6/25〜7/1のSANFRECCE Diary


<06.7.1> 携帯サイトによると、ドイツからの帰国後四国に小旅行に出るなどリフレッシュしていた駒野が昨日から練習に復帰。服部のクロスに飛び込んでボレーシュートを放つなど、意欲的なプレーを見せていたそうです。ペトロヴィッチ監督も「駒野の存在の大きさは今日の練習を見て分かった」と語り、今日のC大阪戦でも起用する意向を示していた、とのことです。
 また愛媛FC戦の後にはメンバーの入れ替えを示唆していましたが、早速昨日の練習ではAチームの右MFの位置にベット、中盤の底に李を入れ(戸田は体調不良のため練習休み)、DFラインは吉弘を中央に右に青山、左に入船と言う驚きの布陣を試していたそうです。攻撃面に比べて守備面の整備が遅れている感じがするこのところのサンフレッチェですが、ペトロヴィッチ監督によると「相手が何をしたいか予測すること」ができていないのが問題だとのこと。また「常に1人余ることを考えようとしている。そこを改善しないと成長しない」とも言っていて、若手DF陣にはそのへんに期待しているものと思われます。西澤、森島寛、古橋の強力攻撃陣に大久保が加わったC大阪を止める事ができるのか。今日の美作の試合は、なかなか見ものなのではないでしょうか?
<06.6.30> オーストラリア遠征中のU-19日本代表は現地でAustralian Institute of Sports(実質的なU-19代表)と対戦し、2-3で敗れました。この日のメンバーは、GK:林、DF:大島、槙野、山下(→香川60分)、堤、MF:横谷(→長谷川69分)、山本、柏木、河原(→伊藤69分)、FW:ハーフナー、小澤。34分に先制点を許したものの36分にハーフナーのゴールで追いつくなど前半は良い戦いができていたそうです。しかし後半は立ち上がりから良くなかったようで、ロングボール攻撃にDFラインが引き過ぎてしまって5分にリードを許すと18分に突き放されます。途中出場の香川が慣れない右サイドで奮闘して盛り返し小澤の強烈なシュートで1点差に迫ったもののそのままホイッスル。インド遠征やタイ遠征に比べると厳しい結果になりました。福元が不在の中でキャプテンとしてフル出場した槙野は「DFとしては3失点はきつい。防げた失点というのは本当にきつい」と反省しきりだった様子ですが、劣勢の中でも大崩れしなかったのは収穫、と言えるでしょう。明日行われる予定の第2戦では、ぜひ勝利を収めて帰ってきて欲しい、と思います。
<06.6.30> プレスリリースによると、明日からV-POINTで「駒野選手応援感謝袋」を発売します。駒野選手関連のサンフレッチェグッズの詰め合わせで、通常合計価格の30%引き。5,000円感謝袋と3,000円感謝袋の2種類あって、5,000円の方には駒野選手の直筆サイン入りポストカード(W杯会場から持ち帰ったらしい)が入っています。販売数はいずれも限定の30袋で、売り切れの場合に追加はありません。期間は明日から7/10までとなっていますので、欲しい方はお早めにV-POINT(紙屋町交差点の南側を西へ100mぐらい)までどうぞ。
<06.6.30> ちょっと古いニュースなのですが、日本サッカー協会は26日トレーニングキャンプに参加するU-16代表候補を発表し、サンフレッチェユースからはGKの原裕太郎、DFの佐伯尚平、FWの宮原大輔の3人が選ばれました。8月末にシンガポールで行われるAFC U-17選手権に出場予定のU-16代表の今回の目的は、たぶん新戦力の発掘。プリンスリーグの試合もあるということで主力となっている選手(サンフレッチェユースの岡本など)は選ばれず、フレッシュなメンバーとなっています。この代表候補は一昨日から立正大学熊谷キャンパスでトレーニングをしていて、今日と日曜日に練習試合を行う予定です。
<06.6.29> 昨日は広島スタジアムで徳山大、愛媛FCとトレーニングマッチを行い、Bチームが出た徳山大戦は3-0で勝ったもののAチームは愛媛に1-2で敗れました。
 まず徳山大戦のメンバーは、GK:河野(→佐藤昭45分)、DF:八田、ジニーニョ、遊佐、MF:野田、ベット、高柳、青山、桑田、FW:前田、平繁。得点は18分にジニーニョのパスを受けた前田がループで決め、後半2分に平繁が倒されそうになりながらも強引に突破してゲット。3点目は後半39分にベットとのワンツーで抜け出した青山がGKとの1対1から決めました。このところ評判の良い青山が良かった他、ユース組も良い動きをしていたとのことです。一方Bチームに回されて腐っているのかジニーニョとベットが良くなかったようで、八田、高柳、前田らも課題を抱えている様子だとの事です。
 一方愛媛FCとの試合のメンバーは、GK:下田(→木寺45分)、DF:西河(→森崎和45分)、吉弘、盛田、MF:入船、李、戸田、森崎浩、服部、FW:上野、佐藤寿。対する愛媛は、GK:川北(→羽田)、DF:関根、加藤、橋垣戸(→泉谷)、川井光、MF:濱岡、八柄、広庭(→金子)、江後(→千島)、永富(→大坪)、猿田(→川井健)、と言う感じだったようで、主力を外した1.5軍的なメンバーだった模様です。愛媛の先制点は前半15分頃で、猿田のスルーパスから江後。また後半早々に金子に決められ2点のリードを許しましたが、後半は盛り返して35分に左からの森崎浩のクロスを佐藤寿がダイビングヘッドで押し込んだ、と言う流れだったそうです。サンフは疲れが溜まっているためか全体的に動きが悪く、意図していたサッカーが出来ていなかったとのこと。また攻撃的に行っているが故の守備の不安が的中した、と言う感じで、高いラインの裏を取られて一気にゴール前まで攻め込まれる、と言うシーンが多かったようです。この中で収穫は45分間プレーした森崎和。「まだまだみんなのプレーのレベルに追いついていない」と言いながらも手応えは感じている様子で、ペトロヴィッチ監督も「自分にとっては全員が必要な選手であるのは間違いありませんが、今日カズがプレーしたことは良かったし、大事なことです」と語っています。今はチームを固めるよりも、なるべく多くの選手に長い時間プレーさせて課題を抽出する時期。この日の敗戦によって、得るところは大きかったのではないでしょうか?
<06.6.28> プレスリリースによると、サンフレッチェは岡山県美作ラグビー・サッカー場でキャンプ中のC大阪と「ホーム&アウェイ」でトレーニングマッチを行う事になりました。まず「アウェイゲーム」となるのは7/1(土)で、午後1時から2試合連続で行う予定となっています。また「ホームゲーム」は7/5(水)に吉田サッカー公園で行うとの事。こちらも午後1時から2試合行う事になりそうです。
<06.6.27> プレスリリースによると、中尾選手は6/21に左膝膝蓋骨疲労骨折で全治1ヶ月と診断されました。また6/23のトレーニング中に負傷した大木選手は大腿四頭筋肉離れで全治3週間と診断されました。
<06.6.27> プレスリリースによると、明日は広島スタジアムでトレーニングマッチを2試合行います。1試合目は徳山大学で12時45分から。3時からの2試合目は愛媛FCが相手となります。J2はリーグ戦が続いているためサテライトが相手となるものと思われますが、ペトロヴィッチ監督の元での初めてのプロ相手の実戦がどのようになるのか、なかなか興味深い試合となるのではないでしょうか。
<06.6.27> タイに遠征中のU-19日本代表はU-19タイ代表と親善試合を2試合行い、初戦は3-1で勝ったものの2試合目は1-1の引き分けに終りました。レギュラー組が出た1試合目の得点はハーフナー、田中、伊藤で、槙野はこちらに先発フル出場し柏木も後半途中までボランチとして出ていたようです。一方「控え組」が出場した2試合目は前半37分に失点する苦しい展開となり、途中から「レギュラー組」を次々と投入したそうです。そして後半30分にハーフナーが同点ゴールを決めて何とか引き分けに持ち込む、と言うゲームでした。槙野と柏木はこの試合には出場していませんでした。
<06.6.26> 一昨日プリンスリーグの第7節が行われ、サンフレッチェユースは岡山学芸館に2-0で勝ちました。得点は前半16分に遊佐のスルーパスから岡本、20分に岡本のスルーパスから藤澤。この日は吉田高校の体育祭だったため出場メンバーが限られていたそうですが、その中でもしたたかにゲームを展開してきっちりと勝ち切った、と言うゲームだったようです。なお他のゲームでは、首位を走っていた銀河学院が多々良に敗れ、勝ち点16のままで3位に後退。サンフレッチェユースが勝ち点18で首位に立ち、同勝ち点の広島皆実が2位に上がりました。また作陽も勝ち点15で、広島観音も勝ち点13で上位を追っており、まだまだ混戦が続きそうです。
<06.6.25> 昨日サンフレッチェは徳山大、福山大と練習試合を行い、それぞれ7-0、8-0で勝ちました。「リーグ再開まで時間が無い。だから今日は練習の中でいいものを見せてくれた選手達を中心に2本目のメンバーを選んだ」(ペトロヴィッチ監督・携帯サイトによる)と言うことで、最初の徳山大戦は現状の「サブ組」で、GK:河野(→佐藤昭45分)、DF:西河、ジニーニョ、橋内、MF:趙、桑田、青山、中里、ベット(→高柳45分)、FW:前田、上野。得点はベット(16分)、前田(16分、28分)、上野(29分、80分)、西河(73分)、青山(76分)。「レギュラー組」が出場した福山大戦のメンバーは、GK:下田(→木寺45分)、DF:八田(→森崎和60分)、吉弘、盛田、MF:入船、李、戸田、森崎浩、服部、FW:ウェズレイ、佐藤寿。得点は佐藤寿(11分、26分、37分)、ウェズレイ(25分)、李(33分、41分)、服部(51分)、入船(83分)。得点経過については携帯サイトの他広島三矢組を見て頂くと良いと思いますが、全体的に狙いとするサッカーは出来ていた模様です。徳山大戦はサブ組に回されてプライドを傷つけられたベットが、その反発をプレーで表現していたとの事。このチームの中心に君臨して、ボールを要求し、展開し、ディフェンスにも走り回っていたそうです。中盤ではボランチ+前目に2枚と言う布陣を採用するペトロヴィッチサッカーにおいて、ベットのポジションは安泰とは言えない様子。絶好調をキープしている森崎浩、アグレッシブなプレーを見せる李、90分間落ちない運動量でアピールしている青山に加えて、森崎和のこのポジションでの起用も考えられる現状では、元セレソンとは言え安閑とはしていられません。また前回の試合では輝きを見せる事ができなかった前田ですが、この日は2得点2アシストの活躍でアピールしていたとのことです。
 「レギュラー組」が出場した福山大戦は、特に6点取った前半が素晴らしかったとのこと。携帯サイトによるとワンタッチ、ツータッチのパスをどんどん繋ぎ、チーム全体が1つのコンセプトの元に動くサッカーが出来ていたそうです。特に左サイドの服部と森崎浩のコラボレーションが素晴らしかったらしく、前半の6得点のうち4点が左サイドから生まれていたそうです。ただ、運動量の多さは半端ではなかったらしく後半はペースダウンし、いくつか問題点が露呈したとの事。特に数的有利でない状況での守り方の課題を残していたそうで、このサッカーが大学生相手ではなくJリーグのクラブ相手にどれだけ通用するかが心配です。また後半15分から77日ぶりに森崎和が実戦に復帰。まずまずのプレーを見せていたとのことです。ボールを使っての練習に参加したのは1日前からと言う事で本格的な接触プレーは避けていたようですが、それでも「手応えを感じ取った」(中国新聞)とのこと。ペトロヴィッチ監督もプレーできた事自体を高く評価していたそうで、早ければJリーグ再開の名古屋戦からの出場もありそうです。
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