11/4〜11/10のSANFRECCE Diary


<07.11.10> 明日はJリーグ第31節を清水と戦います。
 現在4位の清水は第28節から3連勝。前節はG大阪も破って、ACL出場圏内も見えてきました。
19H △2-2 大宮  【清】チョ・ジェジン、フェルナンジーニョ、【宮】小林大、吉原
20A ○4-3 大分  【清】フェルナンジーニョ2、市川、矢島、【分】高松、藤田、金崎
21H ○3-1 川崎F 【清】藤本、フェルナンジーニョ、矢島、【川】鄭
22A ○2-0 新潟  【清】岩下、チョ・ジェジン
23H ○1-0 横浜FC 【清】チョ・ジェジン
24A ○1-0 磐田  【清】チョ・ジェジン
25H ○2-0 甲府  【清】矢島、枝村
26A ●0-2 FC東京 【東】OG、赤嶺
27A ●0-1 神戸  【神】大久保嘉
28H ○3-0 名古屋 【清】チョ・ジェジン3
29A ○2-0 横浜FM 【清】矢島2
30H ○3-1 G大阪 【清】矢島、フェルナンジーニョ、チョ・ジェジン、【G】山口
 前節はチーム全員が連動して相手チームを上回る運動量と集中力を見せ、5年間勝てなかったG大阪に快勝しています。リーグ3番目の堅い守備と、好調を維持するチョ・ジェジンと矢島のツートップを擁する清水は、今のJリーグで最も手強いチームの一つ、と言って良いでしょう。因みに天皇杯ではメンバーを落したわけでも無いのに明治大相手に大苦戦していますが、これは逆に良いクスリになったはず。こちらが下位チームだと思って油断する、と言うことはなさそうです。
 対するサンフレッチェは前節終了間際に2点差を追いつかれ、久々に勝つチャンスを逃しました。ただ、連敗を5で止めて久々に勝ち点を取ったと言うのはポジティブな要因の一つ。湘南に勝って久々に勝利の喜びを味わったことと合わせて、流れは良くなっていると思いたいところです。先発ですが、湘南戦のメンバーとウェズレイをどう組み合わせるか、がポイントでしょう。
        下田

   森崎和 ストヤノフ 槙野

     青山    戸田

駒野              服部
        森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ

SUB:木寺、盛田、高柳、桑田、李、柏木、平繁
 相手の中盤に技術の高い選手が多いと言うことを考えると、ボランチを2枚にして守備を安定させたいところ。とすると、攻撃的MFのうち1人を外さなければなりません。攻守に貢献度の高い森崎浩を起用するのか、それとも柏木の切れ味に賭けるのか。なかなか難しい選択となりますが、ただ試合は90分間。誰が先発で誰がベンチスタートになるにしろ、チーム全員の力で戦うことが重要です。この試合の後にU-22代表に合流する青山と柏木を笑って送り出すことができるように、何としても勝ち点3を奪って欲しいと思います。
<07.11.10> 日本サッカー協会は昨日北京五輪最終予選に臨むU-22代表を発表し、広島からは青山敏と柏木が選ばれました。今回選出されたのは次の22人。
【GK】山本海(清水)、西川(大分)、林(流経大)
【DF】伊野波(FC東京)、水本(千葉)、小林祐(柏)、細貝(浦和)、
    青山直(清水)、安田(G大阪)、内田(鹿島)
【MF】本田拓(法政大)、水野(千葉)、青山敏、柏木(広島)、
    上田(磐田)、本田圭(名古屋)、梅崎(大分)
【FW】平山(FC東京)、カレン(磐田)、李(柏)、岡崎(清水)、
    興梠(鹿島)
 カタール戦のメンバーから家長、森島康(ともに出場停止)、枝村が外れ、本田拓、カレン、興梠が復帰しています。このメンバーは12日に集合してハノイに移動し、11/17のベトナム戦と11/21のサウジアラビア戦を戦うことになります。従って11/18に行われる第32節に出場することはできません。
<07.11.10> AFC U-19選手権予選を戦っているU-18日本代表は木曜日にU-18モルジブ代表と対戦し、1-0で勝ってグループ首位を守りました。サンフレッチェユースの岡本はこの日は先発出場し、73分間プレーしています。このグループリーグは2位までに入れば勝ち抜きできるのですが、最終戦の相手は地元タイ。従って12日に予定されているミャンマー戦、14日のラオス戦に勝って、それまでに勝ち抜きを決めてしまいたいものです。モルジブ戦は攻め込みながらもなかなか堅い守備を崩せず苦しい試合だったようですが、何とか勝てて良かった、と言うところなのではないでしょうか?
<07.11.9> 携帯サイトによると天皇杯で勝ったと言うことで今週の練習の雰囲気は非常に良かったそうで、「いつもの選手たちだけでなくあらゆるところから」声が出ていたそうです。それはトップチームだけでなくサテライトにも伝わっていて、入船や盛田の頑張りが目立っていたとのこと。ハーフコートで行われた実戦形式の練習では盛田が強烈なミドルシュートを決めた一方で、佐藤寿、ウェズレイがそれぞれ服部と駒野のクロスに合わせてあっという間に2点を取るなどキレの良さを見せていたそうです。日本平での清水戦は相性が悪いことで知られていますが、柏木が言うように「ジンクスなんて破るためにある」もの。「ずっと勝っていない」と言うことは「そろそろ勝つ頃」だ、と思って、必ず勝ち点3をゲットしてきて欲しいものです。
<07.11.8> 報道によると、U-22代表は2日間の緊急合宿を打ち上げました。昨日は順天堂大と練習試合を行ったそうで、20人の選手が入れ替わりながら出場し相手を圧倒したものの無得点に終わりました。ここまで最終予選4試合で3得点と「得点力不足」が目立つU-22代表。今回の合宿でもこの課題を解消するには至らなかった模様です。予定に無かった合宿への招集と言うことで、突然選手を奪われたクラブにとっては迷惑な話だったのですが、「『お願いします』と言われ、『承服できない』と答えた」(織田強化部長・中国新聞による)にも関わらず合宿参加を拒否できなかったとのこと。これまでの経緯を考えれば柏木、青山敏のベトナム戦、サウジアラビア戦への招集は間違いないところなだけに、本当に頭の痛いところです。
<07.11.7> 残り4試合にJ1残留を賭けるサンフレッチェは、オフィシャルホームページで「すべてはチームのために〜共に闘おう〜」キャンペーンの第一弾をスタートしました。まずは次のホーム・神戸戦に向けて、駒野選手が絶叫している壁紙のダウンロードができるようになっています。また準備ができ次第、プロモーションビデオも見れるようになるとのことです。
<07.11.7> 昨日、AFC U-19選手権の予選グループの初戦をチャイニーズ・タイペイと戦ったU-18日本代表は、前半にリードを許しましたが後半3点を奪って逆転勝ちし、幸先の良いスタートを切りました。サンフレッチェユースから選ばれている岡本が出場したかどうかは、今のところ不明です。
<07.11.6> 土曜日に行われたJユースサハラカップの第5節。サンフレッチェユースは大分と引き分け、勝ち点8で2位を守りました。広島はU-18代表に招集されている岡本が不在で、GK:原、DF:小西、佐藤、佐伯、山根、MF:篠原、内田、横竹、FW:大崎(→不老)、宮原(→茶島)、中野。大分もU-18代表の井上らが不在のメンバーでした。試合は広島ペースだったようですが、チャンスを作るものの決めきれず0-0のスコアレスドローに終わりました。なお、Eグループのもう一つの試合は3位の神戸が徳島と引き分け勝ち点2。神戸はホームの徳島戦を残しているため、広島戦と連勝すれば勝ち点を8まで伸ばす可能性があります。現在のところ広島の得失点差は7なのに対して神戸は-4。従って広島は神戸戦に負けても勝ち抜きできる、と言う有利な状況にあります。ただ、サンフレッチェユースの目標はあくまで優勝。まずは神戸にしっかり勝って、次に向かって欲しいと思います。
<07.11.5> 昨日天皇杯の4回戦が行われ、鳥取で湘南ベルマーレを迎えたサンフレッチェは3-0で快勝し、5回戦に駒を進めました。
 疲労の蓄積を考慮したウェズレイは遠征にも参加せず、次の布陣で戦いました。
        下田

   森崎和 ストヤノフ 槙野

     青山    戸田(→高柳71分)
     (→盛田79分)
駒野              服部
    柏木     森崎浩
    (→桑田66分)
        佐藤寿

SUB:木寺、高萩、李、平繁
 対する湘南は、GK:金、DF:山口(→梅田76分)、ジャーン、斉藤、尾亦(→永里76分)、アジエル、田村、坂本、加藤、FW:エドワルド・マルケス(→原83分)、石原。守りを固めて少ない人数で攻めてくる湘南に対して、前半はやや攻めあぐんだとのこと。クロスを入れてもはね返され、2人目、3人目の動きを生かして中央を突破しようとしても、ジャーン、斉藤にカバーされてシュートまで行けない、と言うシーンが続いたそうです。12分には森崎和のスルーパスから戸田がループシュートを狙ったもののバーの上。14分のCKのチャンスは槙野のヘディングが枠外に外れ、27分にも軽快なパス回しから槙野がシュートしましたが枠外に外れます。湘南はアジエルの展開と加藤、尾亦の突破などからチャンスを作りましたがストヤノフを中心とした守備陣が冷静に対処し、前半はスコアレスで折り返しました。
 後半は湘南がやや前に出てきた事もあって、サンフレッチェの攻撃が活性化します。そして7分、青山のボールカットから素早く攻撃に転じ、駒野のクロスを佐藤寿がつなぎ最後は青山が押し込んで、待望の先制点を挙げました。更に24分、スローインからストヤノフがゴールに向かうクロス。これをDFがクリアミスしてゴールネットを揺らし、サンフレッチェのリードは2点に広がりました。
 その後は選手を入れ替えながら最後の力を振り絞る両チーム。サンフは足が攣った戸田を高柳に入れ替え、疲れが出てきた青山に代えて盛田を投入。森崎和をボランチに上げて中盤を締めます。そして後半ロスタイム、盛田がボールを奪ってカウンターにつなげると森崎浩がボールを受け、ペナルティエリアで冷静に切り返してシュートを決めて3点差。これで湘南も力が尽きた、と言う感じで、5/19の千葉戦以来の3得点での勝利を収めました。
 この試合のポイントは、まずは「勝ち方を思い出す」と言うことだったと思います。2点リードで終盤を迎える、と言うのは先週の千葉戦と同じ展開。千葉には追いつかれてしまっただけに、そこをどう乗り切るかが問題でした。そこで盛田を投入して高さ対策をしたこと、その盛田を起点にして3点目を奪って勝ったと言うことは、相手がJ2とは言え大きな自信になるのではないでしょうか。
 またもう一つのポイントは、青山、柏木の不在にどう備えるか、と言うことでしょう。北京五輪の最終予選は残り2試合となっていますが、11/17のベトナム戦に続いてサウジアラビア戦は11/21。従ってU-22代表に招集されるであろう青山、柏木は、第32節の神戸戦には出場できないと思っておいた方が良いでしょう。戸田、森崎和はどちらも中盤が「本職」ではありますが、長くプレーしていなければ勘も狂うでしょうし他の選手とのコンビネーションの問題もあるでしょう。そう言う意味でここで「試運転」できたことは、次節以降につながるに違いありません。
 とは言え天皇杯の1勝はJ1残留に繋がるわけではなく、「本番」は今後のリーグ戦4試合。この勝利を糧にして、次節の清水戦に向けて良い準備をして欲しい、と思います。
<07.11.4> 日本サッカー協会は2日、トレーニングキャンプに参加するU-22代表候補を発表し、広島からは青山と柏木が選ばれました。
【GK】山本海(清水)、西川(大分)
【DF】伊野波(FC東京)、河本(神戸)、水本(千葉)、小林祐(柏)、
    青山直(清水)、安田(G大阪)、内田(鹿島)
【MF】青山敏、柏木(広島)、上田(磐田)、本田圭(名古屋)、
    枝村(清水)、梅崎(大分)
【FW】平山(FC東京)、カレン(磐田)、李(柏)、岡崎(清水)、
    興梠(鹿島)
 カタール遠征の代表から林(流経大)、細貝(浦和)、水野(千葉)、家長(G大阪)、森島康(C大阪)が外れ、河本、梅崎、カレン、興梠が加わっています。不参加の選手はチーム事情や怪我などだと思われますが、カレンを再招集したことや興梠を初めて(だと思う)呼んだ事など残り2試合に向けて何とか勝てるチームを作りたい、と言う反町監督の強い意志(あるいは、足掻き?)を感じます。今回のキャンプはわずか2日間とのことですが、それで本当にこれまで以上のチームを作ることができるのでしょうか?
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