5/14〜5/20のSANFRECCE Diary


<06.5.20> 明日は新潟スタジアムでナビスコ杯最終戦の新潟戦が行われます。
 第3節終了時点でグループ2位だった新潟ですが、5月に入ってからの2試合はいずれもスコアレスドローに終わり勝ち点6の3位。予選突破のためにはまず勝ち点3を取り、その上で他の試合の結果待ちと言うことになっています。
N1H △3-3 清水  【新】田中、エジミウソン2、【清】矢島、久保山、太田
N2A ●2-3 千葉  【新】鈴木慎、岡山、【千】中島、羽生、巻
N3A ○2-1 清水  【新】矢野、中原、【清】枝村
N4A △0-0 広島
N5H △0-0 千葉
 広島戦ではボールを支配しながらなかなか決定機を作れず、20本のシュートを放ったものの無得点に終わりました。また続く千葉戦でも14本のシュートを放ったものの決定的なものは少なかった模様で、「決定機、またはその状況を作り出す細かいプレーの精度が課題として浮き彫りになった」(J's GOALによる)とのこと。チーム作りの過程で必ずぶつかる壁に当たっている、と言うことなのかも知れません。
 対する広島は前節の敗戦で、予選敗退が決まってしまいました。また暫定で指揮を執る望月監督にとってはこれが最後の試合。新監督が決まらない中で何を目標にするのか、いささか難しい状況での戦いとなります。将来のサンフレッチェのためを考えれば、多くの選手に試合出場の経験を積ませることが重要である、と言うことを考えて、思い切って若手中心のメンバーを組んで来る可能性もあると思われます。と言うことで、私の予想は次の通り。
        佐藤昭

  ジニーニョ 吉弘  西河

      李   高柳
青山             入船
        森崎浩

     桑田   佐藤寿

SUB:木寺、八田、盛田、橋内、趙、上野、前田
 気になるのはJリーグ規約の第42条の補足基準(いわゆるベストメンバー規定)ですが、これによると「当該試合直前の5試合に先発した選手を6人以上含まなければならない」となっています。直前の5試合と言うとリーグの横浜FM戦からの3試合とナビスコの2試合ですから、上のメンバーで先発しているのは森崎浩、佐藤寿、吉弘、高柳、李の5人。しかしこの「補足基準」には例外があって、「プロC契約以外の外国籍選手」は除くことになっているので、ジニーニョを入れればぎりぎりクリアできることになります。望月監督が第3節千葉戦に続く「博打」を打ってくるのかどうか、注目したいと思います。
<06.5.19> 昨日サテライトがC大阪と練習試合を行ない、2-4で敗れました。メンバーは、GK:佐藤昭(→河野45分)、DF:西河、中尾、ジニーニョ(→槙野45分)、入船(→高柳75分)、MF:高柳(→趙45分)、李(→柏木45分)、青山、森崎浩(→前田45分)、FW:橋内(→森崎浩80分)、桑田。広島の得点は47分と62分に前田でした。
<06.5.18> 昨日雨の降る広島スタジアムで行われたナビスコ杯の清水戦は、マルキーニョスのループシュートによる1点に泣き予選リーグでの敗退が決まりました。
 勝ち点3を取るしかないサンフは代表から戻った佐藤寿が先発に復帰し、現状のベストメンバーで戦いました。
        下田

    八田  吉弘  盛田

     戸田   ベット(→橋内85分)
李(→高柳45分)         服部
       ウェズレイ

    上野    佐藤寿

SUB:木寺、西河、青山、桑田、森崎浩
 対する清水のメンバーは、GK:山本海、DF:山西、高木和、平岡、市川、MF:伊東、藤本、兵働(→矢島45分)、枝村、FW:マルキーニョス(→斉藤88分)、岡崎(→久保山65分)。雨がピッチ上に浮きパスが止まってしまう、と言う最悪のコンディションの中での戦いでしたが、サンフは積極的な戦いを見せたそうです。特に両サイドはこれまでのようなDFラインに控えるような形ではなく、高く張り出して相手のサイドをうかがいクロスを供給していた、とのこと。その結果前半のシュートは10本と、清水の8本を上回りました。
 後半もやはり勝ち点3のためにリスクを冒して攻めてくる清水に対して、ロングボールから良い形を何度も作ったそうです。そして17分には上野のヘディング、また33分には佐藤寿のヘディング、更に37分にも佐藤寿がウェズレイのパスで佐藤寿が抜け出すなど決定機を作ったものの決めきれず。逆に37分、藤本のパスを受けたマルキーニョスにミドルレンジからのループシュートを決められてしまいます。そして最後は盛田を前線に上げてのパワープレーでゴールを狙ったものの実らず、スコアレスで敗戦を喫しました。
 試合を見た人の話によると、DFリーダーになって2試合目の吉弘はラインを高く保つように頑張っていたそうです。また盛田もDFとして経験を積んで安定してきたとのこと。マルキーニョスのゴールは相手を褒めるしかないもので、守備は合格点を与えられるものだったのだそうです。また攻撃面でも良い形を何度も作っていたようで、「先制点を入れていれば、全く違う展開になった」(上野)ものと思われます。5月に入って初めての敗戦でナビスコ杯の敗退が決まってしまいましたが、得るところのあるゲームだった、と言って良いのではないでしょうか。望月監督が采配を振るうのは残り1試合。日曜日の新潟戦では、将来のサンフレッチェにつながるような起用に期待したい、と思います。
<06.5.18> 日本サッカー協会は一昨日インドに遠征するU-19代表メンバーを発表し、広島からは槙野と柏木が選ばれました。今回選出されたのは、次の28人。
【GK】林(流経大)、武田(清水)、秋元(横浜FM)
【DF】福元(大分)、柳川(神戸)、槙野(広島)、堤(浦和)、
    山下(C大阪)、内田篤(鹿島)、大島(柏U-18)、佐野(清水ユース)
【MF】梅崎、森重(大分)、横谷、安田理(G大阪)、柳澤(柏)、
    山本真(清水)、田中(新潟)、柏木(広島)、青山(名古屋)
    長谷川(横浜FMユース)
【FW】河原(新潟)、青木(千葉)、ハーフナー(横浜FM)、森島康(C大阪)、
    森本(東京V)、伊藤(中京大附中京高)、長沢(清水ユース)
 先月行われた中国遠征と1月のカタール国際のメンバーは全員が選ばれ、ここに山下、大島ら新顔が数人入っています。また怪我から復帰してリーグ戦にも2試合出場した森本を久々に選出。10月にインドで行われるアジアユースに向けて、チーム作りもいよいよラストスパートに入った、と言えそうです。
<06.5.17> 今朝の中国新聞によると、日本代表の発表から一夜明けた昨日は佐藤寿も元気に練習に参加。「Jリーグで結果を出して、代表に選ばれた。1次リーグ突破の可能性がある限り、チームのため、ゴールという仕事を果たしたい」と、クラブでの活躍を誓っていたそうです。ナビスコ杯の勝ち抜きのためにはD組の2位が勝ち点9以上にならないことが必要で(A組とB組は既に2チームが勝ち点9を越えているため)、その上2連勝してC組2位になることが最低条件です。これまで「負けないサッカー」を推進してきた望月監督ですが、勝ち点3のみが意味のあるこの試合で果たして「勝つためのサッカー」に切り替えることができるのか注目です。
 今日の試合会場は広島スタジアムで、午後7時キックオフ。前節に続いて試合前イベントとして「ナビスコキッズイレブン サンフレッチェ広島といっしょにファイナルを目指そう!!」が行われます。4時半からキックオフまでドリブルゲームとシュートゲームを楽しむことができ、参加者全員にヤマザキナビスコ製品もプレゼントされるとのこと。「キッズ」だけでなく大人も参加できますので、広島スタジアム電光掲示板側マラソンゲートまでお集まりください。またサンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは、李漢宰選手のプレミアム選手カードとなっています。
 「代表で得たことをチームで活かせるように、頑張りたいし、チームが良い方向に行くことを目指して頑張りたい」と語る佐藤寿人選手を、大きな声援で後押ししたいものです。
<06.5.16> 明日はナビスコ杯のグループリーグ第5戦の清水戦がホームで行われます。
 開幕から3連勝した清水ですが、その後は勝ったり負けたりでリーグ戦は勝ち点19で7位に付けています。
1A ○2-0 甲府  【清】チョ・ジェジン、枝村
2H ○2-0 名古屋 【清】藤本、チョ・ジェジン
3A ○1-0 FC東京 【清】チョ・ジェジン
4H ●1-2 千葉  【清】マルキーニョス、【千】阿部、羽生
5A ●0-1 大宮  【宮】小林大
N1A △3-3 新潟  【清】矢島、久保山、太田、【新】田中、エジミウソン2
6H ●2-3 G大阪 【清】兵働、矢島、【G】家長、フェルナンジーニョ、マグノ・アウベス
7H ○4-1 大分  【清】藤本、チョ・ジェジン2、マルキーニョス、【分】高松
N2H △2-2 広島  【清】マルキーニョス、枝村、【広】森崎浩、佐藤寿
8A ●1-3 鹿島  【清】マルキーニョス、【鹿】田代、新井場、深井
9H ○2-1 浦和  【清】マルキーニョス、チョ・ジェジン、【浦】ワシントン
N3H ●1-2 新潟  【清】枝村、【新】矢野、中原
10A △2-2 川崎F 【清】斉藤、チョ・ジェジン、【川】ジュニーニョ、マルクス
11H ○1-0 C大阪 【清】マルキーニョス
12A ●2-4 新潟  【清】兵働、チョ・ジェジン、【新】三田、鈴木慎、ファビーニョ
N4H ○1-0 千葉  【清】マルキーニョス
 長谷川監督が率いて2年目の清水は若手も順調に成長し、なかなか小気味の良いサッカーをするチームになってきています。勝ちと負けが交互に来ている事でも分かるように試合ごとに波があるものの、着実にチーム力を付けて来ていると言う印象です。ナビスコ杯はここまで勝ち点5で、新潟と同率の2位。グループリーグ突破のためには残り2試合はぜひとも勝ちたいところでしょうから、明日は全力で勝ちに来るに違いありません。
 一方のサンフレッチェですが、ナビスコ杯のここまでの成績は2分け2敗で勝ち抜きは絶望的となりました。ただ、5月に入ってからの公式戦は2勝1分け。試合内容も徐々に良くなって来ていて、チームの雰囲気も上がって来ているようです。メンバーですが、代表から戻ってきた佐藤寿は日曜日も出場を直訴していたとのことなので、明日は問題なく出場するものと思われます。
        下田

    八田  吉弘  盛田
中里              服部
     ベット  戸田

       ウェズレイ

    上野    佐藤寿

SUB:木寺、西河、李、高柳、橋内、桑田、森崎浩
 他のメンバーですが、新潟戦で怪我のため途中退場した盛田は問題無さそうだ、とのこと。おそらくDFラインは前節と同じ布陣で戦うものと思われます。一方中盤から前は微妙なところ。勝利優先で戦うならば上記のようなメンバーになるでしょうが、若手にチャンスを与える可能性もあるのではないか、と思います。望月監督が采配を振るう試合は残り2試合。何らかの形で次に繋がるような戦いを見せてくれるのではないでしょうか。
<06.5.16> 昨日ジーコ監督はW杯ドイツ大会に出場する代表選手を発表し、サンフレッチェからは駒野が選出されました。栄えあるW杯メンバーは次の23人。
【GK】土肥(FC東京)、川口(磐田)、楢崎(名古屋)
【DF】田中(磐田)、宮本、加地(G大阪)、三都主、坪井(浦和)、
    中澤(横浜FM)、中田浩(バーゼル)、駒野(広島)
【MF】福西(磐田)、中田英(ボルトン)、中村(セルティック)、
    小笠原(鹿島)、稲本(ウェストブロミッチ)、小野(浦和)、
    遠藤(G大阪)
【FW】柳沢(鹿島)、高原(ハンブルガー)、玉田(名古屋)、
    大黒(グルノーブル)、巻(千葉)
 サンフレッチェ広島所属でW杯に出場する選手としては、94年のアメリカ大会の盧廷潤に続いて2人目。日本代表では初めてのこととなります。98年大会の時には高木らに可能性があったものの最終メンバーに入らず、2002年大会では久保が直前に落選しているだけに、広島にとっては「悲願」とも言うべきもの。会見では久保社長も開口一番、「サンフレッチェ広島創設以来、初めてFIFAワールドカップ日本代表メンバーに選ばれた駒野選手に対し、心よりおめでとうと言ってあげたいと思います」と喜びの言葉を語っています。また駒野も「小さい頃からFIFAワールドカップに行くという目標をずっと持っていたので、それを果たすことができてとても嬉しい」「日本代表メンバーに選ばれたのは、自分ひとりの力ではなく、今まで指導いただいた指導者の方々、サンフレッチェ広島の関係者、スタッフ、選手たちの支えがあり、またサポーターの方々が力を与えてくれたので、今この場所にいられるんだということを実感しています。この感謝の気持ちをドイツに持って行きたいと思います」と語りました。
 2000年にユースからトップに昇格した駒野は、2年目からチームでレギュラーを取るなど順調に成長してきました。しかし2003年には前十字靭帯損傷とエコノミークラス症候群を患い、ようやく復帰して参加したアテネ五輪では鎖骨を骨折。そのリハビリの過程で原因不明の目の病気に罹るなど、多くの苦しい経験をして来ています。しかしその中でも決して気持ちを落とすことなく、より高いレベルを目指して努力を積み重ねてきたからこそ、この結果に繋がったのは間違いのないところ。広島の全てのサッカーファンの夢を乗せて、ドイツのピッチを駆けて欲しいと思います。
 一方、キリンカップでも2試合とも出場するなど最後の最後まで代表入りを争った佐藤寿でしたが、残念ながらW杯メンバー入りは叶いませんでした。昨年末に初めて代表に選出されてから5ヶ月。全力で追い上げたもののわずかに及ばなかった、と言う感じだったのではないでしょうか。ただ巻が選出されたことでも分かるように、コンディションを整え結果を残せばチャンスは与えられるわけです。何らかのアクシデントで代表メンバーが交代する、と言う事だってあるわけで、今後緊急招集される可能性はゼロではありません。思い出してみればアトランタ五輪の時の上村も、最終のメンバー発表の時には名前が無かったものの怪我人の代わりに招集されてチャンスをつかんだのだったはず。佐藤寿にはぜひとも「次」に向けて頑張って欲しいと思います。
<06.5.15> 昨日広島スタジアムで行われたナビスコ杯第4戦の新潟戦は、望月体制下で最多の17本のシュートを放つなど良い戦いを見せたものの決定力を欠き、スコアレスドローに終わりました。
 代表帰りの佐藤寿と駒野は帰広がぎりぎりになったため出場を回避。また小村が骨折のため欠場して、次の布陣で戦いに臨みました。
        下田

    八田  吉弘  盛田(→西河83分)
中里(→李74分)        服部
     ベット  戸田

        森崎浩

    上野   ウェズレイ

SUB:木寺、高柳、橋内、桑田、趙
 対する新潟はエジミウソンが居ない以外はほぼベストメンバーで、GK:北野、DF:三田(→田中68分)、梅山、海本慶、中野、MF:シルビーニョ、ファビーニョ、寺川、鈴木慎(→中原78分)、矢野。中国新聞J's GOALの記事によると、試合全体を通して新潟がボールを支配しシュート数も多かったものの、ゲームを支配したのはむしろ広島だった、とのこと。DFリーダーを務めた吉弘のラインコントロールにより相手にスペースを与えず、新潟のシュートと言えば可能性の小さいミドルシュートばかり。逆に相手のパスミスを突いて何度もカウンターを仕掛け、ツートップが相手DFと2対2の状況を作ることも多く決定機を量産。「森崎浩が前後半に1度ずつ、他にもウェズレイ、上野、ベットとビッグチャンスがいくつも」あったそうです。そして終盤には八田が上がりっぱなしになってパワープレーを仕掛け、ロスタイムには森崎浩のシュートがポストに当たり、そのままゴールラインを横に走ったもののラインを割ることは無く最大のチャンスを逃します。結局、公式戦3試合連続無失点と言う結果は残したものの、得点を奪えないままに試合終了。勝ち点3を奪うことはできずナビスコ杯のグループリーグ突破(各組1位と2位の成績上位3チーム)は非常に厳しくなりました。
 試合後の選手たちはさすがに厳しい表情で「精度を上げないといけない」(上野)、「パスの精度やシュートの正確性に欠けていた」(森崎浩)と反省の言葉を述べていたそうですが、ただ1か月前にはバラバラだったチーム状況を考えれば良く立ち直っている、と言って良いのではないでしょうか。DFは「公式戦3試合連続完封だけど、それは中盤やFWの尽力のおかげ。ディフェンスだけではできない」(盛田)と攻撃陣に対する感謝の言葉を述べ、攻撃の選手は「あれだけDFが頑張ってくれていたのに、得点を決められなかったことが申し訳ない」(森崎浩)と語るなど、チーム全体が一つになっていると言う雰囲気を感じます。小野監督の時代とは正反対のサッカーに戸惑いはあるものの、勝利という結果が何よりの薬になっている。それが選手の自信に繋がって、内容も良くなって来ているということなのではないでしょうか。13試合勝てなかった3月、4月の戦いから、ここまで2勝1分けの5月ラウンド。サンフレッチェは長い長いトンネルをようやく抜けて、上昇気流に乗りつつあるのは間違いなさそうです。
<06.5.14> プレスリリースによると小村選手が木曜日の練習後に左足の痛みを訴え、検査の結果「左足部第3指基節骨骨折」で全治3週間と診断されたそうです。その代役として3バックのセンターで起用されるのは吉弘。ホットニュースによると吉弘は「声をしっかり出して、集中して闘いたい。自分自身も真ん中でやりたい気持ちはあったし、代表で3バックの真ん中を経験している。それに声出しは自分自身の長所でもある」語っています。チームにとってはピンチですが、レギュラー獲得を狙う吉弘にとっては最大のチャンス。八田、盛田とともに、しっかり守ってアピールして欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島スタジアムで、午後3時キックオフ。12時半から試合前イベントとして「ナビスコキッズイレブン サンフレッチェ広島といっしょにファイナルを目指そう!!」が行われます。ドリブルゲーム、シュートゲームに挑戦した方にはヤマザキナビスコ製品をプレゼントしますので、電光掲示板側マラソンゲートまでお集まりください。選手サイン会は2時20分から、選手とハイタッチは2時15分からで、いずれも12時半より広島スタジアム北側広場で整理券を配布します。サンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは、先着3,000名様に上野選手のプレミアムカードとなっています。今年のホームゲームは天候に恵まれないことが多いのですが、今日は曇りから晴れ間がのぞくまずまずの天気となりそうです。「タイトル」を目指して戦うサンフレッチェの選手たちを、ぜひ多くのサポーターの声援で後押ししたいものです。
<06.5.14> 昨日さいたまスタジアムで行われたキリン杯第2戦のスコットランド戦は、決定機を生かせず0-0のスコアレスドロー。日本代表はW杯前の最後の国内大会で最下位に終わりました。この日の日本代表のメンバーは、GK:川口、DF:宮本、三都主、加地、中澤(→坪井50分)、MF:遠藤(→佐藤寿73分)、小笠原、福西、小野、FW:久保(→巻62分)、玉田。中1日のスコットランドは体力の温存を考えてか引いて守る布陣で、ボールは日本が圧倒的に支配します。しかし前線での動きが少なくボールがなかなか引き出せず、サイドから放り込んでも高い壁にはね返されるばかり。加地のポスト直撃のミドルシュートや小野のテクニカルな突破などで決定機は何度か作ったものの決めきれず、前半を折り返しました。後半はやや前に出てきたスコットランドでしたがこちらも決して無理はせず、ゴール前にブロックを作ることに専念します。ジーコ監督は62分に巻、73分に佐藤寿を入れて打開を図りましたが最後までゴールネットを揺らすことはできませんでした。
 サンフレッチェのサポーターとしては佐藤寿の活躍とW杯行きがなるかどうか、が気になるところでしたが、昨日はゴールどころかシュートも無く、大きなインパクトを与える事ができなかったのが残念でした。ただ、終了直前のビッグチャンスはルーズボールにいち早く反応してボールをキープしたからこそ得られたものでしたし、その他にも精力的にボールに絡もうとしていました。正直言ってW杯メンバーに入れる確率は低いと思いますが、それでも精一杯全力を尽くしたことは間違いない、と思います。ジーコ監督がどのように考えるのか。運命のメンバー発表は、明日に予定されています。
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