5/4〜5/10のSANFRECCE Diary


<08.5.10> 明日はアウェイでアビスパ福岡と対戦します。
 昨年J1昇格を逃した事を受けて、小林強化部長などを解任し、選手も主力を含めて16人も放出した福岡。今季は堅守と高さを売りにした手堅いチーム作りを進める、と言う方針で来ていました。しかしここまで結果が出ているとは言い難く、総失点はリーグで2番目に多い21。勝ち点も12と低迷しています。
2H ○2-1 水戸 【福】黒部、タレイ、【水】西野
3A ●0-1 仙台 【仙】中島
4A △2-2 甲府 【福】大久保、タレイ、【甲】ジョジマール、大西
5H ○2-0 愛媛 【福】大久保、グリフィス
6A ●1-3 徳島 【福】グリフィス、【徳】西河、玉乃、ドゥンビア
7H ●1-5 岐阜 【福】中村、【岐】片桐2、高木、梅田2
8H ○2-0 鳥栖 【福】田中、宮本
9A △0-0 山形
10H △1-1 草津 【福】久永、【草】島田
11A ●0-4 湘南 【湘】アジエル、石原2、リンコン
12H ●2-4 熊本 【福】大久保、グリフィス、【熊】高橋3、小森田
 前節は湘南戦に続いて2試合連続の4失点での大敗を喫し、リティ監督の解任も噂されました。が、第1クールは様子を見ると言うことで、残り3試合で立て直しを図ることになっています。福岡のチーム状態が良くないのは確かですが、ただだからと言って舐めると痛い目に合う、と言うのはサッカーのお約束。実際に前節も相手チームの混乱に付け込んで攻めまくったもののゴールを奪えず、終了間際の一発にやられて勝ち点ゼロに終わっています。スピードのある中村、久永の両サイドと大久保、黒部、ハーフナーの高さに注意しないと、またもや一発に泣くこともあり得る、と思っておいた方が良いでしょう。
 対するサンフレッチェですが、前節は若干のメンバーの入れ替えをして臨んだものの、やはり過密日程による疲れの蓄積が災いした、と言う感じでした。中4日で迎える明日のゲームも、誰を起用するかと言うことと途中で誰を交代で起用するか、がポイントとなりそうです。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎和

李               服部
     高萩   森崎浩

        佐藤寿

SUB:下田、高柳、ユキッチ、平繁、久保
 中国新聞によると、前節は今季初の無得点に終わったと言うことで昨日の練習では攻撃面の再確認をしたそうです。ペトロヴィッチ監督は「ドリブル突破と縦へボールを入れることを強調」して「ここまでJ2最多の22得点を挙げる得点力の再生を図った」とのこと。FWと2列目がいかに福岡のDFラインのギャップを突いて、裏を取れるかが重要なのではないでしょうか。J1昇格を狙うチームにとって大事なことは、連敗しないこと。そう言う意味で明日の試合は、仙台戦以上に重要なもの、と言えそうです。
<08.5.9> 連休中にJヴィレッジで行われていた「JFAプレミアカップ2008」に中国地域代表として出場していたサンフレッチェジュニアユースは、決勝を延長まで戦ったものの終了間際に失点して静岡学園中に敗れ、準優勝に終わりました。今大会の成績は次の通り。
【グループC】
広島JY 3-3 G大阪JY  【広】大谷2、水田、【G】紫尾、出岡、徳永
広島JY 3-0 レイソル盛岡 【広】川崎、田村、大谷
広島JY 2-1 静岡学園中  【広】川崎、野津田、【静】秋山

【準決勝】
広島JY 2-0 横浜FMJY  【広】野津田、大谷

【決勝】
広島JY 0-1 静岡学園中  【静】秋山
 なお、サンフレッチェジュニアユースはこの大会でフェアプレー賞を受賞しています。
<08.5.8> サンフレッチェは昨日、柏木陽介選手が「左恥骨筋断裂および左短内転筋の損傷で、復帰まで1カ月を要する」と発表しました。先日の仙台戦の試合中に左脚付け根に強い痛みを感じたため広島市内の病院で検査した、とのこと。手術はせずに治りを待つ方針のようです。これで6月序盤までのリーグ戦への出場が難しくなったほか、トゥーロン国際大会に出場するU-23代表へ選出も絶望的で、目標としていた北京五輪出場の道も険しくなってしまいました。ただ、同様に予選で活躍した家長も大怪我からの復帰を目指しており、彼に比べればまだ可能性は高い、と思われます。ペトロヴィッチ監督も言うように、ここで焦ることなくじっくりと治して、そしてまずはチームでのパフォーマンスを取り戻して欲しいと思います。
<08.5.8> 第14節鳥栖戦のアウェイ応援バスツアーの募集が始まっています。日程は5/17(土)の5時45分に広島西飛行場、6時15分に広島駅新幹線口に集合し、鳥栖戦を観戦した後、午後8時に広島駅新幹線口、8時半に広島西飛行場に戻ってくる、と言うスケジュールです。料金は貸し切りバス代、チケット代、旅行保険代金を含んで大人8,000円、小中高生7,500円。サンフレッチェクラブ会員はそれぞれ2,000円引きとなっています。募集は今度の日曜日までとなっていますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島 サガン鳥栖戦応援バスツアー」係(082-240-3447)までとなっています。なお、サポーターグループのURSUSも鳥栖戦の応援ツアーを企画していますが、こちらは〆切が過ぎています。ただし空席がある場合のみ前日まで受け付ける、とのことです(福岡戦、鳥栖戦とも空席があるらしい)ので、希望される方はURSUS2002.netよりお問い合わせ下さい。
<08.5.7> 昨日ビッグアーチで行われた仙台戦は終始圧倒しながらも一発にやられ、2敗目を喫しました。
 連戦の疲れを考慮して森崎浩を先発から外し、2試合ぶりに高柳を先発から起用して次の布陣で戦いました。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎和
      (→柏木58分)
李               服部
     高萩    高柳(→平繁78分)
     (→森崎浩56分)
        佐藤寿

SUB:下田、久保
 対する仙台は8年目の萩原を初めて起用して、GK:萩原、DF:木谷、田村、菅井、岡山、MF:千葉、永井、梁、関口(→富田89分)、FW:中島(→中原68分)、平瀬(→佐藤由76分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは仙台の圧力に押し込まれるシーンもありましたが、徐々にボールが回り始めると広島ペースとなります。11分には高萩のクロスに森脇が飛び込んだもののわずかに合わず、14分には高萩のマイナスのパスに走り込んだ高柳がシュート。16分には服部の低いクロスに佐藤寿が合わせたものの、GKの好セーブに阻まれます。17分にも高柳のドリブルから森脇のパスを高萩がシュートしましたがわずかに枠外。36分には槙野の攻め上がりから高萩の落したボールを高柳がシュートしたものの外れます。そして前半の最大の決定機はロスタイム。FKのチャンスから服部のシュートはポストを直撃。こぼれをつないで高萩がシュートしたもののGKにキャッチされます。前半は思い通りに攻め続けたものの最後のところで決め切れず、スコアレスで折り返しました。
 後半も最初は広島ペースで、2分には李が走り込んでシュートしたものの枠外に外れます。しかし徐々にスペースができてくると仙台の反撃も受けるようになり、12分には梁のシュートを木寺がゴールライン際で必死で掻き出す、と言うシーンが生まれます。しかしその後は再び流れを取り戻し、12分にはストヤノフのシュートをGKが好セーブ。19分にもストヤノフが上がってシュートしたものの枠外に外れ、28分には服部のクロスを逆サイドに走り込んだ李がシュートしましたがDFに当たります。そして38分には槙野のオーバーラップからのクロスを平繁がシュートしましたが、このボールも無情にもポストに弾かれます。更に44分にも森脇がミドルを放ったものの枠外。攻め続けながらもなかなか点が取れない展開が続きます。そして後半ロスタイム、右サイドでボールを持った佐藤由がルックアップして中央にクロス。ここに走り込んだ中原に頭で決められてしまいます。これでがっくりと膝を付いた広島の選手達は再び立ち上がって反撃を試みたものの残された時間はほとんどなく、すぐに終了のホイッスルとなりました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「内容だけで言えば、今季のうちのベストだったかも知れない。それだけに残念です」と語り、仙台の手倉森監督も「今でも、本当に勝ったのかな、という気がします」と言っていますが、内容的には確かにその通りだったと言えるでしょう。立ち上がりの時間帯を経て落ち着くとそれ以降はずっと広島ペースで、シュート数17対8と言う数字以上にサンフレッチェが押していたゲームでした。得点が奪えなかったのは、シュートの正確性が欠けていたことと相手GKの初出場とは思えない好セーブ連発に阻まれたからで、特に誰が悪い、とは言い難いものがありました。一方失点シーンですが、確かに森脇がマークし切れなかったから、と言うことが原因でしたが、その前にフリーでクロスを入れさせてしまったことの方が問題で、それも疲れが溜まっている中で相手に詰めることができなかった、と言うことでした。
 この敗戦が内容の正当な反映だったか、と言うとそれは違うと思います。意図通りのサッカーができていたのは広島だったし、決定機の数も圧倒的に上回っていた、とも思います。しかし、勝ち点ゼロと言う結果もまた事実。いくら良い内容だったとしても、勝ち点を積み上げなければ何の意味もないと言うのもまた、J2の厳しさなのです。
 この敗戦の悔しさは、深く深く噛みしめればいい。頑張ったって報われないことがあるというのが、人生の一つの側面なのだから。でも、どんなに苦しい経験でも、いずれはどこかでプラスになるというのが人生のもう一つの側面なのです。この敗戦が正当な結果だったのかそれとも不当なものだったのか、最終的な判断は今年1年戦って初めて明らかになるだろう、と思うのです。

速報ブログ 前半 後半
日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

<08.5.6> 中国新聞によると、昨日の前日練習では高柳がトップ下とボランチに入ってプレーし、その他にも布陣を3通り試した、とのことです。こちらは中2日での試合なのに対して相手は1週間ぶりで不利は否めない対戦となりますが、それは言っても仕方のないこと。むしろホームでの連戦で移動が無かった事を生かして欲しい、と思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後4時キックオフ。山形戦に続いて「ファミリーJOINデイズ」と言うことで、様々なイベントが予定されています。まずは試合前にサンチェ、フレッチェがご来場の方をお出迎えする「サンチェ・フレッチェとJOIN!」(メイン側おまつり広場)、ご来場の方にHPや試合告知プロモーションビデオ等に登場していただける「ファミリーで『ALL FOR J1 PV撮影』にJOIN!」(B6スタンド下屋台村で1時半から)、抽選100名様にご参加頂ける「選手サイン会でJOIN!」(メイン側おまつり広場にて1時半から抽選券配付)、キックターゲットとキックスピードで楽しんで頂ける「キックターゲットでJOIN!」(賑わいイベント広場で2時から)、自由に記念写真が撮れる「ゼロックス・スーパーカップ優勝記念撮影でJOIN!」(メインスタンド3Fコンコースで1時半から)、白バイ・パトカーで記念撮影ができる「白バイ・パトカーにJOIN!」(メイン側おまつり広場で12時から)、更に「クラブtotoにJOIN!」「献血・骨髄ドナー登録でJOIN!」「わが家の愛犬フォトコンテストにJOIN!」などが行われます。また先着プレゼントは「オリジナルキャップ」を6,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントのプレミアムカードは、森崎浩司選手です。今日はフラワーフェスティバルも終わりカープもナゴヤなので、山形戦以上に多くの観客が訪れるのではないでしょうか。
 テレビ放送はスカパーch184で生放送が予定されています。例によってブログでの速報も行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、そちらをどうぞ。
<08.5.5> 明日はゴールデンウィークの最終日。サンフレッチェはホームにベガルタ仙台を迎えます。
 シーズン当初はなかなか点が取れずに苦しみ、また第6節〜第9節はリードしても突き放せず追いつかれてドロー、と言う展開が続いていた仙台ですが、前節鳥栖戦では次々と得点を重ねて快勝。終了時点での順位を2位にまで上げていました。
1A ●0-1 湘南  【湘】ジャーン
2A ○1-0 岐阜  【仙】OG
3H ○1-0 福岡  【仙】中島
4A ●1-2 C大阪 【仙】中島、【C】アレー、ジェルマーノ
5H ○1-0 草津  【仙】中原
6A △1-1 横浜FC 【仙】梁、【横】エリゼウ
7H △1-1 徳島  【仙】関口、【徳】大島
8A △1-1 愛媛  【仙】梁、【愛】内村
9H △3-3 水戸  【仙】梁、平瀬2、【水】荒田、西野2
10H ○3-0 鳥栖  【仙】平瀬、岡山、関口
 前節は試合が無かったため順位は6位に下がりましたが、その分休養十分で明日の試合を迎えることになります。上位進出、そしてJ1復帰のためには負けられない試合と位置づけて、広島に乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェはGWの連戦を3連勝で来ています。その原動力は、熊本戦から復帰した森崎和。彼のボールさばきが、チームに落ち着きをもたらしています。明日の試合も基本的な布陣は変わらないものと思われますが、ただ何人かの選手に疲れが溜まっているのは事実。そこをどう乗り切るかがポイントだと言えるでしょう。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎和

李               服部
     高萩   森崎浩

        佐藤寿

SUB:下田、高柳、柏木、ユキッチ、平繁
 日本人選手中心のチーム作りをしている仙台の特徴は、走るサッカー。明日はその「走る」と言う部分で負けないようにする事が最も重要だと思います。誰が先発に出るにしろ、疲れたら控え選手に後を任せるつもりで全力でプレーして欲しい、と思います。
<08.5.4> 昨日ビッグアーチに14,332人を迎えて行われた第11節山形戦は、終始広島のペースのまま佐藤寿のゴールで1-0で勝ちました。
 ペトロヴィッチ監督は連戦の疲れよりも前節までの流れを重視して、徳島戦と同じメンバーでこの試合に臨みました。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎和

李               服部
     高萩   森崎浩(→平繁57分)
     (→柏木66分)
        佐藤寿(→ユキッチ79分)

SUB:下田、高柳
 対する山形は、GK:清水、DF:宮本、レオナルド(退場89分)、小原、石川、MF:北村(→根本53分)、佐藤健、木藤(→本橋59分)、宮沢、FW:秋葉(→坂井65分)、長谷川、と言うメンバーでした。試合は立ち上がりから広島がボールを支配。森崎和を中心としたパス回しや時折見せるストヤノフのドリブルなどで攻め上がります。しかし山形はペナルティエリアの外にDFラインを引き、その前にMFがブロックを作って広島の攻撃を抑え込みます。27分には高萩がペナルティエリア内で後から押されたか、に見えましたがノーファウル。森崎浩の決定的なシュートも枠を捉えず決め切ることができません。前半は広島が圧倒的にゲームを支配したものの、スコアレスで折り返しました。
 後半になるとボランチを高めに上げて、やや攻めの姿勢を見せるようになった山形。根本を右サイドに入れて、サイド攻撃からチャンスを作ろうとします。それに対してペトロヴィッチ監督も疲れの目立つ森崎浩に代えて平繁を投入。青山のクロスから李のシュートなど、決定的な場面を作ります。更にこちらも疲れが見えてきた高萩に代えて柏木を入れ、4バックに変更して(と指示しているように見えた)点を取りに行こうとします。そしてその効果かようやく山形ゴールをこじ開けたのが、後半23分でした。槙野が高い位置でレオナルドからボールを奪うと、平繁へパス。平繁はそのままドリブルで突っかけてシュートします。至近距離から放たれたボールはGKが弾いたもののこぼれを詰めていた佐藤寿が易々と押し込み、待望の先制点を奪うことができました。
 これで山形が点を取りに来るか、と思われましたがさにあらず。サンフがしっかりとボールを回して相手に攻めの糸口を与えません。後半34分には佐藤寿が抱きしめながらキャプテンマークを森崎和に渡し、大きな拍手を受けながらユキッチに交代します。終盤は柏木が何度も突破からチャンスを作り、ユキッチの決定的なシュート等のシーンを演出します。結局追加点は奪えなかったものの相手にもほとんど攻撃の機会を与えず、サンフは首位チームらしい「横綱相撲」で寄り切りました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「今日は、チーム全員をほめてあげたい。すごく、我慢をしてくれた。以前なら、我慢できずに勝ちを取り逃がした可能性もあった」と語っていますが、全くその通りだった、と言って良いでしょう。夏を思わせるような気温の高さと連戦の疲れ。一瞬の集中の緩みから点を失う、と言う危険性は常にあったと思います。しかし昨日のサンフレッチェの選手が守備で犯したミスはと言えば、木寺がパンチングを空振りしたシーンぐらい。その時もチーム全員でしっかりとカバーして、相手に隙を見せませんでした。記録上は山形のシュートは2本と言うことになっていますが、それもほとんど記憶に残っていないほど。逆にこちらは1点しか奪えなかったもののチャンスは何度も作っており、1-0と言うスコア以上の内容差があった試合でした。
 甲府戦でDFライン、特にストヤノフにプレッシャーをかけられると思うようなサッカーができなくなる、と言う弱点を露呈したサンフレッチェでしたが、前節の徳島戦では森崎和の気の利いたプレーもあってしっかりと修正しました。そして、それから中3日で迎えたこの山形戦。相手がどのように広島対策を練ってくるか、そしてそれに対してサンフレッチェがどのように対応するか、が注目でした。そして山形の小林監督の答えは、ペナルティエリアの前にDFラインを引いて中盤がその前に網を張り、堅い守備のブロックを作って広島の攻撃を抑え込む、と言う事でした。
 その結果、中盤から後でしっかりとボールを繋げることができるようになったサンフレッチェは、本来のパスサッカーができるようになりました。しかし、それでも得点は1点のみ。点を取るのに苦しむ展開となりました。2003年に広島がJ2で戦った時には引いて守る相手を崩せず苦労したものですが、まさにその時のような試合となったのです。
 こんな時、良くないのは焦ってバランスを崩すこと。そしてカウンターやセットプレーから失点したりして悪循環に陥ることなのですが、しかしこの日のサンフレッチェは落ち着いていました。少々のミスがあっても動じることなく、先に失点しないよう我慢し続け、ここぞと言うチャンスを生かして得点を奪いました。J2らしい、と言えば言葉は悪いのですが、このような試合展開は予想の範囲内。そこでしっかりと勝ち点3を取ったことは、重要な結果だったと言って良いと思います。今後も相手がこのようなサッカーをしてくる可能性があるだけに、これをどう打ち破って行くか。サンフレッチェの本当の戦いは、ここから始まると言っていいかも知れません。

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中国新聞戦評
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