4/22〜4/28のSANFRECCE Diary


<07.4.28> ホットニュースによると、ペトロヴィッチ監督はボランチに誰を起用するかまだ決めていない、とのことで、高柳ではなく森崎浩のポジションを下げて桑田が先発する、と言う可能性もありそうです。また吉弘と田村が負傷者のリストに名を連ねていて遠征には参加しておらず、前田がベンチ入りしそう。出場の機会があるかどうかは微妙ですが、出場したらぜひチームのために走る姿を見せて欲しいものです。
 今日のゲームのキックオフは午後7時で、会場はヤマハスタジアム。今日は来場者に「Mr.ピッチマグネット」をプレゼントするほか、ホーム&アウェイホームタウン物産展として磐田とともに広島の名産菓子などの販売を行うそうです。テレビ中継はNHK−BS1とスカパーch185で生放送。今日もブログで速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらで試合経過をチェックして下さい。
<07.4.27> サンフレッチェは明日はヤマハスタジアムで、Jリーグ第8節磐田戦を戦います。
 藤田、名波に続いて服部、福西もチームを去って世代交代が至上命題となっている磐田は、開幕戦で柏に完敗を喫し、前節はG大阪に圧倒されて敗れるなど不安定な戦いぶりですが、しかしここまでのリーグ戦の成績は4勝3敗。順位は8位ながら首位との勝ち点差は4で上位を狙う位置に付けています。
1A ●0-4 柏   【柏】フランサ2、菅沼2
2H ○2-1 大分  【磐】西、ファブリシオ、【分】高橋
3A ○1-0 FC東京 【磐】鈴木
N1H △2-2 FC東京 【磐】太田、田中、【東】今野、ワンチョペ
N2A ●0-2 横浜FC 【横FC】ジウマール・シウバ、奥
4H ○1-0 千葉  【磐】カレン
N3A ●0-1 横浜FC 【横FC】アドリアーノ
5A ●1-2 浦和  【磐】カレン、【浦】ワシントン、ポンテ
N4A ●1-2 FC東京 【磐】上田、【東】福西、ルーカス
6H ○1-0 横浜FM 【磐】成岡
7A ●2-5 G大阪 【磐】村井2、【G】バレー2、シジクレイ、橋本、二川
 磐田の黄金時代を知るアジウソン監督は流動的なポゼッションサッカーを指向していますが、その完成度はまだまだ、と言うところ。相手の出方にうまく対応できればしっかり守って速く攻める、と言う狙いの通りにできますが、逆に相手に主導権を握られてしまうと脆さを見せます。強さと弱さの両面を見せる磐田ですが、しかしナビスコ杯も含めて負けているのは全てアウェイゲームで、ホームでは4勝1分けと負け無し。明日は得意のホームと言うことで、「強い磐田」を見せられる可能性が高いのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、明日は累積警告で青山が出場停止。代役として高柳が起用されるのは間違いありません。
        下田

    森崎和 戸田 ダバツ

        高柳
駒野              服部

   柏木       森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ

SUB:木寺、吉弘、盛田、槙野、桑田、田村、平繁
 サンフレッチェはホーム2連戦で勝ち点を2しか取れなかったものの、内容的には上向きで4月は無敗で来ています。特に3月中の公式戦6試合では1試合平均失点が2.3だったのに対して、4月は5試合で失点4と安定度が上がっています。チャンスを作ることまでは出来ていても決定機に決め切れずに苦しい試合になっていますが、何かのきっかけさえあれば大爆発する可能性は高そう。明日は上り調子だった4月を締めくくるのにふさわしい、良いゲームを見せて欲しい、と思います。
<07.4.26> 携帯サイトによると、昨日吉田サッカー公園で磐田戦に向けての練習を行い、狭い地域での判断力を磨くトレーニングを行ったそうです。その中で特に面白かったのは、ビブスで4グループに分けて行ったハーフコートのミニゲーム。2グループを1チームにし、そのチームの中では必ず違う色の選手にパスを出さなければならない、とルールだったそうです。そしてこの中で目立っていたのは柏木、森崎浩、高柳のグループで、柏木はドリブルやスルーパスを次々に繰り出すなど技術の高さを見せ、森崎浩は積極的にシュートを狙って4点を叩き込んだそうです。また出場停止の青山に代わっての出場が予想される高柳も的確なポジション取りで中盤を引き締めていたとのこと。磐田戦に向けて良い準備が進みつつあるようです。しかし、その練習よりももっと強烈な印象を残したのは、試合後に選手を集めて語ったペトロヴィッチ監督の言葉だったとのこと。いかにチーム全体のために走らなければならないか、と言うことを諭す内容で、特に前田俊介選手に対して時に激しく、時に優しく語っていたそうです。このところベンチ入りもままならず平繁にすら追い抜かれた感のある前田ですが、監督の中では見捨てているどころかずっと成長を待っている。この気持ちを正面から捉えて自らチャンスをつかまなければ、彼のサッカー選手としての才能は結局埋もれたままに終るのではないでしょうか?
<07.4.25> 昨日、広島で合宿中のU-20代表とサンフレッチェが練習試合を行い、トップが出場した1試合目は1-2で、サテライトが出場した2試合目は2-3で敗れました。
 1試合目のメンバーは、GK:下田(→木寺HT)、DF:森崎和、戸田、ダバツ(→盛田HT)、MF:駒野、高柳、服部、桑田、森崎浩、FW:佐藤寿(→丸谷76分)、ウェズレイ。(丸谷は境高校からの練習生。)対するU-20日本代表は、GK:林、DF:内田、槙野、福元、安田、MF:青山(→森重76分)、柏木、田中亜(→乾76分)、平繁(→金崎66分)、FW:河原(→青木66分)、ハーフナー。前半は圧倒的な広島ペースでチャンスを量産しましたが決め切れずスコアレス。そして後半1分にDFラインでのパスミスを奪われ柏木に決められました。更に7分には何でもないクロスへの対応を誤り、ハーフナーにフリーでヘディングを許して2点のリードを奪われました。広島は後半18分にウェズレイがFKを直接決めて1点を返したもののその後はミスが多く、運動量が落ちてしまったこともあって逃げ切られてしまいました。広島はオフ明けと言うこともあって身体の動きが重く、また連動性も少なかったのが敗因だったようです。
 2試合目の広島のメンバーは、GK:木寺(→河野HT)、DF:吉弘(→中尾HT)、高萩、入船(→内田62分)、趙(→篠原62分)、青山、遊佐(→橋内HT)、李、前田、FW:田村、上野(→丸谷62分)。(内田、篠原はユース。)U-20代表は、GK:武田(→長谷川HT)、DF:堤、吉本、吉田、太田、MF:森重、柳沢(→遠藤80分)、山本真、遠藤(→乾61分)、FW:小澤(→青木61分)、長沢。前半8分に中盤のルーズな守備から遠藤にミドルシュートを決められて先制を許し、13分にカウンターから遠藤に決められました。広島は28分の田村のゴールで追いすがったものの、45分に三たび遠藤に決められました。そして後半は30分の田村のゴールで1点差に迫ったものの追撃はそこまで、となりました。携帯サイトによると敗れたものの収穫はあったそうで、後半から左WBに入った前田の意外性のあるプレーやリベロを務めた高萩のロングパス、そして中尾と橋内の気持ちの入ったプレーは良かったとのことです。
 なおU-20代表で出場した広島の選手ですが、携帯サイトによると槙野は最後の最後まで身体を投げ出して守り勝利に貢献したそうです。一方左MFとして出場した平繁は攻撃面では見るべきところがあったものの、守備の切り替えが遅く裏のスペースを何度も狙われたとのことです。そして柏木ですが、ゴールは決めたもののボールに触る回数が少なく内容はもう一つだった、とのこと。ただこれは彼自身よりはチームの完成度の問題の方が大きく、チームの中で機能し切れていなかったと言うことのようです。
<07.4.24> 日曜日にサテライトがユースと練習試合を行い、5-3で勝ちました。サテライトのメンバーは、GK:木寺(→河野HT)、DF:遊佐(→中尾HT)、吉弘、盛田(→橋内HT)、MF:李(→趙HT)、高柳(→遊佐HT)、入船、高萩、桑田(→田村HT)、FW:上野、前田。ユースのメンバーはviolet soulによると、GK:原(→兼本)、DF:森保(→大西)、佐藤拓、佐伯、山根、MF:岡本、篠原、内田、FW:大崎(→板倉)、不老(→宮原)、横竹だったとのこと。立ち上がりはユースのペースで、前半8分にユースがDFラインでボールを奪って先制点を挙げたそうです。その後はサテライトが落ち着きを取り戻し、前半26分に前田の折り返しを桑田が押し込んで同点。36分には高萩のクロスを入船が決めて逆転しました。後半は4分に田村、8分に吉弘が決めてサテライトがリードを広げたものの、その後ユースが逆襲をしかけて大崎、内田が決めて1点差に迫りました。しかし43分に田村が右からのクロスを頭で押し込んでそのまま逃げ切った、と言う試合だったそうです。
<07.4.23> ゴールデンウィークの最終日に九石ドームで行われる、大分トリニータ戦のアウェイ応援バスツアーの募集が始まっています。試合当日5/6の日帰りで、朝の5時20分に広島西飛行場、5時50分に広島駅新幹線口に集合し、午後1時からの大分戦を応援。夜の9時に広島駅、9時半に西飛行場に戻ってくる、と言うスケジュールです。料金は貸し切りバス代、チケット代、旅行保険代金を含めて大人8,000円、小中学生6,500円。サンフレッチェクラブ会員はそれぞれ2,000円引きとなっています。募集は先週末から始まっていて、締め切りは来週月曜日(4/30)です。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島アウェイ・大分トリニータ戦バスツアー」係(082-240-3447、受付は10:00〜19:00)までどうぞ。
<07.4.22> 昨日ビッグアーチで行われた第7節新潟戦は、サンフレッチェが終始圧倒したものの決定的チャンスを決め切れず2試合連続の引き分けに終りました。
 前日夜に帰国したばかりの青山は元気に先発出場し、サンフレッチェは次の布陣で戦いました。
        下田

    森崎和 戸田 ダバツ

        青山
駒野              服部

   柏木       森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ

SUB:木寺、吉弘、盛田、槙野、桑田、高柳、平繁
 対する新潟はシルビーニョが欠場して、GK:北野、DF:内田、千代反田、永田、坂本、MF:本田、寺川(→鈴木慎81分)、マルシオ・リシャルデス、田中亜(→松下71分)、FW:エジミウソン、矢野(→深井87分)。試合は立ち上がりから広島ペースで、ファーストシュートは2分に柏木。8分のウェズレイのシュートは枠外に外れ、19分には森崎浩の強烈なミドルシュートもGKの正面を突きます。21分にはウェズレイの大きなサイドチェンジで抜け出した駒野がグラウンダーのシュートを放ち、ここに佐藤寿が走り込みましたがわずかに及ばず。31分にはダバツから柏木につなぎウェズレイがシュートしましたが、GKがわずかに触ってゴールにならず、36分にも戸田、ウェズレイ、青山とつないで柏木がシュートしましたがDFに当たります。更に40分にも駒野のクロスに佐藤寿がダイビングヘッドを狙ったもののかすっただけ。前半のサンフの決定機は少なく見積もっても4,5回。逆に新潟のチャンスらしいチャンスは35分のマルシオ・リシャルデスのシュートぐらいで、広島圧倒的優勢のままで前半を折り返しました。
 後半も1分にウェズレイのシュートが枠外に外れたのを手始めに、サンフが圧倒的に攻めます。4分には波状攻撃からウェズレイと森崎浩。5分と10分には駒野がシュートしましたが枠外に外れ、22分の森崎浩のシュートもダバツのシュートも入りません。27分には佐藤寿からのパスを受けたウェズレイがフリーでシュートしたもののGKがわずかに触ります。選手交代で何とか流れを変えようとする新潟。高さを生かした攻撃に押し込まれるシーンも増えますが、しかしDFラインが踏ん張って決定的な場面を作らせません。ロスタイムには右サイドからゴール前に進入した駒野が左足で強烈なシュートを打ちましたが、GK北野の好セーブに阻まれます。結局サンフの放った18本のシュートは一度もゴールネットを揺らすことは無く、残念なスコアレスドローに終りました。
 前節に続いて2試合連続の引き分けとなりましたが、内容的には昨日の方が更に良かった、と言えるでしょう。前節は2失点の他にも何度か相手に攻め込まれていましたが、昨日は相手に攻め込まれるシーン自体が少なく決定的なシュートと言えるのも2回ぐらい。後半やや運動量が落ちた感じはあったものの、ほぼ90分を通してゲームを支配し続けました。新潟の鈴木監督は開口一番「非常に苦しい試合だった。勝ち点1を取るのがやっとだった」と言い、坂本も「ペトロヴィッチ監督が来てから広島は変わりましたね」と語るなど、相手にとっては負けなくて良かった、と言う感想だったようです。ペトロヴィッチ監督も「今日の試合では、我々のチームしかフィールドにいないかのように私の目には映った。それほど我々の選手たちは、いい試合をしてくれた...この方向性を続けていけばいい...こういう仕事は監督としては難しいが、前に進んでいけるという確信も持った」と、試合内容には手応えがあったと語っています。またホームで勝てなかったことは残念でしたが、しかしそれは時の運もあること。これまでは2失点は覚悟しなければならなかった守備が安定したことなど、ポジティブな材料はたくさんあるわけですから、そこを確信にして進むしかないと思います。ここまで2勝3分け2敗で10位と言う成績ですが、このサッカーを続けて行けば必ず上に行けるはず。サポーターとしては、それを信じるだけです。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
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