2/24〜3/1のSANFRECCE Diary


<08.3.1> 中国新聞によるとサンフレッチェは昨日の午前中宮崎で最終調整を行い、午後飛行機で東京入りしました。練習ではセットプレーを確認し、良い緊張状態で試合に臨む事が出来そうです。
 今日の試合会場は国立競技場で、午後1時35分キックオフ。サンフレッチェのサポーターは天皇杯決勝とは逆にアウェイ側で、代々木門から10時半から入場開始となっています。一方、千駄ケ谷門はアントラーズのサポーターで同じく10時半開門。指定席の方の青山門は11時開門予定です。代々木門からの入場のためには外苑前駅が便利ですので、そちらをご利用下さい。またテレビ放送は日本テレビ系列で生中継が予定されています。スタジアムに行けない方は、テレビの前で応援を。
<08.2.29> 明日はJリーグの開幕を告げる「ゼロックス・スーパーカップ」が行われます。この大会は前年度のJリーグチャンピオンと天皇杯覇者が対戦するもので、今回が15回目。天皇杯準優勝のサンフレッチェは初出場で、過去5回出場の鹿島アントラーズに挑みます。
 昨年2冠を達成した鹿島は柳沢が京都に移籍しました。また補強はFC東京から伊野波を獲得しましたが、しかし主な選手の出入りはこれぐらい。昨年の主力メンバーはほぼ維持したままで今シーズンに臨むことになります。今年はシーズンオフを長めに取って2月4日にキャンプイン。また田代、岩政と内田が日本代表に、伊野波と石神がU-23代表に長期間拘束されてチーム作りの遅れが気になるところですが、しかしそこは経験豊富なチーム。2/24に行われた水戸とのPSMでは3-0で勝って、いささかも心配ないことを示しました。そして左足を痛めて代表を離脱していた岩政も一昨日から全体練習に合流し、明日はベストメンバーで立ちはだかります。
 対するサンフレッチェですが、J2降格による主力の流出は駒野だけで済んだものの、キャンプでは主力に怪我人が続出。長期離脱中の森崎和、柏木、盛田に加えて、トルコで成長を見せた高柳も怪我をして別メニューが続いています。逆に下田、青山、高萩が戻ってきて、久保とユキッチも調子を上げて来ているものの、まだ100%とは言い難い状態です。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎浩
李               服部
        桑田

    佐藤寿     平繁

SUB:下田、ダバツ、戸田、遊佐、高萩、ユキッチ、久保
   「ゼロックス・スーパーカップでは昨年のJ1チャンプ、鹿島と戦う。光栄ではあるが、我々が戦うべき舞台はJ2であることを認識しなければならない」と言うペトロヴィッチ監督の言葉通り、明日の試合は今季の厳しいシーズンを戦うための道程の一つ。勝利を目指すのは当然ですが、しかし大事なことはそれだけではないと思います。選手が欠けても他の選手でカバーすること。どんなに苦しい試合でもチーム一丸となって戦うこと。そして勝ち点を1でも多く取ること。そのための貴重な真剣勝負の場として、明日の試合に臨むべきなのではないでしょうか。
<08.2.29> 宮崎キャンプ10日目の昨日はJFLのホンダとの練習試合を行い、2度リードを許す苦しい展開ながら2-2で引き分けました。この試合のメンバーは、GK:佐藤昭、DF:篠原、戸田、ダバツ、MF:橋内、横竹、遊佐、内田、高萩(→浅田45分)、FW:久保(→清水45分)、ユキッチ(→森保60分)。中国新聞によると攻守にミスが多く、相手に支配を許す展開だったそうで、前半38分に先制点を許して0-1で前半を折り返しました。後半10分に橋内のクロスをユキッチが折り返し、これを清水が決めて同点にしたものの18分に再び失点。37分に清水が相手を追い込んでパスミスを誘い、最後は橋内が決めて何とか引き分けに持ち込みました。
<08.2.28> プレスリリースによると、サンフレッチェ広島は3/2(日)に広島駅南口地下広場で「2008開幕イベントALL FOR J1」を開催します。時間は午前11時から午後4時で、入場は無料。選手サイン会への参加のみ整理券が必要で、12時から配付します。選手によるトークショー(2時〜4時)やサイン会(2時〜4時)、お楽しみ抽選会、グッズ販売(11時〜4時)、スカパーブース(11時〜4時)、「ALL FOR J1プロモーションビデオ撮影コーナー」(11時〜1時半)等のイベントが予定されています。また、広島駅を4時半に出発する広島電鉄のサンフレッチェ電車に選手と乗車、歓談(希望者の方の中から30名様)したり、ひろしまお好み物語駅前ひろばにて選手とお好み焼きを食べながら歓談(希望者の中からペア5組10名様)できる「アフターお楽しみイベント」も予定されています。更にグッズ販売では、今年のオフィシャルイヤーブックやスローガンTシャツ、スローガンタオルマフラー等の新商品も販売されます。このオフィシャルイヤーブックは数量限定先行販売で、ここで購入した方から10名様に「オリジナルドデカポスター」がプレゼントされるとのことです。
<08.2.27> 昨日45分3本で行われた大分との練習試合は、0-0、1-2、1-1の結果となりました。
 前日から別メニューだった高柳に加えて、足に違和感を感じた久保も欠いて、広島のメンバーは、GK:木寺(→下田77分)、DF:森脇(→篠原77分)、ストヤノフ(→戸田77分)、槙野(→ダバツ77分)、MF:李(→橋内77分→森保105分)、青山(→遊佐77分)、森崎浩(→横竹77分)、服部(→内田77分→浅田112分)、桑田(退場48分→高萩50分)、FW:佐藤寿(→大崎77分→清水105分)、平繁(→ユキッチ57分)。対する大分は、1,2本目がGK:西川(→下川71分)、DF:小林、深谷、森重、上本、MF:ホベルト、金崎、鈴木、藤田、FW:ウェズレイ、高松。3本目がGK:下川、DF:山崎、池田、小林、MF:松橋、西山、小手川、根本、清武、FW:前田、市原、と言うメンバーでした。守備を重視する、と言う明確な意志を持って臨んだゲームだったと言うことで、前半はどちらのチームもあまりチャンスを作れず、むしろキャンプでの疲れが目立つような重いゲームだったようです。しかし後半、特に高萩とユキッチが入った頃から広島の攻撃が活性化。高萩のキープとユキッチのポストプレーでリズムを作り、李と森崎浩が起点となってチャンスを作ります。2本目の19分には李がボールを奪ってドリブルから低いクロス。ここに飛び込んだユキッチのシュートはバーを直撃します。そしてその2分後には森崎浩のサイドチェンジから服部が落し、ここに走り込んでいた槙野がドリブルからそのままシュートを決めて先制点を奪いました。更にそのすぐ後にも森崎浩が右足シュートをバーに当てるなどチャンスを作り続け、2本目の32分に一斉に控え組に交代。その控え組があっさりと2点を献上してしまったものの、3本目にはユキッチが来日初ゴールを決めるなど収穫もあって昨日の試合を終えました。
 中国新聞と携帯サイトによると、一昨日の練習後にストヤノフと槙野、更に森脇に李も含めて話し合いをしたそうです。内容は、ずっと失点が続いている状況をどう改善するか、と言うこと。攻め急がないように気をつけ、どこでボールを奪うのか、マークを受け渡すのかをはっきりさせる、と言うのが目的だったようです。その結果が2本目途中までの無失点に繋がったそうで、監督も「守備は安定していた」と振り返ったとのことです。そしてその1本目でリズムを作ると、2本目は攻撃の姿勢を強めてディナモ・ザグレブ戦以来久々の先制点。「60分程度」(ペトロヴィッチ監督)と言う主力出場の予定を77分まで伸ばして、主力組での「勝利」と言う結果を出しました。その直後に逆転されてしまった事やあまりチャンスを作れなかったことは残念ですが、しかしそこは練習、と割り切れば良いでしょう。むしろ選手達が自主的に課題を解決し、途中まではゲームをコントロールしたのは良かった、と言えます。怪我人続出は気になるものの、開幕に向けて明るい兆しが見えてきました。
<08.2.26> 携帯サイトの情報によると、ここまでボランチとしてほとんどの試合で主力組で戦っていた高柳が、トルコキャンプ中の右足負傷の後遺症でリタイアし昨日は別メニューとなりました。今日の大分との練習試合には出場しない予定で、代わりに起用されそうなのが逆に怪我から復帰してきた青山と高萩。今日は45分3本のうち「ゼロックス杯の鹿島戦を想定したメンバーで60分ぐらいやってみる」(ペトロヴィッチ監督)とのことで、ユキッチもトップ下やFWでの起用を試されることになりそうです。
<08.2.25> プレスリリースによると、3/9(日)に行われるJ2リーグ開幕戦・ザスパ草津戦の応援バスツアーの募集が始まっています。3/8(土)の午後5時15分に広島西飛行場、5時45分に広島駅新幹線口に集合し、月曜日の朝9時に広島駅新幹線口、9時半に広島西飛行場に戻ってくると言うスケジュールです。料金はチケット代込みで一般27,000円、小中高生と65歳以上が26,000円。サンフレッチェクラブ会員はそれぞれ2,000円引きです。募集期間は既に始まっていて、3/2(日)までとなっています。お申し込み、お問い合わせ先ですが、プレスリリースによると「サンフレッチェ広島『エスコートキッズ・フェアプレーフラッグベアラー募集係』」となっていますが、これは明らかに間違い。いつものように「デオデオ旅行社『サンフレッチェアウェイ応援バスツアー』係(082-240-3447)」だと思われますのでそちらにご連絡下さい。
 なおサポーターグループのツアーですが、東京からの日帰りバスツアーが企画されています。詳しくはSANFRECCE Supporter's Blogをどうぞ。
<08.2.24> 宮崎キャンプ5日目の昨日は主力組が川崎フロンターレと、控え組が九州大学選抜と練習試合を行い、それぞれ1-2、0-1で敗れました。
 まずは川崎Fとのゲームのメンバーは、GK:下田、DF:槙野、ストヤノフ、戸田(→ダバツ45分)、MF:李、高柳、森崎浩、服部、桑田(→ユキッチ45分)、FW:佐藤寿、平繁(→久保)。対する川崎Fは、GK:吉原、DF:伊藤、寺田、井川、MF:田坂、養父、谷口、村上(→森35分)、FW:ジュニーニョ、我那覇(→大橋45分)、フッキ(→都倉58分)。代表に招集されている川島、中村、山岸、チョン・テセを欠くメンバーでしたが、前半は圧倒されます。前線の3人のボール回しをつかまえることが出来ずに次々とチャンスを作られ、7分には左からのクロスをジュニーニョが足に吸い付くようなトラップから叩き込まれ、あっという間に先制点を許します。続いて11分には、フッキの突破を止められずにシュートのこぼれを我那覇に押し込まれて2点目。その後もオフサイドになったフッキのシュートやジュニーニョの決定機など何度もピンチを迎えて、下田のセーブなどで何とか凌いだとのこと。逆に攻撃面は全くチャンスを作れず、0-2と言うスコア以上の差を見せられた前半となりました。
 このままではダメだと感じたか、ペトロヴィッチ監督はハーフタイムに3人を入れ替えます。そしてこれが大当たりで、久保のキープ力とユキッチの技術、そしてダバツの闘志がチームを変えます。前半は守備に追われていた森崎浩と高柳も前を向いてプレーできるようになり、李が何度もアタッキングゾーンに顔を出すようになったとのこと。13分には佐藤寿のパスに服部が飛び込み、16分には李のクロスを久保がダイレクトボレー。その後も素晴らしいパス交換で相手を翻弄したり、ユキッチのスルーパスからの森崎浩の飛び出しなどチャンスを作ります。そして後半ロスタイムに久保がドリブルで突き進んで右に展開すると、ユキッチのクロスを服部が折り返し。そこに飛び込んだ高柳がシュートを決めて1点を返します。結局広島の得点はそれだけだったものの、「大切な何かを、この試合でチームは手にした」(携帯サイト)とのことです。
 なお、2試合目の九州大学選抜戦のメンバーは、GK:木寺、DF:篠原、高萩、ダバツ(→浅田45分)、MF:橋内(→森保45分)、青山、遊佐、内田、横竹、FW:大崎、久保(→清水45分)。相手のフィジカルに押されるシーンが多く、技術で上回ることができなかったのが敗因だった模様です。
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