)。悪い流れが続いているサンフとしては先に失点することだけは避けたいところでしたが、しかし開始20秒であっと言う間に先制点を許します。磐田がキックオフのボールを左から右に大きく展開すると太田がドリブルで突っかけます。そして服部公を引きつけるとオーバーラップしてきた鈴木へ。右サイドの深い位置から入れたクロスは風に乗ってそのまま下田の頭の上を越えてゴール。「ミスキックで入っちゃいました」(鈴木)と言う不運な失点でサンフはあっと言う間に1点のビハインドを背負うことになりました。
 このままで終わるわけには行かないサンフは、2分にはベットが中央からシュート。また5分には森崎浩が左からクロスを入れ、ファーで受けた李がフリーでシュートを放ちましたが大きく外してしまいます。また12分にもベットが持ち込んで戻したボールを服部公がミドルで狙いましたがこれも枠を捉える事ができません。サンフは全体的に良く動いて相手にプレッシャーをかけ、ボールをつないで相手ゴールに迫ると言うサッカーができていたものの、フィニッシュとその1本前の精度が悪く得点を奪う事ができません。逆に19分、DFラインの前のこぼれ球を太田に拾われするすると抜け出されると強烈なシュートを叩き込まれ、リードを広げられてしまいました。
 これですっかり落ち着いた磐田は両サイドの突破からゴール前にボールを運ぶ、と言う本来やりたかったサッカーを展開します。これに対してサンフは吉弘、西河のコンビがしっかりと相手にプレッシャーをかけ、シュートまで持ち込まれないように守ります。また中盤では高柳が激しく動いて相手ボールを奪い、森崎浩が右に左に大きく動いてボールを呼び込もうとします。しかしベットのパスは相手に引っかかり、上野は競り合ってもほとんど勝てないだけでなく、パスを出しても味方の居ないところばかり。服部公が、李が左右からクロスを入れますが、精度のないボールは簡単にクリアされてしまいます。前半終了間際には森崎浩のアーリークロスからチャンスを作り、波状攻撃を仕掛けたものの崩しきることはできません。見ている者にはイライラばかりが募る展開で、前半は2点のビハインドで折り返すことになりました。
 動きの悪かった李に代えて後半の頭から桑田を投入し、中盤を再構築した広島は立ち上がりから攻勢をかけます。4分には流れるようなパス交換から桑田が右サイドのスペースにボールを出すとここに走り込んだ駒野が深い位置からクロス。はね返されてセカンドボールを拾って波状攻撃を仕掛けますが、ゴール前に倒れたファブリシオが起き上がらないため攻撃を中断します。7分には駒野のクロスのこぼれを高柳がミドルシュート。8分には森崎浩のFKに西河が頭で合わせようとしましたが、わずかに届かず川口にキャッチされます。また10分には高柳がオーバーラップして右サイドの深い位置からクロス。これに森崎浩がボレーで合わせましたが当たり損なってしまいます。磐田は左サイドが弱いと見て8分に温存していた村井を投入。これによりサンフの勢いが止められ磐田がペースを握り返します。14分には村井のパスで飛び出した成岡がループ気味のシュートを放ちましたが、これは下田が身体を大きく伸ばしてスーパーセーブ。その後も連続して磐田の波状攻撃を受けます。20分には高柳のカットからカウンターをしかけ、最後は森崎浩がゴールの隅を狙ってコントロールシュートを放ちましたがわずかに枠外。30分にはCKからのボールを福西にフリーで打たれましたが、ここは下田が勇気ある飛び込みでがっちり止めます。何とか打開したい小野監督は32分に前田俊を投入。今季2度目の出場となった前田俊は早速ドリブルからのループパスを送ったりバックヘッドでのシュートなど、独特のリズムを披露します。しかし得点を奪えないままに迎えた後半ロスタイム。磐田はゴール前で名波がボールをキープするとDFラインの間に入り込んだ太田にパス。これをワンタッチで前に出してDFラインの裏に抜け出して放ったシュートには下田もさすがに触ることができず、決定的な3点目を失います。その後前田俊がドリブルから作った最後のチャンスもクロスは川口の胸にすっぽりと収まり、サンフの選手たちはがっくりと膝を突くしかありませんでした。
 前節まで7試合を戦って勝ち点はわずかに3と出口の見えないトンネルに入り込んでしまったサンフ。小野監督は最後の希望を若手に賭けて、先発から高柳、吉弘、西河を、途中から桑田と前田を送り込みました。そして彼らは、それぞれ持ち味を発揮していたのではないかと思います。しかし個々の選手が頑張ってもそれだけのこと。空回りするばかりで組織として連動することができず、さほど出来が良いとも思えない磐田に対して完敗を喫してしまいました。試合後の選手たちは「1人1人がリーダーだと思って」やらなければならない(森崎浩)とか、「まず、それぞれが自分をしっかり見つめ直して自分のできること、やるべきことをやるしかない」(下田)、「チームとしてしっかりやるべきことをやらなければ。とにかく次に向けて頑張るしかない」(服部)と語っていますが、選手1人1人が頑張ってもどうしようもないところに来てしまったのではないか、と思います。小野監督が作り上げて来たチームは完全に崩壊して、つなぎ止めているのは選手の何とかしよう、と言う気持ちだけ。それも今にも切れてしまいそうなほど細くなってしまい、ピッチ上にあるのは「チーム」だったものの残骸だけです。中断までC大阪、横浜FM、大宮、福岡との対戦が残っていますが、このままではどこが相手でも勝つことは不可能なのではないでしょうか。
 先週も書いたように、過去3年間の小野監督の仕事は評価されるべきだとは思います。ただ、チームを作り上げるのに時間がかかる一方で、壊れるのは早いもの。そして一度壊れてしまうと、これを立て直すのは至難の業です。一般論として監督を代えれば良い、と言うものでもないし、次に「当たり」を引くかどうかも分からない。だからクラブも慎重にならざるをえないのも分かります。しかしさすがにここまで壊れてしまうと、もう打てる手はほとんど無いのではないでしょうか。今はただ、最後の決断が手遅れにならないように祈るのみです。
<06.4.16> 今日の磐田戦ですが、中国新聞によるとCBの組み合わせは吉弘と西河になるそうです。また中盤の底には高柳を起用。平均年齢20.3歳のトリオでゴール前中央を固めることになります。これまで全試合で先手を取られて苦しくなっているだけに、まずはしっかり守るところから始めたいものです。
 今日の磐田戦はヤマハスタジアムで、午後3時キックオフ。テレビ中継はNHK-BSで生放送があります。私も久しぶりにブログで速報をしますので、現地に行けない人とBSを見れない人は、そちらをご覧ください。
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