8/5〜8/11のSANFRECCE Diary


<07.8.11> 明日は6/20以来久々のホームでのリーグ戦で、ビッグアーチに名古屋グランパスエイトを迎えます。
 開幕から4連勝で首位に立っていた名古屋でしたが、第5節に広島に敗れるとその後は3勝2分け9敗。特に6月以降は1勝もできず、順位も10位に沈んでいます。
14H △2-2 川崎F 【名】藤田、ヨンセン、【川】ジュニーニョ、鄭
15A ●1-3 G大阪 【名】増川、【G】バレー2、シジクレイ
16H ●1-2 清水  【名】津田、【清】兵働、矢島
17A ●1-2 鹿島  【名】ヨンセン、【鹿】増田、マルキーニョス
18H △1-1 甲府  【名】ヨンセン、【甲】須藤
 中断期間中は楢崎、金がアジアカップのため不在だった上に、ヨンセン、大森、増川ら主力が怪我や体調不良でお休みしていたそうですが、それでもその間に行われた網走キャンプでは十分に戦術の熟成を行った、とのこと。名古屋に戻ってから行った大学生相手の練習試合では、ヨンセンや本田も復帰して流れるような攻撃を見せていたそうです。DFラインの怪我人が戻ってこないため守備に不安が残るものの、米山を中心にした3バックでがっちりと中央を固めて中村、本田が両サイドから攻め上がる、と言う形を取ってくるはず。ヨンセンの高さと強さ、山口、金、藤田の攻撃参加に対して受け身に立たないようにすることが肝要だ、と思われます。
 対するサンフレッチェですが、足の裏の痛みと体調不良で練習を休んでいた森崎和は、昨日は通常メニューに復帰してBチームながらゲームにも参加していたそうです。Aチームのストッパーは駒野が務めていたそうですが、攻撃面を考えればややもったいない起用法なのであくまで緊急事態に備えて、と言う事でしょう。森崎和の体調さえ戻れば、次の布陣でスタートするのではないでしょうか。
        下田

    森崎和 戸田 槙野

        青山
駒野              服部
   柏木       森崎浩

    ウェズレイ 佐藤寿

SUB:木寺、吉弘、高萩、高柳、李、桑田、平繁
 こちらもリーグ戦は6月以降は1分け4敗と勝ちがありませんが、ナビスコ杯では鹿島に勝ち浦和にも60分間は対等以上に戦うなど、このところの内容は決して悪くありません。浦和戦の事は忘れてここからが後半戦の開幕だと考えて、良いスタートを切って欲しいと思います。
<07.8.10> 昨日から始まった豊田国際ユースサッカー大会でオーストラリアと対戦したU-16代表は、宇佐美(G大阪ユース)、永井(C大阪U-18)のゴール、それにオウンゴールで3点を奪い3-0で勝ちました。広島から選出された2人ですが、大崎は右SBで、森保は中盤で先発起用された模様です。
<07.8.9> 今朝のニッカンスポーツに、ストヤノフ問題についての続報が掲載されていました。それによると、織田強化部長が昨日「条件的なものは伝えてある。後は向こうが了解してくれれば」と語っていたそうで、少なくともオファーを出して交渉していることは確かだと思われます。オシム監督のサッカーを熟知しているストヤノフは、ペトロヴィッチ監督のサッカーにもフィットする可能性は高く獲得できれば大きな戦力となることは間違いないところ。今後の動きに注目したいと思います。
<07.8.8> 今朝のニッカンスポーツによると、先月下旬に千葉との契約を解除されたストヤノフの移籍先として、広島が浮上していることが分かった、とのことです。ストヤノフは現日本代表のオシム監督の信頼が厚かったDFですが、アマル監督とは合わなかったようで、6月中旬に公の場で監督批判をし、謝罪にも応じず契約を解除されていました。一方サンフレッチェは、ダバツの離脱に続いて盛田も怪我。また森崎和も足の状態が悪く復帰が遅れています。若手育成を掲げるペトロヴィッチ監督のことですからある程度の逆境は覚悟していたものと思われますが、それにしても使える駒の絶対数が足りない現状を考えれば、ストヤノフが取れるものなら取りたい、と言うのが本音なのではないでしょうか。今年は強化費を抑えるため補強はしない、と言う方針を掲げているサンフレッチェですが、ストヤノフ自身との交渉(をしているとすれば、ですが)と、そして監督の意志次第では急転直下で決まる、と言う可能性もありそうです。
<07.8.8> 昨日は広島経済大とのトレーニングマッチを45分×3本行い、結果はトータルで12-3でした。
 1本目のメンバーは、GK:下田、DF:吉弘、戸田、槙野、MF:駒野、青山、服部、柏木、森崎浩、FW:佐藤寿、ウェズレイ。スコアは6-0で、得点は2分に槙野、8分に森崎浩、13分にウェズレイ、17分に槙野、20分に柏木、23分にウェズレイでした。Another HAによると相手がラインを浅くして前からプレスをかけてきたため裏が空いていたそうで、しっかりキープして抜け出せばチャンスを量産できると言う感じだったとのこと。盛田の怪我でチャンス到来となった槙野、吉弘の2人は、戸田のリードもあってしっかりとしたプレーが出来ていたようです。また代表〜浦和戦〜オールスターと連戦が続いていた佐藤寿ですが、「もう疲れはそれほどありません」とのこと。日曜日の名古屋戦に向けて、良い準備ができつつあると言えるのではないでしょうか。
 なお2本目のメンバーは、GK:木寺、DF:吉弘(→横竹16分)、高萩、槙野(→中尾16分)、MF:李、高柳、入船、桑田、内田、FW:平繁、ウェズレイ(→田村16分)。スコアは2-2で、広島の得点は22分に横竹、44分に平繁。3本目はGK:河野、DF:中尾、高萩、入船、MF:趙、高柳、内田(→篠原10分)、李、桑田、FW:田村(→中野10分)、平繁、と言うメンバーで、得点は3分に李、11分に田村、19分と36分に高柳でした。
<07.8.7> 日本サッカー協会は昨日、8/17から韓国で行われるU-17ワールドカップのメンバーを発表し、広島からは原裕太郎、岡本知剛両選手が選ばれました。
【GK】廣永(FC東京U-18)、吉田智(ルーテル学院高)、原(広島ユース)
【DF】鈴木(星稜高)、金井、甲斐(横浜FMユース)、吉田豊(静岡学園高)、
    奥井(履正社高)、高橋(浦和ユース)
【MF】八反田(鹿児島中央高)、益山(岐阜工高)、水沼、齋藤(横浜FMユース)、
    河野(ヴェルディユース)田中(G大阪ユース)、岡本(広島ユース)、
    山田(浦和ユース)、米本(伊丹高)
【FW】柿谷(C大阪)、大塚(G大阪ユース)、端戸(横浜FMユース)
 先月行われたトレーニングキャンプのメンバーから山地、濱田(浦和ユース)、山崎、比嘉(柏U-18)、山浦(FC東京U-18)、富山(矢板中央高)が外れ、原が追加招集されています。また昨年の「AFC U-17選手権」のメンバーから落選したのは大畑(磐田ユース)、山浦、山地、濱田、山崎、比嘉。彼らと入れ替わりで吉田智、鈴木、吉田豊、奥井、益山、河野が選ばれたことになります。アジアを制した「ボールも人も動くサッカー」が世界を相手にどこまで通用するか。注目です。
<07.8.7> プレスリリースによると盛田剛平選手は8/4に行われたトレーニングで負傷し、広島市内の病院で検査を受けたところ右足内側広筋肉離れで全治2週間と診断された、とのことで、8/12の名古屋戦と8/15の柏戦、更に8/18の大分戦の出場は難しくなりました。
<07.8.5> プレスリリースによると、5/3の大宮戦で左膝を負傷しクロアチアでリハビリ中のダリオ・ダバツ選手を吉崎トレーナーが訪問し、経過をチェックしてきたそうです。それによると経過は良好で、8月中旬に執刀医によるチェックが予定されているとのこと。その結果によって、再来日の予定も立てられそうだとのことです。
<07.8.5> プレスリリースによると、今週末に行われる「平和祈念広島国際ユースサッカー2007」をRCC中国放送がネット中継することになりました。この大会はフランスの「グルノーブルフット38ユースU-17」とブラジルの「サンパウロFCU-16」を迎えて行われるもので、広島からはサンフレッチェ広島ユースと広島県高校選抜が出場します。ネット中継の予定は次の通り。
8/10(金)16:00 グルノーブル×サンフレッチェ広島ユース(広島スタジアム)
8/11(土)16:00 広島県高校選抜×サンフレッチェ広島ユース(広域公園第一球技場)
8/12(日)15:30 サンパウロ×サンフレッチェ広島ユース(広域公園第一球技場)
 最初のグルノーブル×広島の試合は、8/10の深夜にRCCでの録画放送も予定されているそうです。詳しい事はRCCのサイトをご覧ください。
<07.8.5> 昨日静岡のエコパスタジアムで行われたオールスターに広島から唯一参加した佐藤寿人選手は、J-WESTのFWとして後半から出場し、33分に同点ゴールを決めて逆転勝利に貢献しました。J-EASTは三浦知良選手、J-WESTは中山雅史選手が先発して始まったこの試合は、真剣勝負では見られないような楽しい雰囲気となりました。特に中山は点を取っただけでなく見事な?オウンゴールまで決めて、お祭り男の本領を発揮しました。また全体的な流れですが、両チームともさほどプレッシャーをかけない(特に後半はそうだった)ながら、しっかりとボールをつないでスペースを作り出し、そこを狙って攻めると言うサッカーをしていたと思います。少し前までのJリーグは闇雲に蹴ったり外国人の個人技に頼ったり、と言うサッカーをするチームも多かったのですが、最近はそのへんがかなり変わってきていて、マイボールを大切にして繋ぐサッカーをするチームが増えています。そのへんが、このオールスターでの両チームの戦い方にも表れているのではないか、と思いました。
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