11/8〜11/14のSANFRECCE Diary


<09.11.14> プレスリリースによると、サンフレッチェのシーズンパスが来シーズンより一新され、広島県内の交通系ICカードPASPYと一体となった「サンフレッチェPASPY」となるそうです。これを使えば広電やバス、アストラムライン等広島県内の公共交通機関にも乗れるので、観戦者にとっては非常に利便性の高いものになります。また、Jリーグが進めている「ワンタッチパス」に対応したもので、これをお持ちの方のみ試合会場での再入場が可能になるとのこと。更に、デポジットが必要になるもののシーズンパスの価格自体は据置となっています。申し込み受付は11/21からとなっていて、来シーズン開幕から使うためには1/17までに申し込まなければならないとのことですので、購入される方はお早めにどうぞ。
 なおJリーグが導入する「ワンタッチパス」は、サポーターの観戦履歴をホーム、アウェイに関わらず全スタジアムのゲートにおいて自動的に記録し、サービス向上に役立てようとするためのシステム。観戦できない試合を選んでメールで友人や知人に譲渡するなど、便利な付加サービスも実現するそうです。今回発売される「ワンタッチパス」はホーム限定のものでアウェイサポーターにはあまり関係ないのですが、いずれはサンフレッチェクラブの会員証自体もICカード化されてアウェイでの観戦が記録されたり、あるいはアウェイチケットをネットで購入してチャージしたり、と言うこともできるようになるのではないでしょうか?
<09.11.13> 中国新聞によると、本谷社長は昨日の練習前に吉田サッカー公園でペトロヴィッチ監督に会い、来シーズンの「続蹴」を要請した、とのことです。先日も書いたように就任4年目となるペトロヴィッチ監督は1年契約。横浜FM等他のクラブからのオファーもあったようで、来季の動向が注目されていました。記事によると昨日初めて来季の契約についての話があったように見えますが、おそらく下交渉は済んでいるはず。「条件などは今季終了後に詰める」とのことですが、大筋については合意ができているのではないでしょうか?J2への降格を経て2年ぶりのJ1となった今シーズンのサンフレッチェ。ペトロヴィッチ監督は離脱者の続出がありながらも何とか戦力を整えて、一時は優勝争いにも顔を出しました。若手を育てながらチームとして戦うと言うコンセプトを更に浸透させるためにも、また常に上位を争えるチームにするためにも、早く契約をはっきりさせて来季に向かってスタートして欲しいと思います。
<09.11.12> 先週末に県リーグから中国リーグへの昇格を賭けた中国地域県決勝大会が行われ、岡山第1代表のファジアーノ岡山ネクストと島根第1代表のVolador松江が勝ちました。この2チームは中国リーグを9位でフィニッシュしたマツダSC、同10位の元気SCと入れ替え戦を戦います。なお、各県2チームずつが参加してトーナメントで戦うこの大会に広島県からは富士ゼロックス広島SCと広島フジタSCが参加しましたが、富士ゼロックス広島SCは岡山の吉備国際工華(岡山2)に1-2で敗れて1回戦で敗退。広島フジタSCは1回戦でインディゴFC山口(山口2)に3-1で勝ったものの、2回戦でファジアーノ岡山ネクストに0-2で敗れました。
<09.11.11> インドネシアで行われているAFC U-19選手権2010予選はここまで2試合を戦い、U-18日本代表は2勝でオーストラリアと並んで首位に立っています。
 まず土曜日に行われたU-18チャイニーズタイペイ代表との対戦は、4-0で勝ちました。メンバーは、GK:荻野、DF:田中、平出、扇原、岩田、MF:菊池、六平、加藤(→高橋70分)、酒井(→重松55分)、FW:永井(→住田76分)、高木。得点は2分、39分、47分に加藤、30分に永井でした。
 続いて月曜日のU-18インドネシア代表戦のメンバーは、GK:中村、DF:田中、高橋、扇原、岩田(→阿部45分)、MF:菊池、六平、加藤(→山崎72分)、古田(→大崎45分)、FW:永井、高木。高木のハットトリック(4分、52分、56分)と永井(10分、71分)、加藤(41分)、高橋(54分)のゴールで7-0での快勝でした。
<09.11.10> 昨日アビスパ福岡と練習試合を行い、1-3で敗れました。メンバーは、GK:下田(→佐藤昭45分)、DF:宗近、横竹、篠原、MF:李漢宰(→越智61分)、丸谷、岡本、楽山(→久保45分)、清水、李忠成(→早瀬61分)、FW:平繁。対する福岡は、GK:吉田、DF:ウェリントン、練習生、山口、釘崎(→練習生63分)、MF:阿部(退場47分→孫47分)、宮原、アレックス、大山(→練習生67分)、中払、FW:黒部(→吉原45分)。得点は前半31分に釘崎、後半11分に吉原、21分に大山(PK)、78分に清水。敗れたものの、気持ちは見れたゲームだったとのことです。
<09.11.9> 昨日、NACK5スタジアムで行われた第31節大宮戦は、終了間際の槙野のゴールで2ヶ月ぶりに勝利し、7位をキープしました。。
 天皇杯を出場停止で欠場した森脇を右WBに起用して、サンフは次の布陣で戦いました。
        中林

    槙野  中島  盛田

      高柳  森崎和(→李忠成78分)
      (→横竹49分)
森脇              服部

     柏木    高萩

        佐藤寿

SUB:下田、岡本、楽山、李漢宰、平繁
 一方の大宮は、GK:江角、DF:マト、波戸、片岡、土岐田(→冨田88分)、MF:内田、藤本、橋本、金沢(退場58分)、FW:石原、ラファエル、というメンバーでした。レギュラーを多く欠いていた影響か、あるいはシーズンの疲れが澱のようにたまっているためか、サンフレッチェは全体的に動きが悪く、前半はパスミスを連発。決定機といえば、DFラインの裏に抜け出した森脇、佐藤寿がネットを揺らしたもののオフサイドを取られた、というシーンだけで、ほとんどシュートも打てません。逆に大宮はサイドからのクロスでゴール前に迫りますが、25分のラファエルのヘッドは枠外に外れ、32分のシュートは中林が抑えます。前半はどちらもミスが目立つぱっとしない流れでスコアレスで折り返しました。
 ペトロヴィッチ監督は後半早々に高柳を横竹に代え、運動量を増やして何とかしようとします。そして流れが唐突に変わったのは後半13分でした。中盤から抜け出そうとした佐藤寿を金沢が後ろから突き倒してイエローカード。これが2枚目だったため退場となり、数的有利になった広島がボールを支配できるようになりました。
 失点を避けるため、前線が引いて守備ブロックを固めた大宮。対する広島は高い位置でボールを回し、長短のパス交換から何度も相手ゴールに迫ります。更に後半33分には李忠成を投入し、高萩を中盤の底に下げて攻勢をかけます。後半42分には右からの森脇のクロスを佐藤寿が落とし、李忠成が詰めたものの惜しくも足が届かない、という決定的な場面を作ります。そしてスローインから始まった直後の攻撃で、柏木からのパスを服部が胸で落とすと、そこに走り込んだ槙野が強烈な左足のシュート。これが見事にゴールネットに突き刺さって待望の先制ゴールをゲットします。そしてその後の大宮の反撃をしっかりと耐えて、アウェイゴール裏は久々の勝利の歓喜に沸きました。
 この試合、内容的には今季でも何本かの指に入るような悪さだったと思います。前半から後半立ち上がりにかけて、パスワークで相手を崩した回数は数えるほど。パスの出し手と受け手のタイミングが合わず、インターセプトされて逆襲を受けるシーンが何度も見られました。ミスが目立つ、という意味では相手も似たようなものだったためさほど大火傷にはならずに済んだものの、サンフレッチェらしさはほとんど見られませんでした。しかし相手ボランチの軽率なプレーで数的有利になって、流れは大きく変わりました。得点を奪ったのは残り3分という時間帯でしたが、そこまでずっと相手を押し込んでいてチャンスを何度も作っていました。途中まではどちらが上位か分からないような試合でしたが、大宮が1人退場しただけで引いてしまったのは「残留争いのプレッシャー」のためでしょうし、広島がそこで吹っ切れて攻めに出れたのは「上位を狙う」という気持ちがあったからでしょう。そういう意味では、終了間際の得点による勝利は「幸運」でもありかつ「必然」でもあった、と言えるのではないでしょうか?
 第31節は清水、FC東京が敗れたものの他の上位陣はすべて勝ち、J1リーグはいよいよ終幕に向かってラストスパートという感じになりました。最終的に何位になるか、は他のチームの動向次第なので時の運もあるでしょう。できることは、残り3試合で全力を尽くすことだけ。メンバーが苦しいのは相変わらずですが、しかしこれまでもそういう状況を乗り越えてきたのです。この勝利で残った希望を結果につなげるために、心と身体を整えて次の試合に臨んで欲しい、と思います。

日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<09.11.8> 中国新聞とホットニュースによると、森脇の右WBでの起用は間違いなさそう。このところ出場停止や退場が続いた森脇ですが、久々にチームを救う活躍をして欲しい、と思います。今日の試合会場はNACK5スタジアムで、午後6時半キックオフ。昨日の販売状況を見ると、ビジター席のチケットはまだ残っている様子なので当日販売もあるものと思われます。またスタジアムでは午後4時から「広島お好み焼き実演&限定販売」を行うほか、全飲食売店で「オタフクソース」特別メニューを提供するとのこと。また東京広島県人会の協力で「広島観光PRブース」も設置されるとのことです。
 テレビ放送はスカパーch182(SD画質)とch192(HD画質)、スカパーe2はch802(SD画質)で生中継が予定されています。今日は現地に行くのでブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報などをどうぞ。
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