9/23〜9/29のSANFRECCE Diary


<07.9.29> 明日はホームに鹿島アントラーズを迎えて第27節を戦います。
 シーズン当初はなかなか勝ちに恵まれず15位にまで順位を落していましたが、戦術が浸透するにつれて実力を発揮してきて現在の順位は3位。首位浦和とはやや差がある(勝ち点差10)ものの、2位との差は4にまで迫ってきています。8月以降の成績は次の通り。
19A ○1-0 甲府  【鹿】野沢
20H ○3-1 千葉  【鹿】新井場、小笠原2、【千】OG
21A ○2-1 大宮  【鹿】マルキーニョス、増田、【宮】デニス・マルケス
22H ○2-1 横浜FC 【鹿】柳沢、興梠、【横FC】根占
23A ●1-5 G大阪 【鹿】ファボン、【G】バレー2、遠藤、播戸
24H ○4-1 川崎F 【鹿】野沢、小笠原、マルキーニョス、興梠、【川】ジュニーニョ
25A ●0-3 名古屋 【名】本田2、玉田
26H ○3-1 新潟  【鹿】田代2、野沢、【新】矢野
 前節は青木の出場停止と柳沢の負傷があって苦しい陣容を強いられたものの、代役として出た田代の活躍で快勝しました。次節は新潟戦で退場処分を受けた曽ケ端が出場停止になるため守備に若干の不安がありますが、優勝争いにとどまるためには絶対に勝たなければならない試合、と位置づけて乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、携帯サイトによると今週は「コミュニケーション」をテーマに練習に取り組んできたとのこと。監督が多くの選手と個別に話をしているだけでなく、戸田選手を中心に選手同士の話し合いも何度も行われているのだそうです。それによってチーム全体に前向きな雰囲気が出てきているようなので、鹿島戦ではきっと良い内容のサッカーを見せてくれるのではないかと思われます。  メンバーですが、出場停止はなく怪我の情報もないので、前節と同じになる可能性が高そうです。
        下田

    森崎和 戸田 ストヤノフ

        青山
駒野              服部
    柏木     森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ

SUB:木寺、槙野、盛田、高柳、李、桑田、平繁
 甲府戦はショッキングな敗戦となりましたが、しかし今は自分たちを信じて戦い抜くしかありません。我々サポーターは戸田選手の「今やっている中で直さなきゃいけないところはあるから。僕は正直、それをやってるから...そこは信じて欲しい。待ってて欲しい」と言う言葉を信じて、応援し続けるしかないのではないでしょうか。
<07.9.27> 新聞報道によると、昨日のサンフレッチェの臨時株主総会で、デオデオを引き受け先とする約5億円の第三者割り当て増資を行うことに決めた、とのことです。これによりデオデオの出資比率は39.85%となってマツダの21.37%を抜き、筆頭株主になりました。
 サンフレッチェは昨年2月度の決算で5億円近い経常損失を計上し、2期連続の赤字で債務超過に陥る寸前と言う状況になっていました。その上外国人選手の獲得などに伴う借入金4億7千万円の返済も来年と再来年に迫っていたとのことで、今回の増資は背に腹はかえられない、と言うことだったのではないかと思われます。
 ただ、このような対処をしたと言うことは久保社長が言うように「来季も主力選手を放出することなく、監督の希望に添う選手の補強もしたい」から。赤字解消のために選手を売り払う、と言うことをしなくても済むようにと言うことを最優先したのではないでしょうか。今季は補強もなかったため苦しい戦いを強いられていますが、経営の安定があってこそチーム力を継続して維持できる、というもの。この増資がクラブとチーム全体の立て直しに繋がって欲しい、と思います。
<07.9.25> 昨日行われた高円宮杯の準々決勝でG大阪ユースと対戦したサンフレッチェユースは、開始早々に先制点を許したものの横竹の2ゴールなどで突き放し、3-1で勝ちました。この日のメンバーは、GK:原、DF:山根、佐藤、佐伯(→篠原HT)、小西、MF:内田、岡本、横竹、FW:中野(→大西89分)、不老、大崎(→宮原81分)。得点は6分に瀬里、13分に大崎、13分と54分に横竹。試合内容については、スポーツナビのコラムをご覧頂けると良いと思いますが、とにかく「宿敵」G大阪ユースを相手に完璧に自分たちのサッカーをやり切ったゲームだった、とのことです。
<07.9.23> 昨日小瀬で行われた第26節甲府戦は、先制したもののセットプレーから追いつかれ終了間際に突き放される、と言う最悪の展開で勝ち点を1も取ることが出来ず、大分に抜かれて15位に転落しました。
        下田

    森崎和 戸田 ストヤノフ

        青山
駒野              服部
    柏木     森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ

SUB:木寺、槙野、盛田、高柳、李、桑田、平繁
 甲府のメンバーは、GK:阿部、DF:秋本、井上、増嶋(→池端80分)、杉山、MF:石原、藤田、宇留野(→須藤83分)、林、FW:茂原、アルベルト(→木村89分)。前半21分に右サイドの崩しから逆サイドに詰めていた服部が左足で決めて先制したものの、後半11分にセットプレーから増嶋に決められて追いつかれ、後半ロスタイムに散々ボールを回された揚げ句アルベルトに押し込まれて万事休す、となりました。
 この試合、私はネット経由で見ていたため内容は良く分からなかったのですが、相手の速いパス回しに翻弄されてずるずると下がって守るしかなく、また攻めに入ってもミスからボールを失うことが多く効果的な攻撃が出来なかった、と言う感じに見えました。ペトロヴィッチ監督が本来やりたかったサッカーからはかけ離れた内容だったようです。それでも引き分けに持ち込めればまだ良かったのですが、これまで5連敗で残留に黄信号が灯っていた相手に勝ち点3をプレゼントするとは、何と気前の良すぎることでしょう。これまでは「攻撃サッカー」と言う理想を追ってチーム作りを進めてきた、と信じて来ましたが、その理想がなかなか近づいてこない上に「降格」と言う崖っぷちが迫っている、と言う現状は直視しなければなりません。思うようなサッカーができないのは選手が自信を失っているからだと思われますが、しかしそれも結果が出ていないから。このままではチームが方向を見失って、バラバラになってしまうのは必定でしょう。インタビューを見る限り、選手一人ひとりの戦う気持ちは残っている様子。これを1つにまとめるために、ペトロヴィッチ監督の決断が今こそ求められているのではないでしょうか。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

<07.9.23> 昨日ひたちなかで行われた高円宮杯で、サンフレッチェユースは東京Vユースを3-2で下しベスト8に進出しました。サンフレッチェユースのメンバーは、GK:原、DF:佐藤拓、小西、篠原(→宮本89分)、佐伯(→山根HT)、MF:内田、横竹、岡本、FW:中野、不老、大崎。見に行った人によると前半は広島ペースだったようで、前半終了間際に内田が左足の強烈なシュートを決めて広島が先制しました。後半は激しい点の取り合いとなり、11分にヴェルディが久保木のゴールで同点に追いついたもののその3分後に不老が決めて突き放しましたが、26分にPKを山越に決められて再び追いつかれてしまいました。しかし後半ロスタイムに不老がGKとDFとの競り合いに勝って押し込んで、何とか勝ち越した、と言う試合だったようです。全体的には広島ペースだったものの主審の曖昧なジャッジに苛々するシーンが多かった、とのことです。
 なお、他の試合の結果は次の通り。
G大阪ユース 3-2 C大阪U-18
広島皆実   1-0 静岡学園
名古屋U-18  3-1 福岡U-18
浦和ユース  3-1 札幌ユース
市立船橋   3-2 横浜FMユース
流経大柏   2-1 磐田ユース
青森山田   4-3 東海大五
 サンフレッチェユースの次の相手は宿敵・G大阪ユース。明日の11時から、習志野市の秋津サッカー場で行われます。
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