9/28〜10/4のSANFRECCE Diary


<08.10.4> 「ホットニュース」と中国新聞によると、森崎浩は足の甲と膝に不安を抱えているとのことで、今日は欠場が濃厚です。また槙野も昨日の練習で足を痛めたそうで、昨日、今日の状況を見て判断するとのこと。森脇、盛田はまだ出場できる状態では無さそうなので、槙野、結城、高柳の中から2人を先発ストッパーとして起用することになりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後2時キックオフ。試合前イベントとしてU-10による「サンフレッチェカップ」が9時半から。「朝日新聞親子サッカー教室」が9時からそれぞれ補助競技場と第二球技場で行われます。前座試合の「フォリアチャレンジ」は12時から。メイン側おまつり広場では「ピンクリボンキャンペーン」(10時〜)「フリースタイルフットボール」(10時〜)「フレンドリータウン竹原市ブース」(10時〜)「フェイスペイント」(11時〜)「メッセージ記入コーナー」(11時〜)が行われます。また場内の賑わいイベント広場では「キックターゲット&キックスピード」を11時半より行います。先着プレゼントは20,000名様に「応援パネル」を、400名様に近畿大学工学部提供の「オリジナルスポーツバック」をプレゼント。試合会場限定グルメは「鯛めしと赤飯のおむすびセット」を無料で配布します。10時から限定1,000セットとなっていますので、ご希望の方はメイン側おまつり広場特設ブースにお早めにどうぞ。試合会場3ヶ所のグッズ売り場では、サンフレッチェオリジナルグッズ全商品30%オフの「応援ありがとうセール」を開催。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、槙野選手のプレミアム選手カードを3,000名様となっています。更に試合終了後には、鬼武Jリーグチェアマンによるシャーレの授与や記念撮影などのJ2優勝報告会が予定されています。
 テレビ放送はスカパーch182とNHK広島放送局で生放送が予定されています。久々にブログでの速報をやりますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<08.10.3> 明日はホームで湘南戦が行われます。
 4チームが勝ち点1差で並ぶ大混戦の2位争い。湘南は17勝8分け10敗で山形と同じ成績で、得失点差で2位となっています。前回の広島との対戦以降の戦績は次の通り。
18A ●2-5 広島  【湘】石原、永里、【広】服部、槙野、高萩、佐藤寿、久保
19H ●2-3 草津  【湘】アジエル2、【草】嶋田、鳥居塚、高田
20A ●0-1 鳥栖  【鳥】藤田
22H △1-1 山形  【湘】石原、【山】宮崎
23A ○4-0 甲府  【湘】阿部、田村、リンコン2
24H ●0-1 水戸  【水】荒田
25A △1-1 徳島  【湘】阿部、【徳】阿部
26H ○4-1 愛媛  【湘】阿部、坂本、アジエル、石原、【愛】内村
27A △0-0 岐阜
28H ○4-1 熊本  【湘】石原、加藤、菊池、三平、【熊】小森田
29A △2-2 福岡  【湘】菊池、加藤、【福】ハーフナー2
30H ○3-0 C大阪 【湘】石原2、カレカ
32A ○1-0 鳥栖  【湘】原
33H ○4-0 草津  【湘】原2、石原、トゥット
34A △2-2 愛媛  【湘】石原、トゥット、【愛】田中、三木
35H ○1-0 横浜FC 【湘】トゥット
36A △0-0 徳島
37H ●1-2 仙台  【湘】加藤、【仙】梁、菅井
38H ○1-0 甲府  【湘】石原
 第2クールは勝ちきれない試合が多く一時は7位にまで順位を落としましたが、夏場に入ってからじりじりと順位を上げて約5ヶ月ぶりに2位に浮上しました。前節は甲府に攻められる時間が長かったものの粘り強い守備からのカウンターで対抗し、セットプレーからの1点を守りきって勝ち点3を積み上げています。次節は中盤を締めていた坂本と田村が出場停止となりますが、ジャーン、斉藤を中心とした堅い守備をベースに戦いを挑んでくるものと思われます。
 対するサンフレッチェですが、ペトロヴィッチ監督によると湘南戦まではベストメンバーで戦い、それ以降は若手の起用を考える、とのこと。ただこれまでほとんど休みなしに来ていたことで主力選手の疲労の蓄積があるらしく、今週は森崎浩が「足の甲と膝に痛みが出た」(携帯サイトによる)ためメンバーから外れる気配が濃厚だ、とのことです。
        佐藤昭

    高柳 ストヤノフ 槙野

      青山  森崎和

李                服部
    柏木      高萩

        佐藤寿

SUB:中林、結城、桑田、楽山、久保
 昨日の練習では湘南のスピードのある前線を想定して高柳を右ストッパーで試していた、とのこと。高柳本人は「難しい」と戸惑いを隠せなかったそうですが、ユース時代にはSBとしてプレーし、小野監督時代にも何度かストッパーで練習していたらしいので、試合での起用もあるかも知れません。
<08.10.2> 日本サッカー協会は昨日トレーニングキャンプに臨むU-19代表候補を発表し、広島からは岡本が選ばれました。今回選出されたのは次の27人。
【GK】松本(順天堂大)、権田(FC東京)、大谷(浦和)、増田(流経大)、
    吉田智(熊本)
【DF】薗田、吉田勇(川崎F)、鎌田(湘南)、椋原(FC東京)、
    大野(新潟)、村松(Honda)、金井(横浜FM)、岡本(広島)
【MF】金崎(大分)、下田(FC東京)、鈴木惇(福岡)、木暮(新潟)、
    青木(大宮)、山本康(磐田)、水沼(横浜FM)、河野(東京V)、
    原口(浦和ユース)
【FW】永井(福岡大)、遠藤(水戸)、宮澤(札幌)、林(中央大)、
    柿谷(C大阪)
仙台カップのメンバーからは橋本(浦和)、高橋(浦和ユース)、大山(福岡)、押谷(磐田)が外れ、大谷、増田、吉田智、薗田、吉田勇、椋原、大野、岡本、木暮、原口、永井、遠藤、林が新たに、あるいは再び選ばれています。このU-19代表が目標とするのは10月末から始まるAFC U-19選手権。従ってこのトレーニングキャンプはそこに向けての最終選考、と言う意味合いを持つものと思われます。このチームの主力はSBSカップから仙台カップまで選ばれていた権田、村松、金井、下田、鈴木惇、青木、山本康にJリーグでの実績のある金崎、河野、柿谷らなのだろうと思いますが、その他のメンバーがまだ固まっていない、と言う様子が垣間見えるメンバー選考となっています。この期に及んで新顔を大量招集し、更にまだフルメニューをこなすには至っていない岡本をも呼ぶと言うのはどういうことか。ここまで2年かけてチームを作ってきた牧内監督の手腕が問われることになりそうです。
<08.10.1> サンフレッチェは今週末の日曜日に「ファン感謝デー2008」を開催します。日時は10/5の午後1時から3時(物販コーナーは10時から3時半)で、場所は広島広域公園第2球技場。監督、選手の挨拶から始まって、選手と一緒にアトラクションや大運動会、プレミアムグッズのプレゼント、グッズ・飲食コーナー等が行われます。その中で注目は「盛田選手プロデュースラーメンコーナー」で、限定100食の提供が予定されています。人工芝会場での参加型イベントとなりますので、運動靴等でご参加下さい。入場は無料です。
<08.9.30> 日本サッカー協会は昨日、W杯最終予選に向けた日本代表候補を発表し、広島からは佐藤寿人選手が選ばれました。
 今回選出されたのは次の26人。
【GK】川口(磐田)、楢崎(名古屋)、川島(川崎F)
【DF】中澤(横浜FM)、高木和(清水)、闘莉王、阿部(浦和)、
    駒野(磐田)、長友(FC東京)、森重(大分)、内田(鹿島)
【MF】中村俊(セルティック)、稲本(フランクフルト)、遠藤(G大阪)、
    中村憲(川崎F)、青木(鹿島)、今野(FC東京)、香川(C大阪)、
    長谷部(ヴォルフスブルグ)
【FW】玉田(名古屋)、巻(千葉)、佐藤寿(広島)、大久保嘉(神戸)、
    岡崎(清水)、興梠(鹿島)、森島(大分)
 バーレーン戦のメンバーから西川(大分)、松井(サンテティエンヌ)、田中達(浦和)、水本(京都)、大黒(東京V)が外れ、川島、森重、大久保嘉、岡崎、興梠、森島が選ばれています。ACLの試合がある浦和、G大阪の選手以外のメンバーは今週末の試合の後に集合して、10/9のUAEとの親善試合と10/15のウズベキスタンとのW杯予選を戦います。従って佐藤寿は10/12の天皇杯3回戦(大阪体大戦)には出場できないことになります。
<08.9.30> 昨日サテライトがJFLのファジアーノ岡山と練習試合を行い、2-1で勝ちました。メンバーは、GK:中林、DF:森脇(→横竹66分)、橋内、横竹(→内田45分)、MF:楽山、丸谷(→久保45分)、高柳、遊佐、桑田、清水(→丸谷73分)、FW:ユキッチ。岡山のメンバーは不明ですが、リーグ戦が9/6以降無かったことを考えるとベストに近いメンバーだったのかも知れません。広島の得点は35分に清水、66分に橋内。岡山の得点は84分でした。
<08.9.29> 昨日長居スタジアムで行われた第38節C大阪戦は3-2で逆転勝ちし、「史上最速」でのJ2優勝が決まりました。
 太もも裏に違和感があった、と言う森崎和はベンチに控え、次の布陣で戦いました。
        佐藤昭

    結城 ストヤノフ 槙野

      青山  森崎浩

李                服部
    柏木      高萩(→桑田74分)
    (→高柳74分)
        佐藤寿(→久保89分)

SUB:中林、森崎和
 対するC大阪は、GK:相澤、DF:前田、柳沢、江添(→羽田67分)、ジウトン、MF:藤本、ジェルマーノ、香川、乾、FW:小松、カイオ。前半のボール支配は広島。DFラインでボールを回し、素早いパス交換から相手ゴールに迫る、と言うサッカーを続けます。しかしC大阪がゴール前に築いたブロックを崩せずなかなか良い形でシュートを打つことができません。逆にC大阪は香川を中心にカウンターから広島ゴールを狙ってきます。そして8分、森崎浩がドリブルで上がったところを倒され、奪われたボールをつながれて左サイドを抜け出したカイオがシュート。このボールは佐藤昭が止めたか、に見えましたが股の間からこぼれ、これを香川に押し込まれて先制点を許してしまいました。
 ミスから先に失点してしまった広島でしたが、しかし30分の香川のシュートは佐藤昭がスーパーなセーブを見せて追加点を許しません。そして38分、青山がゴールライン際で頑張ってボールを残して中央に股抜きのクロス。これに高萩が左足で合わせて同点に追いつきます。続いて4分後には相手ボールを奪った柏木がドリブルで突き進むと横へのパス。これを再び高萩が決めて、あっという間に逆転しました。更に44分には青山のミドルシュートをGKがこぼしたところに服部が飛び込み、こぼれを佐藤寿が叩き込んでリードを2点に広げます。前半ロスタイムにはペナルティエリア内で結城が小松を倒してPKを与え、これをジェルマーノに決められたものの、1点のリードで前半を折り返すことができました。
 後半も立ち上がりは前半と同様に広島の支配率が高かったのですが、しかしJ1昇格のためにはもう負けられないC大阪の気迫に押されたか押し込まれるシーンが増えて行きます。10分には柳沢から香川、乾と繋がれて決定的なシュートを打たれましたが佐藤昭がキャッチ。32分には左からのクロスに誰も触れずゴール前を横切って行き、37分には波状攻撃を受けましたが佐藤昭が凌ぎます。逆に39分には青山のスルーパスで抜け出した桑田がGKとの1対1からシュートしましたが、ファーポストを狙ったボールはわずかに枠を外れます。最後は久保がサイドでボールをキープして時間を使い、C大阪にチャンスを与えずタイムアップ。前節に続いて、サンフレッチェの選手とサポーターは優勝の歓喜に浸りました。
 今年1年の最大の目標として掲げていたJ1昇格を果たした後、と言うことで、精神的には難しい試合だったのではないか、と思います。また中心選手としてここまでチームを引っ張ってきた森崎和がピッチにいないと言うことも、試合展開が難しいものになった原因ではないでしょうか。実際選手のコメントを見ても、「前半の入り方はよくなくて、監督には『みんな寝ていた』と言われた」(槙野)「前半はちょっと打ち合い気味になってしまった」(高萩)等と反省の言葉が並んでいます。失点シーンを含めてミスも多く、これまでの緊張感を持った戦いとはやや異なった展開となってしまいました。ただ、そこで簡単に引き下がらないのが今年の広島。いつでも得点できる、と言う気持ちを持って戦い、わずか5分間で3点を取って逆転しました。また後半は攻勢に出てきた相手をしっかりと受け止め、時折危険なカウンターを放ちつつ得点を動かさずに逃げ切りました。広島とC大阪と言えば、今年のJ2において昇格争いの本命と対抗、とも言うべきチームでしたが、結果は広島の3連勝。そしてこの試合もその結果通りの力の差を見せつけた、と言う感じだったのではないでしょうか。
 この試合の結果、サンフレッチェは勝ち点を84に伸ばしてJ2優勝を確定しました。6試合を残しての優勝決定は2004年の川崎Fの7試合よりは少ないのですが、当時は44試合制だったことを考えれば考え方によってはそれより早かった、とも言えます。また川崎Fは10月に入ってからの優勝決定だったので、9月中に決まったと言うのは史上初と言うことになります。大きな補強もなく新シーズンを迎え、怪我人が続出する中で戦ってきたサンフレッチェでしたが、その困難を乗り越えてこのような結果を残したことは、J2だと言うことを差し引いても大きな自信になるのではないでしょうか。この結果は決して終着駅ではなくむしろスタートだと言う事は、選手もみんな分かっていること。シーズンはまだ終わっていないので、次は勝ち点100と天皇杯優勝を目指して行って欲しい、と思います。

日刊スポーツスコア
中国新聞記事  中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー
J's GOAL J2優勝凱旋報告会レポート
Jリーグ公式サイトプレビュー&レポート

<08.9.28> 「ホットニュース」によると森崎和は右足の太もも裏に違和感があって今日の先発は微妙だ、とのこと。第9節熊本戦以降全試合に出場して昇格決定までの快進撃を支えてきた彼の不在は痛いのですが、そこは他の選手がカバーして気持ちよく優勝を決めて欲しい、と思います。
 今日の試合会場は大阪長居スタジアムで、午後1時キックオフ。長居の「スタジアムグルメ」は普段はあまり評判が良くないのですが、今日は移動販売車による食の販売「フードパーク」がオープンして、「ロビーメロンパン」や「熟成カレー」「讃岐うどん」「ロコモコ丼」「タコライス」「佐世保バーガー」等の様々なグルメが登場するそうです。
 テレビ放送は、スカパーch183で生中継。私は現地に行きますので、ブログでの速報はありません。広島市内ではNTTクレドホールとデオデオ本店8Fサテライトスタジオでパブリックビューイングを実施します。どちらも入場無料ですが、それぞれ先着600人、150人に整理券が配付されますので、見たい方は早めのご来場をお願いします。また優勝が決まった場合は、選手が来広する午後6時頃から広島駅南口地下広場で「優勝凱旋報告会」が予定されています。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る