5/28〜6/3のSANFRECCE Diary


<06.6.3> ナビスコ杯新潟戦の後にオフとなっていたサンフレッチェの選手ですが、昨日から練習を再開しました。昨日集まったのは1〜2年目の若手選手たちと、佐藤寿、吉弘の13人。生駒コーチの指導の元で、コンディション調整を中心に1時間半ほどのメニューをこなしました。この中で佐藤寿は「シーズン中に休むのは好きじゃない。身体を動かしたかった」と若手に交じって精力的に練習に取り組んでいたそうです。望月監督の元では橋内が初出場し趙もベンチ入りするなどチャンスを与えられる選手がいる一方で、前田や柏木らは全くメンバーに入ってこないなど明暗がはっきりとしています。ただ新監督が就任すれば全選手が同じ位置からのスタートで、チャンスは平等に与えられるはず。となれば彼らにとっては今が一番大事な時期だと言っても良いでしょう。若手選手たちはぜひ佐藤寿を見習って、レギュラーを脅かすような力を付けて欲しいと思います。
<06.6.2> Jリーグは昨日、後半戦の日程を正式に発表しました。W杯中断直後を含めたサンフレッチェのスケジュールは次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
TV中継
13
7/19(水)
19:00
名古屋グランパスエイト
瑞穂陸上競技場
東海テレビ(録)
14
7/22(土)
18:00
ジェフユナイテッド市原・千葉
広島ビッグアーチ
J SPORTS
15
7/26(水)
19:00
ヴァンフォーレ甲府
広島ビッグアーチ

16
7/29(土)
18:30
FC東京
味の素スタジアム
MXテレビ/スカパー
17
8/12(土)
18:00
清水エスパルス
広島ビッグアーチ

18
8/20(日)
18:00
大分トリニータ
広島ビッグアーチ
BS-i
19
8/23(水)
19:00
ガンバ大阪
万博記念競技場
NHK-BS
20
8/26(土)
18:30
鹿島アントラーズ
カシマスタジアム
21
8/30(水)
19:00
ジュビロ磐田
広島ビッグアーチ
スカパー
22
9/9(土)
18:00
名古屋グランパスエイト
広島ビッグアーチ
スカパー
23
9/16(土)
19:00
浦和レッズ
埼玉スタジアム
BS-i
24
9/23(土)
16:00
大宮アルディージャ
広島ビッグアーチ
25
9/30(土)
15:00
川崎フロンターレ
等々力陸上競技場
NHK-BS
26
10/7(土)
18:00
ヴァンフォーレ甲府
小瀬スポーツ公園陸上競技場
BS-i
27
10/15(日)
15:00
FC東京
広島ビッグアーチ
BS-i
28
10/22(日)
15:00
セレッソ大阪
長居第2陸上競技場
BS-i
29
10/28(土)
14:00
横浜Fマリノス
広島ビッグアーチ
30
11/11(土)
15:00
アビスパ福岡
博多球技場
31
11/18(土)
14:00
京都パープルサンガ
広島ビッグアーチ
NHK広島
32
11/23(木・祝)
15:00
ジェフユナイテッド市原・千葉
フクダ電子アリーナ
33
11/26(日)
14:00
アルビレックス新潟
広島ビッグアーチ
34
12/2(土)
14:00
清水エスパルス
日本平スタジアム
テレビ静岡

 もともと9/2に予定されていた甲府戦は日本代表のアジアカップ予選のために、10/7のナビスコ杯準決勝と入れ替えられました。それに伴って第23節以降が1つずつ繰り上がって、甲府戦は第26節になっています。こうして見ると、最初の山となりそうなのは2週間で4試合を消化する第13節〜第16節。ここで勝ち点を稼げないと、再び残留争いに巻き込まれてしまう可能性が高そうです。そしてそれ以上に厳しいのが、8月下旬の第18節〜第21節でしょう。ここでもまた2週間で4試合をこなす過密日程となっていますが、途中にはアウェイでの連戦が挟まっていて、その上相手は強そうなところばかり。この頃までにチームの完成度を上げておかなければ、結果が出ずにバラバラになってしまう、と言う可能性もあります。「上」を目指す戦いが出来るか、あるいは「下」を気にしながらになってしまうのか。夏の戦いが今年のサンフレッチェの運命を決める事になりそうです。
<06.6.1> ニュースソースが見つからないのですが、ブラジルに渡って監督候補と交渉していた織田強化部長が先日帰国し、新監督の決定がずれ込むことを明らかにした模様です。噂によると「ブラジル人には拘らない」として複数の候補者に当たっているとのこと。詳細は不明ですが、本命視されていたトニーニョ・セレーゾとの交渉が決裂した、と言うことなのでしょうか?練習再開まで残り1週間。何とかそれまでには決めて欲しいものですが。
<06.6.1> 日本代表は日本時間の昨日早朝ドイツ代表と親善試合を行ない、2-2の引き分けに終わりました。この日の日本代表のメンバーは、GK:川口、DF:宮本、坪井、中澤、MF:三都主、加地(→駒野39分)、中田英、中村、福西、FW:高原(→大黒78分)、柳沢(→玉田81分)。対するドイツ代表は、GK:レーマン、DF:ヤンセン、メルデザッカー、メツェルダー(→ノボトニー55分)、MF:シュバインシュタイガー、フリンクス、バラック、ボロブスキー(→オドンコー63分)、シュナイダー、FW:クローゼ、ポドルスキー(→ノイビル70分)。得点は後半12分と20分に高原、30分にクローゼ、35分にシュバインシュタイガー。高原の1点目は相手のセットプレーのボールを奪い、ショートパスをつないで高原がDFラインの裏に抜け出して冷静に決めたもの。2点目は右サイドでボールを受けた駒野が狭いスペースを通して高原にパス。これを高原がフェイントで相手を翻弄してゴールに叩き込みました。逆に失点はいずれもセットプレー絡みで、ドイツの高さにやられたもの。勝てなかったのは残念ですが、開催国相手になかなか良い内容だったようで(実はまだ得点シーンしか見ていない)、1週間後に迫った開幕に向けて弾みとなるゲームだったようです。
 なお駒野ですが、加地が捻挫でピッチから担架で運ばれて行った後の前半39分から急遽出場。最初はミスもあったようですが、後半早々に中田英のロングパスを受けて右サイドを切り裂いてクロスを入れると、その後も度々右サイドを突破し見せ場を作っていたとのこと。加地は全治3週間ながらチームに残って調整するそうですが、回復の具合によっては初戦のオーストラリア戦の先発の可能性も十分にあるのではないでしょうか。
<06.5.30> W杯が近づいてあちこちに記事が書かれるようになってきていますが、J's GOALにサンフレッチェに関係する2人の選手の記事が掲載されています。1人はもちろん、広島から初めて日本代表としてW杯に臨む駒野選手。紫熊倶楽部編集長の中野和也さんが、「生命の危機や失明の恐怖を乗り越えた、アテネ世代唯一のワールドカップ戦士」と言うタイトルで記事を書いています。サンフレッチェのサポーターならばほとんどが知っているストーリーではあるのですが、改めて見るとこの3年間の駒野の戦いの壮絶さが伝わってきます。もう一つの記事は、オーストラリア代表として日本と戦うトニー・ポポヴィッチのインタビューです。5年間過ごした日本の事を「沢山のいい思い出がある国」と言うポポヴィッチは、今でもイギリスで放送されている「Jリーグウィークリー」と言う番組を毎週見てチェックしているとのことで、日本との対決を非常に楽しみにしているのだそうです。32年ぶりのW杯出場と言うことでまずは1勝、そしてグループリーグ突破が目標ですが、そのためにどうしても必要な初戦の勝利に向けて、ポポヴィッチが高い壁となって立ちはだかるのではないでしょうか。
<06.5.29> 昨日U-19日本代表はU-19インド代表と戦い、1-0で勝ちました。この日のメンバーは、GK:林(→武田69分)、DF:内田(→大島80分)、槙野、福元、堤、MF:田中、青山(→山本58分)、柏木、梅崎(→安田66分)、FW:森本(→青木57分)、ハーフナー(→長沢69分)。得点は後半16分で、田中が蹴ったCKのボールを槙野が決めました。全体的には立ち上がりは良かったものの、「相手のファウル気味の行為をファウルと取ってもらえないなどでリズムを自分たちで崩して」しまった(吉田監督)そうです。特に最後のクロスの精度などで問題があったとのことですが、ただカタール国際の時よりは良くなっている様子。昨年秋には「格下」相手に次々と失点するなど精神的な脆さを見せていたことを考えれば、チームとして成長しているのは間違いないようです。U-19代表は10月末のAFCユース選手権に向けて、今後は6月にタイとオーストラリア、7月にはサウジアラビアに遠征して強化する予定です。
<06.5.28> 昨日のプリンスリーグ第6節でサンフレッチェユースは作陽と対戦し、6-1で勝ちました。立ち上がり早々にロングスローからのボールを平繁が叩き込んで先制すると、岡本、横竹、藤澤が着々と加点し、前半を4-0で折り返しました。また後半も立ち上がり1分に平繁のFKのボールを横竹が頭で叩き込み、更に後半19分に野田がミドルを決めて6-0。その後作陽が一矢報いたもののそのまま逃げ切った、とのことです。昨日の上位陣は、首位の銀河学院が防府を下し、皆実も国泰寺に勝っています。しかし観音は多々良と痛み分けで双方とも勝ち点が伸びず、1〜3位とそれ以下が微妙に離れて来ています。とは言え、連覇を目指すサンフレッチェユースにとっては1つも負けることができない、と言う状況に変わりはありません。次節の6/24から最終節まで毎週試合が続き、直後にはクラセンが控えています。夏場の戦いに向けて、しっかりとレベルアップして欲しい、と思います。
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