7/9〜7/15のSANFRECCE Diary


<06.7.15> サンフレッチェは昨日、ジニーニョ(イロンジーノ・フェレイラ・ネット)選手のブラジル・パルメイラスへの完全移籍を発表しました。昨年広島入りしたジニーニョはリーグ戦30試合に出場。大宮戦では決勝ゴールを決めたほか、守備の要として活躍しました。しかし今年は怪我の影響もありリーグ戦5試合、カップ戦1試合の出場にとどまり、その後もなかなかパフォーマンスが上がらず苦しんでいました。聞くところによると怪我だけでなくモティベーションも上がらない様子だったそうで、何か個人的な事情もあって広島を離れる決断をすることになったのかもしれません。ジニーニョの移籍はチームとしては痛いところですが、外国人選手がフルに働けない事情があるとすればかえってマイナスです。完全移籍で出すと言うことは移籍金が入ると言うことですし、そのお金を使って新たな選手を補充することになるのではないでしょうか?
<06.7.14> 先週発売の「紫熊倶楽部」8月号(Vol. 102)の表紙は満面の笑みを浮かべているペトロヴィッチ監督です。そして最初の記事は下田選手のインタビュー。昨年の怪我の影響と突然の代表招集で調整の遅れがあった今シーズンの始めからの苦闘から、本人とチームをどのように立て直して行ったのか。そしてペトロヴィッチ監督になってどのようにチームが変わりつつあるのか。「考えて走るサッカーは難しい。でも、そこに挑戦することがまた面白い」と語る守護神の言葉に注目です。
 続く記事はペトロヴィッチ監督が誕生するに至る経緯について。小野監督の辞任と望月監督就任に始まった「混乱」からどのように監督候補と交渉し、ペトロヴィッチ監督になったのか。そして彼がどのようなサッカーを目指し、どのようにチームを作ろうとしているのかなど、幅広く分析しています。
 金広督子さんのコラムは、いよいよ佳境に入ってきたプリンスリーグについて。石井百恵さんの記事は「緊張感こそ、勝利の源のはず」と言うタイトルで、ペトロヴィッチ監督のもとで作り上げつつサッカーについてレポートしています。続くコラム2本はどちらもW杯関連で、望月ディレクターは「まつりのあと」、私は「ワールドカップに思う」と言うタイトルで書いています。更に「紫熊短信」「Reader's Area」を挟んで、いまおかゆうこさんの「サンフレッチェを支える人々」ではサンフレッチェの営業部の山田恵司さんを取り上げています。
 そして最後のインタビュー記事は、前田俊介選手。本人は一生懸命やっているはずなのに「やる気が無いなら帰れ」と言われた、と言うことから始まって、今どう言う課題を抱えていてどのように解決しようとしているのか、彼の「現在」を追っています。
 「紫熊倶楽部」は定価350円で、V-POINTと広島県内の主要書店で発売中。定期購読と通販のお問い合わせ、お申し込みは、紫熊倶楽部ホームページからどうぞ。
<06.7.13> 昨日サンフレッチェは博多の森に遠征してアビスパ福岡と練習試合を行ない、2-5、0-1で連敗しました。
 1試合目のサンフレッチェのメンバーは、GK:佐藤昭(→河野45分)、DF:西河、槙野、橋内(→小村58分)、MF:趙(→桑田45分)、中里、遊佐、高柳、柏木、FW:前田、平繁(→大木58分)。得点は9分と31分に前田。2試合目のメンバーは、GK:下田、DF:駒野(→盛田63分)、戸田、入船、MF:李、ベット(→青山45分)、服部、森崎和(→八田45分)、森崎浩、FW:ウェズレイ(→上野63分)、佐藤寿。福岡は川勝監督の意向で完全非公開とのことで、メンバーも得点者も不明です。
<06.7.12> プレスリリースによると、サンフレッチェは7月末までの半年契約だったウェズレイ(ウェズレイ・ハイムンド・ペレイラ・ダ・シルバ)との契約期間を来年の1月1日まで延長する、と発表しました。日本でプレーした外国人選手としては最も多くの得点を取った実績を持つウェズレイは、今年も開幕からチームの軸として活躍。怪我のため戦列を離れていた時期を除いてリーグ戦8試合に出場し4得点を挙げています。ペトロヴィッチ新体制の元でも貴重な戦力として計算されていると言うことで、契約延長を結ぶことになったものと思われます。
 一方ジニーニョですがブラジルのクラブからのオファーがあるらしく、サンフレッチェとしては移籍金次第で認める可能性があるようです。一部のスポーツ紙によるとパルメイラスで決定した、と言う話もあるようで、しばらくは注意しておく必要がありそうです。
<06.7.11> リーグ戦再開後の初めてのホームゲームとなる7/22の千葉戦で、今年3回目となる「サンフレッチェ広島の選手似顔絵大募集」を実施します。対象は広島県内在住の小中学生で、広島信用金庫(ひろしん)各支店窓口かサンフレッチェのオフィシャルサイト、またはひろしんのホームページで応募用紙を手に入れて、ここに選手の似顔絵を書いてひろしん各店舗の窓口にお届けください。その時に受け取った受付表と引き換えに、千葉戦の会場でサポーターズシートのチケットを進呈します。また応募用紙に「イベント参加希望」と記入すれば、抽選で100名様が「選手とハイタッチ」に参加できます。受付締切は7/14(金)となっていますので、参加希望の方はお早めにどうぞ。
<06.7.11> プレスリリースによると、サンフレッチェのクラブスポンサーであるファミリーマートが「サンフレッチェ広島応援企画」を行います。広島県内のファミリーマート133店舗と7/22(千葉戦)と7/26(甲府戦)のホームゲーム2試合で、サッカーボールをかたどった白飯が入った「サンフレッチェ応援弁当」の他、「勝つチャーハン」「勝つ×勝つ×勝つロール」「ぶどうのゼリー」の合わせて4種類を販売します。今日から8/7までの限定となっていますので、ぜひ一度お試しを。
<06.7.10> 土曜日に行われたプリンスリーグでサンフレッチェユースは多々良に6-0で勝ち、勝ち点24で首位を守りました。他のゲームは皆実(24)が観音(13)に2-1で、銀河学院(22)が岡山学芸館に4-2で、そして作陽(21)が国泰寺に4-1で勝ちそれぞれ2位〜4位をキープ。(カッコ内は勝ち点)高円宮杯出場の3枠を4チームで争う形になっています。次節のユースの相手は皆実。負けられない戦いが続きます。
<06.7.9> 昨日は吉田サッカー公園で練習試合2試合を行ない、広島経大に12-0、修道大に6-0で勝ちました。
 携帯サイトによるとそれぞれの試合のメンバーはシャッフルして臨んだ、とのこと。広島経大戦は、GK:下田(→木寺45分)、DF:西河、戸田、入船、MF:李、青山、柏木、高柳、森崎浩、FW:佐藤寿(→小西51分)、ウェズレイ、と言うメンバーでした。得点はウェズレイ(2分、58分、89分)、佐藤寿(10分、28分、31分、43分)、戸田(24分)、高柳(41分、79分)、森崎浩(81分、85分)。レベルの差があるため大量得点を奪ったことは参考にならない、とは言うものの、そう思わせるだけの素晴らしい戦術の浸透ぶりだった、とのこと。特にツートップの出来が素晴らしく、また中盤の活発な運動量も良かったそうです。また疲れのためかやや膠着した後半途中から、森崎浩をFWに上げ中盤の底に李を、右サイドに高柳を配置する等ポジションに微調整を加えることによりその後の得点の量産に繋がったようで、ベンチワークの冴えも見られたとのことです。
 2試合目の修道大戦のメンバーは、GK:河野(→佐藤昭45分)、DF:八田、槙野、盛田、MF:橋内(→大西63分)、中里、服部、ベット、森崎和、FW:上野(→前田85分)、前田(→趙45分)。得点は24分に上野、50分にベット、52分に森崎和、58分に趙、74分に上野、83分に森崎和。前半は左サイドに入った服部、森崎和のコンビが別格の動きを見せてチャンスを量産したものの、セットプレーの精度が悪くツートップの動きもちぐはぐで、更に中盤やDFラインの攻撃参加も少なく1点しか取れませんでした。しかし後半、橋内をFWに、趙を右サイドに投入したことにより全体的に活性化。森崎和が中央に位置してベットを前に押し出すことによりバランスが良くなったとのことです。そして森崎和の2得点2アシストの活躍で、後半のみで5点を奪いました。この試合での収穫は、森崎和が復帰後初めて90分間プレーしたこと。「自分のプレーに対するイメージはできているし、ボールの感覚もいい。後はコンディションの問題だけ」と手応えを感じていた様子です。長く休んでいたため筋力が落ちているとのことですが、それでも10日後のリーグ再開に向けて着々と準備ができている、と言えそうです。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る