2/4〜2/10のSANFRECCE Diary


<07.2.10> プレスリリースによると、明日と明後日、ビッグアーチと補助競技場で「ミズノユースフェスティバル in Hiroshima 2007」が行われます。参加チームはサンフレッチェユースの他、野洲、熊本国府、日章学園、鳥取境、広島観音で、明日は2組に分かれて1チーム2試合ずつのリーグ戦を行ない、明後日は順位決定戦を行います。サンフレッチェユースはB組で9時半から熊本国府、13時半から野洲と対戦するとのこと。ここまで新チームは大勝したり大敗したり(2/3,4の練習試合では皆実に3-0で勝ち、徳山大には前半0-3から5-3で逆転勝ちしたらしい)と波が大きいらしいのですが、これはまだレギュラーもポジションも固まっていないから、と言う理由が大きいのではないか、と思われます。今後は練習試合の連続で、新シーズンに向けて仕上げていくことになる、と思われます。
<07.2.10> 日本サッカー協会は昨日、2/21に熊本で行われるU-22アメリカ代表戦に向けてのU-22代表を発表し、サンフレッチェからは青山敏弘選手が選ばれました。今回招集されるのは次の23人。
【GK】山本海(清水)、松井(磐田)、林(流経大)
【DF】水本(千葉)、千葉(新潟)、青山直(清水)、福元(大分)、
    一柳(東京V)、内田(鹿島)、伊野波(FC東京)
【MF】本田拓(法政大)、本田圭(名古屋)、青山敏(広島)、
    谷口(川崎F)、梶山(FC東京)、水野(千葉)、
    家長(G大阪)、増田(鹿島)、上田(磐田)
【FW】カレン(磐田)、平山(FC東京)、森島康、苔口(C大阪)
 昨年の11月に行われたU-21代表韓国戦のメンバーをベースに、一つ下のU-20世代から林、福元、内田、森島康を加えています。2/28には北京五輪アジア2次予選が行われますが、反町監督はアメリカ戦の後にメンバーを絞るつもりだ、とのことです。
<07.2.9> メキシコ遠征中のU-17日本代表は2勝3分けでグループリーグを突破し、準々決勝に進出しました。
 初戦のチーバス(メキシコ)戦のメンバーは、GK:廣永、DF:山崎(→益山HT)、金井、甲斐、高橋、MF:岡本、山田、水沼、端戸(→富山53分)、奥井(→米本HT)、FW:大塚(→井上53分)で、5分に大塚がPKを決めて先制したものの追いつかれて1-1の引き分けでした。
 続くカラカス(ベネズエラ)戦は初戦と大きくメンバーを入れ替え、GK:吉田、DF:山崎、益山、山地、奥井、MF:安田、米本、端戸(→水沼HT)、富山、井上、FW:大迫(→大塚57分)。38分(35分ハーフなので後半3分)に益山、44分に富山が決めて2点のリードを奪いましたが、50分にPKを決められると後半ロスタイムに同点に追いつかれて引き分けました。
 3試合目のサン・ルイス(メキシコ)戦は初戦のメンバーがベースで、GK:廣永、DF:金井、山地、甲斐、高橋、MF:端戸(→安田51分)、岡本、山田、富山、水沼(→益山59分)、FW:大塚。5分にサンフレッチェユースの岡本のヘディングシュートで先制すると、24分に端戸、57分に水沼が追加点を奪って3-0で初勝利を挙げました。
 4試合目のタウイチ(ボリビア)戦は、GK:廣永、DF:山崎、甲斐(→益山42分)、山地、金井、MF:岡本、端戸、富山(→奥井39分)、山田、水沼、FW:大塚。開始1分に先制点を許し、17分に大塚のPKで追いついたものの44分までに立て続けに3失点して一時は1-4となりました。しかし47分に大塚、55分に端戸、58分に山田がゴールを決めて4-4で引き分けています。
 グループリーグ最終戦のオンセ・カルダス(コロンビア)戦は、GK:吉田、DF:金井、山地、益山、奥井、MF:安田(→山田46分)、米本、山崎(→端戸54分)、富山、井上(→岡本54分)、大迫(→大塚61分)。18分と33分に大迫が決めて2点のリードを奪い、48分に相手が退場になったこともあって快勝しました。
<07.2.8> トルコキャンプ中のサンフレッチェは現地時間の一昨日、ブルガリアの強豪リテックスと練習試合を行い、サテライトは3-8で敗れたもののトップは2-2で引き分けました。
 まず17時から行われた1試合目のサテライト同士のメンバーは、GK:河野、DF:槙野、吉弘、ダバツ、MF:中尾、高柳(→田村45分)、高萩、入船、FW:趙、上野、前田。携帯サイトによるとこの試合のサンフレッチェは目を覆うような内容だったそうで、3分にセットプレーから先制されたのを手始めに、左サイドで相手に翻弄されてPKを与えたり、自分たちのCKからカウンターを食らうなど立ち上がりの20分で4失点してしまったそうです。これですっかり落ち込んでしまったサンフレッチェの選手達はチャンスらしいチャンスを作ることもできず、そのまま前半を折り返しました。ハーフタイムに監督から諭されるような言葉を聞いて奮起したか2分には前田が中央を突破して1点を奪いました。しかしその5分後にはミスパスを拾われて決められ1-5。更に10分にはFKを決められ点差は5点に広がります。22分に中尾のロングスローから前田のヘッド。バーに当たったこぼれを入船が押し込んで2点目を奪いましたが、その2分後にはまたCKからのカウンターを決められ、38分に前田がFKを決めたもののロスタイムにまたもやカウンターから失点。最終的には5点差で試合を終えました。相手の技術が高かったのは確かだったものの戦う姿勢に差があったのが敗戦の原因だったそうで、課題を残した結果となりました。
 2試合目に行われたトップ同士の試合のメンバーは、GK:木寺、DF:森崎和、戸田、盛田、MF:駒野、青山、服部、桑田(→高柳45分)、森崎浩、FW:ウェズレイ、佐藤寿。16チームで構成するブルガリアリーグで現在4位でUEFAカップも戦っている、と言うリテックスはCBにブルガリア代表を揃えるなど「全員がウェズレイのよう」(高柳・携帯サイトによる)な強さと巧さを兼ね備えたチームだったそうです。しかしサンフレッチェはこれに真っ向から立ち向かうと、中盤での激しい競り合いからチャンスを作ります。そして16分、森崎浩のCKを森崎和が後ろにそらし、これを佐藤寿が叩き込んで先制。21分にミスパスから左サイドを破られて同点に追いつかれ、41分にもクロスのこぼれを押し込まれてリードを許しましたが、後半も鋭い攻撃から何度もチャンスを作り、特に左右のサイドから攻撃を仕掛けていたそうです。そして後半21分、森崎浩の素晴らしいパスで抜け出した佐藤寿にボールが渡ろうとした瞬間、足を出したDFに当たってボールはゴールへ。「必然」とも言えるオウンゴールで同点に追いつきます。その後相手を蹴ったと言うことで青山にレッドカードが出たり、相手選手も退場になったりしたそうですが、荒れたわけではなくお互いに気力と気力がぶつかり合う素晴らしいゲームだった、とのこと。「決定機はうちの方が多かった。勝つチャンスも十分にあった。でも、決定機で確実に決めるのが本当に強いチームだ」とペトロヴィッチ監督が振り返った(中国新聞)ほどの収穫の多い試合だったようです。
<07.2.7> 中国新聞によると、広島の3つのプロ団体であるカープ、サンフレッチェ、広島交響楽団は「広島ユナイテッド」の設立を決めたとのことです。広島の「三大プロ」の力を結集させ、「潜在的なファンを掘り起こし地域活性化につなげる」のが目的。共通のロゴマークを制作して試合や演奏会で使うほか、監督や選手の応援派遣などの企画を行うのだそうです。
 サンフレッチェの絡む協力関係はバレーボールのJTサンダースやハンドボールのメイプルレッズ、湧永製薬など6種目7クラブで構成する「トップス広島」があり、「広島市スポーツ・レクリエーションフェスティバル」に協力したり、サッカー、バレーボール、バドミントン、テニスのスクールを開催するなど普及活動を行ってきました。今回結成される「広島ユナイテッド」が「トップス広島」とどのように関係するか、あるいは関係しないのかは新聞記事では明らかにされていませんが、「トップス」が主に普及活動に重点を置いていたのに対して、「ユナイテッド」の最大の目的は観客数の増大ではないでしょうか。3つの「プロ」が協力することでお互いの興味と関心を掘り起こし、例えばカープのファンをサンフレッチェに、サンフレッチェのサポーターを広響にと言うような流れを作ることで、全体としてファンを開拓して行こうと言う趣旨なのだと思います。同じ広島を本拠にしながらほとんど協力関係の無かったサンフレッチェとカープですが、ファンの中には両方好き、と言う人も多いはず。この「広島ユナイテッド」がお互い(と広響)のプラスになるような関係が作れれば、と思います。
<07.2.6> トルコキャンプ4日目の昨日もトレーニングマッチ明けにも関わらずハードがトレーニングが行われたそうで、午前中は10種類のサーキットトレーニングと11対11のゲーム形式の練習、午後もフルコートでゲーム形式で、「一見の価値がある」ほどの激しさ(オフィシャルサイトによる)だったそうです。
 ところで一昨日のボズドバツとの練習試合ですが、中国新聞や携帯サイトによると「完勝と言える内容」だったとのこと。監督が「ちょっと良すぎる。ここまでのパフォーマンスは期待していなかった」と語るほどのものだったそうです。大柄で足元の柔らかい選手の多い相手に対してひるむことなく立ち向かい、鋭いプレスでボールを奪うと一気に加速して相手ゴールに迫る、と言う戦いができていて、序盤から駒野や森崎浩のミドルや佐藤寿の飛び出しなどで何度もチャンスを作りました。そして先制点は前半19分。青山のスルーパスで抜け出した森崎浩が引っかけられて得たFKがきっかけで、この直後のCKに盛田が頭で合わせ、バーの跳ね返りを佐藤寿がボレーで叩き込みました。後半開始早々に「不可解なPK」(携帯サイト)で失点したもののその後も攻勢を続け、後半22分に桑田のシュートのこぼれをウェズレイが詰めて勝ち越し。最後は41分に森崎和のスルーパスで抜け出した佐藤寿が、足を引っかけに来た相手をかわしてダメを押しました。
 一方リエカと対戦した控え組は、11分に簡単なミスからブライコヴィッチに決められて「下を向いてしまった」(吉弘・携帯サイトによる)のだそうです。そして22分にはFKから再びブライコヴィッチに決められるなど、押し込まれる時間が長くなかなかペースをつかめませんでした。しかし吉弘を中心にDFラインを押し上げて反撃態勢を整えると、後半は良い戦いができたとのこと。ペトロヴィッチ監督も「何人かの選手は非常に良かったし満足している」と吉弘と高柳を挙げるなど収穫はあった模様です。
<07.2.5> トルコキャンプ中のサンフレッチェは昨日現地で初めての練習試合を行い、トップが出場したボズドバツには3-1で勝ちましたが、控え組が出たリエカ戦は1-2で敗れました。出場メンバーは、ボズドバツ戦はGK:木寺、DF:森崎和、ダバツ、盛田、MF:駒野、青山、服部、桑田(→田村78分)、森崎浩、FW:ウェズレイ、佐藤寿で、得点は佐藤寿が19分と86分、ウェズレイが67分。リエカ戦は、GK:河野、DF:槙野、吉弘、中尾、MF:趙、高萩、高柳、入船、FW:上野、前田、田村(→橋内45分)で、得点は88分に入船でした。
<07.2.4> トルコキャンプの2日目となった昨日は、前日からの雨のためスパイクを履けないほどピッチコンディションが悪かった、とのこと。そこで午前中はランニング中心のハードなメニューになりました。また午後に予定されていたNKザグレブとの練習試合は中止となり、夕方6時半から2度目のトレーニング。フィニッシュと最終ラインからの組み立ての練習をした後、フルコートで11対12の紅白戦を行いました。この中で、新人研修のために合流が遅れる柏木に代わって主力組のトップ下に入ったのは桑田で、積極的にプレーしていたとのことです。今日は午前中にトレーニングをした後、午後3時半からボズドバツ(セルビア)、6時からリエカ(クロアチア)との練習試合を行います。
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