5/20〜5/26のSANFRECCE Diary


<07.5.26> 今日の清水戦ですが、出場停止のウェズレイの代役として起用されるのは平繁。ウェズレイと同じプレーは難しいでしょうが、しかしDFラインの裏への飛び出しや運動量では勝っているはず。佐藤寿、柏木らとのコンビネーションをうまく使って、1試合平均失点が1点を切る清水の堅守に挑んで欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。午後2時から第二球技場でU-11による「サンフレッチェカップ」、2時半から補助競技場で「広島フェニックスライオンズクラブ親子サッカー教室」、そして5時からは「フォリアチャレンジ」が行われます。またいつものように「フェイスペイント」と「キックターゲット&キックスピード」のイベントも行われます。また先着1万名様に「ANAサンフレッチェ広島応援パネル」がプレゼントされます。サンフレッチェクラブ会員限定のプレミアム選手カードは、戸田和幸選手です。テレビ放送は、スカパーch185で生放送が予定されています。今日も残念ながら海外出張のため速報はできないので、地球の裏からサンフレッチェの勝利を願っています。

Jリーグ公式サイトプレビュー
<07.5.26> Jリーグは昨日ナビスコ杯準々決勝の日程を発表しました。それによると鹿島との対戦となるサンフレッチェの1試合目は7月8日(日)。広島ビッグアーチで午後6時キックオフとなっています。またアウェイとなる2試合目は7/15(日)で、こちらは6時半キックオフ。いずれの試合もスカパーで生中継の予定が入っています。因みにこの時期は、アジアカップとU-20W杯が同時に開催される予定なので、それぞれの代表に選ばれる可能性の高い駒野、佐藤寿、柏木、槙野、平繁は居ないと思っておいた方が良さそう。従って勝ち抜きのためには、これまで以上に新戦力の台頭が求められることになりそうです。
<07.5.25> 明日はJリーグ第13節清水戦が広島ビッグアーチで行われます。
 昨年は4位に入って強豪チーム入りを果たした清水は、攻撃力アップを目指して西澤、フェルナンジーニョらを補強。そして今年はその組み合わせをいろいろと試して戦いながら勝ち点を重ね、現在5位に付けています。ここまでの試合の結果は次の通り。
1H ○1-0 神戸  【清】青山
2A ○3-1 千葉  【清】チョ・ジェジン、枝村、伊東、【千】ストヤノフ
3H ●0-1 柏   【柏】李
N1A ●1-2 柏   【清】枝村、【柏】アルセウ、ドゥンビア
N2H △2-2 横浜FM 【清】杉山、市川、【横FM】大島、坂田
4A ○2-1 大宮  【清】枝村、フェルナンジーニョ、【宮】森田
N3A ●0-2 横浜FM 【横FM】山瀬功、坂田
5H ○2-0 大分  【清】市川、チョ・ジェジン
N4H △0-0 柏
6A ●1-2 川崎F 【清】岡崎、【川】黒津、ジュニーニョ
7H ●1-2 鹿島  【清】市川、【鹿】柳沢2
8A △1-1 横浜FC 【清】フェルナンジーニョ、【横FC】OG
9H ○2-1 磐田  【清】チョ・ジェジン2、【磐】中山
10A △1-1 G大阪 【清】フェルナンジーニョ、【G】家長
N5A ○2-1 大宮  【清】太田、西澤、【宮】エニウトン
11H ○3-1 新潟  【清】岡崎、藤本2、【新】エジミウソン
12A △0-0 甲府
N6H ○3-0 大宮  【清】チョ・ジェジン、藤本、太田
 リーグ戦でのチーム総得点17と言うのは全体で8位で補強の効果があった、と言えるかどうか微妙ですが、しかし失点11は柏に次いでリーグで2番目に良い成績です。昨年までの堅守をそのままにチーム力を着実にアップしつつある、と言うのが今年の清水だと言えるかも。明日は間違いなく厳しい戦いになる、と思います。
 対するサンフレッチェですが、千葉との2試合に連勝し、初のナビスコ杯決勝トーナメント進出を勝ち取りました。またリーグ戦の順位も、第3節以降では最高の7位にまで上がって来ています。明日はウェズレイが累積警告で出場停止ですが、水曜日にお休みだった青山が復帰します。従って多分次のようなメンバーで戦うことになるのではないでしょうか。
        下田

    森崎和 戸田 盛田

        青山
駒野              服部

   柏木      森崎浩

     佐藤寿  平繁

SUB:木寺、槙野、高萩、高柳、李、桑田、前田
 今のサンフレッチェにとって怖いのは、千葉戦の連勝で得た「達成感」ではないでしょうか。ナビスコ杯の決勝トーナメント進出を果たしたことで仮に気持ちが緩んでしまったら、清水戦で待っているのは惨敗、と言うことになるでしょう。あくまでカップ戦はカップ戦、リーグ戦はリーグ戦と言うことで気持ちを引き締めていかないと、勝利を収めることはできません。明日の試合が終われば、6/16の鹿島戦までしばらくお休み。その間を楽しく過ごすためにも、明日は絶対に勝って欲しいと思います。
<07.5.25> 日本サッカー協会は昨日、北京五輪2次予選最終戦のマレーシア戦に向けてのU-22代表候補を発表し、広島からは高柳が選ばれました。今回選出されたのは次の24人。
【GK】山本海(清水)、松井(磐田)
【DF】一柳(東京V)、増嶋(甲府)、千葉(新潟)、河本(神戸)、
    田中裕(横浜FM)、細貝(浦和)、長友(明治大)
【MF】杉山、枝村(清水)、渡邊(名古屋)、本田拓(法政大)、
    菅沼(柏)、増田、興梠(鹿島)、鈴木(早稲田大)、
    小椋(水戸)、上田(磐田)、高柳(広島)
【FW】豊田(山形)、田中佑(福岡)、萬代(仙台)、岡崎(清水)
 2次予選の首位通過が決まった後と言うことでマレーシア戦は完全な消化試合となる、と言うことで、今回は180分以上出場した選手は選ばなかったとのこと。2月のU-22代表のスタート以降ほとんどメンバーの入れ替えがなかったこと、その間のJリーグで大きく成長した選手がいることなどを考えて、最終予選に向けての底上げを最優先の課題として考えているものと思われます。このメンバーは来週から合宿入りして6/6のマレーシア戦に向けて9日間の合宿を行うことになるとのことです。
<07.5.24> 昨日ビッグアーチで行われたナビスコ杯予選リーグ第6節千葉戦は、佐藤寿人のゴールで1-0で逃げ切りクラブ史上初めて予選リーグを突破しました。
 青山を出場停止で欠くサンフは代役として高柳を起用。また森崎浩を中盤の底に配置して、次の布陣で戦いました。
        下田

    森崎和 戸田 盛田

        森崎浩
駒野              服部

   柏木(→槙野88分) 高柳(→桑田77分)

     佐藤寿 ウェズレイ

SUB:木寺、吉弘、高萩、李、平繁
 けが人が相次ぐ千葉は羽生、佐藤勇らが欠場して、GK:立石、DF:水本、斎藤、池田、MF:水野(→朴77分)、中島、伊藤、山岸、楽山、FW:巻(→黒部71分)、新居(→青木71分)、と言うメンバーでした。勝たなければトーナメント進出は絶望的な広島。引き分けでも可能性が残る千葉と言うことで広島が一方的に攻める展開になるかと思えばそうでもなかったようで、アマル・オシム監督によると広島は「最初から前に来ることがなかった」とのこと。敢えて危険性の高い作戦をとるのではなく、堅い守備から速効を狙うと言う戦略で戦っていたようです。そのためもあったのか、ファーストシュートは2分に新居。その後も新居は8分にも危ないヘディングシュートを放ち、13分にも2本のシュートが広島ゴールを狙います。逆にサンフは13分に森崎浩のスルーパスから高柳が決定的なシュートを放ち、その後もサイドからのクロスでチャンスを作ります。中3日でゲームに臨んだためか両チームには疲れも残っていたか、前半はスコアレスで折り返しました。
 「規律と我慢を大切に」とペトロヴィッチ監督が、「落ち着いて...集中しよう」とアマル・オシム監督が語りかける中ピッチに散った両チームの選手たちでしたが、より積極的に行くようになったのは広島でした。キックオフ早々にウェズレイのパスで高柳が抜け出しチャンスを作ると、1分には佐藤寿とのワンツーからウェズレイがシュート。3分には波状攻撃からウェズレイが決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れます。16分にはセンターサークル付近からウェズレイが超ロングシュートを打ちましたがわずかに上に外れ、18分には高柳がパスカットから突き進みましたが止められます。そして後半19分、森崎浩がドリブルからスルーパスを出し、これを受けた服部が低いクロス。ニアに飛び込んだ佐藤寿がピンポイントで合わせ、サンフは待望の先制点を奪うことが出来ました。
 その後ツートップを入れ替えて何とか同点を狙おうと攻勢をかける千葉。その中では37分の黒部のヘディングを下田がスーパーセーブで弾き出す、と言うシーンもありましたが、守備陣が高い集中力で千葉の攻撃を跳ね返します。そしてロスタイムの黒部、青木のシュートも枠外に外れ、サンフは2連敗の後4連勝、と言う素晴らしい成績で堂々のA組1位を決めました。
 私はゴールシーンすら見ていないので内容については何とも言えないのですが、「一軍半」とも言える相手に押し込まれて決定機を作られる等、決して手放しで喜べる戦いではなかったようです。ただ内容的にもう一つ、と言う状況は、勝つことが最優先の重要な試合では良くあること。むしろこれまでのサンフレッチェは大事な試合(チャンピオンシップとか天皇杯決勝とか)で勝負に徹することが出来ずに敗れてしまう、と言うことを繰り返してきたわけで、そのジンクスを破ったと言う以上に重要なことはありません。同じ相手との2試合続く連戦。それも移動日を含めて中3日と言う両チームにとっての難しい状況を考えれば、とにかく勝たなければならない試合に勝った、と言うこと以上に評価する言葉はないでしょう。この1勝は、単にナビスコ杯の決勝トーナメントに進出した、と言うだけのものではありません。それはナビスコ杯の6試合、特に神戸戦以降の4試合の結果だと言うことと同時に、チームが今年どのように成長してきたかを示す大事な道標だ、と言って良いでしょう。ただ、これは佐藤寿が言うように「まだ扉を開けたことに過ぎない」わけで、この「歴史」をどのように終わらせるかは今後にかかっています。単なる決勝トーナメント進出に満足することなく、更に大きな歴史を作って欲しい、と思います。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

<07.5.23> 「ホットニュース」によると今日の千葉戦は、出場停止の青山に代わってボランチには森崎浩、トップ下には高柳の起用が濃厚の様子です。ただ高柳は怪我をしているようで、ペトロヴィッチ監督は「明日の午前中にもう一度見てみたい。それに、もし一誠が厳しくても、私たちにはシンがいるよ」と桑田を先発から使ってくる可能性もありそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。「予選1位突破を賭けた戦い 勝つしかない!」と銘打って、2000名様に千葉県の特産品であるピーナッツをプレゼントする他、100食限定でピーナッツを豚カツの衣に使用した特製の「千葉に勝つ丼」を販売します。またサンフレッチェ会員限定プレゼントのプレミアム選手カードはウェズレイ選手となっています。今日は天気も良さそうなので、ぜひ多くのサポーターに応援に行って欲しい。そして史上初のナビスコ杯決勝トーナメント進出を後押しして欲しい、と思います。
<07.5.22> 日本サッカー協会は今日トゥーロン国際に参加するU-20代表を発表し、広島からは槙野、柏木、平繁の3人が選出されました。今回選ばれたのは次の20人。
【GK】林(流経大)、武田(清水)
【DF】福元(大分)、柳川(神戸)、槙野(広島)、安田(G大阪)、
    内田(鹿島)、香川(C大阪)
【MF】梅崎(グルノーブル)、森重、金崎(大分)、田中亜(新潟)、
    柏木、平繁(広島)、青山(名古屋)、藤田(札幌)
【FW】河原(新潟)、青木(千葉)、ハーフナー(横浜FM)、森島康(C大阪)
 先週行われたトレーニングキャンプのメンバーから長谷川(名古屋)、堤(浦和)、太田(横浜FC)、山下(C大阪)、山本真(清水)、乾(横浜FM)、小澤(FC東京)が外れ、柳川と梅崎が復帰しています。また昨年行われたAFCユース選手権のメンバーと比較すると、外れたのは桐畑、堤、柳澤、山本真、伊藤で、代わりに安田、金崎、平繁、藤田が選ばれたことになります。ここ半年間のJリーグでの成長を考えると、妥当な選出だと言って良いでしょう。トゥーロン国際は5/31から6/9まで(ベスト4に進出した場合)なので6/9,10のJリーグ第14節に重なるのですが、幸いサンフレッチェはA3チャンピオンシップの影響で浦和戦が8月に延期になっています。従って槙野、柏木、平繁の3人はクラブの事はとりあえず気にせず、フランスで頑張ってきて欲しいと思います。
<07.5.22> 明日はナビスコ杯予選リーグ最終節の千葉戦がホームで行われます。
 ここまで5試合の両チームのナビスコ杯の成績は次の通り。
【広島】
N1H ●0-3 G大阪 【G】二川、バレー2
N2A ●1-2 千葉  【広】桑田、【千】工藤、山岸
N3H ○2-0 神戸  【広】ウェズレイ、ダバツ
N4A ○1-0 神戸  【広】平繁
N5A ○1-0 G大阪 【広】平繁

【千葉】
N1A ○4-1 神戸  【千】工藤2、羽生、佐藤勇、【神】レアンドロ
N2H ○2-1 広島  【千】工藤、山岸、【広】桑田
N3A ○1-0 G大阪 【千】黒部
N4H ●0-1 G大阪 【G】二川
N5H ●0-1 神戸  【神】栗原
 勝ち点9で並んでいる両チームですが、勢いの差は明らか。尻上がりに調子を上げて3連勝中の広島に対して千葉は3連勝の後に2連敗となっています。リーグ戦の不調と同様に内容が結果に反映しなくなってきた千葉に対して、主力中心で戦うリーグ戦と若手を積極的に起用したナビスコ杯の相乗効果が出てきている広島。リーグ戦の結果を見ても、現状での広島有利は動かせないところでしょう。ただしサッカーは、えてして不利を予想されたチームが勝ってしまうもの。勝利のためには、一瞬たりとも気を抜いてはいけません。
 メンバーですが、広島は青山が累積警告のため出場停止。一方の千葉は下村とジョルジェビッチが出場停止で、土曜日に負傷した佐藤勇と羽生に出場の目処が立っていません。どちらのチームもメンバー予想が非常に難しいのですが、広島については次のように予想します。
        下田

    森崎和 戸田 盛田

        高柳
駒野              服部

   柏木       森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ

SUB:木寺、槙野、高萩、李、桑田、平繁、前田
 これまでナビスコ杯では若手を積極的に起用してきたペトロヴィッチ監督ですが、ホームに限れば常にベストメンバーを貫いています。これはやはり、ホームのファン・サポーターにはきっちりしたゲームを見せたい、と言うことでしょう。特に明日は決勝トーナメント進出を賭けた大事なゲーム。負けや引き分けでは勝ち抜けない可能性が高いだけに、何としても勝ち点3が必要です。これまで一度も突破できなかったナビスコ杯の予選リーグを勝ち抜いて、新しいサンフレッチェの歴史を作って欲しいと思います。
<07.5.21> 一昨日行われたプリンスリーグ1stラウンド第6節、2位の作陽と対戦したサンフレッチェユースは決定力不足に苦しみ、0-0で引き分けました。すでに1stラウンドの勝ち抜きを決めている、と言うことでサンフレッチェユースのメンバーは「1.5軍」と言う感じで、GK:原、DF:山根、佐伯、宮本、大西、MF:佐藤、池田、金田、FW:板倉、横竹、大崎。サンフレッチェユースは前半はあまり連動した動きが出来ていなかったようで、シュートは放つものの決めきれなかった様子。後半は押し込んだものの焦りからか決定機をものにできず、スコアレスドローに終わりました。この結果サンフレッチェユースは首位をキープ。また作陽の2位も変わりませんが、3位〜5位は勝ち点で並び、最終節にセカンドラウンド進出と来年度の1部残留を賭けることになります。
【第6節】
広島ユース 0-0 作陽
広島皆実  2-0 銀河学院
高川学園  7-1 江の川
広島観音  3-0 岡山学芸館

【順位表】
        勝点 勝 分 負 得失点差
1 広島ユース  16 5 1 0   +26
2 作陽     13 4 1 1   +6
3 広島皆実   12 4 0 2   +10
4 高川学園   12 4 0 2   +6
5 広島観音   12 4 0 2   +4
6 岡山学芸館  6 2 0 5   -11
7 銀河学院   3 1 0 5   -11
8 江の川    0 0 0 7   -30

<07.5.20> 昨日Jリーグ第12節をフクダ電子アリーナで戦ったサンフレッチェはウェズレイのハットトリックで勝ち、暫定ながら順位を7位に上げました。
 前節の負けを引きずりたくない両チームは、現状のベストメンバーを組んで次の布陣で対戦しました。
        下田

    森崎和 戸田 盛田

        青山
駒野              服部

   柏木(→高柳61分) 森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ(→槙野89分)

SUB:木寺、高萩、李、桑田、平繁
 千葉は怪我をしていた水本、山岸も出場して、GK:立石、DF:池田、ジョルジェビッチ(→工藤45分)、水本、MF:水野、下村、佐藤勇(→新居11分)、中島、山岸、羽生(→朴73分)、FW:巻、と言うメンバーでした。前半早々にいきなり先制したのはサンフレッチェ。5分にウェズレイのクロスが中島の手に当たりPKの判定。ウェズレイが蹴ったボールはGKに当たったもののそのままゴールに転がり込みました。その後同点を狙ってきた千葉に攻め込まれ19分に新居、21分に巻が決定機を作りましたが下田がセーブ。そして前半24分、ショートコーナーのリターンを受けたウェズレイがニアを狙って蹴るとそのボールがそのまま抜けてゴールネットを揺らしました。更に36分にはまたもウェズレイが佐藤寿のパスから独走し、GKもかわしてシュートを決めて今季リーグ初のハットトリックを決めました。そして後半は両チームとも激しい攻め合いになったものの、生まれたのは21分の水野のゴールだけ。最後は激しい雨に両チームとも勢いを削がれたような形となり、サンフが3-1で逃げ切りました。
 私は試合はおろかダイジェストも見ていないので内容については何とも言えないのですが、中国新聞によると「攻撃的なサッカーを志向する両チームが真正面からぶつかり合う。攻撃側と守備側が激しく入れ替わり、即座にゴールへ迫る」と言う面白いゲームだったようです。「いい部分がたくさん出ている」と言いながら結果が出ないことに焦り気味のアマル・オシム監督とは対照的に、ペトロヴィッチ監督は「私はとても幸せです。私のチームがこういう素晴らしいサッカーをできた」と満足気な笑みを浮かべていたとのこと。結果的にウェズレイしか点が取れなかったことやこれまでと似たようなパターンで失点していること、そして相手に止めを刺すことができなかったことなど課題は残ったようですが、しかしようやく内容と結果がリンクしてきたと言う手応えは感じられるようになってきたのではないでしょうか。水曜日のナビスコ杯は青山が出場停止、そして次節清水戦はウェズレイが出場停止となりますが、ここは若手選手の頑張りでこの流れを切らないようにして欲しい、と思います。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

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