11/29〜12/5のSANFRECCE Diary


<09.12.5> 携帯サイトによると選手たちの「4位でフィニッシュしたい」「京都にリベンジしたい」と言う気持ちは強く、モティベーションを高く持って試合に臨めそう。むしろいかに冷静に90分間戦い抜くか、がポイントとなりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後3時半キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-12が10時から、U-8が11時から。また「サンフレッチェ ガールズ&レディーズフェスタ」も11時から行われます。メインスタンド前のおまつり広場では「中国電力ふわふわドーム&中電工高所作業車」と「フレンドリータウン 北広島町 特設ブース」「TJひろしまブース」が11時半から、「フェイスペイント」が12時半からです。試合会場限定グルメは「にしんそば」を500円で限定300食提供。賑わい広場では「サンフレッチェクラブ 来場ポイント引き換え」が11時半からありますので、クラブから送られた引き換えハガキをご持参下さい。場内のメインスタンドコンコースとバックスタンドの屋台村では、1時から「芯から温まって勝ち点3!スープフェスタ!」が行われます。そして場内では試合前に「ビッグアーチを紫と白のストライプで染めよう」の企画と「2009シーズンハイライト」の上映(午後2時35分から)が予定されています。
 先着プレゼントは「オリジナル応援手袋」を3,000名様に。来場者全員に「サンフレッチェ広島応援パネル」が配布されます。そしてサンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、今季の退団が決まっている久保選手のプレミアム選手カードとなっています。入場はシーズンパスをお持ちの方は1時から、その他の方は1時半からとなっていますのでお早めにどうぞ。
 テレビ放送はスカパーはch308(SD画質)とch605(HD画質)、及びスカパーe2ではch253で予定されています。今日は現地に行くため速報はできませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイト等をご覧下さい。
<09.12.4> 明日は今年のリーグ戦の最終節。サンフレッチェはホームで京都サンガと戦います。
 京都の現在の順位は11位。前節久々に勝利して、J1残留を確定しています。9月以降の公式戦の戦績は次の通り。
25H ○2-1 FC東京 【京】ディエゴ、金成勇、【東】石川
26A ●0-3 磐田  【磐】イ・グノ、前田、西
27H ●1-3 大宮  【京】柳沢、【宮】石原、藤本、ラファエル
28A △1-1 神戸  【京】柳沢、【神】北本
天2 ○4-0 那須  【京】林、柳沢、宮吉、ディエゴ
29A △1-1 千葉  【京】ディエゴ、【千】新居
30H △1-1 大分  【京】林、【分】高橋
天3 ●1-2 甲府  【京】豊田、【甲】金信泳、片桐
31A ●1-4 G大阪 【京】柳沢、【G】ペドロ・ジュニオール2、橋本、ルーカス
32H ●0-1 鹿島  【鹿】野沢
33H ○1-0 浦和  【京】中山
 前節まで2ヶ月半勝ち星がなく、14位まで落ちて尻に火がついていた京都でしたが、浦和戦では後半から左右のサイドハーフを入れ替えると言う采配で流れをつかみ、途中投入の中山の今季初ゴールで先制点。その後浦和の猛攻を耐えてようやく勝ち点3を取りました。念願のホーム100勝を成し遂げ、またJリーグが2部制になってから初めて3年連続でJ1に居ることが決まったと言うことで、選手もスタッフも大きな達成感を持っているはず。これまで錘のようにのしかかっていた重圧が無くなり、明日はリラックスして試合に臨むのではないか、と思います。
 対するサンフレッチェは前節の勝利で4位に浮上。天皇杯の結果次第ではACL出場権も獲得できる、と言うところに来ています。ただ森脇が今季絶望と言うことで、メンバー構成は前節以上に厳しいことになりそうです。
        中林

    槙野  中島  盛田

      柏木  森崎和

李漢宰             服部

     森崎浩   高萩

        佐藤寿

SUB:下田、横竹、岡本、高柳、李忠成、平繁、久保
 京都といえば、入れ替え戦を戦ってJ2に蹴落とされた因縁の相手。特に12/5は2年前にアウェイで1st legを戦って、1-2で敗れた日でもあります。今季も第15節にアウェイゲームを戦って、押しながらも悔しい敗戦を喫しています。この悔しさを晴らすためにも、明日は是非とも勝って4位を確定してフィニッシュして欲しい、と思います。
<09.12.4> 昨日の中国新聞とスポニチの報道によると、サンフレッチェは川崎Fの山岸に獲得の正式オファーを出しているそうで、最終節終了後にクラブ間での本格的な交渉に入るそうです。一方駒野に関しては契約金の額などで折り合わず、断念した模様です。駒野は移籍金が要らないのに対し、山岸は複数年契約の途中なのでお金の面ではあまり変わらないような気がしますが、それでも山岸に行っていると言うことは本人の希望、と言う面が強いのかも。移籍金の額が折り合えば、獲得が決定しそうな気がします。
<09.12.3> 日本サッカー協会は昨日トレーニングキャンプに参加するU-18日本代表を発表し、広島からはサンフレッチェユースの大森、大崎と広島観音高の宇都宮が選ばれました。今回選出されたのは次の37人。
【GK】大森(広島ユース)、川浪(柏U-18)、荻野(峰山高)、中村(浦和ユース)、
    渡辺(新潟ユース)
【DF】田中優(日体大)、古林(湘南ユース)、阿部、平出、廣木(FC東京U-18)、
    宇都宮(広島観音高)、岩田(名古屋U-18)、高橋(東京V)、刀根(大分U-18)、
    内田(G大阪ユース)、岡本(浦和ユース)、高野(東京Vユース)
【MF】六平(中央大)、佐藤(草津)、田口(名古屋)、大崎(広島ユース)、
    菊池(湘南)、山崎(FC東京U-18)、加藤大、田中輝(三菱養和ユース)、
    柴崎(青森山田高)、小島(前橋育英高)、古田(札幌ユース)、
    堀米(甲府ユース)、
【FW】重松(FC東京U-18)、永井、杉本(C大阪U-18)、宇佐美(G大阪)、
    加部(山梨学院大付高)、宮吉(京都)、宮市(中京大附中京高)、
    田鍋(三菱養和ユース)
 AFC U-19選手権予選に出場したメンバーから扇原(C大阪U-18)、寺岡(神戸ユース)、酒井(新潟)、茨田(柏U-18)、住田(大分)、高木俊(東京Vユース)が外れ、大森、田口、田中輝が復帰。渡辺、廣木、宇都宮、刀根、内田、岡本、高野、佐藤、柴崎、小島、杉本、加部、宮吉、宮市、田鍋、堀米、宇佐美が新たに選ばれています。新たに選ばれた選手のほとんどはFIFA U-17W杯に出たU-17代表で、今回のキャンプは2世代の融合を狙うものとなるのではないでしょうか?
<09.12.2> 昨日発売のサッカー専門誌のうちサッカーダイジェストの特集は「J1クラブ2010シーズンの補強ポイント&3大ターゲット」。昇格が決まった2クラブと柏も含む18クラブの来季の予想布陣をネタに、移籍しそうな選手と狙っていそうな選手を挙げています。その中で広島の「強化エリアと3大ターゲット」とされているのは「選手層の薄いサイドアタッカー」「3バックに対応でき攻撃力も備えたCB」「ビルドアップもこなせる足技に長けたGK」となっていて、候補者としてそれぞれ駒野(磐田)、森重、西川(大分)の名前を挙げています。この中で駒野については既に色々なところで報道されている通りで、既に本人に正式オファー済み。記事には「金銭面では磐田以上の条件を示せず、交渉は長引きそうだ」と書いてありますが、右サイドはミキッチに続いて森脇も怪我をするなど来季に向けて最重要補強ポイントとなっているだけに、何としても獲得したいところ。年俸については他の選手とのバランスも考えなければならないのでむやみに上げるわけにはいきませんが、現役代表選手だと言うことを考えて最大限のオファーを出すのではないでしょうか?一方森重については「下部組織出身でスタイルに合ううってつけの人材」、西川は「足技にも長けた西川は...広島サッカーにフィットするはず」と書いていますが、どちらも他のクラブとの競合が必至なので、可能性は低そう。年齢的にも西川は中林、佐藤昭と、森重は槙野と同い年なので、年齢バランス的にも獲得は無い、と思われます。CBとGKが補強できれば良いのは確かですが、それでも優先順位が高いのは現有戦力の確保。その上で中島のような「お買い得」な選手を取りに行って、来季に向けての戦力補強をすると言う可能性が高そうです。
 一方、「移籍の噂あり」として名前が挙がっているのは柏木。浦和からのオファーが来ているのは周知のことで、交渉次第ではチームを去る可能性があるのは確かでしょう。特に今季は活躍が目立っていただけに、どのくらいの年俸を提示するかが問題。広島のオファーが他クラブに比べてかなり安いようだと、こじれる可能性は否定できません。ただ本人も広島のサッカーに不満を持っているわけではないようですし、移籍にはリスクを伴います。従ってある程度長期化するかも知れませんが、最終的には収まるところに収まるのではないか、と思われます。
 なお、その他の広島関係の選手で名前が出ているのは退団が決まった久保と山形にレンタル中の西河。特に西河には「流出阻止」マークが付いています。広島で出場機会が無く山形に移籍し、怪我の期間を除いてほぼレギュラーとしてプレーしている西河にとっては、山形に居たほうがずっと幸せなはず。他のクラブからのオファーがあれば別ですが、おそらく山形に完全移籍、と言う形になるのではないでしょうか?
<09.12.1> プレスリリースによると、磐田戦で負傷した森脇選手が昨日広島市内の病院で検査を行い、左膝内側側副靭帯損傷で全治2ヶ月と発表されました。この怪我は正しく治療・リハビリすれば完全復帰できるものだそうで、サンフレッチェでも昨年4月に盛田が同様に診断され、7月には試合に復帰しています。森脇は最終戦に出場できないのはもちろん、キャンプも最初は別メニューかもしれませんが、来季の開幕戦には十分に間に合うのではないでしょうか?
<09.11.30> 昨日、サテライトリーグの岡山戦が行われ、0-0で引き分けに終わりました。広島のメンバーは、GK:下田(→佐藤昭45分)、DF:宗近、横竹、篠原、MF:越智(→川森56分)、丸谷、大崎、楽山、平繁(→井波60分)、清水、FW:久保。岡山のメンバーは今のところ不明。後半はチャンスが多く、終了間際には相手が退場になりPKをもらったとのこと。しかしキッカーを務めた楽山が外し、残念な引き分けだったようです。
<09.11.29> 昨日行われたJ1リーグ戦第33節は、佐藤寿のゴールを守りきって1-0で勝利。暫定ながら、順位を4位に上げました。
 ペトロヴィッチ監督は前節1分間だけ出場した森崎浩を先発から起用。柏木をボランチに置いて次の布陣で戦いました。
        中林

    槙野  中島  盛田

      柏木  森崎和

森脇              服部
(→李漢宰45分)
     森崎浩   高萩
     (→李忠成45分)
        佐藤寿(→横竹89分)

SUB:下田、岡本、高柳、平繁
 対する磐田は、GK:八田、DF:駒野、那須、大井、金沢、MF:山本康、上田(→成岡45分)、西、船谷(→村井79分)、FW:前田、イ・グノ(→中山82分)、と言うメンバーでした。いつものように広島はDFラインからパスを繋いで攻めを構築しようとしますが、ゴール前の崩しが無くなかなかシュートに行けません。逆に磐田は右サイドの駒野と西のコンビネーションから、何度もサンフレッチェゴールを脅かします。8分にはCKから前田がフリーで太ももに当てましたが枠外。13分には右から切れ込んだ駒野がワンツーを使って左からシュートしましたがわずかに枠を外れます。16分、18分にも駒野のクロスがゴール前に飛んできますが、微妙に味方に合わず難を逃れます。逆に22分、中島からのパスを受けた柏木がワンタッチで前を向いて佐藤寿へのスルーパス。DFラインの裏に抜け出した佐藤寿はループ気味にゴールに沈め、広島はファーストシュートで先制点を奪いました
 これでペースをつかんだ広島は、GKも含めたパス回しで攻めを構築しようとします。34分にはDFラインでのパスを奪われて西にシュートを許しましたが中林がキャッチ。その後も西に続けざまにシュートされましたが中林が立ちはだかります。44分には柏木が左サイドからドリブルで突き進み、右サイドで受けた森脇が切れ込んでシュートしますがDFがブロック。ここで倒れた森脇が担架で外に運び出されて、前半を折り返すことになりました。
 後半から森脇、森崎浩に代えて李漢宰と李忠成を投入したペトロヴィッチ監督。磐田の柳下監督も成岡を入れて反撃を試みます。7分には西からのパスを受けたイ・グノが中林も交わしてフリーになりましたが、運良くシュートミスに助けられます。その直後には高萩からのパスで抜け出した李忠成がフリーでシュート。ボールはGKの逆を突いたにも関わらず、残った足に当たって弾き出されます。同点に追いつきたい磐田はワイドなパス回しから何度もチャンスを作り、イが、西が、前田が何度も広島ゴールを脅かします。サンフも時折カウンターから良い形を作り、後半21分には柏木がシュートしたもののGK正面。29分には柏木のクロスに飛び込んだ李忠成はわずかに合わず、31分の柏木のシュートはGKが横っ飛びでキャッチ。32分にも服部のクロスを高萩が佐藤寿に落としましたがバウンドが合わずシュートできません。後半37分に磐田は切り札として中山を投入。左右からクロスが放り込まれ、中山や前田が飛び込みますが広島のDF陣も必死で身体を寄せます。後半は磐田が広島の3倍以上の10本のシュートを打ったものの中林を中心とした守備は崩れず、広島が最後まで守りきって勝利を収めました。
 怪我人続出で苦しい広島は、体力的に不安がある森崎浩とコンビが確立していない李忠成を前半・後半で使い分けて乗り切ろうとしました。そして技術が高く運動量もある柏木と高萩が中盤を自由に動いて、攻めと守りのリズムを作りました。前半で森脇が負傷退場すると言うアクシデントはあったものの、ほぼ意図した通りの試合ができた、と言って良いでしょう。内容的には「磐田のゲーム」で、ペナルティエリア内での槙野のハンドが見逃されたり、磐田が決定的なシュートを外してくれたり、と運が良かった、と言うことはあるでしょう。しかし、リーグ前半のホームゲームとナビスコ杯の磐田戦では逆にゲームを支配した広島が敗れているわけです。また主審のジャッジにしても、これまで何度も不運な目にも遭ってきていたわけで、それを考えれば不運も幸運も同じ確率で巡って来た、と言っても良いと思います。今年のサンフレッチェは怪我人が続出しながらも素晴らしいサッカーを見せて、勝点を拾ってきたと言うこと、勝利への執念を見せ続けて来たことが、このような結果を導いたと言って良いのではないでしょうか?昨日は新潟が敗れたため7位以上の賞金圏内が確定し、浦和の敗戦により暫定ながら4位に浮上しました。まだ2試合残している清水の状況次第ではありますが、次節に勝てば4位をキープできる可能性が高くなりました。J1に昇格したばかりで旋風を巻き起こした広島の戦いは、残り1試合。これから1週間で心と身体を整備して、最後の戦いに向かって良い準備をして欲しいと思います。

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