8/3〜8/9のSANFRECCE Diary


<08.8.9> 明日は第2クール最後の試合として、アウェイで仙台戦が行われます。
 第1クールの広島戦から3連勝して第14節には2位に上がりましたが、その後はなかなか連勝できずに勝ったり負けたり。特にここ4試合は連続して引き分けで、すっかり4位が「定位置」になっています。前回の広島との対戦以降の成績は次の通り。
12A ○1-0 広島  【仙】中原
13H ○2-0 甲府  【仙】岡山、中原
14H ○3-2 山形  【仙】平瀬、梁、佐藤、【山】秋葉、長谷川
15A △2-2 熊本  【仙】菅井、中原、【熊】高橋2
16A ●0-2 福岡  【福】田中、大久保
17H △2-2 湘南  【仙】田中、木谷、【湘】アジエル、石原
19H ○2-0 横浜FC 【仙】平瀬、田村
20A ●0-3 山形  【山】宮沢、石井、長谷川
21A ○3-1 徳島  【仙】岡山、関口、佐藤、【徳】菅原
22H △0-0 熊本
23A ○4-3 水戸  【仙】梁2、田村、平瀬、【水】荒田、村松、大和田
24H ●0-1 愛媛  【愛】田中
25A ○2-1 鳥栖  【仙】岡山、梁、【鳥】廣瀬
26H △0-0 C大阪
27A △0-0 草津
28H △1-1 岐阜  【仙】平瀬、【岐】片桐
29A △2-2 甲府  【仙】梁、中島、【甲】サーレス、マラニョン
 前節の甲府戦ではPKで先制点を奪いながら前半のうちに逆転され、その後追いつき後半は数的有利の条件で戦ったものの決めきることができず引き分けに終わっています。またこれまで全試合に出場していた関口がイエローカードをもらって次節は出場停止となります。ただ、Kリーグで活躍した新外国人ナジソンの登録が完了し、明日の試合から出てくる予定だ、とのこと。これまでチャンスは作るものの決定力不足で勝ちきれなかったチームにとっては待望のストライカーの補強で、チームとしてレベルアップしているのは間違いない、と思われます。
 対するサンフレッチェですが、携帯サイトによると今週は各ポジションで激しい争いが繰り広げられた、とのこと。楽山と李、盛田と結城は日によって交代でレギュラー組でプレーするなどポジションを奪い合っているそうです。またストヤノフも調子が上がってきており、試合出場は問題なさそう。更に久保がヘディングで競り合ってくるDFをものともせずに胸でボールをトラップして強烈なボレーシュートを放つなど、彼らしいプレーを見せていたそうです。と言うことで私の先発予想は前節と同じですが、何らかの入れ替えがあるかも知れません。
        佐藤昭

    槙野  森崎和  盛田

      青山 森崎浩

李                服部
   柏木        高萩

        佐藤寿

SUB:原、結城、ストヤノフ、桑田、久保
 前回の仙台との対戦では、ほとんどの時間帯を圧倒しながらちょっとの隙を突かれて敗れ、悔しい思いをしています。その悔しさを晴らすためにも、明日は首位らしい堂々とした戦いを見せて、ゴールドに染まるスタジアムを沈黙させて欲しい、と思います。
<08.8.8> ビッグアーチのスタジアムジョッキー石橋竜史さんやtssのお天気キャスター波田健一さんらが中心になって立ち上げたプロジェクトALL FOR HIROSHIMAが公式サイトを立ち上げました。このプロジェクトは、原爆から復興してきた広島のシンボルの一つだった広島市民球場を解体してしまうのではなく、これを生かす形で残して行こう、というものです。
 カープが本拠地として使用してきた広島市民球場は老朽化により使命を終え、来年からJR広島駅東側の貨物ヤード跡地にできる新しい球場に後を託すことになります。そこで問題になっているのが、市民球場の後をどう使うか、ということ。紙屋町交差点から徒歩数分と言う好立地と言うことや都市公園法の制限を受ける国有地である、等の条件を考えていくつかの提案が出され、広島市はその中から「平和祈念堂」「ビオトープ型水族園」の2案を選んで跡地利用法を決めたい、としています。しかしながらこれらの2案は今のところ「有力候補」の枠を出ておらず、地元経済界などからは「集客力が不足している」などの不満の声が出ているとのこと。今年に入ってから広島商工会議所の移転計画や国連機関の誘致等の案も出ており、まだ流動的です。
 そこで立ち上がったのが、今回のプロジェクト。当面は広島市民球場の解体を止めさせ、有効活用についてもう一度検討することを求める、と言う活動を行います。石橋さんのブログによると、市民球場をサッカー専用スタジアムとして利用することも考えている様子。この"ALL FOR HIROSHIMA"はホームページの活動だけでなくmixiのコミュニティでも意見交流を進めて行く、とのことですので、今後に注目して行きたいと思います。
<08.8.7> koreanfootballnewsによると、昨年限りで広島を退団した趙佑鎭選手はNリーグ(韓国Kリーグの2部にあたる)の蔚山尾浦造船に加入した、とのことです。
<08.8.5> 昨日サテライトがC大阪と練習試合を行い、1-4で敗れました。広島のメンバーは、GK:原、DF:結城、ストヤノフ(→浅田77分)、横竹、MF:楽山、岡本、高柳、遊佐(→森保67分)、清水、桑田、FW:久保(→丸谷56分)。対するC大阪は、GK:相澤(→鈴木45分)、DF:平島、山下(→阪田45分)、藤本、丹羽(→ジウトン45分)、MF:酒本、青山、黒木、柿谷、FW:カイオ、白谷。7分に高柳の強烈なミドルで先制したものの、25分にサイドを突破されてカイオに決められ、34分には早いリスタートから山下にヘディングでのゴールを許します。更に37分にはカイオに直接FKを決められて1-3で前半を折り返しました。後半はやや押し返したものの37分に黒木に決められてダメを押された、と言う試合だったそうです。
<08.8.4> 昨日ビッグアーチで行われた第29節鳥栖戦は、苦しい試合となったものの森崎浩の1点を守りきり5連勝。2位との勝ち点差を17に広げました。
 メンバーは前節とほぼ同じで、控えを岡本から高柳に入れ替えただけで臨みました。
        佐藤昭

    槙野  森崎和  盛田

      青山 森崎浩

李(→結城81分)        服部
   柏木        高萩
   (→桑田67分)
        佐藤寿(→久保77分)

SUB:原、高柳
 対する鳥栖のメンバーは、GK:室、DF:飯尾、高地(→日高55分)、鐡戸、内間(→柴小屋45分)、MF:廣瀬(→レオナルド58分)、高橋、山城、下地、FW:金、藤田。立ち上がりは高い位置からプレッシャーをかけてきた鳥栖に押されぎみで、いきなり佐藤昭のキックが詰めてきた藤田に当たってタッチラインを割り、2分には下地のヒールパスを受けた藤田が左に抜けてフリーでシュート、と危ない場面が続きます。しかしその攻勢を受け止めて落ち着きを取り戻すと、その後は広島のペース。13分には森崎和のロビングのパスに走り込んだ李がボレーで合わせましたが枠外に外れ、18分には高萩が、24分には青山がミドルを狙います。30分には李のFKに槙野が頭で合わせたが惜しくも外れ、37分にもCKを槙野が頭で叩いたもののわずかに外れます。その後も柏木、佐藤寿、高萩らがシュートしたもののゴールを割ることができず、両チームとも得点の無いままにハーフタイムを迎えました。
 後半に入って最初にペースをつかんだのは広島で、青山のミドルや服部の突破で鳥栖のゴールを脅かします。そして後半5分、柏木のパスを受けた盛田が一人かわしてマイナスのパス。これを叩いた高萩のシュートはDFにブロックされたものの、こぼれを森崎浩が叩き込んで、広島が待望の先制点をゲットしました。
 流れを変えようと、次々と選手交代のカードを切る岸野監督。14分には入ったばかりのレオナルドが突破からシュートしますが、森崎和が素晴らしいブロックで防ぎます。また20分にも山城の突破から走り込んできたレオナルドがフリーでシュートしましたが、幸いボールは枠を外れます。25分には青山が強烈なミドルシュートを見舞いますがGKがスーパーセーブ。カウンターから鳥栖が攻め込みますが、DFが戻ってカバーします。30分には高萩のスルーパスで抜け出した桑田がペナルティエリア内でGKに倒されましたがノーファウル。34分には盛田のバックパスを受けた佐藤昭が蹴ったボールが藤田に当たり、ボールはゴールに飛びましたがポストに救われます。終盤は広島も足が動かなくなったかスペースを与えて鳥栖の攻勢を受けますが、何とか跳ね返します。逆にサンフは45分、桑田の突破から高萩がシュートしましたがボールはバーに弾かれます。結局その後は両チームともチャンスを作るものの得点を奪うことはできず、広島が1点を守って逃げ切りました。
 試合全体の印象ですが、鳥栖はさすが3位、と思わせるだけのものはありました。開始直後の高い位置からのプレスは危ない場面を何度か作りましたし、その後広島が落ち着いてボールを回し始めると、守備のブロックをしっかりと作ってチャンスを作らせませんでした。特に広島の得点源であるワントップ・ツーシャドウへの対処の仕方は、ほぼ完璧と言っても良いものだった、と思います。
 ところが、それで慌てないのが今のサンフの強さです。試合後に盛田が「基本的には、僕たちよりも点を欲しいのは鳥栖のはずだから、そういう意味では慌てずにできました」と語っていたように、勝ち点差を詰めたいのは鳥栖の方だったのは明らかで、広島としては焦る必要は全くなかった。そして選手たちはその通りにゲームをコントロールし、ここぞというところで得点を挙げました。そしてその後は何度かピンチはあったもののしっかりと集中して得点を許さず、逆に何度か追加点のチャンスも作りました。得点差は最小の1点ながら、90分を支配したのは広島。危うさをほとんど感じさせない横綱相撲で、首位の貫録を見せた試合でした。蒸し暑い中で試合が続き、精神的にも肉体的にも厳しい長期にわたるリーグ戦。選手たちは首位に立っているからこそ感じる「追われるプレッシャー」と戦っているものと思われます。勝ち点差はどんどん広がっていますが、だからと言って気を抜いてはいけない、と言うのは選手たち自身が良く分かっていること。身体と心をきっちりとコントロールして、このまま夏を乗り切って欲しい、と思います。

速報ブログ 前半 後半
日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー
Jリーグ公式サイトプレビュー&レポート

<08.8.3> ホットニュースによると、今日の試合のメンバーは前節と同様になる模様。ペトロヴィッチ監督は鳥栖に対して「とてもコンパクトで運動量が多い。上の順位にいる理由は、ここだ。決して名前のある選手がいるわけではないがチームとしていい闘いをしている。フィールドの10人全員で守備をしているし、守→攻の切り替えも早い。間違いなく、難しい試合になる」と警戒感をあらわにしており、選手たちの気の緩みも無さそう。今節は2位の山形がお休みなので、3位を叩いてまた勝ち点差を広げたいところです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後6時キックオフ。試合前イベントとして、U-9とU-12による「サンフレッチェカップ」がそれぞれ1時半と1時から。4種による「フォリアチャレンジ」は4時から行われます。5時20分からの選手サイン会は今日は森脇、内田両選手で、3時半からメイン側おまつり広場で先着500名様に抽選券を配付します。「バルーンアート」は4時からメインスタンド3Fコンコースで。「広島信用金庫ブース(選手似顔絵コーナー)」「ちゅーピーふわふわドーム」「ALL FOR J1メッセージ記入コーナー」「サンフレッチェカードフェスタ」がいずれもメイン側おまつり広場で行われます。また2時からの「ゲーフラ作ろう!ブース」に行けば、お一人様200円でゲーフラを作ることができます。5時からの「ALL FOR J1コーナーゲーフラコンテスト」で場内大型映像装置に映し出されて優秀賞になれば、選手サイン入りペナントがもらえますのでぜひご参加ください。入場者プレゼントは、「選手直筆サイン入りオリジナルうちわ」を先着1,000名様に。また、2,000名様に映画「NARUTO」の割引券をプレゼントします。好評の「試合会場限定グルメ」は、「かしわ召し」を500円で提供します。これは佐賀県特産品のかしわ飯に呼子いかしゅうまい2個を添えたもので、「敵を召し取る」と言う意味を込めているとのこと。限定300食ですのでお早めにどうぞ。更にサンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは、高萩洋次郎選手のプレミアム選手カードとなっています。今日はいつも以上に観客が多そうですので、早めのご来場をお願いします。
 テレビ中継ですが、スカパーch182で生放送が予定されています。今日のスカパーは「無料大開放」の日となっていますので、J2の試合を契約していない方もご覧になれます。ブログでの速報ですが、できたらやろうと思っていますが今のところ未定です。
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