7/27〜8/2のSANFRECCE Diary


<08.8.2> 明日からはサンフレッチェが苦手とする8月ラウンド。まずはホーム・広島ビッグアーチにサガン鳥栖を迎えます。
 序盤から上位にくっついて離れない、と言う感じの今年の鳥栖は、第二クールに入っても安定した戦いを続けていて、現在3位に付けています。
14H ●0-1 広島  【広】佐藤寿
15A ○2-1 甲府  【鳥】藤田2、【甲】久野
16A ○4-0 徳島  【鳥】藤田、レオナルド2、石田
17H ●1-3 福岡  【鳥】谷口、【福】タレイ2、長野
18A ●0-3 山形  【山】秋葉2、宮崎
19A ●1-2 水戸  【鳥】レオナルド、【水】OG、西野
20H ○1-0 湘南  【鳥】藤田
21A ○1-0 熊本  【鳥】藤田
22H ○2-1 愛媛  【鳥】高地、藤田、【愛】南
23A ●0-1 草津  【草】後藤
24A ○1-0 C大阪 【鳥】栗山
25H ●1-2 仙台  【鳥】廣瀬、【仙】岡山、梁
26H ○1-0 横浜FC 【鳥】飯尾
28H ○2-1 甲府  【鳥】藤田2、【甲】マラニョン
 総失点26はリーグで2番目に少ない数字で守備が堅いのは確かですが、総得点30は全体で9番目。得点源としては11ゴールを挙げている藤田しかいません。にも関わらず上位にいる要因は競り合った試合での強さで、1点差試合はこれまで12勝5敗(因みに広島は9勝4敗)の結果を残しています。前節も甲府との「ハラハラ、ドキドキ、イライラ、そしてワクワク」(岸野監督)の試合を競り合いの末に制して、今シーズン6度目の3位浮上を果たしました。前回の対戦では広島がボールを支配しながらなかなか点を奪えず苦しい戦いとなりましたが、明日も同じような展開になる、と考えて間違いないと思われます。
 一方、前節は横浜FCの粘りを久保のゴールで振りきって勝った広島ですが、携帯サイトのレポートによるとその久保は相変わらず調子が良いとのこと。また代表から戻ってきた佐藤寿と柏木も元気にチームに合流しています。木曜日の練習では森崎和がアクシデントで別メニューとなっていたそうですが、昨日は元気に復帰。ストヤノフも戻ってきて、チームは活気のある良い練習ができているようです。ただペトロヴィッチ監督はストヤノフと楽山の起用には慎重で、「まず月曜日のC大阪との練習試合でプレーを確認したい」と語っているとのこと。明日は横浜FC戦と同様のメンバーになる可能性が高そうです。
        佐藤昭

    槙野  森崎和  盛田

      青山 森崎浩

李               服部
   柏木        高萩

        佐藤寿

SUB:原、結城、岡本、桑田、久保
 明日は「夏休みは広島ビッグアーチに行こう!」と題して「ビッグアーチ直行シャトルバス小学生無料」や「大学生・専門学校生当日券20%OFF」など様々な企画が予定されていて、たくさんのサポーターが来場するものと思われます。暑い中での試合となりますがしっかりと戦って、サンフレッチェの「強さ」を見せて欲しいと思います。
<08.8.1> 広島県サッカー協会は8/9から「Balcom BMW CUP 平和祈念広島国際ユースサッカー2008」を開催します。招待されるのはメキシコのチーバスU-18とオランダのフローニンゲンU-18。それに対するのはサンフレッチェ広島ユースと広島県高校選抜で、試合日程は次のようになっています。
8/ 9(土)16:30 チーバス×サンフレッチェユース
        18:30 フローニンゲン×広島県高校選抜
8/11(月)16:30 広島県高校選抜×サンフレッチェユース
        18:30 フローニンゲン×チーバス
8/12(火)16:00 広島県高校選抜×チーバス
        18:00 サンフレッチェユース×フローニンゲン
 会場はいずれも広島広域公園第一球技場で、前売り券はローソン、セブンイレブンなどのコンビニで発売中です。
<08.7.31> 中国新聞によると、7/5の練習中に脇腹を痛めたストヤノフが昨日から全体練習に復帰してフルメニューを消化し、順調な回復ぶりを見せたそうです。昨日は「まだ痛みはある」と脇腹を気にするそぶりも見せたそうですが、しかしドリブル突破からのパスや強烈なシュートなど抜群の存在感を見せた、とのこと。次節の鳥栖戦の出場はまだ難しいようですが、厳しい夏の戦いに向けて重要な選手が戻ってくることになります。
<08.7.30> クラセン3日目の昨日、グループリーグ最終戦を戦ったサンフレッチェユースは浦和に0-2で敗れ、トーナメント進出を逃しました。この日のメンバーは、GK:大森、DF:佐伯、森保(→安武81+分)、宗近、MF:茶島、FW:板倉(→宮本徹55分)、宮原、不老、浅田、大崎、川森(→玉田51分)。浦和はトップに帯同していたため前の試合に出れなかった高橋が出場していたこともあって、かなり押されて苦しい戦いだったとのこと。前半17分に原口に直接FKを決められて先制を許すと、後半29分に再び原口に個人技で決められそのまま敗れました。この結果、サンフレッチェユースの勝ち点は4でグループ3位に終わり敗退。また勝ち点6で2位に入った浦和も得失点差でトーナメント進出を逃し、この日神戸に勝った三菱養和だけがトーナメント進出と言うことになりました。
<08.7.29> 前節までの勝ち点は58で首位独走中の広島に対して、勝ち点30で下から数えたほうが早い横浜FC。第2クール以降も着々と勝ち点を積み重ねていてここまで3連勝中だった広島と、第2クールはわずか1勝の横浜FC。数字的なものを考えれば広島の圧倒的有利、と予想されるような対戦でしたが、しかし試合はそう簡単なものではありませんでした。暑さの中で試合が続いていることや怪我人続出のため主力を休ませることができない状況があって、サンフレッチェの選手の動きは全体に重く、いつものような軽快なパス回しはあまり見られませんでした。特にここまで24試合に出場していた佐藤寿は腰痛を抱えていて、いつものような鋭い動きができずボールを引き出せませんでした。対する横浜もパスミスが多かったのですが、しかしそれでも粘り強く戦いを挑んできていて何度か決定的な形を作られています。佐藤昭の好セーブがなければ、逆に青山の相手のミスを突く抜け目無さがなければどう転んでいたか分からない試合だった、と言えるでしょう。
 そんな中、試合を決定づけたのは久保でした。後半32分にピッチに入ってきて、わずか2分後の勝ち越しゴール。そこまでのボールタッチはたぶん1回か2回ぐらいで、その後もそれほど多くからんだわけではないのですが、初めての、そしてこの日唯一のシュートが試合を決めるものとなりました。ペトロヴィッチ監督は試合後に「久保選手は必ずシーズンでチームを助けてくれる存在になると私はコメントしたんですが、今日はそのゲームになった」と振り返っていますが、まさにそのとおり。閉塞感が漂っていたゲームを一発で決めると言う、「元エース」にふさわしい働きだった、と言って良いでしょう。
 真夏の7月ラウンドを4勝1分けで乗り越えて、独走体勢を固めた広島。怪我人続出の中でも何とか結果を残せているのは、守備陣が集中を保って戦えていることと、「代役」として出場した選手がきっちりと役割を果たしているからだ、と言えます。8月は週1試合のペースとなりますが、鳥栖、仙台、甲府、福岡と力のあるチーム相手の試合が続きます。このペースで勝ち点を積み重ねて、一日でも早くJ1復帰を決めて欲しい、と思います。
<08.7.28>  昨日三ツ沢で行われた第28節横浜FC戦は、久保のゴールで粘る横浜FCを振り切り連勝を4に伸ばしました。
 高萩が先発に復帰して、サンフレッチェは次の布陣で戦いました。
        佐藤昭

    槙野  森崎和  盛田

      青山 森崎浩

李(→結城81分)        服部
   柏木        高萩
   (→桑田67分)
        佐藤寿(→久保77分)

SUB:原、岡本
 対する横浜FCのメンバーは、GK:岩丸、DF:エリゼウ、吉本、中田洋(→中野81分)、三浦淳(→太田28分)、MF:滝沢、八角、根占、山田、FW:アンデルソン、池元(→三浦知74分)。昨日の三ツ沢は雨が降った後(たぶん)と言うこともあって思ったほどの蒸し暑さではなかったものの、前半は両チームとも動きが重くなかなかチャンスが作れませn。5分には横浜がドリブルで仕掛けて最後は中田洋のミドル。10分には柏木がボールを奪われてピンチになりかけましたが、盛田が素晴らしいカバーでピンチを未然に防ぎます。12分には森崎浩のロングパスに走り込んだ柏木が、胸トラップからボレーシュートを狙ったものの枠外に外れます。23分には三浦淳が左サイドから切れ込んでシュートを狙ったものの枠外。27分にも池元にミドルを打たれます。32分には右からの李のクロスから佐藤寿のヒールパスを高萩が押し込みましたが、佐藤寿がオフサイドを取られます。終盤は佐藤寿のヘディングやアンデルソンのシュートなど両チームとも攻めたものの決めきれず、スコアレスで折り返しました。
 後半立ち上がりは、広島が主に右サイドから積極的に攻めます。7分には青山が強烈なミドルシュートを放ったもののGKのセーブに阻まれ、高萩、森崎浩、佐藤寿らが次々とシュートを狙います。逆に12分には池元に決定的なシュートを打たれましたが、佐藤昭が素晴らしいセーブで逃れます。そして18分、森崎浩のシュートは岩丸の見事なセーブに防がれますが、GKからのボールを奪った青山がそのままシュートするとゴールネットに突き刺さります。ピッチ上の選手だけでなく観客までが呆気にとられるゴールで、広島が待望の先制点を奪うことができました。
 ところがその2分後、横浜が同点に追いつきます。中盤でボールを回され、バイタルエリアで前を向いた池元が思い切ってシュート。このボールはDFの間を縫うようにしてゴールネットを揺らしました。
 中盤の運動量を上げて試合を落ち着かせようと、桑田を投入するペトロヴィッチ監督。横浜は三浦知を入れて流れを変えようとします。32分にはその三浦知の突破から決定的なシュートを打たれましたが、佐藤昭がスーパーセーブで凌ぎます。疲れがたまっているエース・佐藤寿に代えて久保を投入するペトロヴィッチ監督。そしてその久保は、2分後に試合を決める働きをします。左サイドで服部がボールを持った瞬間にすっと身体を動かしてDFのマークを外すと、鋭いクロスに滞空時間の長いジャンプで頭を合わせます。そして身体をひねりながらボールを横浜ゴールに流し込み、いかにも久保らしいゴールで紫のゴール裏は歓喜の渦となりました。
 その後は両チームとも気力の戦い。39分には横浜が波状攻撃を仕掛け、42分には久保が、高萩が追加点を狙います。最後は三浦知のクロスを佐藤昭が落ち着いて処理して、1点差で逃げ切りました。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー
Jリーグ公式サイトプレビュー&レポート

<08.7.28> 昨日Jヴィレッジで行われたクラセン2日目。サンフレッチェユースは神戸ユースを2-0で下し、得失点差で首位に立ちました。この日のユースのメンバーは、GK:大森、DF:佐伯、森保、宗近、MF:茶島、FW:板倉(→松林71分)、宮原、不老(→沖田81+分)、浅田、大崎(→植木77分)、川森(→玉田62分)。先制点は後半5分で、茶島が直接FKを決めました。追加点は後半28分に宮原。大崎からのパスを切れ込んでのシュートだった模様です。
 なお同じグループのもう一つの試合は三菱養和が浦和を2-1で下し、広島とともに勝ち点を4としています。グループリーグ3試合目は明後日で、広島の相手は浦和。グループリーグ突破のためには、とにかく勝つことが必要だと言えるでしょう。
<08.7.27> 中国新聞によると、先週右太もも裏痛で欠場した高萩は「痛みはなくなった」そうで、今日は2試合ぶりの先発が濃厚です。昨日の前日練習では9人が別メニューで相変わらず「野戦病院」状態が続いていますが、残った選手で一致団結して、勝ち点3を取って欲しいと思います。
 今日の試合会場はニッパツ三ツ沢球技場で午後6時キックオフ。スカパーはch182で生放送の予定です。私は今日は久々に現地観戦しますので、ブログでの速報はできません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報などをどうぞ。
<08.7.27> 昨日開幕したクラブユース選手権U-18(クラセン)でグループリーグ初戦を戦ったサンフレッチェユースは、三菱養和SCと引き分けて苦しいスタートとなりました。この日のユースのメンバーは、GK:大森、DF:佐伯、森保、宗近、MF:茶島、宮本徹(→中山HT)、FW:板倉(→川森53分)、宮原、不老、浅田、大崎。前半26分にセットプレーから失点したものの37分に宮本徹の突破からPKを獲得。これを大崎が決めて前半のうちに追いつきました。そして一進一退の攻防となった後半はどちらも決めきれず、1-1のドローに終わりました。なおグループリーグのもう1試合は浦和が1-0で神戸を下して首位に立っています。サンフレッチェユースのグループリーグ突破のためには、今日の神戸戦、明後日の浦和戦の連勝は必須となりました。
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