12/9〜12/15のSANFRECCE Diary


<07.12.15> 「ホットニュース」によると今日の先発が予想される主力組は、木曜日の練習ではアグレッシブなプレーを見せて得点を量産していたそうですが、昨日は「見ている方が大丈夫かと思ってしまうような練習」(槙野)で、宮崎に2点、高萩、高柳に1点ずつの計4点を奪われるなど自ら崩れる悪癖を見せていたそうです。中国新聞によるとメンバーは京都戦の第2戦の先発のうちウェズレイを平繁に代えたものになりそうですが、誰が出場するにしろ来年に向けてのスタート、と言うつもりで頑張って欲しいものです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後1時キックオフ。今日はサンフレッチェ主催ではなく広島県サッカー協会が運営する関係で、年間パスなどは使えませんのでご注意下さい。テレビ放送はNHKのBS1で生中継が予定されていますので、スタジアムへ行けない方はそちらをご覧ください。
<07.12.15> 昨日行われた契約更改交渉で、橋内、桑田が残留を決めた一方で青山は70分にも及ぶ話し合いを終えた後で「正直、来年のことはまだ考えられない。前へ進めない」と語っていたそうです。話し合いは条件や自身の去就ではなくクラブの問題点をどう解決するか、について涙を流しながらのものだったとのこと。対応した織田強化部長も神妙な表情だったとのことです。
<07.12.14> 明日は唯一延期されていた天皇杯5回戦をジュビロ磐田と戦います。
 磐田はリーグ終盤戦は不調で29節から5試合連続勝ち星なしでしたが、最終戦で柏に完勝して9位でフィニッシュしています。
28A ○1-0 広島  【磐】成岡
29H ●1-3 鹿島  【磐】田中、【鹿】マルキーニョス、岩政、柳沢
30A △1-1 新潟  【磐】前田、【新】エジミウソン
天4 ○6-1 順天大 【磐】前田、太田、カレン2、茶野、成岡、【順】岡本
31A △0-0 名古屋
32H ●1-3 川崎F 【磐】前田、【川】ジュニーニョ2、鄭
33A ●0-1 大分  【分】鈴木
34H ○4-0 柏   【磐】前田、林、上田、犬塚
 リーグ最終戦から2週間空いたと言うことでモティベーションの維持が難しかったのではないか、と思われますが、ただ今季タイトル争いに絡めなかったことで「天皇杯に賭ける」と言う気持ちは強いはず。しっかりと広島対策を練って乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対する広島ですが、退団が決まったウェズレイは9日に帰国したそうで、明日の試合への出場はありません。メンバーがどうなるかについての情報はありませんが、時間もないことからそれほど大きく変えてくることはない、と思われます。
        下田

     槙野 ストヤノフ 盛田

     森崎和  戸田
駒野              服部
    柏木     森崎浩

        佐藤寿

SUB:木寺、吉弘、遊佐、高萩、高柳、李、平繁
 降格決定から1週間経っていないと言うことで気持ちの切り替えが難しいところですが、しかし今季最後の公式戦。特にビッグアーチでの最終戦となります。これまで常にプレッシャーにさらされていたことを考えれば、明日の試合には楽な気持ちで臨めるはず。思い切ってプレーして、そしてサポーターに久々の勝利をプレゼントして欲しいと思います。
<07.12.14> 携帯サイトの情報によると、昨日から2日間の予定で福岡退団が決まった宮崎公平選手が練習に参加しているそうです。宮崎は99年に広島に加入し3試合に出場。2002年から福岡に移籍してレギュラーを奪い、今年も29試合で4得点を記録するなど主力として活躍してきましたが、福岡を戦力外になっています。先日のトライアウトで織田強化部長から声をかけられて2日間練習に参加しているとのことです。
 また、昨日は高萩、高柳、李、槙野、平繁、吉弘の6人が契約更改交渉を行い、槙野と平繁がサインしました。槙野は入替え戦後に家族と話したところ父親から「お前は広島に育てられた男だ。サンフレッチェのために働け」と言われて決意を固めた、とのこと。「降格は自分の責任」として、来季のJ1昇格に貢献したいと語っています。平繁もチームに残るかどうかと言うことは全く問題がなく、むしろ気になるのは来季の補強について。目標としていたウェズレイが退団したとのことで、「来季はウェズレイに匹敵するような凄い人に来て欲しい...壁は高い方が乗り越えがいがある」と言っています。一方サインしなかった選手のうち李は今季の苦しかった心のうちを語っていますが、ただ監督とじっくり話して今季の起用法について「試合に出るメンバーを固定してしまった。自分も学ばないといけない」と言われたことですっきりした様子です。高萩も今季の起用法については不満があったようですが、監督から「降格の危機が続き経験のある選手を使わざるをえなかった」と言う話を聞いてある程度は納得したようです。ただ今後については状況をも見ながら自分で考えたい」としており、他クラブからのオファーがあるかどうかが決め手になるのではないでしょうか。吉弘も同様に出場機会が無かったことに悩んでいる、とのことで、特に「来年チャンスをもらえるかどうか」が分からない事が不安な様子。チームも監督も必要である、と言っているそうなので、やはり他からのオファーがあるかどうかが決め手になりそうです。一方高柳は「監督の続投は良かった」として、今後のことを考えたい、とのことです。
<07.12.13> 中国新聞によると、昨日は戸田、盛田、木寺、駒野、柏木の5人が契約更改交渉に臨み、戸田、盛田、木寺はチームへの残留を表明したものの駒野、柏木は態度を保留しました。
 昨日神戸から正式なオファーが来たと言う駒野は、中国新聞によると「J2に落した責任がある。1年でJ1に戻らないといけない」と心境を説明していたとのこと。携帯サイトによるとチームに残るためには「J1に1年で戻るための戦力補強」が重要で、昨日はそのへんの話を聞く事が主だったようです。また移籍については「J1で優勝したい」と言いつつも、移籍するなら海外へ、との気持ちも強い様子。今からの欧州移籍は時期的に難しいこと、一度国内で移籍してしまうと次に動くのは難しくなる事なども考えて、身の振り方を考えている模様です。
 一方柏木は「J2で自分が成長できるか。J1でプレーすべきではないか」と言うことで移籍を視野に入れつつも、サンフレッチェとペトロヴィッチ監督に育ててもらったこと、そして自分にもJ2降格の責任があると言うことを考えて、「チームの熱い気持ちを聞いて正直迷っています」と述べています。中国新聞によると「監督退任なら(移籍で)気持ちは決まっていた」とのことなので、今後の話し合いで決めることになるようです。
 戸田は「基本的にはノーコメント」とした上で、「来季広島でやるかどうか」と言う問いに対しては「まだ契約が残っている」と答えています。そして「今回のことをクラブがどう捉えているか」が重要であるとして、今後話し合いを求めて行くつもりのようです。
<07.12.13> プレスリリースによると、広島を戦力外となった入船和真選手の徳島ヴォルティス入りが決まった、とのことです。入船は鵬翔高から2005年に広島入り。昨年はペトロヴィッチ監督就任直後の名古屋戦でベンチ入りし、続く千葉戦でプロ初出場を果たすなどブレイクが期待されましたが、結局リーグ戦出場はこの1試合。カップ戦も、主力選手が軒並み不在だった昨年の天皇杯G大阪戦で途中出場しただけに終わりました。なお、解雇された他の選手のうち中尾真那選手は一昨日行われたJ1・J2合同トライアウトに参加していますが、河野、田村両選手は出ていません。従ってこの2人に関しては、どこかのクラブへの移籍が内定しているものと思われます。
<07.12.12> サンフレッチェは昨日、ウェズレイとの来季の契約を結ばない、と発表しました。ウェズレイ(本名はウェズレイ・ハイムンド・ペレイラ・ダ・シルバ)は昨年広島入りし、昨年はリーグ戦27試合に出場して16得点、今年も29試合で17得点とチーム最多得点を挙げて、チームの「主砲」として活躍してきました。ただ、慢性的な太ももの痛みと35歳と言う年齢から来る体力の衰えは如何ともし難く、浦和戦のゴールを最後に入替戦も含めて10試合ノーゴールに終わってしまいました。昨年から今年前半にかけて貢献度が非常に大きかったのは事実ですが、しかしその後の不調がチームが勝てない原因になったのも確か。ここで退団することになるのも、止むを得ないことと言えるでしょう。正直言ってウェズレイのリーグ終盤のプレーには不満が大きかったのですが、しかし2年間のチームへ大きな貢献を忘れるわけにはいきません。次のプレーの場がどこになったとしても、頑張って欲しいと思います。
<07.12.12> Jリーグは昨日今季の優秀選手32人を発表し、広島からは駒野が選ばれました。
<07.12.12> 日本サッカー協会は12/18, 19に行われるトレーニングキャンプに参加する日本代表候補を発表し、広島からは駒野が選ばれました。今回選出されたのは次の33人。
【GK】川口(磐田)、楢崎(名古屋)、川島(川崎F)、西川(大分)
【DF】中澤(横浜FM)、坪井、闘莉王(浦和)、加地、安田(G大阪)、
    駒野(広島)、岩政、内田(鹿島)、徳永(FC東京)、水本(千葉)、
    青山(清水)
【MF】橋本、遠藤(G大阪)、羽生、山岸、水野(千葉)、中村(川崎F)、
    鈴木、阿部、長谷部(浦和)、山瀬功(横浜FM)、今野(FC東京)、
    本田(名古屋)
【FW】播戸(G大阪)、巻(千葉)、前田(磐田)、大久保嘉(神戸)、
    田代(鹿島)、矢野(新潟)
 岡田監督となって初めての代表候補と言うことで注目されましたが、基本的には「オシム・ジャパン」を踏襲。エジプト戦のメンバーの中で選ばれていないのは藤本(清水)だけで、これにU-22代表から西川、安田、内田、水本、青山、水野、本田を加え、更に岩政、徳永、田代を初めて招集しています。(因みに安田もA代表候補には初招集。)岡田監督はまずはこれまでの代表の形からスタートして、徐々に自分の色を出して行くつもりなのかも知れません。
<07.12.11> 中国新聞によると昨日から契約更改交渉が始まり、5人が交渉したとのことです。また織田強化部長は吉田サッカー公園での練習前に選手全員をクラブハウスに集めて「今日からがJ1復帰のスタート。みんな力を貸して欲しい」と訴えたとのこと。「強い決意があっても、移籍金が満額でなければ出さない。期限付き移籍はない」と言う方針で契約更改に臨むそうです。またストヤノフとの契約は更新する方針ですが、他に外国人FWの獲得を目指すとの事でウェズレイは退団することになりそうです。
 一方オフィシャルホームページによると、サンフレッチェは今季出場機会の少なかった入船、河野、田村、趙、中尾の解雇を発表しました。ユース出身の田村は1年目の04年にリーグ戦8試合、ナビスコカップ1試合に出場し、特にプロ初出場だった名古屋戦では途中交代から4分後に同点ゴールと言う鮮烈なデビューを果たしましたが、その後伸び悩みブラジルへの留学や愛媛FCへのレンタルも実らず、今年はナビスコ杯2試合13分間だけのプレーに終わりました。入船と中尾はいずれも今年が3年目で、出場は入船が昨年リーグ戦に1試合、天皇杯1試合。中尾は一昨年天皇杯に1試合。共に期待は大きかったものの力を伸ばすことができませんでした。河野は名古屋からプロ生活をスタートし、福岡を経て昨年広島入りしました。そして今年はリーグ戦3試合、ナビスコカップ1試合にベンチ入りしましたが、結局試合出場は叶いませんでした。韓国の浦項製鉄工業高校から来日して2年目の趙は昨年の天皇杯に出場しただけで、今年はベンチ入りもできずに終わりました。5人とも広島では芽が出ませんでしたが、何とかプレーの場を見つけて欲しいものです。
<07.12.10> 昨日Jユースサハラカップの2回戦が行われ、名古屋グランパスエイトユースと対戦したサンフレッチェユースは延長後半の大崎のゴールで勝ちました。この日のメンバーはGK:原、DF:山根、宮本、佐藤、小西、MF:宮原、内田、篠原、FW:不老、中野、横竹。90分では決着がつかず延長に突入し、途中投入の岡本からのパスを大崎が決めて先制。最後は横竹をDFラインに入れて守りきった、とのことです。この結果、準々決勝の相手は横浜FMユースを破った宿敵・G大阪ユース。会場は万博競技場で、12/16(日)の午前11時キックオフです。
<07.12.9> 昨日の入替戦2nd legはサンフレッチェが終始猛攻を見せたもののついにゴールを割れず、1st legの劣勢をはね返すことが出来ずJ2降格が決まってしまいました。
 1st legで田原の高さにやられた事を考えて、ペトロヴィッチ監督は盛田を先発起用。また森崎和をボランチにして、次の布陣で戦いました。
        下田

    槙野 ストヤノフ 盛田

        森崎和
駒野             服部(→李45分)
    柏木     森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ(→平繁71分)

SUB:木寺、吉弘、高萩、高柳、戸田
 京都は1st legと同じ先発メンバーで、GK:平井、DF:手島、森岡、渡邊、角田、MF:斉藤(→アンドレ56分)、石井、中谷、FW:パウリーニョ(→秋田89分)、中山、田原(→徳重67分)。試合は立ち上がりから広島ペースで、ボールを支配して何度も相手ゴールに迫ります。また選手の「球際に強く行こう」と言う気持ちも強かったのか、盛田、森崎和、ウェズレイが早い時間からイエローカードをもらいながら戦います。最初の決定的なチャンスは14分で、駒野が右サイドを破って深い位置からクロス。これに佐藤寿が頭で合わせましたがバーに当たって外れます。続いて15分には槙野のスルーパスで駒野が抜け出し、19分には森崎浩のクロスを槙野がヘディングシュートしましたが枠を捉える事が出来ません。32分には柏木が、35分にもウェズレイがいずれもペナルティエリアの中からシュートを打ちますが、決めきることが出来ません。京都は時折カウンターから攻めてくるもののストヤノフを中心とした守備陣はがっちりと守り、前半打たせたシュートはFKからの1本だけ。逆に広島はボールを完全に支配して攻め続けたものの京都の守備の壁を破ることはできず、スコアレスで前半を折り返しました。
 京都の加藤監督は後半から4バックに変えて、サイドのスペースを消そうとします。逆にペトロヴィッチ監督は駒野を左に回して右サイドに李を投入し、サイドからの攻撃を更に強めようとします。そして早速1分に、駒野の左からのクロスに逆サイドから駆け上がった李が飛び込みましたがわずかに届きません。5分には京都のCKのチャンスから、田原に、角田に決定的なシュートを打たれましたが、下田とストヤノフが身体を張って止めます。流れを変えようと、攻撃的な選手を投入してくる京都。14分にはカウンターからアンドレがフリーになりかかりましたが、最後はストヤノフが飛び込んでコーナーに逃げます。22分には田原に代えて徳重を入れて、更に攻撃的な姿勢を強める京都。しかし広島も23分に森崎和のスルーパスから森崎浩がチャンスを作り、柏木が強引な突破からシュートしましたが運無くバーに弾かれます。32分には駒野がドリブルで切れ込んでシュートを狙いましたが枠外。37分には柏木が左サイドから抜け出して佐藤寿が飛び込みましたが届きません。時間が残り少なくなり、盛田を前線に上げて最後の攻めを見せるサンフレッチェ。ロスタイムにはストヤノフのクロスを槙野がバイシクルシュートを試みましたが、ポストに当たって外に逃げて行きます。そして最後まで京都のゴールネットを揺らすことはできずタイムアップ。歓喜に沸く京都の選手の傍らで、サンフレッチェの選手は控えも含めて号泣するしかありませんでした。
 ボール支配率62%。シュート18本。決定的なチャンスも多く、また相手のカウンターは身体を張って守るなど、J1残留に向けて精一杯戦っていたのは間違いない、と思います。ペトロヴィッチ監督が語っていたように、広島が「落ちるべきチームではなかった」事を示すことはできたように思います。しかしその一方で、ここに至ってしまったのは何も不運や代表のせいだけではない。やはりチームとしての力が足りなかった事がこの結末の原因で、だから昨日の試合では勝てなかったと言うことを、真摯に受け止めるべきだと思います。水曜日の1st legを含めてここに至るまでの全ての試合の結果が、この「J2降格」と言う現実を導いてしまったのです。
 この責任の大半は監督にあることは明白ですが、しかしそれだけであるはずがない。スタッフや選手、強化部に責任があることも間違いないし、更にマスコミやサポーター、地域などサンフレッチェを取り巻く全ての人にも責任はあるはずです。このような結果に至ってしまった理由を他人のせいにせずに、自らの問題として捉えること。この現実から逃げないこと。それ無しには1年でJ1に復帰することは難しいし、仮に戻れたとしても再び同じことを繰り返すことになるでしょう。
 久保社長はチームを率いる最高責任者としての立場から、「こういう形に持っていったのは私の責任だと思っています。なんであそこで手が打てなかったのかと反省」しているとし、「トップが前面にたって旗を振らないと勝てません。選手には先ほど、『この選手みんなと共にJ1にあがるよ』といいました。『俺と監督についてこい』という話をしました」と語っています。しかしその一方で社長を退任して代表権のある会長に退き、「経営とサッカーの両面に見識のある常勤の球団社長を据える」(中国新聞)事を決めたそうです。そしてペトロヴィッチ監督と織田強化部長の留任も決めたのだそうです。戦力が整っているはずのチームを降格させた現場の責任者が留任する、と言うのは前代未聞の決定で、サポーターとしてはとても納得できるものではないのですが、しかしこれはおそらくギリギリの決定なのではないか、と言う気もします。
 まず、来季に向けて一番大事なことは選手の流出を止めることです。そのためには選手の今季の評価を下して来季の年俸を提示し、契約交渉をしなければなりません。そのためにここで強化部長と監督を解任すれば、何もないところからスタートしなければならない。入替え戦に回ったおかげでただでさえ来季に向けてのスタートが遅れているのに、これ以上遅らせるわけにはいかないと言う状況から、このような決断に至ったのではないか、と思います。昨日の選手のインタビューを見る限り、下田、佐藤寿、槙野らはチームへの残留を明言していますが、しかし森崎和のように「(来年については?)正直、まったく何も考えられない。これから契約ということになって、納得するような話し合いができれば」と悩んでいる選手もいるわけで、彼らに対してどのように来季以降へのビジョンを示し、戦えるチームを作って行くかが最も重要なことです。
 しかしその一方で、新しく来るはずの新社長のもとでクラブ全体を洗い直して、J2降格に至ってしまった本当の原因、このクラブに潜む「膿」を出し切らなければならない、とも思います。そうでなければ、仮に今いる選手全員がチームに残ったとしてもJ1への復帰は叶わないし、また同じことを繰り返すことになるのではないか、と思います。強化部と監督の留任は責任を取らせないと言うことではなく、最後まできっちり責任を果たさせると言うこと。それができなければ、その時こそ「人心一新」をすることになるのではないでしょうか。J1残留に向けて苦しさばかりが募るここ数ヶ月の戦いでしたが、しかし本当の苦しみはここから始まる。サンフレッチェに関わる全ての人がその苦しみと向き合わなければ、本当の意味でチームを再建することはできないのです。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
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