1/20〜1/26のSANFRECCE Diary


<08.1.26> サンフレッチェは昨日ビッグアーチで初練習を行いました。携帯サイトと中国新聞によると、昨日はいきなり午前中と夕方の2部練習。昨年からの痛みを抱えている下田、森崎和、ルーキー丸谷、清水、それに飛行機の関係で午後からの参加となったストヤノフを除く選手達が、4時間半に渡る密度の高い練習を行いました。注目の久保も精力的に走る姿を見せ、実戦形式の練習では強烈な左足のシュートで周囲のどよめきを誘っていた、とのこと。また彼の動きに刺激された佐藤寿、平繁も熱いプレーを見せていたそうで、早くも彼の加入の効果が出ていたものと思われます。また愛媛から戻ってきた佐藤昭、森脇の2人の存在感もなかなかのものだったそうで、まずは上々の「シーズン始動」だった、と言えそうです。
<08.1.26> Jリーグは昨日、今シーズンの日程を発表しました。それによると、サンフレッチェの日程は次の通り。

開催日

kick off

対戦相手

競技場

1

3月 9日(日)

13:00

ザスパ草津

群馬県立敷島公園県営陸上競技場

2

3月16日(日)

14:00

愛媛FC

広島ビッグアーチ

3

3月20日(木・祝)

16:00

湘南ベルマーレ

平塚競技場

4

3月23日(日)

16:00

水戸ホーリーホック

広島ビッグアーチ

5

3月 29日(土)

6

4月6日(日)

16:00

FC岐阜

岐阜メモリアルセンター長良川競技場

7

4月13日(日)

16:00

セレッソ大阪

広島ビッグアーチ

8

4月20日(日)

16:00

ヴァンフォーレ甲府

広島ビッグアーチ

9

4月 26日(土)

15:00

ロアッソ熊本

熊本県民総合運動公園陸上競技場

10

4月 29日(火・祝)

13:00

徳島ヴォルティス

鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム

11

5月3日(土)

16:00

モンテディオ山形

広島ビッグアーチ

12

5月6日(火・祝 )

16:00

ベガルタ仙台

広島ビッグアーチ

13

5月11日(日)

13:00

アビスパ福岡

レベルファイブスタジアム

14

5月17日(土)

13:00

サガン鳥栖

ベストアメニティスタジアム

15

5月21日(水)

19:00

横浜FC

広島ビッグアーチ

16

5月25日(日)

16:00

ザスパ草津

広島ビッグアーチ

17

5月31日(土)

18

6月8日(日)

16:00

湘南ベルマーレ

広島ビッグアーチ

19

6月11日(水)

19:00

ヴァンフォーレ甲府

山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場

20

6月15日(日)

19:00

アビスパ福岡

広島ビッグアーチ

21

6月21日(土)

13:00

水戸ホーリーホック

笠松運動公園陸上競技場

22

6月25日(水)

19:00

徳島ヴォルティス

広島ビッグアーチ

23

6月 29日(日)

18:00

モンテディオ山形

NDソフトスタジアム山形

24

7月6日(日)

18:00

ロアッソ熊本

広島ビッグアーチ

25

7月9日(水)

19:00

愛媛FC

ニンジニアスタジアム

26

7月12日(土)

18:00

FC岐阜

広島ビッグアーチ

27

7月19日(土)

18:00

セレッソ大阪

大阪長居スタジアム

28

7月27日(日)

18:00

横浜FC

ニッパツ三ツ沢球技場

29

8月 3日(日)

18:00

サガン鳥栖

広島ビッグアーチ

30

8月9日(土) or 10日(日)

※1

ベガルタ仙台

ユアテックスタジアム

31

8月16日(土) or 17日(日)

※1

ヴァンフォーレ甲府

山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場

32

8月23日(土) or 24日(日)

※1

アビスパ福岡

広島ビッグアーチ

33

8月30日(土) or 31日(日)

※2

水戸ホーリーホック

笠松運動公園陸上競技場

34

9月 7日(日)

FC岐阜

広島ビッグアーチ

35

9月14日(日)

モンテディオ山形

NDソフトスタジアム山形

36

9月20日(土)

横浜FC

ニッパツ三ツ沢球技場

37

9月 23日(火・祝)

愛媛FC

広島ビッグアーチ

38

9月28日(日)

セレッソ大阪

大阪長居スタジア

39

10月 4日(土)

湘南ベルマーレ

広島ビッグアーチ

40

10月18日(土)

41

10月 25日(土)

サガン鳥栖

広島ビッグアーチ

42

11月9日(日)

ベガルタ仙台

宮城スタジアムorユアテックスタジアム

43

11月 22日(土)

ザスパ草津

広島ビッグアーチ

44

11月30日(日)

ロアッソ熊本

熊本県民総合運動公園陸上競技場

45

12月 6日(土)

徳島ヴォルティス

広島ビッグアーチ

※1 北京オリンピック2008の組み合わせにより開催日が確定します(5月中旬発表予定)。
※2 2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア地区予選 最終予選の組み合わせにより開催日が確定します。

 カレンダー形式の日程表はこちら。ペトロヴィッチ監督によると、北京五輪のためにU-23代表選手はリーグ戦10数試合に影響があるそうです。間違いないのは五輪本番の8月で、第29節から第32節までの4試合は確定でしょう。またJ1がリーグ戦を中断する5/19〜6/27もほぼ確実で、第15節から第22節までの6試合は五輪代表不在は想定しておいた方が良さそうです。更にJ1の試合が無い3/23前後も遠征が組まれる可能性があるので、第3節、第4節も出場できない可能性が高そう。これらの試合には柏木、青山はもちろん、槙野や平繁もいなくなる事を覚悟しておいた方が良いかも知れません。
<08.1.25> サンフレッチェは昨日久保選手と正式に契約を交わした後、入団記者会見を行いました。会見ではまず本谷社長が「ヘッドが強く得点力のあるFW」として久保選手を獲得した、と説明。一方新外国人選手については「開幕までには獲得できるだろうと踏んでいる」と長期戦になることを示唆しました。
 久保選手はまず広島に戻ってきた心境を聞かれて「5年前は自分のわがままを聞いてもらって、今年は自分の首を拾ってもらって、本当に感謝しています」と深々と一礼。そして「声をかけてもらった時は本当に嬉しかった...死ぬ気で頑張ろう、と思っています」と決意を語りました。移籍した後もテレビでずっとサンフの試合を見ていたそうで、選手とも連絡を取り合うなどずっと気にしていたらしく、この5年の間にも「やはり広島が良かったな」と思うことも多かったそうです。しかし自分のわがままで広島を出た事からもう戻ることは無い、と思っていたらしく、今回のオファーは嬉しかった、と繰り返し述べています。他にもいくつかのクラブからのオファーはあったものの、声をかけてもらった時から半分はもう広島入りを決めていた、とのこと。トライアウトに出たのも自分が普通にプレーできるかどうか確かめるためのものだったそうで、今回の広島復帰は彼自身の念願が叶った、と言うことだったようです。因みに久保節も健在だったようで、J2の戦いのイメージを「同じ相手と4回戦うこと」と答えたり、新しい背番号39の意味を聞かれて「...ありがとう」と言ったり、更に自らのアピールポイントとして「結構、しゃべりが上手くなったかな」と語ったり、と何度も会見場を爆笑の渦に巻き込んだとのことです。織田強化部長によると、昨年末から電話で連絡を取り、食事もしながら何度も話をした、とのこと。また本谷社長も、ペトロヴィッチ監督も「彼の能力は高い。オファーして欲しい」と了解した上での獲得だった、と補足しました。サポーターとしては彼のプレーに期待するのは当然の事ながら、それ以上に愛すべきキャラクターが生まれ故郷に戻ってきた、という気持ちの方を強く感じます。もし機会があるならば、彼には「お帰り」の声をかけてあげたい。そして今度は燃え尽きるまで広島でプレーして、彼のサッカー人生を全うして欲しいと思います。
<08.1.24> サンフレッチェは昨日、久保竜彦選手の獲得を正式に発表しました。
 福岡の筑陽学園高から95年に広島入りした久保は、プロ入り後にFWとしてプレーするようになり2年目には22試合に出場して頭角を現しました。そして高木琢也やアーノルドをお手本として順調に「サンフレッチェのエース」と言われるまでに成長し、8年間の広島在籍中に挙げたリーグ戦通算67得点は今でもチーム記録として残っています。2003年からは横浜Fマリノスに移籍して、25試合出場16得点でリーグ完全制覇に貢献。日本代表にも定着して、「日本のエース」と言われるまでになりました。しかしその後は度重なる怪我のために出場試合数、ゴール数ともに減少し、ドイツW杯への出場も逃します。そして昨年は横浜FCに移籍したものの、目ぼしい活躍と言えば浦和戦での強烈なロングシュートだけ。シーズンのほとんどを膝のリハビリに費やして、年末には移籍リスト入りしてトライアウトにも参加していました。
 人並み外れたフィジカルを武器に「規格外」のプレーを売り物にしていた久保も、現在31歳。膝以外にも腰などにも古傷を抱えており、シーズンを通して100%の力を発揮することは期待しない方が良いでしょう。ただ、本来の彼の良さは身体能力だけにあるわけではなく、DFとの駆け引きやボールの無いところでの動きなど、「サッカーを読む力」に裏付けられたところにあります。強引なプレーでゴールをこじ開けるだけでなく、相手を引きつけてスルーパスを出すなど味方を生かすプレーもできる選手です。そして何と言っても、ここぞと言うところでの破壊力。89分間沈黙していたとしても残り1分間で相手を恐怖に陥れることのできる選手は、Jリーグ全体を見渡してもそう沢山いるわけではありません。ここ数年は苦しい時期が長かった久保ですが、自分がプロとしてのキャリアをスタートさせ、そして大きく成長した広島の地で、初心に戻ってサッカーを楽しんで、そしてまた以前のようにサポーターを楽しませて欲しい、と思います。
<08.1.23> 新聞報道(報知新聞のホームページなど。中国新聞紙面にも出ている模様)によると、久保竜彦選手が昨日広島入りの意志を織田強化部長に伝えたとのことです。今日にも広島入りして契約の詰めや自主トレを行い、25日からの始動に間に合わせるとのこと。J1復帰に向けて、頼もしい選手が帰ってきます。
<08.1.23> Jリーグは昨日、ゼロックススーパーカップの開催概要を発表しました。毎年Jリーグのシーズン開幕を告げるものとして開催されるこの大会は、今年が15回目。天皇杯準優勝のサンフレッチェは、J1リーグと天皇杯の2冠を制した鹿島アントラーズと対戦します。会場は国立霞ケ丘競技場で、3/1(土)の午後1時35分キックオフ。前後半合わせて90分間戦い、それで決着がつかない場合は延長無しでPK戦となります。賞金は優勝が3,000万円、準優勝が2,000万円。日本テレビ系列で生放送されるほか、CS日テレG+で録画放送もあります。入場券の「プレリザーブ」は1/25〜1/31で、電子チケットぴあでSS席のみ受け付けます。また一般販売は2/2の午前10時から。料金は前売・当日とも同じで、メインスタンドのSS席が5,000円、S席が4,000円。バックスタンドのSA席が3,500円、ファミリー席が3,000円。ゴール裏自由席が大人1,500円、小中学生800円となっています。ホーム、アウェイの関係は天皇杯決勝とは反対で、広島はアウェイ側となりますのでご注意下さい。購入は電子チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、e+、楽天チケットや各プレイガイドなどでどうぞ。
 なお試合前イベントとして、当日の11時から「ピッチでマッチ」が行われます。これは小学生が低学年と高学年に分かれてそれぞれ10分間の試合を行う、というもの。低学年はボールを60個使用して30人対30人で、高学年はボールを18個使用して18人対18人で戦います。申し込みはハガキで2/20必着。詳細についてはJリーグのホームページをご覧ください。また選手入場の時の「エスコートキッズ」と「フラッグベアラー」も募集していますので、その詳細もJリーグのホームページでどうぞ。
 ところで過去の結果を見ると、Jリーグチャンピオンが6回勝っているのに対して、天皇杯で出場権を得たクラブは8回勝利しています。また天皇杯準優勝だったチームが出場したのは2回(99年と01年の清水。因みに相手はいずれも鹿島)ありますが、成績は1勝1敗。更に過去5回出場している鹿島の成績は3勝2敗となっていて、データ的には特にどちらが有利、と言うことはなさそうです。サンフレッチェはJ2に降格したチームとしては初めてスーパーカップに臨むことになりますが、ぜひとも勝って厳しいシーズンに向けての弾みとして欲しいものです。
<08.1.22> 今季からJ2に昇格したFC岐阜は昨日、河野直人、田村祐基両選手の獲得を正式に発表しました。河野、田村はいずれも1985年生まれの22歳。河野は清水商卒業後の2004年に名古屋でプロ生活をスタートさせ、福岡を経て2006年から広島に在籍。出場機会はありませんでしたが、明るさを失わずに練習に取り組んで来たことが評価されたものと思われます。田村はサンフレッチェユースから昇格して初出場でゴールを決める、と言う鮮烈なデビューを飾りましたが、その後はレギュラー陣の壁を乗り越えることができずに終わりました。ただ、ブラジル留学や愛媛FCでのプレーなど様々な経験を積んできたことが役に立つ日は来るはず。新しいチームでしっかり鍛えて、今度こそレギュラーを取って欲しい、と思います。
 なお、今西和男氏がGMを務めるためかFC岐阜には元広島の選手が多く、昨年は森山泰行、伊藤哲也、吉田康弘、高木和正、ジョルジーニョの5人がプレー。今年も河野、田村の他に川島眞也、吉村光示両選手を獲得しています。同じく今年からJ2で戦うロアッソ熊本の高橋泰、上村健一の両選手と合わせて、今年は対戦相手に懐かしい顔を見ることが多くなりそうです。
<08.1.21> 昨シーズン限りでサンフレッチェを退団することになった河野直人選手ですが、彼自身のサイトによるとFC岐阜入りが決まった、とのことです。なお、他の退団した選手達ですが、ウェズレイは大分に加入すると言う報道が何度か出ています。また「紫熊倶楽部」によると田村も内定しているチームがある(岐阜?)との事で、どちらも近々発表されるものと思われます。
<08.1.20> 昨日サンフレッチェは新人選手5人の入団記者会見を行いました。清水航平選手は福岡の東海大五高の出身(橋内の後輩)で、昨年の高円宮杯では4試合で7得点を奪って得点ランク2位になりました。ドリブルとDFラインの裏への飛び出しを特徴とする選手で、昨年の6月まではU-18代表候補にも選ばれていました。丸谷拓也選手は境高出身で、鳥取県の高校から直接プロ入りする初めての選手になります。前線でタメが作れてパスも出せて、自分から仕掛けることもできる万能型のFWで、U-18代表には何度も選ばれています。横竹翔選手、内田健太選手、篠原聖選手はいずれもサンフレッチェユースからの昇格。横竹はサンフレッチェジュニアから育ってきた生え抜き中の生え抜きで、FW登録ながら中盤もDFもできる万能選手です。内田は三重県の四日市出身で、ミドルシュートとFKが得意なレフティ。篠原は安芸FCからユース入りした選手で、守備的なポジションならどこでもできるのが持ち味です。昨年は新人ながら貴重な戦力となった平繁、遊佐のように、1年目から試合に出るつもりで頑張って欲しい、と思います。
<08.1.20> プレスリリースによると、今季の背番号が次のように決まりました。
1 下田崇     12【サポーター】   23 遊佐克美
2 ストヤノフ   13【欠番】      24□森脇良太
3【欠番】     14 戸田和幸     25 高柳一誠
4 ダバツ     15 高萩洋次郎    26 橋内優也
5 槙野智章(←28)16 李漢宰      27◎清水航平
6 青山敏弘    17 服部公太     28◎丸谷拓也
7 森崎浩司    18 平繁龍一     29◎内田健太
8 森崎和幸    19 盛田剛平     30◎篠原聖
9【欠番】     20 桑田慎一朗    31□佐藤昭大
10 柏木陽介(←27)21 木寺浩一
11 佐藤寿人    22◎横竹翔
 今回背番号が変わったのは槙野と柏木だけで、2人とも昨年のU-20W杯の時と同じ背番号と言うことになります。また、日本人選手がサンフレッチェの「10番」を背負うのは、2002年の久保竜彦以来5年ぶり。今後は彼らを中心にしたチームを作って行こうという、クラブの姿勢を表したものと言えるでしょう。(なお、こちらにこれまでの背番号の変遷をまとめています。)
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