3/30〜4/5のSANFRECCE Diary


<08.4.5> 1週間休んだサンフレッチェは明日、アウェイでFC岐阜と対戦します。
 今年初めてJ2を戦う岐阜は、苦しいのではないか、と言う戦前の予想を覆してここまで2勝1分け2敗で7位につけています。
1A △1-1 甲府  【岐】小島、【甲】羽地
2H ●0-1 仙台  【仙】OG
3A ○5-3 山形  【岐】高木2、片山2、菅、【山】豊田、渡辺、レオナルド
4H ○2-1 徳島  【岐】梅田、片山、【徳】ドゥンビア
5A ●0-1 C大阪 【C】酒本
 この好成績の原動力となっているのは、小峯、川島、梅田、薮田ら経験豊富な選手たち。また元広島の高木もトップ下として全試合で先発し、山形戦では見事なゴールを2つ決めています。前節C大阪戦も、敗れたとは言えシュートもチャンスの数も上回り、内容的にも素晴らしい戦いをしています。昇格候補相手であっても対等以上に戦えるチーム。岐阜はそう言う相手だと思っておいた方が良いでしょう。
 対するサンフレッチェですが、今節はストヤノフ、高萩が出場停止と言うことで、メンバー構成の変更を余儀なくされます。先週から今週にかけての練習では槙野をセンターにしてストッパーに森脇、と言う布陣を試していたとのこと。明日の試合は、若い守備陣がどれだけやれるか、が鍵になりそうです。
        木寺

    森脇  槙野  盛田

      青山 森崎浩

李               服部
        柏木

    佐藤寿     平繁

SUB:下田、戸田、高柳、ユキッチ、久保
 DFラインと並んでもう一つの注目は、今期初出場が予想される柏木です。サンフレッチェの将来を担う新しい「10番」が、J2の舞台でどれだけ輝くことができるのか。チームの今後を占う上で、この岐阜戦は重要な試合になるのではないでしょうか?
<08.4.4> お休みを挟んで再び岐阜戦に向けての練習を再開したサンフレッチェ。携帯サイトによると、昨日は「非常に熱のこもった練習」で、局面での激しい戦いや素晴らしいサイドチェンジ、いいクロスからのシュートなど内容的に見るべきところの多いものだったそうです。その中で特に目立っていたのが平繁。実戦練習が始まってすぐに角度のないところからシュートを叩き込んだのを手始めに、こぼれ球を押し込んだりカウンターから独走で決めたり、と立て続けにゴールを決めて、見学していたサポーターの拍手を浴びていたとのこと。ベンチに控える久保竜彦の存在が、19歳の若武者を成長させているのではないでしょうか。また中国新聞によると、ストヤノフの出場停止で空いたDFのポジションには森脇が入ることになるようで、開幕戦以来の先発のチャンスに意欲を見せているそうです。一方、怪我から復帰してきた柏木、森崎和らも調子を上げてきているそうなので、激しいポジション争いがチームを活性化させている、と言って良いのではないでしょうか?
<08.4.2> 日本サッカー協会は昨日U-19日本代表候補を発表し、サンフレッチェからは丸谷とユースの岡本が選ばれました。
【GK】松本(順天堂大)、権田(FC東京)
【DF】須崎(磐田)、浦田、金井(横浜FM)、山村(流経大)、
    村松(Honda)、佐藤(名古屋)
【MF】鈴木惇(福岡)、大竹(FC東京)、山本(磐田)、吉田(甲府)、
    水沼(横浜FM)、岡本(広島ユース)
【FW】永井(福岡大)、山崎(磐田)、丸谷(広島)、大前(清水)
    大津(柏)、大迫(鹿児島城西高)
 3月のトレーニングキャンプのメンバーから外れたのは、大谷(浦和)、大久保(横浜FM)、鈴木大(新潟)、加藤(京都)、中田(横浜FC)、青木(大宮)、酒井(柏U-18)、白谷(C大阪)、宮澤(札幌)、瀬沼(桐光学園高)の10人で、代わりにカタール国際のメンバーだった松本、浦田、山本、大前が復帰。更に山村、村松、大竹、水沼、丸谷、大迫が新たに、あるいは久々に選ばれています。このメンバーは4/6にJステップに集合し、清水、磐田と練習試合を行う予定です。
<08.4.1> 携帯サイトによると、サンフレッチェの選手達は昨日から練習を再開。体調不良で先週末の練習を休んだ戸田とU-23代表に呼ばれていた青山が合流したほか、大事を取って練習試合出場を回避していた森崎和もフルメニューに参加して「今週から(フルに)やっていきます」と力強く語っていたそうです。昨日の11対11で行われたゲームでは(正確な情報ではありませんが、Aチームが木寺、森脇、槙野、盛田、李、青山、森崎浩、服部、柏木、平繁、佐藤寿、Bチームが下田、橋内、ストヤノフ、戸田、ダバツ、森崎和、高萩、高柳、遊佐、久保、ユキッチ、と言うメンバーだったらしい)両チームともレベルの高さを見せていたそうで、「柏木のスルーパスに飛び出した平繁のゴール、槙野がオーバーラップしそのまま叩き込んだゴール、ユキッチが...クロスをバックヘッドで流し込んだゴールと、まずまずの質の高い得点も飛びだし」ていたそうです。岐阜戦は3連勝の立役者であるストヤノフと高萩が欠ける事になりますが、柏木、高柳、森崎和らが戻ってくればチーム全体のレベルを落さずに戦えるはず。むしろ緩みがちだったチームの雰囲気を引き締めると言う意味では、良い機会になるかも知れません。
<08.3.31> プリンスリーグの日程が掲載されているページを発見しましたので、サンフレッチェユースのファーストラウンドの分をまとめておきます。
節 期日 キックオフ 対戦相手   試合会場
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1 3/15(土)11:00  境      吉田サッカー公園
2 4/5 (土)11:00  岡山学芸館  吉田サッカー公園
3 4/12(土)11:00  銀河学院   竹が端運動公園陸上競技場
4 4/26(土)11:00  広島観音   広島ビッグアーチ
5 4/29(火)11:00  高川学園   広島スタジアム
6 5/17(土)11:00  広島皆実   吉田サッカー公園
7 5/24(土)11:00  作陽     みよし運動公園陸上競技場
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<08.3.30> 昨日吉田サッカー公園で行われた福岡大との練習試合は、トップチームが出場した第1試合は2-1、サテライトの第2試合は4-0で勝ちました。
 まず第1試合は、GK:木寺、DF:森脇、槙野、盛田(→ダバツ45分)、MF:李、高柳(→岡本45分)、森崎浩、服部、柏木(→ユキッチ59分)、FW:佐藤寿、平繁(→久保64分)、と言うメンバー。立ち上がりに柏木のCKに森脇が決定的なヘッドを放ったのを手始めに、「素早いパス回しと浩司、高柳のボランチコンビを中心とする安定した守備で福岡大にチャンスをほとんど与えず...決定機も作っていた」(携帯サイトによる)のだそうです。そして34分、佐藤寿からの縦パスを受けた柏木がループ状のシュートで「背番号10」で初めてのゴールを決めます。そしてその後もチャンスを量産するも得点できず、1-0で前半を折り返しました。
 ダバツ、岡本が入った後半も左サイドを起点に何度もチャンスを作るものの決め切れない、と言う展開が続きます。その後柏木に代わって入ったユキッチも、何度も決定的な場面を演出したそうです。そして後半28分、ユキッチのスルーパスで抜け出した久保が鋭い切り返してDFを翻弄して左足でゴールに突き刺し、ようやく2点目を挙げました。しかしその後は強引な攻めが目に付くようになり、後半37分にカウンターから失点して1-2で試合を終えました。携帯サイトによると槙野のリベロ、柏木、高柳の復帰など成果はあったものの、課題も明白になった試合だったとのことです。
 続いて行われた2試合目は、GK:下田(→佐藤昭66分)、DF:宮本、ストヤノフ、ダバツ(→不老45分)、MF:橋内、篠原、岡本(→横竹13分)、遊佐、高萩、FW:ユキッチ(→丸谷45分)、久保(→清水35分)、と言うメンバーでした。開始早々にストヤノフがボールを失ってシュートされたものの、その後はストヤノフの存在感が際立っていたとのこと。前半20分前後に中盤で悪いボールの奪われ方をしてシュートを立て続けに打たれる、と言う展開になった時も、ストヤノフが激怒することでムードを変えたそうです。そして39分、橋内のクロスを清水が折り返してユキッチがダイレクトボレーを叩き込み、1点リードで前半を折り返しました。若い選手が中心となった後半もストヤノフがリーダーシップを発揮して試合を引き締め、後半19分には高萩が倒されて得たPKをストヤノフがゲット。34分には不老のクロスを丸谷が決め、更に後半42分にも不老のクロスを丸谷が押し込みました。携帯サイトによると「ミスも多く、運動量が落ちてしまった時間帯もあった」ものの、丸谷を筆頭に「若い選手が躍動を見せたこと」が収穫と言える試合だったとのことです。
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