12/14〜12/20のSANFRECCE Diary


<08.12.20> 今日の柏戦ですが、ホットニュースと中国新聞によると盛田、楽山、高柳の先発が濃厚だとのこと。レギュラー3人を欠く上に森崎浩がベンチスタートとなりそうですが、チーム全員の力で戦って、そして勝ち抜いて欲しいと思います。
 今日の試合会場は岡山桃太郎スタジアムで午後3時キックオフ。テレビ中継はNHK BS1で生放送が予定されています。今日は久々にブログでの速報もしますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをごらん下さい。
<08.12.20> サンフレッチェは昨日、徳島に期限付き移籍していた西河翔吾選手の復帰を発表しました。西河は修道大在学中の2004年にサンフレッチェの特別指定選手となり、その年はJ1リーグ戦の5試合に出場。翌年在学のままプロ契約を結び、リーグ戦13試合、天皇杯2試合に出場しました。しかし2006年は出場機会が減ったこともあってシーズン途中で徳島に期限付き移籍。徳島のDFラインの要として、あるいはゲームキャプテンとして活躍し2年半でリーグ戦85試合、天皇杯3試合に出場しています。ペトロヴィッチ監督の評価が高い、とは言えなかった西河ですが、徳島での経験は彼自身を成長させているはず。DFは広島では層の薄いポジションなだけに、来季の活躍が期待できるのではないでしょうか。
<08.12.19> 明日は天皇杯の準々決勝で柏レイソルと戦います。
 第15節には3位に上がるなど上位争いにも絡んだ柏でしたが、第18節から10試合連続で勝てず失速。残留争いにも巻き込まれかけましたが、何とか盛り返して11位でフィニッシュしました。9月以降の戦績は次の通り。
24A ●1-2 新潟  【柏】アレックス、【新】アレッサンドロ、矢野
25H △1-1 鹿島  【柏】ポポ、【鹿】マルキーニョス
27H ●2-5 川崎F 【柏】菅沼、蔵川、【川】鄭2、中村、レナチーニョ
26A ●1-2 G大阪 【柏】菅沼、【G】中澤、遠藤
28A ○4-0 大宮  【柏】村上3、菅沼
29A ○2-0 札幌  【柏】菅沼、アレックス
30H ●1-3 横浜FM 【柏】栗澤、【横】狩野2、田中裕
天4 ○1-0 草津  【柏】菅沼
31H ○2-1 名古屋 【柏】菅沼、ポポ、【名】小川
天5 ○1-0 京都  【柏】ポポ
32A △3-3 磐田  【柏】杉山、菅沼、古賀、【磐】ジウシーニョ、ロドリゴ、カレン
33H ●0-2 大分  【分】鈴木、上本
34A ○2-0 神戸  【柏】ポポ、OG
 J2降格で玉田ら主力を失いましたが、石崎監督の元で連動したプレスとショートカウンターの戦術を磨き、J1中位に定着するに至った柏。その石崎監督は、天皇杯を最後に退任することが決まっていてます。李忠成ら怪我人も戻って来ていてフランサがベンチスタートになる可能性もあるとのことで、厳しい戦いになることは間違いない、と思われます。
 対するサンフレッチェですが、先週4日間休んで体調を調え、その後練習試合などしながら柏戦に向けての調整を進めてきました。そして盛田、李が戻ってきているほか、昨日は青山、柏木、森崎浩らも練習に復帰してきたとのこと。明日は森崎和と森脇が出場停止で服部も出場できそうにありませんが、何とか戦えるメンバーは組めそうです。
        佐藤昭

    槙野 ストヤノフ 盛田

      青山  高柳

李               楽山
    柏木     森崎浩

        佐藤寿

SUB:中林、結城、岡本、高萩、桑田、清水、久保
 今年は甲府や仙台との対戦で苦しめられたことからも分かるように、広島の弱点は前からの速いプレッシャー。それでもJ2レベルならば何とかプレスをかいくぐってパスをつなげるようになりましたが、柏はそれ以上の速さ、強さがあると思って間違いない、と思います。そこをいかにかわしてボールを繋ぎ、攻撃の形を作るのか。明日の試合は天皇杯制覇に向けて乗り越えなければならない壁であると同時に、来季のJ1での戦いに向けての重要な試金石となるのではないでしょうか。
<08.12.19> サンフレッチェは昨日、中島浩司選手の獲得を発表しました。中島は96年に仙台育英高から当時JFLだったブランメル仙台入りし、その後主にボランチとして99年には26試合、2000年には19試合に出場するなど仙台のJ2昇格とJ1昇格に貢献しました。しかし01年、02年はともに出場試合数ゼロで解雇され、トライアウトを経て03年に市原に移籍。オシム監督の元で成長し、06年には26試合、07年には27試合に出場しました。そして今年もシーズン当初はレギュラーとしてプレーしていましたが、ミラー監督の就任とともに出場機会が激減。シーズン終了後にゼロ査定を受けていました。仙台時代にはボランチや攻撃的MFをメインとしながらサイドでもプレーし、千葉ではボランチ、リベロとして起用されることが多かったマルチプレーヤーで、ストヤノフが不在の時にはリベロを務める事も多かった、とのこと。いろいろなポジションの控えとして、貴重な戦力になるのではないでしょうか。
<08.12.19> 中国新聞によると佐藤寿人選手が昨日2度目の契約更改交渉に臨み、前回よりも300万円上積みの4,800万円で合意した、とのことです。「広島を離れることは考えられない。これからも森崎兄弟とともにチームを引っ張りたい」と語っていて、新聞報道があった海外移籍など意に介していない様子。来季は2年ぶりのJ1での大暴れが見れそうです。
<08.12.18> 中国新聞によると、千葉を戦力外となった中島浩司選手の獲得に動いていることが分かった、とのことです。中島はボランチとリベロの両方をこなすことができ、オシム監督の元で貴重な戦力として活躍したベテラン。獲得できれば、ストヤノフ、森崎和のバックアップとして期待できるのではないでしょうか。
<08.12.18> 中国新聞によると、昨日森崎和が2度目の契約更改交渉に臨み、前回の交渉から400万円アップとなる年俸4,000万円で合意しました。これまでの報道によると主力組の中では下田が1,000万円減の3,300万円、服部が100万円増の3,900万円を提示されており、4,000万円は佐藤寿の4,500万円に続いてチームで2番目の年俸、と言うことになります。今季はグロインペイン症候群の手術のため出遅れましたが、復帰後チームが軌道に乗り始めたことや彼が不在だった試合では内容が悪かったことなど、彼がチームにとって不可欠な存在だったことを示した1年だった、と言えるでしょう。そういう意味では、妥当な金額だったと言って良いのではないでしょうか。
<08.12.17> 中国新聞によると、昨日大阪に出張中の織田強化部長が柏木の代理人と交渉し、前回提示額の2,000万円を基本に条件面を話し合った、とのことです。1回目の交渉では柏木が移籍の可能性を示唆した、とのことで新神戸や柏が獲得に動いていると言う新聞報道もありましたが、今のところ正式な獲得オファーは届いていない、とのこと。このまま行けば、広島残留ですんなりと決着するのではないでしょうか。
<08.12.17> 12/15,16の両日Jリーグ合同トライアウトが行われ、東日本のクラブに在籍する選手が出た15日は67名、西日本の16日は54名が参加して各クラブの強化担当者にアピールしました。この中で、サンフレッチェ(ユースを含む)に在籍経験のある選手は次の通り。
【12/15】結城耕造(千葉)、梅田直哉(湘南)、田森大己、寄井憲(甲府)、河野直人(岐阜)
【12/16】大久保裕樹(京都)、栗原圭介(神戸)、石川裕司、入船和真、河野淳吾(徳島)、河原正治(大分)
 広島にレンタル中の結城は千葉からゼロ査定を受けており、広島が獲得するつもりならば移籍金無しで取ることができます。にも関わらずトライアウトに出ていると言うことは広島からのオファーがないと言うことか、あるいは提示金額に納得できないため他クラブの話を聞いてみたい、と言うことだと思われます。
<08.12.16> 中国新聞によると、一昨年のシーズン途中に徳島にレンタル移籍したDF西河翔吾選手が、チーム復帰に向けて交渉しているとのことです。今週は吉田サッカー公園でのチーム練習にも参加しているそうで、「(広島の)試合も見ているし、チームの一員となるイメージはわいている」と前向きだった、とのこと。今年はDFの層の薄さに苦しめられただけに、彼が復帰することになれば貴重な戦力になりそうです。
<08.12.15> 昨日行われたJユースカップの2回戦で、サンフレッチェユースは名古屋ユースを下し準々決勝に進出しました。広島のメンバーは、GK:原、DF:宮本将、佐伯、宗近、浅田、MF:茶島、宮原(→池田89分)、大崎(→安武5分)、中山(→甲元71分)、FW:板倉(→松林76分)、不老(→砂川28分)。2分にセットプレーの混戦から大崎が、25分に不老が相手と接触していずれも負傷退場。代わりにこれまで出場機会の少なかった安武と1年生の砂川が出場する、と言う緊急事態になったサンフレッチェユースでしたが、携帯サイトによるとこのピンチでむしろチームが団結した、とのこと。素晴らしいプレーの連続で名古屋を押し込むと、37分に板倉の落としたボールを受けた砂川が相手にいったん奪われながらも粘ってゴールを決めて先制点を奪いました。「もう1点取りに行け」と言う森山監督の激を受けた選手たちは、後半も守りに入らずに積極的にプレーし、後半9分には宮原のパスを受けた板倉が豪快なミドルシュートを決めて2点目。更に22分には安武の縦パスを松林が落とし、これを宮原が落ち着いて流し込んでリードを広げます。38分に連係ミスから西部に決められましたが、後半の名古屋のシュートはその1本だけ。主力2人を途中で欠く、と言うアクシデントをものともしない熱い戦いで、高円宮杯準優勝の強敵を下しました。準々決勝の相手は、三菱養和に競り勝った東京V。長居第二競技場で、12/20の午後2時キックオフです。
<08.12.14> クロアチア・サッカーニュースによると、サンフレッチェはディナモ・ザグレブのミハエル・ミキッチの獲得交渉を行っており、クラブは拒否しているものの本人が移籍を希望している、とのことです。ミキッチは右サイドが本職のプレーヤーで攻撃的MFやFWとしてもプレーできる、とのこと。クラブが拒否しているのは移籍金の額に不満があるからだそうなので、後は交渉次第と言うことなのではないでしょうか。
<08.12.14> 昨日サンフレッチェは練習試合を2試合行い、阪南大に5-1、九州産大に3-2で勝ちました。
 まずは阪南大戦のメンバーは、GK:佐藤昭、DF:槙野、ストヤノフ、盛田、MF:桑田、高柳、森崎和、楽山、柏木、FW:佐藤寿。携帯サイトによると、相手は今季の関西学生リーグの王者、こちらは木曜から練習を再開しコンディションは底、と言うことで、全体的な内容は今一つだったとのこと。8分に楽山のパスから高萩が決めて先制点を奪いましたがその後は阪南大にペースを握られ、後半に入って左サイドを破られ同点に追いつかれました。しかしその後は広島が息を吹き返し、後半8分には楽山のドリブルからのクロスを逆サイドに飛び込んだ桑田が決めて勝ち越し。その3分後には楽山のパスを受けた柏木がシュートし、そのこぼれを佐藤寿が押し込んで3点目を奪います。13分には柏木がドリブルで引きつけて出したパスに佐藤寿が走り込んでゴールを決め、16分には佐藤寿がPKを奪います。ストヤノフがスポットに立ったもののシュートではなく前方へのパス。これを走り込んだ槙野が決めて、サンフは8分で4点を奪いました。その後阪南大が逆襲を狙ってきたもののしっかりと守りきって、5-1で試合を終えました。
 九州産大との試合のメンバーは、GK:中林、DF:結城(→元田61分)、橋内、篠原(→丸谷45分)、MF:遊佐、岡本、横竹、内田、清水、FW:平繁(→川森65分)、久保(→早瀬75分)。前半からボールを支配したのは広島で、7分に内田のCKに横竹が頭で合わせて先制すると、16分には平繁のシュートがバーに当たったこぼれを横竹が決めて2点目。23分には平繁のクロスを逆サイドで受けた内田がパス。これを清水が豪快に決めてリードを広げました。しかし後半に入ると運動量が落ち、DFラインとGKでのパス回しを奪われて2点を奪われようやく逃げ切った、と言うことだったそうです。
 怪我人の情報ですが、腰痛の森崎浩と青山は昨日も姿を見せず、両膝の痛みが出ている李も出場していません。柏戦は森崎和と森脇が出場停止で服部も虫垂炎の手術をしたばかりと言うことで、メンバー構成に苦慮することになりそうです。ただ、右膝を痛めて9月以降離脱していた盛田が90分間出場し、6/29の山形戦を最後にずっと試合に出ていなかった平繁が65分間プレーできた、と言う事は好材料。これから1週間かけて、コンビネーションを高めて行くことになりそうです。
<08.12.14> 昨日行われた入れ替え戦2nd legは磐田が2-1で競り勝ち、残留を決めました。立ち上がりこそややナーバスになっていたシーンもあったものの、全体的に磐田のペース。前半41分、後半25分の松浦のゴール以外にも、何度もチャンスを作りました。逆に仙台ですが、前半のナジソンのシュート以外にはあまり良いシーンはなし。後半ロスタイムに梁のFKで1点差に迫り、その後もチャンスを作りましたが及びませんでした。磐田の精神的なコンディション、チーム全体の気持ちをうまくコントロールできていたことが勝因だったと思いますが、点を取らなければならない仙台にゴールまでのストーリーが描けていかなったことが大きかったように思います。
 ところで今シーズンはあまりJ1を見ていなかったので「磐田の駒野」をじっくり見るのは初めてだったのですが、やはり質の高い選手だな、と感じました。サイドでボールを持つと第一の選択肢は仕掛けることで、相手が1人付こうが2人付こうが変わらず、しかもめったにボールを失うことはない。クロスも色々な質のボールが蹴れるので、相手にとっては非常に危険な選手だったと思います。磐田の戦術なのか右サイドはサポートが少なく孤立することが多かったのですが、それでもしっかりとチャンスを作れるところはさすが、と思わされました。更に上下の運動量の多さもさすがのもので、何度もDFラインに入ってピンチを防いでいました。2年連続で入れ替え戦を戦うことになり、代表でもポジションを失いつつあるなど今年はあまりいいことの無かった駒野ですが、選手としての質が落ちた、と言うわけでは無さそうです。
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