8/20〜8/26のSANFRECCE Diary


<06.8.26> 携帯サイトによると、怪我のため2試合欠場した駒野はフルメニューをこなしているそうで、駒野本人も出場する気満々、と言うところだそうです。ただペトロヴィッチ監督は今日の練習の後に決める、と慎重な姿勢を崩していなかった、とのこと。前節ゴールを決めた李を使うのか、あるいは駒野を起用するのか。新井場とのマッチアップは、試合の趨勢を決めることになるかもしれません。
 今日の試合会場はカシマスタジアムで、午後6時半キックオフ。今日は「成田市の日」と言うことでいろいろとイベントが予定されているそうですが、アウェイ側から入場するとイベント会場には入れないのだそうです。テレビ放送はスカパー(J SPORTS 1)は明日の午後10時半が初回放送で今日はありませんが、showtimeでの有料ネット中継が予定されています。私もこれを見ながらWEBLOGで速報を行いますので、現地に行けない&showtimeを見れない方はそちらをどうぞ。
<06.8.25> 真夏の4連戦は明日が3試合目。サンフレッチェはアウェイで鹿島アントラーズと対戦します。
 鹿島は第11節からの3連敗も乗り越えて、ここまで勝ち点33で5位に付けています。再開後の成績は次の通り。
13H ●2-4 川崎F 【鹿】アレックス・ミネイロ2、【川】ジュニーニョ、谷口2、鄭
14A ○4-2 FC東京 【鹿】小笠原、内田篤、大岩、深井、【F】ルーカス2
15A ○1-0 新潟  【鹿】フェルナンド
16H ○2-0 C大阪 【鹿】フェルナンド、アレックス・ミネイロ
17A △3-3 磐田  【鹿】フェルナンド、青木、深井、【磐】金、前田、西
18H △2-2 浦和  【鹿】アレックス・ミネイロ、柳沢、【浦】小野、ワシントン
19A ●1-2 甲府  【鹿】岩政、【甲】バレー、須藤
 安定した戦いを続けている鹿島ですが、ここ数試合は終了間際に失点して勝ち点を失うパターンが増えています。前節は数的不利をものともせず終了間際に追いつきましたが、しかしその直後にカウンターから失点して甲府に3試合ぶりの勝利をプレゼントしています。これはメンバーを固定して戦っているため疲れがたまっている、と言うことなのかも知れませんが、しかし次節はファビオ・サントスが出場停止。となるとベンチに控える本山、野沢、増田らが、出場機会を狙ってモティベーションを上げているに違いありません。また内田篤が戻ってくる上に、メッシーナへの移籍が噂される小笠原の最後のホームゲームになる可能性もあります。鹿島も8月に入って勝利がないだけに、明日は必ず勝ち点3を取る、と言うつもりで来るに違いありません。
 対するサンフですが、8月に入って3連敗。京都に勝ち点1差に迫られて、苦しい状況が続いています。ただこの3試合は決して内容が悪いわけではなく、ちょっとしたミスや不運、そして精神的な隙によるもの。また怪我人続出の中でも何とか持ちこたえて来ている、と言う側面もあります。明日は駒野が戻ってくる可能性が高いとのことなので、久々にベストメンバーを組むことができそうです。
        下田

   森崎和  戸田  ダバツ

        青山
駒野               服部
   柏木       森崎浩

    佐藤寿   ウェズレイ

SUB:木寺、盛田、高柳、李、中里、前田、上野
 良いサッカーができても90分間続かないのが今の大きな課題ですが、これは何とか克服しなければならないこと。「惜しいゲーム」を続けていても、J1残留は近づいてきません。明日はアウェイではありますが、しかしカシマスタジアムとの相性は決して悪くはないので、ぜひとも勝ち点3を取ってホームに戻ってきて欲しい、と思います。
<06.8.24> 昨日万博で行われた第19節G大阪戦は、終盤に追い上げたものの及ばず2-3で敗れ、3連敗となりました。
 怪我が心配された戸田、ウェズレイは先発から出場し、青山、中里が復帰して次の布陣で戦いました。
        下田

   森崎和  戸田  ダバツ(→上野83分)

        中里(→高柳64分)
李                服部
   青山       森崎浩
   (→柏木64分)
    佐藤寿   ウェズレイ

SUB:木寺、盛田、八田、前田
 対するガンバは出場停止明けの加地が復帰して、GK:藤ヶ谷、DF:シジクレイ、宮本、山口、MF:加地、明神、遠藤(→寺田75分)、二川、前田、FW:播戸(→中山75分)、マグノ・アウベス、と言うメンバーでした。前半は完成度に勝るガンバのペースで、遠藤、二川から両サイドやDFラインの裏へ好パスが通りサイドから、あるいは中央から崩してきます。18分と19分にマグノ・アウベスが決定的なシュートを放ったのを始め、遠藤のシュートや前田のシュートなどが何度も広島ゴールを襲います。しかし下田が素晴らしい反応を見せて弾き出し、相手の得点を許しません。G大阪の中盤の圧力にやや押され気味だったサンフでしたが、しかしDFラインからしっかりと繋いでサイドから攻撃すると言う形を作って何度か逆襲を試みます。23分には李のクロスからウェズレイがシュートしましたが枠外。24分には青山のボールを受けた李のクロスを服部が左足で叩きましたが、藤ヶ谷のファインセーブに阻まれます。前半は全体的にG大阪ペースではありましたが、しかしサンフは下田の好セーブ連発で凌ぐと何度かチャンスも作り、ほぼ互角の流れで前半を折り返しました。
 「修正するところは点を取るところだけ」と言う西野監督の激を受けたガンバは、後半立ち上がりから攻め込みます。開始早々に波状攻撃を仕掛けて広島守備陣を押し込むと、後半7分に広島陣内でのCKとなります。1回目の山口のヘッドは下田がクリアしましたが、2回目には横に流したボールを最終ラインから上がってきた前田が強烈なミドル。これはバーに当たって跳ね返りましたが、そのこぼれを山口に押し込まれて痛恨の先制点を失ってしまいました。(因みに後でビデオで見直した限りでは、どうもオフサイドのようでした。)
 その後もペースを落とさないガンバは二川の、あるいは遠藤のスルーパスからチャンスを作ります。そして16分、左サイドに開いたマグノ・アウベスがマイナスのクロスを入れると、これを受けた二川のフェイントに戸田、ダバツがかわされて悠々とシュートを決められてしまいます。更に18分には広島陣内でのガンバのパスを青山がカットしたもののこれがマグノ・アウベスへの絶妙なパスとなり、ダイレクトで打ったシュートがゴールネットを揺らしてあっという間に3点差となってしまいました。
 流れを変えたいペトロヴィッチ監督はここで柏木、高柳を投入します。若い二人はこの期待に応えて中盤を走り回り、ガンバからペースを奪い返します。そして34分、右からのクロスが左に流れ、中央に折り返したボールを柏木が利き足でない右でダイレクトでシュート。これがループ気味に藤ヶ谷の頭を越えて、柏木にとっては嬉しいプロ入り初ゴールとなりました。
 更に37分にはやはり両サイドから攻め込んでウェズレイのシュート性のクロスに佐藤寿が合わせてボールはバーへ。このこぼれを詰めていた李が叩き込んで、1点差に迫ります。その後もサンフはDFラインと中盤でボールを回して、ガンバを一方的に押し込みます。40分のウェズレイのシュートは枠を捉える事が出来ず、李が何度も決定的なクロスを入れましたがなかなか中央に合いません。46分にも柏木のクロスを服部が狙いましたが枠外に外れ、その後もサンフが相手陣内でボールを回してチャンスを窺いますがなかなかシュートまで持ち込めず、最後はそのまま終了のホイッスルとなりました。
 下田の奮闘で無失点に凌いだ前半、相手の攻勢に気持ちが後ろ向きになってミスから失点した後半の前半、そして素晴らしい戦いを見せた後半の後半。この日のサンフはそれぞれ特徴的な3つの顔を見せた、と言って良いでしょう。ペトロヴィッチ監督の元で戦って1ヶ月あまり。この間の成績は2勝5敗となっていますが、その7試合の中ではその3つの顔がどのタイミングで出てくるか、が結果に表れているような気がします。90分を通して相手を圧倒したFC東京戦と良い時間帯に追いつけた名古屋戦以外は相手に先手を取られる展開が多く、後で追いかけてももう一歩及ばない、と言う感じ。一言で言えば試合運びの拙さが敗戦に繋がっている、と言って良いのではないかと思います。これはまだ監督の戦術が浸透し切っていない、と言う側面もあるでしょう。しかしそれ以上に問題なのはおそらく精神面。昨日の会見で監督は「最後の30分で見せた素晴らしいサッカーを出来るチームであるのにも関わらず、降格のプレッシャーがあるゆえに、それを出し切れていないことだ」と語っていますが、まさにその通りだと言えます。なかなか勝ち点が伸びず苦しい戦いが続きますが、しかし首位相手にこれだけ戦えるポテンシャルがあるわけです。その上青山に続いて柏木がブレイクしそうで、李もどん底から這い上がって来るなど戦力の整備も進んでいます。このわずかな光を大きなものにして行けば、間違いなく上に行けるはず。ここで我々サポーターがすべきことは、ネガティブな気持ちをブーイングでぶつけて精神的に追い込むことではなく、とにかく選手と監督を信じてサポートし続けることなのではないでしょうか。
<06.8.23> 「ホットニュース」によると青山は元気に練習に参加しているそうで、今日の試合から復帰するのは間違いない模様。しかしその一方で駒野はまだ無理で戸田も状態が思わしくなく、ウェズレイも「疲れがたまっているし、腰の状態も良くない」とのことで昨日の練習を休んだ、とのこと。首位相手に、最悪主力3人を欠いたメンバーで戦わなければならないようです。
 今日の試合会場は万博記念競技場で、午後7時キックオフ。前座試合としてG大阪堺と交野FCの試合が行われる他、ANAのマイレージがたまるキャンペーンや「勝ったらプレゼント」「ロートスティックプレゼント」等が予定されているそうです。テレビ中継はNHKのBS-1で生放送が予定されていますので、スタジアムに行けない方はテレビの前で応援を。
<06.8.22> 明日は第19節のG大阪戦がアウェイで行われます。
 2年連続チャンピオンを目指すG大阪は2連勝で、第14節以来の首位に返り咲いています。W杯後の戦績は次の通り。
13A ○2-1 千葉  【G】中山、播戸、【千】ハース
14H ○5-1 名古屋 【G】山口2、二川、フェルナンジーニョ、播戸、【名】玉田
15A ●2-3 川崎F 【G】遠藤、家長、【川】箕輪、ジュニーニョ、マギヌン
16H △2-2 福岡  【G】播戸、山口、【福】飯尾、中村
17A ○4-1 京都  【G】山口、播戸、シジクレイ、【京】中払
18A ○2-0 大宮  【G】播戸2
 A3では蔚山現代に完敗を喫するなど時折不安定さを見せるガンバですが、しかし個々の高い技術を生かした攻撃サッカーは健在で、再開後の6試合で17点も取っています。前節は2点「しか」取れていませんが、それはマグノ・アウベスが決定機を外しまくったから。怪我から復帰したもののまだ完全でないエースの代わりは、播戸がしっかりと務めています。フェルナンジーニョ、橋本、加地が不在でも穴を感じさせないチーム力は、リーグ最強と言って良いでしょう。
 次節のサンフレッチェのメンバーですが、中里が戻り駒野の復帰の可能性もあるものの、戸田が捻挫のため微妙な状況で、最悪次のようになるかも知れません。
        下田

    中里  森崎和 ダバツ

        高柳
李                       服部
   柏木       森崎浩

    佐藤寿   ウェズレイ

SUB:木寺、盛田、八田、槙野、入船、前田、上野
 8月に入って2連敗で、京都に勝ち点2差に迫られてしまっていますが、青山、駒野、中里らの不在が響いている、と言う側面は確かにあると思います。実際、清水戦の前半や大分戦の前半の後半などでは中盤の運動量が少なく、本来やりたかったサッカーができていませんでした。ただそんな中で柏木や高柳らが経験を積んで、選手層に厚みができて来つつあるのは確か。今は我慢のしどころ、と言うところでしょう。明日は正直言って勝てる確率は低いかも知れませんが、しかしそれで後ろ向きの気持ちで戦っていたのでは「ペトロヴィッチのサッカー」はいつまでたっても完成できない、と思います。首位相手にどれだけやれるのか、結果を怖れず思いきってチャレンジして欲しい、と思います。
<06.8.22> 昨日日本サッカー協会は9/3から行われるAFC U-17選手権シンガポール2006に出場するU-16日本代表メンバーを発表し、サンフレッチェユースからはGKの原裕太郎とMFの岡本知剛の両選手が選ばれました。
【GK】廣永(FC東京U-18)、原(広島ユース)、大畑(磐田ユース)
【DF】金井、甲斐(横浜FMユース)、山地、高橋、濱田(浦和ユース)、
    山崎(柏U-18)
【MF】柿谷(C大阪)、八反田(鹿児島中央高)、水沼(横浜FMユース)、
    田中(G大阪ユース)、岡本(広島ユース)、山田(浦和ユース)、
    山浦(FC東京U-18)、米本(伊丹高)
【FW】大塚(G大阪ユース)、斉藤、端戸(横浜FMユース)、比嘉(柏U-18)
 このメンバーは明日からJヴィレッジで合宿を行ない8/30からシンガポールに移動し、ネパール、シンガポール、韓国と対戦します。日本はこれまで2回しか世界大会に出場できていないこの年代ですが、今回はアジア枠が過去最多の4もある上に、開催国の韓国がこの中に入ればもう一つプラスされることになります。城福監督が目指す「ボールと人が動くサッカー」がどこまで通用するか、注目です。
<06.8.21> 昨日ビッグアーチで行われた大分戦は、後半一方的に攻めたものの1点が奪えずホーム4連敗を喫してしまいました。
 駒野と青山を怪我で、中里を出場停止で欠いて、ペトロヴィッチ監督は高柳、柏木を起用して次の布陣で戦いました。
        下田

   森崎和  戸田  ダバツ(→前田81分)

        高柳
李(→上野84分)        服部
   柏木       森崎浩

    佐藤寿   ウェズレイ

SUB:木寺、盛田、八田、槙野、入船
 対する大分は、GK:西川、DF:三木(退場44分)、深谷、上本、MF:エジミウソン、トゥーリオ、根本、高橋、梅崎(→西山73分)、FW:松橋(→山崎69分)、ラファエル(→藤田45分)。立ち上がりは広島ペースで、高い位置からどんどんボールを奪いに行き相手陣内に押し込みます。4分には柏木がロングシュートを狙い、6分にはDFラインの裏に抜けた柏木がウェズレイのパスをダイレクトでシュートしましたが西川の正面を突きます。7分には服部のクロスに柏木が飛び込み、10分にもダバツの上がりから佐藤寿がループ気味に狙いましたが枠外に外れます。圧倒的に攻めた序盤のサンフでしたが、しかし先制したのは大分でした。前半16分、クサビのパスをウェズレイが落としたところ味方に合わず、ラファエルが奪ってスルーパスから松橋がゴール。ちょっとしたミスからの痛恨の失点となってしまいました。
 攻めながらも点を先に奪われて気持ちが落ち込んだのか、この後はやや攻め込まれるシーンが増えます。19分にはCKから深谷が合わせましたが枠外。33分にはカウンターから松橋に抜け出されましたが、オフサイドで助かります。また36分にもトゥーリオのパスから高橋が、41分にも梅崎がいずれもサンフの左サイドに抜け出してクロスを入れましたが、何とか抑えます。サンフは何度か相手陣内でファウルをもらいウェズレイが直接狙いますが、ことごとく壁に当たってしまいます。45分にはロングボールで抜け出そうとした佐藤寿を三木が倒してレッドカード。ペナルティエリアのすぐ外からのFKはウェズレイが壁を巻いて狙いましたが、西川に弾き出されます。前半の大分のシュートは3本だったのに対して広島は7本。内容的にはこちらが上だったにも関わらずカウンター1発にやられた、と言う内容でした。
 後半、ラファエルをDFに代えて守りを固めてきた大分に対して、サンフは同点を狙って序盤からどんどん相手ゴールに攻め込みます。3分には森崎浩のFKはわずかに枠外に外れ、5分には高柳と柏木のダイレクトのパス交換からウェズレイがシュートしましたがこれも枠外。8分には右からのボールを逆サイドで受けた服部がシュートしましたが味方に当たり、10分にもこぼれ球を柏木が狙ったが枠を捉えることが出来ません。20分には柏木が森崎浩のクロスに合わせましたが西川のスーパーセーブに阻まれ、21分には佐藤寿のヒールパスを服部がダイレクトで叩きましたが枠外に外れます。22分には高柳のパスから森崎浩が抜け出そうとしてペナルティエリア内で倒されたものの、ホイッスルは鳴りません。点を取るためにどんどん前掛かりになるサンフは、戸田も両サイドのストッパーも上がってまるで「0バック」状態で攻めます。33分には大分がカウンターから決定的なチャンスを作りましたが、下田が必死でディレイさせて最後は高柳がクリアして事無きを得ます。終盤には前田、上野を投入し「4トップ」で攻めに攻めるサンフ。しかし大分の守備は最後まで崩れず、サンフは1点も取れないままに終了のホイッスルを聞くことになりました。
 がっちり守ってカウンター、と言うのは大分の得意とする戦い方で、この敗戦はまさにその注文通り。サンフは圧倒的に攻め込みましたが、しかし決定的なシーンを数多く作れたわけではなく、いささか消化不良の試合内容だったと言えると思います。リーグ戦18試合で23得点と言うのは全体的にはそれほど少ない方ではないのですが、しかしそのほとんどは「リーグ最強」のツートップの能力に頼ったもの。チーム全体が連動し、後ろからの飛び出しで得点まで持って行くと言う事が出来ていなかった、と言う弱点が、相手に守りを固められることで露呈したと言って良いでしょう。ミスからの失点は残念でしたが、しかしああいう「事故」はいつでも起こりうるもの。そう言う時に気持ちを切らさずに戦って同点、逆転まで持って行くことが出来るかどうかが本当の「チーム力」と言うもので、まだまだ足りないものがあると言うのがこの結果の意味だ、と思います。運が無かったと言う面もありましたが、しかしこの敗戦をそれだけで片づけたのでは成長はないわけで、この結果を真摯に受け止め、もっともっと個人の力を、そしてチーム力を高めなければならないと言う事なのだと思います。
 ただその一方で、決してこの結果を悲観する必要はない、とも思うのです。例えばこの試合のボール支配率は広島が67%でシュート数は18本。相手のシュートは7本だったもののゴールシーン以外に決定的だったのは1回ぐらいで、内容的には広島が圧倒していました。主力を怪我で欠き、苦しいメンバー構成の中で柏木、高柳が先発フル出場し、前田も久々に出場してチャンスを作るなど若手の頑張りが目立ったのは、今後に向けて大きな財産となる可能性があります。更に後半の後半はリスク覚悟でDF陣がどんどん前に上がって攻撃参加して相手を押し込み、カウンターからピンチを招いた場面でもチーム全員で持ちこたえて凌いだことも、今後に向けて可能性を感じさせるものでした。連敗となってしまったものの清水戦も大分戦も内容的に悪かったわけではなく、ちょっとしたミスやちょっとした運の無さが失点に繋がっただけで、ここで自信を失ってはならない、と思うのです。今週はG大阪、鹿島相手の厳しいアウェイ2連戦となりますが、ここで気持ちを落とさずに上を向いて戦って欲しい。今の苦しみは「産みの苦しみ」であって、ここを抜ければ明るい未来が開けてくる、と私は信じます。
<06.8.20> 携帯サイトによると、今日は先発が予想される高柳、柏木の他に前田と槙野もベンチ入りしそうで、18人のメンバーのうち5人が「北京世代」で大分を迎え撃つことになります。この中で特に前田は春先からの不調を脱して、ドリブルやシュートで光るものを見せ始めた、とのこと。先週のサテライトでも1ゴール1アシストの活躍を見せ、昨日の前日練習でも「素晴らしい発想のパスからゴールを演出」していたそうです。更に清水戦では「チームの悪さに自分まで埋没してしまった」と言う森崎浩も、その轍は踏むまいと言う決意を固めているとのこと。久々の先発が濃厚な李やストッパーとして出場予定の森崎和ら「アテネ世代」が若手を引っ張って、ホームのサポーターに久々の勝利をプレゼントして欲しい、と思います。
 今日のゲームは広島ビッグアーチで、午後6時キックオフ。イベントとしてはU-9とU-11の「サンフレッチェカップ」がそれぞれ1時と12時から。4種による「フォリアチャレンジ」は4時から行われます。「選手サイン会」は5時20分からで、「選手とハイタッチ」と同時に3時半からビッグアーチ正面広場にて抽選券を配布します。また「フェイスペイント」「キックターゲット・キックスピード」等のイベントも予定されています。
 先着プレゼントはANAオリジナルのボンフィンを先着5,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは下田選手のプレミアムカードです。また今日は「公共交通機関利用促進キャンペーン」として、アストラムラインと広電バスの降り場にて広島、大分両クラブのエンブレムをあしらった「オリジナル携帯アクセサリー」を3,800名様に配布します。駐車場は混雑が予想されますので、なるべく公共交通機関でご来場ください。
 テレビ中継ですが、今日はデジタルBSのBS-iで生放送があります。私のWEBLOGで速報をしますので、現地に行けない&テレビで見れない方はそちらをご覧ください。
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