11/30〜12/6のSANFRECCE Diary


<08.12.6> 中国新聞とホットニュースによると、虫垂炎の服部に続いて青山と森崎浩が腰痛で、高柳が体調不良で欠場の予定だとのこと。代わって高校生プロの岡本が先発デビューすることになりそうです。また6年ぶりに服部以外の選手が先発することになる左サイドは楽山が務めることになる可能性が濃厚。「勝点100、得点100」に向けて厳しい試合となりますが、来季に向けての貴重な経験を積む場となりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、正午キックオフ。「中国電力・中電工スポンサードゲーム」として、様々なイベントが行われます。まずU-9とU-11による「サンフレッチェカップ」が補助競技場と第二球技場で9時から。4種による「フォリアチャレンジ」は10時から行われます。メイン側おまつり広場では「中電工高所作業車&中電ふわふわドーム」「スカパー!視聴者感謝キャンペーン」「フェイスペイント」が、メインスタンド3Fコンコースでは「バルーンアート」「ゼロックススーパーカップ優勝カップ&J2優勝シャーレ記念撮影ブース」が行われます。更に試合会場限定グルメは「鳴門金時スティック詰め放題」が390円で390食提供されます。
 入場者プレゼントは「THANKS FOR ALLメモリアルバッジセット」と「応援パネル」を先着20,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは、桑田選手のプレミアム選手カードを先着3,000名様となっています。今日はJR横川駅前からのシャトルバスを無料で運行しますので、どうぞご利用下さい。
 テレビ放送はスカパーch184で生中継となっています。今日はブログでの速報はしません(昇格争いが気になるので ^_^;)ので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報などをごらん下さい。
<08.12.5> 長かった2008年シーズンも明日が最終節。サンフレッチェは徳島と対戦します。
 徳島のここまでの勝点は29で、3年連続の最下位が決まっています。前回の対戦以降の成績は次の通り。
22A ●1-2 広島  【徳】米田、【広】高萩、佐藤寿
23H ●0-1 岐阜  【岐】小島
25H △1-1 湘南  【徳】阿部祐、【湘】阿部吉
26A ●1-2 福岡  【徳】倉貫、【福】久藤、大久保
27H ●1-2 山形  【徳】石田、【山】北村、レオナルド
28A ●0-1 愛媛  【愛】大木
29A ●0-3 熊本  【熊】宮崎、高橋2
30H ●1-3 甲府  【徳】アンドレジーニョ、【甲】秋本、羽地2
31A △1-1 岐阜  【徳】ソウザ、【岐】大友
32H △1-1 仙台  【徳】アンドレジーニョ、【仙】関口
33A ●2-3 C大阪 【徳】大島、倉貫、【C】アレー、古橋、ジェルマーノ
34H ●1-2 横浜FC 【徳】ソウザ、【横】根占、難波
35A ●1-3 福岡  【徳】大島、【福】丹羽、ハーフナー、久藤
36H △0-0 湘南
37A ●0-2 水戸  【水】菊岡、西野
38H ○5-0 愛媛  【徳】石田、麦田、菅原、石田、大西
39A △2-2 熊本  【徳】菅原2、【熊】高橋、小森田
40H ●0-2 甲府  【甲】輪湖、マラニョン
41A ●0-1 草津  【草】後藤
42H ●0-3 山形  【山】長谷川、豊田、園田
43A ○2-0 鳥栖  【徳】石田、倉貫
 シーズン前半は10位前後にいた徳島でしたが、ドゥンビアの退団等が響いてその後は低迷。特に第19節以降は17試合連続勝ち星なし、と言う泥沼に入り込んでいました。しかし今季3度目の「四国ダービー」に圧勝して息を吹き返し、第43節には昇格を争う鳥栖相手に内容的にも上回ってホーム最終戦を勝利で飾りました。成績不振のため経営が苦しくなったようでレギュラーを含む15名の解雇が発表された後と言うことで、徳島の最後の試合に向けてのモティベーションも高いのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェはストヤノフ、森脇が出場停止から戻ってきますが、服部が虫垂炎の手術を行ったそうで欠場の見込みです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
        佐藤昭

    森脇 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎和

李               楽山
    柏木     森崎浩

        佐藤寿

SUB:中林、結城、岡本、高萩、平繁
 中国新聞によると服部は天皇杯準々決勝に間に合わない見込みだ、とのこと。この試合は森崎和、森脇も出場停止のため、レギュラー3人を欠いて戦うことになります。徳島戦はリーグ最終戦であると同時に、準々決勝前の最後の公式戦となります。頂点を目指す戦いの一つと言う意気込みで戦って欲しい、と思います。
<08.12.4> 日本サッカー協会は昨日12/8-9に行われる日本代表候補ショートキャンプのメンバーを発表し、広島からは佐藤寿が選ばれました。
【GK】川口(磐田)、楢崎(名古屋)、都築(浦和)、川島(川崎F)
【DF】寺田(川崎F)、中澤(横浜FM)、高木和(清水)、駒野(磐田)、
    闘莉王、阿部(浦和)、水本(京都)、長友(FC東京)、内田(鹿島)
【MF】中村憲(川崎F)、今野(FC東京)、香川(C大阪)
【FW】玉田(名古屋)、巻(千葉)、佐藤寿(広島)、大久保嘉(神戸)、
    田中達(浦和)、岡崎(清水)、興梠(鹿島)
 今回は戦術の確認などが目的だそうで、全員が一度は代表に選ばれたことのある選手ばかりで新顔はありませんでした。
<08.12.4> 中国新聞によると昨日は久保と桑田が契約更改交渉を行い、久保は1,100万円(100万円ー)の提示を受けて「(移籍は)考えてない。来年も広島で頑張りたい」と残留宣言したとのこと。また桑田は720万円の微増提示を受けたそうです。
<08.12.3> 中国新聞によると、昨日は主力5人が契約更改交渉を行い佐藤寿が200万円増の4,500万円で残留が確実になったとのことです。そのほか、森崎和が3,600万円(300万円+)、森崎浩が3,000万円(300万円+)、森脇が1,100万円(400万円+)、柏木は2,000万円(200万円+)の提示を受けました。この中で柏木は「自分への期待が少ないと感じた」と渋い表情だったそうで、移籍も示唆したとのこと。織田強化部長は「来季外せない選手の上位」と慰留に努める方針だとのことです。なお前日までの交渉では、槙野が2,000万円(600万円+)、高萩が1,000万円(250万円+)、佐藤昭が1,000万円(350万円+)、服部が3,900万円(100万円+)の提示を受けているようです。槙野を除けば全体的に小幅のアップにとどまっていますが、もともと昨年降格という結果だったにも関わらず下げずに増額した選手も多かったことや、Jリーグ全体にリストラの嵐が吹き荒れている事を考えればやむをえないことなのではないか、と言う気がします。
<08.12.2> 昨日吉田サッカー公園で広島経済大とのトレーニングマッチを行い、2-1で勝ちました。メンバーは、GK:大森、DF:橋内、ストヤノフ、盛田(→篠原73分)、MF:遊佐、丸谷(→平繁73分)、横竹、内田(→丸谷74分)、清水、桑田、FW:久保(→大崎55分)。前半はリードされてハーフタイムを迎えましたが、後半16分に橋内、24分に清水が決めて逆転したとのことです。試合内容は今一つだったそうですが、怪我で戦列を離れていた盛田、平繁、篠原が実戦に復帰したのは、天皇杯に向けて好材料だと言えるでしょう。
<08.12.2> Jリーグは昨日臨時理事会を開いて、広島、山形のJ1昇格と栃木、富山、岡山のJ2入会を正式に承認しました。本谷社長のインタビューによると鬼武チェアマンから「優勝争いが出来るチームを作って欲しい」と言われ「準備をしっかりして頑張ります」と答えた、とのこと。今年成長した若い選手をベースにして、いくつかのポジションで補強してJ1上位としっかりと戦えるための戦力を充実させて来季に臨む意向だ、とのことです。昨年オフは戦力を落とさないようにするのが精一杯でしたが、今年はしっかりと情報を集めて動いているはずですし、声をかけた選手に軒並み断られる、ということもないはず。しっかりと補強して、来季に臨んで欲しいと思います。
<08.12.1> 昨日KKウィングで行われた第44節熊本戦は、佐藤寿の2ゴールで広島が競り勝って勝点を97に伸ばしました。
 出場停止のストヤノフと森脇、怪我の李を欠いて、広島は次の布陣で戦いました。
        佐藤昭

    結城  森崎和  槙野
    (→清水77分)
      青山 森崎浩

楽山(→橋内67分)       服部
    柏木      高萩(→桑田60分)

        佐藤寿

SUB:中林、岡本
 対する熊本は、GK:小林、DF:鈴木、福王、矢野、車(→上村53分)、MF:熊谷(→北川68分)、中山、吉井、山本、木島(→有村75分)、FW:高橋、というメンバーでした。2万人以上の観客の声援を受けて前から積極的にプレスをかけてくる熊本。それに対して広島は、森崎和を中心としたパス回しでリズムを作ります。5分には柏木のスルーパスで佐藤寿が抜け出しましたがオフサイド。9分には見事なパス回しから柏木がドリブルで持ち込みシュートし、17分には高萩のスルーパスから森崎浩が抜け出します。更に22分にはFKを森崎浩、27分にはやはりFKから槙野が狙います。そして39分、青山の展開のパスを深い位置まで持ち込んで服部がクロス。これを佐藤寿が中央で叩き込み先制点を奪いました。熊本も何度か良い形から広島ゴールに迫りますが、DF陣と佐藤昭が立ちふさがり、熊本のサッカーを広島が力で押さえつける、という展開でハーフタイムを迎えることになりました。
 後半も最初のチャンスは広島で、1分に服部のクロスを青山が頭で狙いましたが枠外に外れます。しかし熊本も徐々に押し返し、特に久々に出場した上村がチームに勢いをもたらします。そして後半12分、その上村のロングパスを受けた木島が突破を図ると、結城が対応をミス。そのままフリーで持ち込んだ木島がニアの狭いスペースにシュートをねじ込み、同点に追いつかれてしまいました。
 その後、桑田を入れて勝ち越しを狙う広島。後半16分には桑田、森崎浩が、18分には佐藤寿が続けざまにシュートしましたが、GK小林が素晴らしい反応で弾きます。北川、有村と引退する選手を投入して、チームの勢いを加速させようとする熊本。30分以降は上村を前線に上げて点を取りに来ます。広島も橋内をストッパー、桑田を右サイドに回し、清水を入れてツートップで攻めます。そして後半42分、清水と桑田の頑張りからボールを奪い、青山、槙野とつないで柏木が速いパスを前線へ。これをフリーで受けた佐藤寿がダイレクトボレーでゴールネットに突き刺して、今季27点目で試合を締めました。
 クラブ史上初(たぶん)の2万人を越える大観衆に、4人の引退選手の出場ということで、最高のモティベーションで挑んできた熊本に対して、広島はやや苦しみながらもしっかりと戦ったと思います。特に5試合ぶりの先発だった結城と初先発の楽山は、レギュラーに負けない質の高さを見せました。後半は若手選手に代わって流れが悪くなり、相手にボールを支配されるシーンも増えたのですが、しかしそこをしっかりと立て直し、最後は素晴らしいボール奪取とパス回し、そして佐藤寿のスーパーボレーで勝ち越しました。どんな相手でも、どんな展開になっても自分たちのサッカーを貫き試合を勝ちに持っていく、という戦いは、まさにこの1年間で身に付けたもの。クラブ記録の12試合連続負け無し、という結果を導いたのは、この1年間の積み重ねの成果だったと言って良いでしょう。
 ところでこの試合を最後に引退する上村健一選手は、イエロー覚悟の激しい守備と木島のゴールにつながるロングパスなど、何度も見せ場を作りました。Jリーグが開幕した1993年に松永高からサンフレッチェ入りした上村は、2004年にC大阪に移籍するまでの11年間、五輪代表や日本代表にも選ばれる等チームの顔として活躍しました。その間には3度にわたって膝の靭帯断裂という大怪我に見舞われながら、その度に苦しいリハビリを経て復帰してきました。チームの若返りの方針からC大阪に移籍し、その後東京Vから地域リーグまで経験しながら2007年から熊本に移籍。不動のセンターバックとしてJ2昇格に貢献しました。そして今年は徐々に出場機会は減少したものの、それでも9月半ばまではレギュラーとして活躍。J初体験のチームを引っ張ってきました。携帯サイトによると昨日の試合で髪の毛は「ロアッソカラー」に染めていたものの、見えないところに3本線の剃り込みを入れていた、とのこと。広島サポーターの上村コールに涙していたのは、これまでの広島でスタートして熊本で終えることになる現役選手としての人生に深い感慨を覚えたからに違いありません。今後は熊本で指導者としての道を歩むことになるそうですが、彼の不屈の闘志を受け継ぐような選手を育てて欲しい、と思います。

日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<08.11.30> 中国新聞とホットニュースによると、李に加えて高柳も怪我のため遠征に帯同していないとのこと。その代わりにベンチ入りしそうなのは岡本、清水、橋内だそうで、先発はともかく途中交代でフレッシュなメンバーが見れそうです。
 今日の試合会場は熊本・KKウィングで午後1時キックオフ。試合後には上村選手らの引退セレモニーも予定されているそうです。テレビ放送はスカパーch183で生放送が予定されています。
<08.11.30> 中国新聞によると昨日から来季に向けての契約更改交渉が始まり、下田は1,000万円減の3,300万円の提示に渋い表情ながら残留の意向を表明した、とのことです。一方開幕から19試合に出場した木寺は戦力外通告を受けた模様で、他のクラブでの現役続行を望んでいるそうです。その他の選手では盛田、平繁、遊佐が交渉に臨み、盛田が1,200万円でほぼ合意。平繁も「900万円の提示に前向きな表情を見せ」ましたが「遊佐は明言を避けた」とのことです。広島の場合高卒ルーキーは3年は様子を見る、というのが基本方針なので契約解除はないはずですが、噂に上っている他のクラブへのレンタルの話が出たのかも知れません。
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