2/17〜2/23のSANFRECCE Diary


<08.2.23> 一昨日Jリーグはサテライトの日程を発表し、サンフレッチェは愛媛、鳥栖、熊本、大分と同じF組で8試合を戦うことになりました。日程は次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
3/24(月)
14:00

愛媛FC

広島スタジアム

4/7(月)
14:00

ロアッソ熊本

吉田サッカー公園

5/26(月)
14:00

ロアッソ熊本

八代運動公園陸上競技場

7/13(日)
16:00

サガン鳥栖

島根県立サッカー場

8/24(日)
15:00

愛媛FC

9/8(月)
15:00

大分トリニータ

10/13(月・祝)
14:00

大分トリニータ

吉田サッカー公園

10/26(日)
14:00

サガン鳥栖


<08.2.23> オフィシャルサイトなどによると、昨日は選手のコンディションを考慮してリカバリーの日となり、11時から身体を軽く動かし午後からはフリーとなりました。また新加入のユキッチが練習に合流。いかついルックスとは対照的に非常にフレンドリーで、早速英語で若手選手たちと積極的に会話していたそうです。中国新聞によると、ややセーブした練習だったものの左足から強烈なシュートを放ち、軽快なドリブルやパスも見せていたとのこと。チームにフィットすれば、貴重な戦力になるのではないでしょうか?
<08.2.22> 宮崎キャンプ3日目の昨日はヴァンフォーレ甲府との練習試合を行い、控え組は2-2の引き分けだったものの主力組は1-2で敗れました。
 まず1時から行われた控え組同士のメンバーは、GK:下田、DF:篠原、高萩、ダバツ、MF:橋内、横竹、遊佐(→浅田56分)、内田、清水(→森保45分)、大崎、FW:久保。対する甲府は、GK:阿部、DF:吉田(→久野74分)、寄井、山本、鶴見(→輪湖74分)、MF:田森(→練習生80分)、保坂(→國吉31分)、美尾(→神崎86分)、FW:石原(→ブルーノ59分)、ジョジマール、木村。携帯サイトによると若手ばかりの中盤のサンフは分が悪かったようで、守備に回る時間が長かったそうです。しかし、徐々にコンディションを上げてきた久保が別格の働き。6分にはドリブル突破で相手DFを抜いてシュート。16分にはカウンターから抜け出して左足で強烈なシュートを放ち、枠を外したものの会場をどよめかせます。そして19分にはCKからダバツのシュートのこぼれに反応して流し込み、「復帰初ゴール」を決めました。43分に高萩がPKを取られてジョジマールに決められたものの、1-1でハーフタイムを迎えることになりました。後半は久保、大崎にツートップに変更したサンフでしたが、甲府が次々と選手を代えてきたこともあり劣勢となり、下田のスーパーセーブ連発で何とか凌ぐ、と言う展開になったそうです。しかし23分、橋内のクロスの折り返しを受けた久保が身体をねじるようにして左足でシュート。彼らしい強烈な弾道がネットに突き刺さって、再び1点のリードを奪いました。後半29分にジョジマールのシュートがDFに当たって入って同点に追いつかれ、その後も攻め込まれたものの下田の活躍で失点を許さず2-2で引き分けました。
 続く主力組の試合のメンバーは、GK:木寺、DF:森脇、ストヤノフ、槙野、MF:李、戸田、森崎浩、服部、桑田、FW:佐藤寿、平繁。甲府は、GK:鶴田、DF:杉山、池端、山本、井上、MF:林(→田森57分、石原75分)、大西、藤田、FW:前田(→ブルーノ70分)、羽地(→ジョジマール75分)、宇留野。こちらもボール支配は甲府の方が上だったものの、決定的なチャンスは広島の方が多かったそうです。特に桑田の2列目からの飛び出しが有効で4分、14分、27分と3回のチャンスを作り、李も7分に決定機をつかみますが、ことごとくシュートミスで逃します。甲府は逆に12分に井上、14分に羽地が決定機を作り、31分にはFKのボールを羽地に決められ先制を許してしまいました。後半もサンフはチャンスを作り続け、7分、32分、42分に桑田、10分に戸田、21分に服部、24分と29分に槙野、33分39分42分に平繁、と何度も決定機があったもののことごとく外し、ゴールになったのは37分の森崎浩のFKだけ。逆に7分に井上にミドルを決められ、効率の悪い戦いで敗れてしまいました。
 試合を見ていないので内容については何とも言えないのですが、久保が復活を思わせる動きから2点を取った事と、2列目以降からの飛び出しで何度もチャンスを作ったことは、ポジティブに考えることが出来るでしょう。しかし、問題はトルコキャンプ以来失点が止まらないこと。それもセットプレーとミドルシュートからのものが多く、修正される気配が無いのが気になるところです。今年はJ2での戦いということで、相手を押し込むシーンが多くなるのは間違いないでしょう。となると、気をつけなければならないのはカウンターとセットプレー、そしてミドルシュート。これらに対する対策を立てておかなければ、安定した戦いはできません。昨年降格に至ったのは、守備面での問題点を解決できなかったから。逆に守備組織が機能した天皇杯では、決勝まで進むことができています。その時のキープレーヤーとなっていたボランチ森崎和の不在が痛いのは確かですが、それは言っても仕方のないことです。これからゼロックススーパーカップまでの1週間、そして開幕までの2週間に、しっかりと問題点を解決して欲しいと思います。
<08.2.21> 携帯サイトに怪我人の情報が載っていたので紹介します。まず宮崎に来てから高柳が別メニューになっていますが、これはトルコキャンプ中に痛めた足に腫れがある状態だとのこと。既に検査を受けていて近日中には練習に復帰できそうです。また青山は「負荷がかかるとどうしても身体に張りが出る」状態だとのことで、すぐにコンディションを上げるのは難しく徐々に仕上げて行くしか無さそう。ただ2人とも別メニューながらボールは蹴っているらしく、そう長くはかからない模様です。一方盛田はまだ左足に炎症が残っていてプールでの調整が続いています。アキレス腱痛の柏木も同様で、どちらも復帰の目処は立っていません。更に佐藤昭が扁桃腺を腫らしているそうで、練習に参加できていないとのことです。今日は初めてのJリーグクラブとの試合として甲府との対戦が組まれています。そこではトルコキャンプとはまた違う形を試さざるをえないものと思われます。
<08.2.21> サンフレッチェは昨日広島市内のホテルで、完全移籍で獲得したクロアチア人FWステパン・ユキッチの入団会見を行いました。席上ではまず本谷社長が「外国人FWがやっと決まった」とあいさつ。今後は第1クールを終えた時点で戦力分析し、補強の必要なポイントを絞って対応する、と言うこれまでの方針を改めて述べました。
 続いて織田強化部長が、ユキッチ獲得に至る経緯を説明。昨年以来候補を絞り込んで交渉してきたもののまとまらず、トルコでオシエクとロコモティブ・モスクワの練習試合を見て「チームのためにハードワークする選手だ、と好印象を持った」のだそうです。すると監督から「もし興味があるならオシエクのマネージャーを紹介する」と言われてすぐに会い、そこで彼の好プレーを収めたビデオを見て獲得を決定。監督や社長とも相談した上でオファーし、ユキッチ本人が「日本でプレーしたい」と希望したことで契約がまとまったとのことです。プレースタイルとしては「自分で点が取れ、周りの選手を使うことが出来る。FWとしてだけでなくトップ下、左右のMFなど攻撃的なポジションがどこでもできる」「運動量が多くチームのためにハードワークできる」のだそうで、そのユーティリティー性が獲得のポイントとなった模様です。なお宮崎キャンプへの合流は今日からで、ゼロックス・スーパーカップへの出場ができるかどうかは微妙ですが、できるだけ早く手続きを進めるつもりだとのことです。
 最後にユキッチ自身が片言の英語で会見。2,3チームからのオファーがあった中で広島を選んだ理由として「1年でJ1に復帰すると言うクラブの明確なビジョンがあったから」と説明し、「皆さんがハッピーになれるように頑張りたい」と挨拶しました。
<08.2.20> サンフレッチェの選手、スタッフは昨日宮崎入りし、夕方から早速1時間半のトレーニングを行いました。携帯サイトによると怪我が長期化している森崎和、柏木、盛田に加えて、昨日は復帰したばかりの青山が別メニュー。高萩が練習に復帰したものの人数が足りないということで、ユースの新2年生から大崎、森保、浅田の3人を帯同しました。この宮崎キャンプでは、新加入のユキッチと怪我から戻ってきた高萩らをフィットさせて戦えるチームを作ることが課題となりそうです。
 なお久々に広島に復帰した久保ですが、半年間サッカーをやっていなかったと言うことで徐々にコンディションを上げて行っている過程にあるらしく、トルコキャンプでは全力でプレーすることもなかったそうです。しかし「死ぬ気で頑張る」と言う言葉通り練習では一切手を抜かずにフルメニューをこなしているそうで、徐々に状態が上がっているのは間違いないとのこと。昨日は「『そこからシュートを打つか?』と言う『久保スペシャル』にもトライし、左足を振るスピードもアップしてきた」(携帯サイト)との事なので、ゼロックスでは「切り札」となりうるかも知れません。
<08.2.19> プレスリリースによると、トルコキャンプ中に足に違和感を感じて練習を休んでいた柏木陽介選手が昨日広島市内の病院で検査を受け、左アキレス腱周囲炎で全治3週間と診断されました。これで2週間後に迫ったゼロックス・スーパーカップはもちろん、開幕戦への出場も絶望的となりました。
<08.2.18> サンフレッチェは昨日、昨年限りで鳥栖を退団した吉田恵氏のジュニアユースコーチ就任を発表しました。吉田氏は96年に同志社大からV川崎入りしてプロとしてのキャリアをスタートさせ、98年から神戸、01年からは市原でプレー。04年には広島に在籍して、主に左のストッパーとしてJ1に昇格したばかりのチームを支えました。そして翌シーズンは西河の台頭などもあり出場機会には恵まれなかったものの、サテライトで一生懸命練習する姿は若手のお手本となっていた、とのこと。ジュニアユースコーチに就任することになったのは、そのようなサッカーに取り組む姿勢が評価された、と言うことなのではないでしょうか。
<08.2.17> 悪天候のため延期となっていた清神社での必勝祈願が、今日の11時から行われます。11時10分から本谷社長、ペトロヴィッチ監督、佐藤寿人選手による玉串奉奠があり、必勝三矢を授けられます。そして安芸高田市長の挨拶や花束贈呈、新加入選手紹介、監督挨拶、記念撮影を行い、最後にサイン会を行います。その後、選手達は新しいラッピングバスに乗って吉田サッカー公園に移動して、練習を行うそうです。一般の方の参加も可能ですが、駐車場には限りがあるので乗り合わせで来て欲しい、とのこと。お問い合わせはサンフレッチェ広島(082-233-3233)までどうぞ。
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