5/25〜5/31のSANFRECCE Diary


<08.5.31> 先日発売されたサンフレッチェ広島アシストマガジン「assist」2008春号を紹介します。特集は、今年から復帰または新加入した9人の紹介で、最初は2002年以来6年ぶりに復帰した久保竜彦選手が登場しています。昨年怪我のためほとんどプレーできず、今年も徐々に慣らしからスタートした彼は、ゼロックススーパーカップで見事なプレーを見せたもののまだ感覚が戻っていないらしく、調子も良い時、悪い時の波が大きくなかなか100%とは言えないようです。ただ、久々に広島に戻ってきて生活は楽しくできているとのこと。監督ともちゃんと話をしながら調整しているとのことなので、きっといずれピッチに戻ってきて、チームを救ってくれるのではないでしょうか。
 続いて登場するのは、愛媛FCへのレンタルから復帰した森脇、佐藤昭の2人。「温泉に入り放題だった」と言う愛媛の生活は楽しかったようですが、しかしやはり「広島で勝負したい」と言う気持ちが強かったとのこと。時折槙野選手も乱入しての爆笑対談となっています。
 3番目に登場するのはユキッチ。トルコキャンプでの出会いから「30分で終わった」と言う契約交渉、そして日本でのプレーと生活まで、初めてのお好み焼きを食べながらのインタビューとなっています。またルーキー5人はまとめてのインタビュー。「サンフレッチェで一番驚いたこと」などそれぞれ6つの質問に答えています。
 選手のこれまでの軌跡を追う「あの頃、僕は」は佐藤寿人選手。兄・勇人選手との両親とのことなど、家族とともに成長してきた歴史を描いています。
 「サポーター突撃取材」は、高柳選手。「アウェイ見聞録」として、紫熊倶楽部編集長の中野和也氏が熊本名物を紹介しています。「出張!ストレッチロープマンがゆく」「ファミリーJoinデイズPhoto Report」を挟んで、「僕の行きつけ」では木寺選手と足立スカウトが横川駅近くの「あいるまんま」を紹介しています。
 「サンフレッチェ一問一答」では、森崎兄弟、橋内、槙野、高萩、遊佐の6人がサポーターからの質問に答えています。「盛田ラーメン道」は育児休暇中だとのことで?今回は番外編。「巻末アンカーコラム」は、昨年限りで引退して今年からサンフレッチェの下部組織のコーチになった吉田恵さんが、自身のサッカー経験と指導者としての思いを語っています。また目次のすぐ後のページには青山選手が登場しています。
 「assist」は定価350円。V-POINTやホームゲーム会場で販売しているほか、e-vpointでも購入可能です。
<08.5.30> 昨日トゥーロン国際トーナメントの最後の試合となる3位決定戦が行われ、日本は2-2の同点からPK戦でコートジボアールに敗れました。日本のメンバーは、GK:林、DF:伊野波、水本、吉田、田中裕、MF:細貝、上田、水野、梅崎、FW:李、エスクデロ。先制点はコートジボアールで、31分にフォファナが水本をかわして左足でゴールに突き刺しました。その後天候が悪化し豪雨の中での試合となったものの、後半27分に途中から出場した森重の仕掛けから李のクロスをエスクデロが決めて同点。更に37分にはCKのボールを森重が頭で叩き込んでリードを奪いました。しかし後半ロスタイムにコートジボアールが猛攻からゴールをこじ開けて同点。続いて行われたPK戦では1人が外したコートジボアールに対して日本は李と水本が外し、2試合連続でのPK戦敗北となってしまいました。
<08.5.28> 昨日(日本時間の28日早朝)行われたトゥーロン国際トーナメントの準決勝で、U-23日本代表はPK戦の末イタリアに敗れ、決勝進出を逃しました。この日の日本のメンバーは、GK:西川、DF:中村(→細貝74分)、青山直、水本、森重、MF:本田拓、青山敏(→水野88分)、本田圭、梶山、谷口、FW:森本(→エスクデロ75分)。日本はオープニングシュートを放ったもののその後はイタリアのペースになり、特に1.5列目のジョヴィンコにかなりやられたそうです。しかし序盤のピンチを凌ぐと、その後は互角の展開に持ち込んだとのこと。終盤は交代選手が機能せず再び押し込まれたものの何とか耐えて、PK戦に持ち込みました。しかしPK戦では5人全員が決めたイタリアに対して日本は水野が外して4-5で敗れ、3位決定戦に進むことになりました。なおこの日はボランチとして出場した青山敏ですが、運動量の多さを見せて貢献度は高かった模様です。
<08.5.27> 昨日サテライトリーグのロアッソ熊本戦が行われ、5-6で敗れました。広島のメンバーは、GK:下田、DF:橋内、戸田(退場67分)、横竹、MF:清水、遊佐、内田(→丸谷75分)、桑田、ユキッチ(→宮本62分)、FW:平繁、久保(→不老84分)。対する熊本は、GK:太(→稲田45分)、DF:河野、佐藤、鈴木祐、有村(→網田79分)、MF:斉藤(→小林陽45分)、宮崎、熊谷、関(→松岡45分)、FW:北川(→山内45分)、町田。得点は前半6分に町田、14分に宮崎、25分に久保、29分に町田。後半は6分に小林陽、7分に松岡、9分にユキッチ、17分に内田、29分に山内、39分に平繁、44分に不老でした。
<08.5.26> 昨日ビッグアーチで行われた第16節草津戦は3試合連続の1-0での勝利で、今季初の4連勝を飾りました。
 前節から中3日と言う過密日程ながら、ペトロヴィッチ監督は横浜FC戦と同じメンバーで戦いに臨みました。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      高柳 森崎和
      (→戸田83分)
李               服部
    森崎浩    高萩(→平繁58分)
    (→ユキッチ80分)
        佐藤寿

SUB:下田、久保
 対する草津はセンターフォワードがいない、と言う緊急事態と言うことで本来はサイドバックの佐田をツートップの一角に起用して、GK:本田、DF:寺田、田中、崔、ペ(→鳥居塚82分)、MF:島田、熊林、喜多、松下、FW:佐田(→山崎45分)、後藤(→尾本85分)、と言うメンバーでした。「引いて守っても、広島の選手たちは上手いですからね。たとえボールを奪ってもゴールが遠い。だったら、高い位置で守った方がゴールは近いと思いました」と言う植木監督の言葉通り、前半の草津は前線からボールを奪いに来ます。そしてファーストシュートは草津で、8分に早いリスタートから佐田がヘディングシュートを放ちました。また11分にはクリアのこぼれを寺田がシュートし、12分にもCKの連続で攻めてきます。しかし広島はこの攻撃を凌ぐと徐々に押し返します。23分に高柳のパスで抜け出した高萩がペナルティエリア内で倒されたもののファウルを取ってもらえませんでしたが、27分に左からのクロスに飛んだ佐藤寿が倒されたところでPKをゲットします。ここでスポットに向かったのは「(PKを)子供の頃から一度も外したことがない」と言う森崎浩。試合前から「気持ちが入っていた」と言う彼は思い切って左に蹴りましたがこれが本田の読みとドンピシャ。横っ飛びに弾かれて、先制点のチャンスを逃しました。
 この後も広島のペースが続き、36分には高萩がDFラインの裏に抜け出してGKと1対1の場面を作ったもののこれもGKがスーパーセーブ。この日は神懸かったかのように好セーブを連発する本田が死守するゴールを破ることができません。ロスタイムに得たCKの場面でも、最初に頭に合わせた槙野のボールは本田に弾かれます。しかし槙野はすぐに体勢を立て直してこぼれを左足で強引にシュート。これがついに草津のネットに突き刺さり、広島は何とか1点リードで前半を折り返すことができました。
 後半に入ると、草津はワントップにして中盤を厚くし広島のパス回しを封じようとします。サンフはボールを動かして相手の隙を作ろうとするものの、疲れからかパスミスが増えて行きます。12分には平繁投入直後に佐藤寿が抜け出してダイレクトで打ったもののボールはバーを直撃。その2分後のミドルも枠を捉えることができません。19分には森崎和のロングフィードから佐藤寿のクロスを平繁が叩いたもののまたもや本田がスーパーセーブで追加点を許しません。前線にDFの尾本を入れて長いボールを入れてくる草津。広島はユキッチ、戸田を投入して中盤を引き締めようとします。両チームとも最後まで得点を狙って攻め合ったものの守備の頑張りで得点を許さず、そのまま1-0で試合終了のホイッスルとなりました。
 引いて守るのではないか、と言う予想に反して、草津は前からの守備を徹底してきました。これで少々戸惑ったのか、序盤はやや落ち着きのない展開に終始しました。またその後はボールは支配するもののパスミスが増えて、なかなか思うように試合を作ることができませんでした。この1ヶ月で8試合目と言う日程のためかあるいは24.8℃、72%と言う蒸し暑さのせいか、広島の運動量がいつもよりも少なかったのが原因でしょう。相手のGKが大当たりだったと言う要因はあるにせよ、最少得点差での勝利と言う結果は満足できるものではなかった、と思います。
 ただその一方で、そんな苦しい状況でもしっかりと勝ち点3を積み上げたこと、特に4試合連続完封で試合を終えたことは十分に評価して良いと思います。ここまでリーグ最少失点の広島ですが、しかし第4節から6試合は毎試合失点して守備崩壊の危機にありました。しかし森崎和の復帰で中盤から後ろの守備が締まるようになると、その後は6試合で1失点しかしていません。堅い守備をベースに戦うと言うのは安定した成績を収めるためには必要なことであり、それができているからこそ首位を走ることができている。苦しい中でも一瞬たりとも守備の集中を切らさず戦えたと言うところに、このチームの成長を見ることができると思います。長いリーグ戦はまだ1/3を終えただけ。これから蒸し暑い夏がやってきます。そんな中でどのように運動量を維持して戦えるか、あるいは運動量が上がらない中でもどのように勝って行くかが、今後のための最大のポイントとなるでしょう。次節は休みとなりますが、その後は10月の第40節まで休みなしに試合が続くことになります。ここはまずはしっかりと身体を休めて、夏場の戦いに備えて欲しいと思います。

速報ブログ 前半 後半
日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

<08.5.25> ホットニュースによると、今日の草津戦のメンバーは前節と同じになりそうです。今週は水曜日に試合があったため選手に疲れが溜まっているものと思われますが、それは相手も同じ。むしろホームでの連戦と言うことで移動無しで試合に臨める利点を生かして、相手に走り負けないよう戦って欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後4時キックオフ。試合前イベントとして、U-10による「サンフレッチェカップ」が11時から、4種による「フォリアチャレンジ」が2時から行われます。またメイン側おまつり広場には「広島銀行ブース」「広島交響楽団ブース」「フレンドリータウン・大崎上島町ブース」「スカパー!・キャンペーンブース」が設置されます。「ALL FOR J1コーナー・大崎上島町ソーラン節披露」はピッチ横で3時から。選手入場時には、広島交響楽団のファンファーレが演奏されます。
 相手チームに因んだ今日の「スタジアム限定グルメ」ですが、高級舞茸の炊き込みご飯に群馬県特産の馬刺のくんせいをトッピングした「舞茸ごはん」限定400食を500円で。サンフレッチェの選手のフィギュア入りの「ガチャガチャ」を1球400円で新発売します。また今日のサンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、戸田和幸選手のプレミアム選手カードとなっています。
 テレビ放送はスカパーch183で生中継が予定されています。例によってブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<08.5.25> 昨日行われたプリンスリーグ第7節作陽戦は、サンフレッチェユースが1-0で勝って2位で1st roundを通過しました。この日のメンバーは、GK:原、DF:元田、宮本将、佐伯、宮原、MF:茶島、岡本知、中山(→宮本徹68分)、FW:不老(→松林83分)、川森(→板倉61分)、大崎(→玉田89分)。「引き分けではダメ。勝つ以外に優勝の芽はない」と言うことで試合前から勝ち点3を奪うことだけを考えて臨んだユースでしたが、後半20分過ぎまで作陽の堅い守りを崩せず0-0で推移しました。しかし25分、茶島のスルーパスを受けた大崎がシュートを放つとそのボールがDFに当たり、そのままGKの頭を越えてゴールへ。広島皆実戦とは逆に運も味方した得点で、待望の得点を奪いました。そしてその後は作陽の圧力に押されてピンチを招いたシーンもあったもののロスタイム4分を含めて守り切り、2nd roundに繋がる勝利を収めました。
 他の試合結果ですが、広島皆実は高川学園を破って勝ち点を18まで積み上げ首位通過。これを勝ち点差2と3でサンフレッチェユースと作陽が追う展開となっています。また境は初めての2nd round進出。4チームの総当たりとなる2nd roundは、6/28から7/12の日程で行われる予定です。
【第7節】
広島ユース 1-0 作陽
広島皆実  4-0 高川学園
広島観音  3-1 銀河学院
境     2-1 岡山学芸館

      勝点 勝 分 負 得失差
広島皆実     18   6   0   1      +8
広島ユース    16   5   1   1     +18
作陽       15   5   0   2      +8
境        13   4   1   2       0
広島観音     11   3   2   2      +5
銀河学院      4   1   1   5      -8
高川学園      2   0   2   5     -19
岡山学芸館     1   0   1   6     -12

<08.5.25> 昨日、トゥーロン国際大会のグループリーグ第3試合が行われ、U-23日本代表はチリに0-2で敗れました。この日の先発メンバーは、GK:山本海、DF:青山直、森重、水本、田中裕、MF:細貝、本田圭、水野、谷口、FW:李、エスクデロ、と言うもので、青山敏の出番は無かった模様です。この結果日本はグループAを2位で通過し、準決勝ではグループBの1位(反町監督はイタリアと言っているが、まだ決まってないはず)と対戦します。
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