11/23〜11/29のSANFRECCE Diary


<08.11.29> 明日はアウェイで熊本の対戦です。
 今年からJ2に昇格した熊本はここまで勝点43で順位は12位。次節が今季最終戦になります。
24A △2-2 広島  【熊】木島、山口、【広】佐藤寿2
25H ●1-3 水戸  【熊】小森田、【水】堀2、荒田
26A ●1-3 甲府  【熊】小森田、【甲】マラニョン、秋本、久野
27H ○1-0 愛媛  【熊】市村
28A ●1-4 湘南  【熊】小森田、【湘】石原、加藤、菊池、三平
29H ○3-0 徳島  【熊】宮崎、高橋2
30H △1-1 横浜FC 【熊】高橋、【横】山田
31A △2-2 福岡  【熊】高橋2、【福】布部、田中
32H △2-2 C大阪 【熊】木島、高橋、【C】乾、香川
33A ●1-5 甲府  【熊】斉藤、【甲】マラニョン、大西、サーレス2、羽地
34H ●0-2 水戸  【水】平松、荒田
35H ●0-4 仙台  【仙】ナジソン、平瀬2、斉藤
36A ○2-1 鳥栖  【熊】中山、木島、【鳥】廣瀬
37H ○1-0 横浜FC 【熊】吉井
38A △0-0 草津
39H △2-2 徳島  【熊】高橋、小森田、【徳】菅原2
40A ○1-0 湘南  【熊】高橋
41H △1-1 岐阜  【熊】中山、【岐】菅
42A ○1-0 愛媛  【熊】高橋
43A △1-1 山形  【熊】木島、【山】豊田
 第一クールからなかなか勝点が伸びずに14位と15位を行ったり来たりしていた熊本でしたが、第33節〜第35節に喫した3連敗の後に4-3-3システムを導入。DFラインと中盤でゴール前にブロックを作ることで守りを固め、失点を減らすことによって安定した戦いができるようになりました。その結果第36節からは4勝4分けと負けなし。前節は昇格を決めたい山形と対等に戦い、退場者を出しながらも引き分けに持ち込みました。明日は、広島でプロ生活をスタートさせた上村選手の引退セレモニーが予定されているとのこと。勝ってシーズンを終わりたい気持ちが非常に強いに違いありません。
 対するサンフレッチェは、次節は森崎和が戻ってきますが、ストヤノフとともに森脇も出場停止となります。また携帯サイトによると、李が古傷の足の痛みが出てきたため遠征不参加が決定したそうで、楽山の初先発が濃厚だとのこと。ということで、メンバー予想は次の通りとなります。
        佐藤昭

    結城  森崎和  槙野

      青山 森崎浩

楽山               服部
    柏木      高萩

        佐藤寿

SUB:中林、岡本、高柳、桑田、久保
 目標とする「勝点100、得点100」までどちらも6。ということで、明日は3点以上取って勝ちたいところです。広島在籍時代にはキャプテンとして活躍した上村選手へのはなむけとして、広島らしいサッカーを見せて欲しい、と思います。
<08.11.28> 日本サッカー協会は昨日、未定だった天皇杯の準決勝の日程を発表しました。それによると、マッチナンバー75(鳥栖×横浜FM:ベストアメニティ)の勝者とマッチナンバー76(G大阪×名古屋:神戸ユニバ)の勝者の試合は国立競技場で午後3時キックオフ。マッチナンバー77(清水×FC東京:ユアテック)とマッチナンバー78(柏×広島:岡山桃太郎)の勝者の試合はエコパスタジアムで午後1時キックオフとなっています。日時はいずれも12/29(月)で、NHK総合テレビかBS1での生放送が予定されています。
<08.11.27> 先日Jユースカップの決勝トーナメントの組み合わせが発表され、2回戦から登場するサンフレッチェユースは名古屋グランパスU-18と対戦することになりました。名古屋はクラセンはグループリーグを2勝1敗で突破してトーナメントに進んだものの、初戦で優勝したFC東京に4-8で敗戦。高円宮杯では決勝まで進みましたが、浦和ユースに1-9で敗れています。Jユースカップのグループリーグでも鳥栖に9-2で勝っている一方で磐田に1-4で敗れるなど、グループリーグでの総失点14はトーナメント進出チームの中では最多。その一方で1試合平均得点は3.5で、攻撃力に自信を持っているチームでもあります。広島と名古屋との試合は、スリリングな展開になるのではないでしょうか。試合は12/14に刈谷で、13:00キックオフです。
<08.11.26> 地域リーグを勝ち抜いたチームがJFL入りを目指して競う「地域リーグ決勝大会」が連休中に行われ、中国地域第一代表のレノファ山口はC組を1位で通過しましたが、第二代表の佐川急便中国は3連敗に終わりました。両チームの結果は次の通り。
【C組】
レノファ山口 2-1 静岡FC
レノファ山口 2-1 グルージャ盛岡
レノファ山口 1-1 松本山雅FC
      PK5-3

【D組】
佐川急便中国 0-7 FC町田ゼルビア
佐川急便中国 2-6 矢崎バレンテ
佐川急便中国 1-2 ノルブリッツ北海道
 石垣島SPあかんまで行われる決勝ラウンドの予定は次のようになっています。
【11/28(金)】
11:00 ホンダロック×Vファーレン長崎
13:15 レノファ山口×町田ゼルビア

【11/29(土)】
11:00 ホンダロック×レノファ山口
13:15 Vファーレン長崎×町田ゼルビア

【11/30(日)】
10:00 ホンダロック×町田ゼルビア
12:15 Vファーレン長崎×レノファ山口
 今年はJFLからJ2に3チームが昇格しそうなので、JFLへの昇格枠は3つ。従って1勝でもすれば、昇格の可能性が出てくるのではないでしょうか。
 一方JFLは先週末に後期第16節を終え、上位陣は次のようになっています。
           勝点
1 Honda FC      71
2 栃木SC      62
3 カターレ富山    61
4 ファジアーノ岡山  59
5 ガイナーレ鳥取   57
 既にHonda FCの優勝が決まっていて、栃木と富山の4位以内も確定。この2チームはJリーグ準会員なので、理事会で承認されれば来季はJ2に昇格することになります。そして残る1つの昇格枠を争っているのが岡山と鳥取で、11/30に行われる最終節には岡山が富山、鳥取が流通経済大といずれもアウェイで戦います。中国地域の2つ目のJリーグクラブが岡山になるか鳥取になるか、注目です。(なお、富山×岡山の試合はNHK岡山とNHK富山で生中継が予定されているそうです。)
<08.11.25> 草津戦ですが、マスコミ報道やネットでの情報などで事前に聞いていたほど悪い内容ではなかった、というのが率直な印象です。もちろん、開始早々から先制点を奪われるまではほぼ一方的に攻められましたし、また後半の2失点は言い訳が出来ないレベル。今季初めて3失点したことを含め、良い試合だったとはとても言えません。でも自分たちのサッカーが出来ていなかったかと言えばそうでもなく、しっかりとポジションを移動し、相手のプレスをかわしてボールを動かすという広島らしいサッカーはできていたのではないでしょうか。特に後半ロスタイムに入ってからの逆転は、そうめったに見られないほど劇的なもの。どんな試合でも、どんな内容でも勝ちに持っていくことができたことは、チーム内とその周辺に負けは許されないという雰囲気、いわば「勝者のメンタリティ」があったからではないでしょうか。今年一年、J2で「勝たなければならない」というプレッシャーの中で戦ってきたこと、その中で早々に昇格と優勝を決め、その後も負け無しで来ていることが、チーム全体の成長をもたらしたことに疑いはなく、だからこそこの試合も逆転にまで持っていけたのでは無いかと思います。もちろん、反省材料も多い試合だったのは確かですが、主力2人がいなかったことやチームの大きな目標だった川崎F戦の直後だったこと等を考えれば、上出来だったと言って良いと思います。
 ところでストヤノフ、森崎和の不在で注目されたリベロですが、前半は森崎浩が、後半は森脇が務めました。どちらも試合でリベロを経験するのは初めて、ということで守備面での不安は確かで、それが3失点の原因になったのは間違いありません。森崎浩の場合は、彼自身の守備面でのミスはDFラインの裏へのパスをクリアしきれず大ピンチになったシーン(前半26分ごろだったと思う)ぐらいだったと思うのですが、それ以外は無難な出来だった、と思います。ただ、ペトロヴィッチ監督も語っているように中盤に森崎兄弟がいないことの影響が、守備面でも攻撃面でも大きかったのも確かで、それが序盤のドタバタにつながったのだと思います。もともと視野の広さとバランス感覚に長け、展開のパスを出せる森崎浩のことですから、慣れれば十分にこなせるはず。ストヤノフ、森崎和の欠場という非常事態だったからこそ試した布陣ではありましたが、中盤をもう少し何とかすれば機能させることは可能だと思いますし、今後に向けての一つのオプション(例えば、試合途中からのシフトチェンジ用とか)を得た、と考えれば良いのではないかと思います。
 一方の森脇のリベロですが、こちらはさすがにぶっつけ本番はきつかった、ということでは無いでしょうか。パートナーの槙野が攻撃的なDFなのに加えて、結城も頻繁に右サイドを駆け上がって攻撃参加しているという状況で、リベロどころか最終ラインの経験も浅い森脇に守備の組織を整えるのは無理な相談だ、と言えるでしょう。それでも相手が引いて守ってくれるならまだ何とかなったかも知れませんが、前から積極的にプレスをかけてくるのが草津の身上。2失点してしまったのも、止むを得ない結果だったと言えます。ただ、こちらも今後オプションとしては有りうるなわけですし、長い目で見ればここで試すことが出来たのは良かった、と言えるかも。来年以降、もう少し真面目に取り組めば、チームにとっても森脇本人にとってもプラスになるかも知れません。
<08.11.24> 昨日Jユース杯のグループリーグ第6節が行われ、サンフレッチェユースは3-1で愛媛に勝って2位以上が確定しました。メンバーは、GK:原、DF:浅田、佐伯、宗近、森保、MF:宮原(→安武)、茶島(→甲元)、大崎、中山(→池田)、FW:不老(→砂川)、板倉(→越智)。前半7分に不老の突破から茶島が決めて先制しましたが、21分にループの跳ね返りを押し込まれて追いつかれました。そしてその後愛媛の猛攻を受けましたがそれを凌ぐと、43分に大崎が倒されて得たPKを不老が決めて勝ち越し。更に後半6分に板倉がループ気味のシュートを決めてリードを広げ、そのまま逃げ切りました。これで広島の勝ち点は12で首位に立ちました。これに続くのは勝ち点10のC大阪と勝ち点7の神戸。今日のこの両者の対戦結果によって、最終順位が決まります。
<08.11.23> 昨日ホームで行われた第43節草津戦は後半ロスタイムに2点取って逆転で勝ち、勝ち点を94に伸ばしました。
 ストヤノフ、森崎和を累積警告で欠いて、次の布陣でスタートしました。
        佐藤昭

    森脇  森崎浩  槙野

      青山  高柳(→結城45分)

李(→楽山45分)         服部
    柏木    高萩(→久保70分)

        佐藤寿

SUB:中林、桑田
 対する草津は、GK:本田、DF:寺田、田中、崔、喜多、MF:高田、島田、秋葉(→尾本72分)、松下、FW:後藤(→鳥居塚54分)、都倉(→氏原86分)、というメンバーでした。試合は立ち上がりから草津のペースで、ボールを支配され次々とシュートを浴びたそうです。そして前半4分、草津の6本目のシュートとなった都倉のヘッドがあっさりと決まって先制点を許してしまいました。16分には高萩のミドルで同点に追いついたものの、その後も運動量で勝る草津のペース。前半は1点で終わったのが不思議なほどの流れだったそうです。
 後半、ペトロヴィッチ監督は中盤を強化するため森崎浩をボランチに上げ、森脇をリベロに。そして右サイドを楽山と結城に代えて守備を強化すると、前半よりもボールが動くようになったそうです。そして後半7分、楽山のロングパスに飛び込んだ佐藤寿がPKを獲得すると、「小躍りしながら」(携帯サイトによる)スポットに向かったのは槙野。いつものように後ろ向きで構えると振り向きざまに蹴って中央に決め、逆転に成功しました。
 しかし諦めることを知らない草津は後半12分、崔のクロスのこぼれを交代出場したばかりの鳥居塚が決めて再び同点。更にその10分後には島田のクロスを都倉にたたき込まれ、今季初の3失点を喫して逆転されてしまいました。
 その後久保を投入して追撃体制に入った広島でしたが、しかしチャンスを作るもののなかなか点が取れず、逆に草津のカウンターに脅かされる展開で、広島が追いつくのも難しいか、に思われた後半ロスタイムにドラマが起きます。まずは後半46分、柏木の展開のパスを受けた服部が右足に持ち替えてクロス。これを槙野がフリーで叩くと、ボールはポストに跳ね返ります。これを再び槙野がシュートすると、ボールは佐藤寿のヒザに当たってゴールへ転がり込みます。更にその2分後には島田のクロスを逆サイドで受けた楽山からボールは青山から久保へ。久保のパスを森崎浩がつないで左から森脇がループ気味のシュートを決めて、苦しいゲームを勝利で締めました。
 この試合はまだダイジェスト映像を見ただけなので、全体的な感想は明日以降にアップします。

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