12/2〜12/8のSANFRECCE Diary


<07.12.8> 今日はJ1・J2入替戦の2nd leg。第1戦を落したサンフレッチェは、この試合の勝利にJ1残留を賭ける事になります。敗戦から一夜明けた一昨日は、控え組がミニゲームを行う一方で先発メンバー+盛田の12人とペトロヴィッチ監督が1時間以上の長時間ミーティングを行ったとのこと。中国新聞や携帯サイトによると、水曜日の試合の分析と今日の試合に向けての意見をぶつけあったそうです。また昨日はペトロヴィッチ監督になって初めて非公開練習にしたとのことで、絶対に勝たなければならない試合に向けて「何か」をしたのではないか、と思われます。なお今日の予想メンバーですが、情報が全く無いので私の個人的な希望と言うことで次の11人を挙げておきます。
        下田

    盛田 ストヤノフ 槙野

        森崎和
李              駒野
    柏木     森崎浩

     佐藤寿  平繁

SUB:木寺、吉弘、高萩、高柳、戸田、服部、ウェズレイ
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後4時キックオフ。試合前イベントとしては、「フェイスペイント」(12時〜16時)と「選手とハイタッチ」(事前公募による抽選が済んでいます)のみが行われます。ご来場プレゼントは、「共に闘おう」応援パネルを入場者全員に。サンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは、「共に闘おう!プレミアムカード」を5,000名様となっています。また入場券は全席自由で当日も大人1,000円、小中高生100円。JR横川駅とアルパークからの直行シャトルバスは、いずれも無料となっています。ビッグアーチ周辺の道路は混雑が予想されますので、ご来場の方はシャトルバスかアストラムラインをご利用下さい。
 テレビ中継ですが、NHKのBS1とスカパーch182で生放送が予定されています。キックオフまでに家に帰り着くことが出来ればブログで速報しますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<07.12.6> 昨日アウェイで行われたJ1・J2入替戦1st legは、1-2で敗れてJ1残留に赤信号が灯りました。
 出場停止だった戸田、ストヤノフ、森崎和と怪我を抱えているウェズレイが戻ってきて、ペトロヴィッチ監督は「ベストメンバー」を組んできました。
        下田

   森崎和 ストヤノフ 槙野
   (→盛田45分)
        戸田
駒野             服部(→李64分)
    柏木     森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ(→平繁70分)

SUB:木寺、盛田、吉弘、高萩、高柳
 対する京都は登録上は4-3-3ながら実際には3バックで、GK:平井、DF:手島、森岡、渡邊、角田、MF:斉藤、石井、中谷、FW:パウリーニョ(→倉貫84分)、中山、田原(→西野74分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは広島がボールを支配する時間が長く、3分には戸田のスルーパスで抜け出した佐藤寿が決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れ、6分には佐藤寿のボール奪取からウェズレイがシュートするなどチャンスを作ります。しかし徐々に運動量に勝る京都がパスを回す時間が長くなり、ロングボールから、あるいは渡邊の突破からピンチを迎えるシーンが増えて行きます。そして28分、左サイドの深い位置からのクロスは下田が一度は弾いたもののもう一度拾われ、最後は田原に押し込まれて先制点を許してしまいます。更に38分にはCKのこぼれから再び田原に頭で決められ、その後も劣勢のままで前半を折り返すことになりました。
 京都の高さにやられていた、と判断したか、ペトロヴィッチ監督は森崎和に代えて盛田を投入します。しかし決定的チャンスは相変わらず京都で、6分には中山のシュートがバー直撃。16分にはクロスに中山がフリーになったもののシュートミスに助けられ、17分には角田のヘディングをポストが弾いてくれます。流れを代えたいペトロヴィッチ監督は服部を下げて駒野を左に回し、李を右サイドに投入。更にウェズレイを平繁に代えます。そして徐々にペースをつかむと、37分のバー直撃の森崎浩のシュートなどで相手を押し込みます。そして43分、平繁のスルーパスを佐藤寿がシュート。このボールはいったんはGKに弾かれたものの詰めていた平繁が押し込み、ようやく1点を返して1試合目を終えることができました。
 必勝を期して京都に乗り込んだサンフレッチェでしたが、しかし残念ながら期待は半ば裏切られた、と言う感じだったのではないでしょうか?立ち上がりの決定的なチャンスを逃した後はずっと京都のペースで、2点を失った他にも何度も決定機を作られ3点目、4点目が入っても不思議ではない展開でした。サンフレッチェは「J1の力を見せる」どころかリーグ終盤の悪い時の姿そのまま。低い位置でボールを繋ぐものの効果的な崩しはできず、高い位置でボールを失っては逆襲を食らう、と言う展開が続きました。せっかくG大阪戦で良い流れを作れたと思ったのにそれが全く繋がらなかったのは、単に緊張の為だけではないでしょう。チーム作り、あるいはメンバー構成の誤りが尾を引いていたのではないか、と思わざるを得ないような試合でした。
 しかし、そんな展開でも選手交代で流れをつかみ、貴重なアウェイゴールをゲットしたのは2戦目に向けて非常に重要な結果だった、と言えるでしょう。この敗戦によって次は勝たなければJ1残留がなくなったのは確かですが、しかしその勝利は1-0で良いわけです。もし0-2のままで終わっていたら、あるいは3点目を取られていたら、と考えると、平繁のゴールがいかに貴重だったか、あるいは後半の守備陣の頑張りがいかに大事だったか、が分かると言うものです。本当に崖っぷちに追い込まれてしまったサンフレッチェですが、しかしやればできる、と言うのは変わらないはず。少なくとも戦い方を間違いさえしなければ、逆転することは十分可能なはずです。選手が頑張ること、戦い抜くことはもちろん重要ですが、選手の力を引き出せるかどうかは首脳陣の能力にかかっています。次は「名前」にとらわれることなく「本当に戦える選手」を11人ピッチに並べて、悔いの残らないような試合をして欲しいと思います。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

<07.12.4> 明日はいよいよ最終決戦第一ラウンド。来季J1で戦う権利を賭けて、京都サンガと対戦します。
 京都が今季48試合を戦っての成績は24勝14分け10敗で勝ち点86。総得点80はリーグ2位。総失点59は7番目の成績です。第4クールの成績は次の通り。
40H ○2-1 水戸  【京】アンドレ2、【水】吉本
42H ●1-2 東京V 【京】パウリーニョ、【V】飯尾、フッキ
43A △2-2 湘南  【京】アンドレ、中谷、【湘】石原、永里
44A △1-1 福岡  【京】森岡、【福】布部
45H △2-2 C大阪 【京】パウリーニョ、渡邊、【C】柿谷、古橋
46A ○2-0 徳島  【京】中山、パウリーニョ
47H ○3-1 愛媛  【京】パウリーニョ、田原2、【愛】ジョジマール
48A ●0-3 鳥栖  【鳥】藤田、金、加藤
49H ○2-1 山形  【京】アンドレ、OG、【山】佐々木
50A △2-2 札幌  【京】渡邊、西野、【札】岡本、石井
51H ○1-0 仙台  【京】石井
52A △1-1 草津  【京】田原、【草】寺田
 開幕戦に勝った後は3引き分け1敗とスタートダッシュに失敗した京都でしたが、第22節から9試合を8勝1分けの好成績で一気に2位に浮上し、3位との勝ち点差も9に広げました。しかしその後は勝ちに恵まれなくなりずるずると後退。第44節終了後に美濃部監督を更迭して何とか立て直しを図ったものの、パウリーニョの怪我の影響もあって3位を維持するのが精一杯、と言う感じでフィニッシュしました。ただ、1ヶ月に及ぶリハビリを経てパウリーニョはプレーが可能な状態まで戻ってきていますし、全体的に経験豊富な選手の多いチームです。入れ替え戦にむけて気持ちをしっかりと切り替えて、広島対策を練って明日のゲームに臨むに違いありません。
 対するサンフレッチェは、リーグ戦終盤の10試合を勝ち星無しで終わってしまいました。特に最終盤の数試合は残留争いのプレッシャーに負けてしまった、と言う試合が多く、チームの立て直しが課題でした。しかし最終戦のG大阪戦は控え選手達が躍動し、久々に「人もボールも動くサッカー」を見せて引き分けに持ち込むことができました。携帯サイトの情報によれば昨日の練習ではチームの雰囲気も明るかったそうなので、あとは「勝たねばならない」と言うプレッシャーにどう打ち勝つか、がポイントでしょう。メンバーですが、出場停止だった戸田、森崎和、ストヤノフ、更に体調を考えて大事を取ったウェズレイが戻ってきます。と言うことで誰を起用するか難しいところですが、希望も含めた私の先発予想は次の通り。
        下田

   森崎和 ストヤノフ 槙野

      高柳  戸田
駒野             服部
    柏木     森崎浩

        佐藤寿

SUB:木寺、盛田、遊佐、高萩、李、平繁、ウェズレイ
 シーズン通してチーム最多の17ゴールを挙げてきたウェズレイですが、浦和戦を最後に9試合ゴールから遠ざかっています。これは疲労と慢性的な太ももの痛みもあるでしょうが、それ以上にチームが勝てないことに責任を感じて自分で何とかしなければ、と言う気持ちが強すぎるからではないでしょうか。G大阪戦では若手が走り回ることでリズムを作り、チーム全体で戦う形が作れていたので、その流れを明日の試合に繋げたいもの。ウェズレイはどうしても点が欲しい時の「切り札」として取って置くことにして、運動量と技術のある選手を並べて中盤を制圧する、と言う形で戦った方が広島らしいサッカーができるのではないか、と思います。とは言え、明日からの2試合は先発の11人だけでなく控えからスタッフ、そしてサポーターまで含めた総力戦。誰が出るにしても、チームの勝利に向けて全力を尽くして欲しいものです。
<07.12.4> オフィシャルホームページによると、サンフレッチェユースの中野裕太選手の横浜FC入りが内定した、とのことです。中野は1年生の時からFWのポジションを確保。若い頃の久保竜彦を彷彿とさせるようなプレーで得点を量産していました。しかし今年は完全に不調に落ち込み、決定機をつかんでもきめられないシーンばかり。それが伸び悩みと判断されたか、あるいは丸谷、清水の内定でFWの枠が埋まってしまったのか、トップ昇格はなりませんでした。ただ、その潜在能力を発揮することができれば十分にプロでやっていけるはず。横浜の地で頑張って欲しい、と思います。
<07.12.3> J1・J2入替戦をサポーターと一緒に勝ち抜くために、サンフレッチェは様々な企画を用意しています。
 まず水曜日に行われるアウェイ・京都戦に向けて、応援バスツアーを募ります。日程は12/5(水)の11時45分広島西飛行場、12時15分広島駅新幹線口集合で、深夜2時に広島に戻ってくると言うもの。料金はバス代、自由席チケット代、旅行保険代金を含めて大人6,500円、小中高生6,000円で、サンフレッチェクラブ会員はそれぞれ2,000円引きとなっています。募集は既に始まっていて、中国新聞によると昨日の午前中だけで60人以上が申し込んだとのこと。人数無制限ですが締め切りは明日の午後7時となっていますので、参加したい方はお早めに。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島・京都サンガFC戦バスツアー」係(082-240-3447)までどうぞ。また、基町のNTTクレド前大型ビジョンではパブリックビューイングを開催します。京都まで行けないと言う方は、こちらで応援して下さい。
 続いて土曜日の午後4時から行われるホームゲーム入場券は、全席自由席で前売・当日とも大人1,000円、小中高生100円で販売します。またJR横川駅前とアルパークからのビッグアーチ直行シャトルバスを無料で運行します。当日は混雑が予想されますので、なるべく自動車での来場は控えて、シャトルバスかアストラムライン(入場券の提示で「サンフレッチェ応援1日乗車券」を600円で購入できます)をご利用下さい。なお今年の「年間パス」をお持ちの方、サンフレッチェ後援会の自由席引換券をお持ちの方は、それを利用して入場できるとのこと。サンフレッチェクラブ会員割引と指定席の利用はできませんが、「ポイントサービス券」と「年間指定席の飲食券」は使える、とのことです。
 そして「共に闘おう!」キャンペーンの一環として全来場者に応援パネルを配付すると共に、サンフレッチェクラブ会員5,000名様に「共に闘おう!プレミアムカード」をプレゼントするそうです。更に、選手入場時の「エスコートキッズ」22名と「フェアプレーフラッグベアラー」6名を緊急募集。応募条件は「サンフレッチェ広島の紫のユニフォームまたはTシャツをご自身で準備できる小学生」で、当選しなかった方も100名様が「選手とハイタッチ」に参加できます。参加希望の方はE-mailに(1)お名前(フリガナ)、(2)性別、(3)郵便番号・住所、(4)学年、(5)連絡可能な電話番号を書いて、tomonitatakaou@sanfrecce.co.jpまでお送り下さい。締め切りは明日の午後6時です。
<07.12.2> 昨日ビッグアーチで行われた最終節G大阪戦は、一度は逆転を許したものの終了間際に追いつき引き分けました。
 出場停止の戸田、森崎和、ストヤノフに加えて太もも痛のウェズレイも休ませ、ペトロヴィッチ監督は次の布陣で戦いに臨みました。
        下田

     吉弘 槙野 盛田

        高柳
駒野(→柏木54分)       服部(→遊佐54分)
    李       高萩

     佐藤寿  平繁
     (→森崎浩54分)

SUB:木寺、中尾、入船、遊佐、田村
 対するG大阪のメンバーは、GK:藤ヶ谷、DF:加地、シジクレイ、山口、MF:寺田(→倉田89分)、橋本、遠藤、安田(→下平62分)、二川、FW:播戸(→前田62分)、バレー。序盤はボールを支配するG大阪に対して引いて守る広島と言う形で、静かな立ち上がりとなりました。それがいきなり動いたのが前半7分。左サイドの高萩から糸を引いたようなサイドチェンジのパスが駒野へ。李とのワンツーで抜け出すと長いクロスが逆サイドへ通ります。中央に飛び込んだ平繁がDFを引きつけたためフリーになっていた佐藤寿が難なく押し込み、サンフレッチェは美しい攻撃で先制点をゲットすることが出来ました。
 同点に追いつきたいガンバは、DFラインでボールを回し、中央から、サイドからボールを送り込んで来て寺田が、山口がシュートを打ってきます。サンフはこれを低い位置ではね返し、何度かカウンターから相手ゴールに迫ります。27分には佐藤寿が高い位置でボールを奪って攻め込み、高萩がスルーパスを狙いましたがこれをカットされ逆襲を受けます。この攻撃はいったんははね返したものの二川の精度の高いボールをバレーに頭で流し込まれ、早い時間帯に同点に追いつかれてしまいました。
 その後はずっと、ボールを支配するガンバに対してカウンターを狙う広島、と言う構図。40分には佐藤寿の横パスに走り込んだ服部が強烈なシュートを放ちますが、藤ヶ谷のスーパーセーブに弾かれます。更に41分には李のクロスを平繁がフリーで頭に合わせましたが、ボールは惜しくもバーを越えて行きます。前半はボール支配率とシュート数は負けているものの決定的チャンスはこちらの方が多いと言う展開で、1-1で折り返すことになりました。
 後半も立ち上がりは同じような流れで、ガンバは主にセットプレーで広島ゴールを脅かします。後半9分、ペトロヴィッチ監督は主力3人を一気に入れ換える、と言うまるで練習試合のような交代をします。攻める姿勢を緩めないガンバは何度も攻撃を仕掛けてきて、17分にはバレーが、20分には下平がシュートを打ってきます。広島は森崎浩、柏木を起点にしてチャンスを作り、30分には盛田のロングパスで抜け出した高萩が強烈なシュートを放ちますが藤ヶ谷のスーパーセーブに弾かれます。また31分にはCKのボールに盛田が頭で合わせたものの枠外。徐々に広島が押し戻す展開となりましたが、しかし勝ち越し点を奪ったのはG大阪の方でした。35分、カウンターからバレーが持ち込もうとしてDFに阻まれバックパス。ここに走り込んだ二川が打ったボールは強烈な軌跡を残して広島ゴールに突き刺さりました。
 この後もG大阪は追加点を狙って攻め立て、寺田やバレーのシュートが広島ゴールを襲います。しかしサンフも負けずに押し返し、平繁が、遊佐が積極的な飛び出しでゴールを狙います。そしてロスタイムももう終わろうとしていた後半47分、左からのCKを蹴るのは柏木。左足から繰り出されたボールは正確に槙野の頭にヒットし、負けゲームを引き分けに持ち込む貴重なゴールとなりました。
 入れ替え戦行きが濃厚と言うこともあって、ほぼ「調整モード」で試合に臨んだこの試合のサンフレッチェでしたが、しかしピッチ上に展開したサッカーは素晴らしいものだった、と思います。ボールをポゼッションするG大阪の選手をしつこく追い回し、高い位置でボールを奪うと素早く攻撃に転じ、ダイナミックなサイドチェンジから何度も良い形を作っていました。これまで出場機会に恵まれなかった李、高萩、吉弘、遊佐や高柳、平繁、槙野ら若手選手が頑張って、見事なサッカーを展開しました。ここまでのリーグ戦は残留争いに巻き込まれたと言うことで重苦しい雰囲気との戦いでしたが、この日に限っては結果を気にせずサッカーを楽しんでいるような、そんなムードすら感じました。最終的に16位に終わって入れ替え戦を戦わなければならなくなったサンフレッチェですが、本来の力はそんなものではない、と言うことを示した試合だったと思います。
 ただ若手選手が「やればできる」と言うことは、ずっと前から分かっていたことではあるのです。例えば5/9のナビスコ杯G大阪では主力4人を休ませたにも関わらずG大阪に勝ってますし、7/8のナビスコ杯準々決勝でも代表組を欠きながら鹿島に勝利しています。更に8/18の大分戦では中盤の3人の欠場の穴を控えが埋めて、見事な勝利を収めています。
 そしてその「やればできる」と言うことは、主力選手にも言える事なのです。G大阪戦では控え選手が活躍したのは確かでしたが、しかし彼らの働きを引き出したのは佐藤寿、駒野、槙野らレギュラー選手たちでした。後半途中から投入された森崎浩と柏木の働きは、西野監督が「柏木と森崎浩が出てきたことでボールを動かされてしまい、アプローチが少しずれていった。そこからカウンターを仕掛けられてしまった...二人の展開力はやはり高いな、と思った」と語るほど。今年のリーグ戦、特に終盤は精神的な重圧に負けて自ら崩れる試合が多かったのですが、本来の力はそんなものではないと言うことを明確に示したのは、主力を含めたチーム全体の力でもあるのです。
 入れ替え戦の相手は最終戦に引き分けて3位に終わった京都。J2の中では充実した戦力を持っていて、主力に怪我人が出たにも関わらず仙台、C大阪等との競り合いを制したチームです。加藤監督の元で高い規律と集中力を保って戦って来ていて、その上入れ替え戦にはパウリーニョ、アンドレが復帰する可能性が高いと言われています。何が起きるか分からない短期決戦と言うことで、楽な試合にはぜったにならないのは確かです。しかし、だからと言って怖れる必要は全くないとも思うのです。重圧に負けずに持っている力をしっかりと出せば、負けることはないはずです。今年の総決算となる残り2試合。悔いのない戦いで、J1残留を勝ち取って欲しいと思います。

日刊スポーツスコア
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