4/6〜4/12のSANFRECCE Diary


<08.4.12> 明日は第7節のC大阪戦をホームで戦います。
 昨年はスタートに躓き昇格を逃したC大阪でしたが、クルピ監督が若手を育てつつチーム力を整備して、後半の24試合で勝ち点49を挙げています。しかし今シーズンはここまで3勝3敗の勝ち点9の6位と、今一つ調子に乗り切れていません。
1A ○2-0 水戸  【C】香川2
2H ●1-3 山形  【C】古橋、【山】豊田、OG、小原
3A ●0-1 鳥栖  【鳥】谷口
4H ○2-1 仙台  【C】アレー、ジェルマーノ、【仙】中島
5H ○1-0 岐阜  【C】酒本
6A ●2-3 甲府  【C】ジェルマーノ、カレカ、【甲】宇留野、ジョジマール2
 前節は前半のうちに3点のリードを許し、後半になって相手に退場者が2人出て数的有利になったにも関わらず2点を取るのがやっと。甲府に初勝利をプレゼントしています。また勝った水戸戦や岐阜戦でもチャンスの数は相手が上回り、個人の技術で何とか点を取って勝った、と言う試合でした。明日は古橋、柳沢が怪我のため出場できないなどなかなかチームが固まらない感じですが、しかし代役が予想される選手は、森島康や柿谷など若いタレントたち。彼らが活躍してチームの雰囲気を変える、と言う可能性は十分にあると思われます。
 対するサンフレッチェは、前節出場停止だったストヤノフと高萩が戻ってきます。中国新聞によると「龍一は疲れている」と言うことで、ペトロヴィッチ監督は佐藤寿のワントップの下に柏木、高萩を並べる布陣で練習しているそうです。
        木寺

    槙野 ストヤノフ 盛田

      青山 森崎浩

李               服部
     柏木    高萩

        佐藤寿

SUB:下田、森脇、高柳、ユキッチ、久保
 昨日の練習では、「指揮官は何度も怒声を張り上げた。『コンビも多くない。アグレッシブさもない』と、イレブンの動きに納得しなかった」(中国新聞)とのこと。今日の練習次第では、違う組み合わせで臨む可能性もありそうです。ただ、誰が出るにしろどういう組み合わせになるにしろ、大事なことは相手に走り負けないことと球際で勝つこと。岐阜戦ではそれができていなかった事が苦戦の原因だったことを思い出して、しっかりと戦って欲しいと思います。

J LEAGUE公式サイトプレビュー

<08.4.10> オフィシャルホームページの情報によると、4/26(土)に行われるロアッソ熊本戦の「アウェイ応援バスツアー」の募集が行われています。日程は4/26(土)の朝7時15分に広島西飛行場、7時45分に広島駅新幹線口に集合し、熊本戦を観戦した後、午後10時半に広島駅、11時に広島西飛行場に戻ってくる、と言うスケジュール。料金はバス代、チケット代、旅行保険代金を含めて大人8,700円、小中高生8,000円。サンフレッチェクラブ会員は共に2,000円引きです。募集は既に始まっていて、〆切は今週の土曜日(4/12)となっていますので、参加したい方はお早めにどうぞ。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島 ロアッソ熊本戦応援バスツアー係」(082-240-3447)までとなっています。
 またサポーターグループのURSUSも応援ツアーを企画しています。こちらはチケット代別でお一人様6,000円。西条駅から出発して広島駅新幹線口、広島西飛行場、下松SAを経由して行くことになるようです。お申し込みお問い合わせ先など、詳しくはURSUS2002.netまでどうぞ。
<08.4.9> 土曜日に行われたプリンスリーグファーストラウンド第2節でサンフレッチェユースは岡山学芸館を5-1で破り、首位を守りました。仔熊倶楽部によると、この日のメンバーはGK:原、DF:森保、山崎、佐伯(→池田)、元田、MF:野口(→板倉)、茶島(→沖田)、中山、FW:大崎、不老(→玉田)、宮原(→浅田)。セットプレーから元田のヘディングで先制したものの、後半早々にパスミスから決められて同点に追いつかれました。しかしその後茶島、中山、大崎、板倉が決めて突き放しました。
 なお、その他の試合も含めた第1節の結果は次の通り。
【第2節】

広島ユース 5-1 岡山学芸館
作陽    2-1 境
広島皆実  2-1 広島観音
高川学園  2-2 銀河学院

<08.4.8> 昨日吉田サッカー公園で行われたサテライトリーグの熊本戦は、5-2で広島が勝ちました。メンバーは、GK:下田(→佐藤昭45分)、DF:篠原、ストヤノフ、(→宮本76分)、ダバツ、MF:橋内、森崎和(→横竹60分)、戸田、遊佐、高柳(→不老85分)、高萩、FW:ユキッチ(→清水71分)。対する熊本は、GK:小林弘、DF:市村、鈴木祐、宮崎、MF:河野、熊谷(→網田79分)、山口、山本(→斉藤57分)、関、FW:北川、山内(→小林陽45分)。得点は前半18分にユキッチ(広)、31分に宮崎(熊)、41分に高萩(広)。後半は13分に高萩(広)、42分に清水(広)、44分に小林陽(熊)、清水(広)。見た人の話によると、ユキッチのゴールは右からのクロスで抜け出して決めたもの。高萩の2点は橋内のクロスとユキッチのスルーパスをそれぞれ決めたのだそうです。また清水の2点はいずれも不老のパスからだとのことです。逆に失点ですが、1点目はダバツが抜かれて上げられたクロスを押し込まれ、2点目はPKを決められました。
<08.4.7> 昨日アウェイで行われた第6節岐阜戦は、先制したものの追いつかれ、最後は何とか耐えると言う形で1-1で引き分けました。
 ストヤノフ、高萩が出場停止と言うことで、槙野をセンターに置いた3バックを採用。またトップ下には今季初出場の柏木を置いて、次の布陣で戦いました。
        木寺

    森脇  槙野  盛田

      青山 森崎浩

李               服部
        柏木(→ユキッチ63分)

    佐藤寿     平繁(→久保57分)

SUB:下田、戸田、高柳
 対する岐阜は、GK:日野、DF:小峯、川島、吉村、MF:北村、高木(→小島76分)、山田(→奈須45分)、菅、梅田、FW:片桐、片山(→森山84分)、と言うメンバーでした。引いてロングボール、と言う攻め方の多い今年のサンフレッチェですが、この試合も前半はそんな感じ。相手の攻撃を低い位置で受け止め、ロングボールで相手DFラインの裏を狙う、と言うパターンで戦います。ファーストシュートは岐阜(7分・片桐)でしたが、徐々にサンフがペースをつかむと、最初の決定機は16分。ロングボールを競りあってコントロールした佐藤寿の横パスを平繁がフリーで打ったものの大きく外します。そして21分、右からの李のCKを槙野がダイレクトで叩き込み、サンフレッチェが先制点を奪いました。
 この後も広島ペースが続き、29分にはロングボールで抜け出した佐藤寿が左足でシュートしたもののGKがキャッチ。39分には森崎浩がミドルで狙い、44分には服部のクロスに佐藤寿がフリーで合わせましたが、ヘディングはGKの正面に飛んでしまいます。前半は広島のシュートは7本だったのに対して岐阜は1本。広島が上位の力を見せて、1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半に入って左SBを入れ替え、前からのプレッシャーを強めてきた岐阜に対して、広島は向かい風が強くなったこともあってDFラインがどんどん低くなり、なかなかボールが支配できなくなります。6分の片桐のシュートはヒットせず枠外に外れたものの、11分の片山のループシュートはバーに弾かれ肝を冷やします。ペトロヴィッチ監督は後半12分に久保を投入しましたが流れは変わらず、岐阜の攻勢が続きます。そしてついに15分、右サイドでフリーになった菅のシュートは、DFラインをすり抜けゴールネットを揺らしました。
 同点になったと言うことで、ますます勢いに乗る岐阜は運動量を上げてボールを奪いに来ます。サンフは球際で負け、出足で負けて、ボールを繋ぐことすらままなりません。たまらず後半18分にはユキッチを投入したものの焼け石に水。27分には吉村がペナルティエリアの中からシュートしましたが、これもバーに救われます。38分と43分にはロングボールを佐藤寿がシュートしましたが、可能性のある攻撃を見せたのはこの2度ぐらい。後はセカンドボールを拾われ波状攻撃を受け続けます。最後は森脇のロングボールに久保が走り込んだもののマイボールに出来ず、GKに取られて万事休す。後半のサンフレッチェはいいところなしで、紫のサポーターからはブーイングが飛びました。
 試合後に松永監督は「後半だけでなく前半も我々が支配していた」と強気の発言をしていたそうですが、さすがにそれはない、とは思います。前半から中盤でボールを繋がれていたのは確かですが、しかしDFラインを高くせずに「我慢」しながら戦う、と言うのが今季の広島の基本戦術。従って前半は「回された」のでは「回させた」と言って良く、実際に前半はシュート数や決定機の数を見ても広島の方が上回っていました。相手が積極的に来ているのをいなすように戦って、ロングボールからチャンスをつかんで勝つ。その広島の意図は、少なくとも前半はうまく行っていたと思います。
 しかし後半は明らかに岐阜のペース。ゴールを奪われたシーン以外にもバーを叩いた2本のシュートがありましたし、そもそもルーズボールをことごとく拾われ、攻めてはパスミスのオンパレードで全く形を作れないままでした。相手の疲れを待って攻め込むはずだったのに得点を与えて元気にしてしまい、逆にこちらが精神的に劣勢になって押し返せなくなってしまった、と言う感じで、松永監督が自分のチームを「評価に値する」と語ったのは当然です。そして逆に広島の選手の試合運びの稚拙さ、未熟さが露呈してしまって、非常に情けない試合だったと言わざるを得ないでしょう。
 ゼロックス・スーパーカップの優勝に続いて開幕から3連勝。順調にスタートしたかに見えた今年のサンフレッチェですが、昇格を勝ち取るためにはまだまだ足りないものが沢山ある、と言うことを露呈したのがこの2試合連続引き分け、と言う現実です。今後の厳しい戦いが予想されて暗澹たる気持ちにもなるところですが、しかし早めに弱点が明らかになったのだとすれば、この結果も決して無駄にはならないと思います。走る、戦う、と言う基本のところで岐阜に負けていたと言うことをしっかりと認識して、二度と同じ過ちを繰り返さないこと。これからのサンフレッチェには、何よりもそのことが重要なのではないでしょうか。

速報ブログ 前半 後半
日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

<08.4.6> 今日の岐阜戦ですが、中国新聞などによると柏木の今季初先発が濃厚だとのこと。「パスを出す所が見えていないし、自分のリズムでできていない」と調子はあまり良くないようですが、今日は「最初からガンガン飛ばして、どこまでやれるか」を試すことになりそうです。
 今日の試合会場は岐阜メモリアルセンター長良川競技場で、午後4時キックオフ。テレビ放送はスカパーch183で生中継が予定されています。今日もブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらを御覧下さい。
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