2/15〜2/21のSANFRECCE Diary


<09.2.21> 昨日サンフレッチェは川崎フロンターレと45分×3の練習試合を行い、トータルスコア3-2でした。
 1本目は両チームともレギュラー級が出場し、広島のメンバーはGK:佐藤昭、DF:槙野、ストヤノフ、盛田、MF:ミキッチ、李、森崎和、楽山、柏木、桑田、FW:佐藤寿。対する川崎Fは、GK:川島、DF:山岸、伊藤、寺田、村上、MF:中村、谷口、ヴィトール・ジュニオール、FW:レナチーニョ、鄭、ジュニーニョ。携帯サイトによると川崎Fはかなり前からプレスに来ていて、またレナチーニョの突破からピンチになることも多かったようです。そして4分には寺田の縦パスで抜け出した鄭が決定的なシュートを放つも佐藤昭が左足でクリア、と言うシーンも。しかし先制点は広島で、前半8分森崎和がドリブルからスルーパスを出すと、抜け出した楽山のクロスを桑田が押し込みました。続いて17分には柏木からのボールを楽山がクロス。これを佐藤寿がシュートしたもののGK正面。21分には柏木のスルーパスを桑田がシュートしましたがGKに止められます。そして35分、柏木の蹴ったCKのボールを槙野がヘディング。いったんは川島に防がれたもののこぼれを槙野が蹴り込み、2点目を奪いました。しかしその3分後、李のパスミスを奪ったヴィトール・ジュニオールがそのまま持ち込んでシュートを決めて1点差。その後も村上のクロスからレナチーニョのヘッドや中村のFKを鄭が頭で合わせたり、とピンチになりましたが凌ぎ、1本目を2-1で終えました。
 2本目、李を中島に入れ替えただけでほぼ1本目のメンバーだった広島に対して、川崎Fは全員を入れ替えてGK:相澤、DF:村上、井川、菊地、森、MF:養父、横山、木村、FW:田坂、黒津、杉浦。最初のチャンスは広島で、8分に柏木のクロスを桑田がフリーで叩きましたがCKに逃げられます。11分には柏木のスルーパスから佐藤寿。16分には波状攻撃で川崎ゴールを脅かし、18分にもミキッチのクロスからチャンスを作ります。19分には佐藤昭と中島以外のメンバーを入れ替えて、GK:佐藤昭、DF:西河、中島、横竹、MF:橋内、高柳、岡本、内田、丸谷、清水、FW:平繁、となります。そして28分、橋内のドリブルからチャンスを作り、内田のクロスのこぼれを横竹がミドルで叩き込んでリードを広げました。その後30分には川崎、32分には広島が決定的なシーンを作ったもののどちらも決めきれず、2本目は1-0で終了しました。
 3本目の広島のメンバーは、GK:中林、DF:西河、横竹、岡本、MF:橋内、高柳、内田(→遊佐16分)、丸谷(→森脇24分)、清水、FW:平繁、久保。川崎Fのメンバーは不明で、結果は0-1でした。
 試合後のペトロヴィッチ監督は「総じていい試合ができた」と語りながらも「我々はもっと多く走らないといけない」と評価は辛口。「やるべきことはトレーニング、そしてトレーニング...修正点は全てだ」と奮起を求めています。宮崎キャンプは「開幕に向けての仕上げ」だと見られていますが、チームは完成してしまったらそこで終わり。強いチームになるためには常に成長し続けなければなりません。高萩、青山、服部らが欠場した試合できっちりと勝てたことは良かったと言えますが、それに満足せずにもっと上を目指さなければならない、と言うのが監督の言いたいことなのかも知れません。
<09.2.20> プレスリリースによると、2/28(土)に広島駅南口地下広場において「サンフレッチェ広島2009開幕イベント WE FIGHT TOGHTHER」を開催します。時間は午前11時〜午後4時10分で、選手が参加するのは午後2時から。選手トークショーやサイン会、グッズ販売、お楽しみ抽選会、プロモーションビデオ撮影コーナー等が行われます。入場は無料で、サイン会の整理券は先着450名様に配布するとのこと。グッズ販売コーナーではお買い上げ頂いた方に選手がサインする、と言うことも行われるそうです。なお、開幕イベント終了後に行われる「アフターお楽しみイベント」の参加者を事前募集します。応募条件は当日紫のTシャツまたはユニフォームを着用して参加して頂ける方。「サンフレッチェ電車企画」に40名様、「お好み焼き企画」に10名様を募集します。参加を希望する方はメールまたははがきに
件名:「サンフレッチェ電車企画応募」または「お好み焼き企画応募」
参加希望者の方全てのお名前(フリガナ)、性別、年齢
郵便番号・住所
ご連絡可能な電話番号
を書いてご応募下さい。締め切りは2/22(日)で、当選者にははがきで2/25までにご連絡する、とのことです。
<09.2.19> 日本サッカー協会は一昨日U-18代表候補メンバーを発表し、サンフレッチェユースからは大森圭吾、大崎淳矢、森保翔平の3選手が、また広島県立広島工から松井友彰選手が選ばれました。今回選出されたのは次の45人。
【GK】金谷(G大阪ユース)、大森(広島ユース)、川浪(柏U-18)、松井友(広島工高)、
    八木(鹿島ユース)
【DF】坂井(新潟産大附高)、宮城(具志川高)、松井奏(富山一高)、田中(四日市中央工高)、
    岡(横浜FMユース)、岩崎(大津高)、加藤大介(静岡学園高)、木村(前橋育英高)、
    扇原(C大阪U-18)、寺岡(神戸ユース)、上村(佐賀東高)、福村(大阪桐蔭高)、
    福ヶ迫(中京大中京高)、前田(金光大阪高)
【MF】六平(前橋育英高)、佐藤(草津)、竹内(清水)、田口、磯村(名古屋)、
    大崎、森保翔(広島ユース)、菊池(湘南)、加藤大(三菱養和ユース)、
    古田(札幌ユース)、高木(東京Vユース)、茨田(柏U-18)、大目(神戸ユース)、
    風間(清水商高)、谷口(大津高)、椎名(青森山田高)
【FW】佐々木(徳島商高)、住田(大分)、南條(鳴門高)、服部(国士舘高)、
    永井(C大阪U-18)、西澤、皆川(前橋育英高)、石川(日大高)、吉原(福岡U-18)、
    赤崎(佐賀東高)
 この中で森保翔平選手は森保一氏の、風間宏希選手は風間八宏氏の長男で、奇しくも初期のサンフレッチェを支えた2人の息子がそろい踏みすることになりました。このU-18代表候補は、2011年のU-20W杯出場を目指してこのキャンプからチームを立ち上げることになります。
<09.2.18> 先週発売の紫熊倶楽部3月号(Vol. 133)のタイトルは「J1へのリベンジ」。最初の記事は柏木選手のインタビューです。昨年末、「移籍も示唆」とスポーツ新聞に書かれた真相は何だったのか。昨年の反省から今年に賭ける思い、そして自主トレからキャンプにかけての様子。「結果を残す」ことを掲げた今年の目標やJ1での戦いに向けての意欲等を語っています。
 続く記事は、トルコキャンプのレポート。1/31の出発からパルチザン戦を戦った2/10まで、写真と短文でまとめています。
 「スタッフたちの「ガンバロウゼ」」では足立スカウトが登場。チームメイトの不祥事で1年間試合が禁止された大学時代、そしてJFLの京都に加入しながら1年でクビになったことなど、何度も挫折を味わいながらサンフレッチェのスカウトになり、今の広島の屋台骨を支える選手たちを獲得してきた事などを綴っています。
 先月号から始まった下部組織のレポートと、選手一人一人の現状を書いた「SIGMA SHORT REPORT」、「READER'S AREA」を挟んで、後ろのカラーページは盛田選手のインタビュー。3度に渡って怪我でリタイアした昨年、そして5年目を迎えるDFとしてのプレー。昨年までの経験を生かしたベテランらしい味のあるプレーを、今年も見せてくれるのではないでしょうか。
 最終ページの「私たちは、サンフレッチェのサポーターです」で登場しているのは、PRサポートショップ第1号となった宮永米穀店の宮永裕介さん。昨年春の第1回サポーターズ・カンファレンスで「もっとサポーターを使って欲しい」と発言した宮永さんが、サンフレッチェに対する思いを語っています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン・紫熊倶楽部は定価350円。V-POINTと広島県内主要書店、広島ゆめてらす、ジュンク堂池袋店、e-VPOINT等で発売中です。
<09.2.17> 先日4年ぶりにブルガリア代表に選ばれたストヤノフですが、スイスとの親善試合では45分間出場の予定が伸びてフル出場したとのこと。存在感を見せたらしく、本人も「いい試合だった」と語っていた(中国新聞)そうです。と言うことで今後のW杯予選にも招集されてチームを離れることが予想されるので、ブルガリア代表の今後の日程を見てみましょう。
3/28 アイルランド戦(アウェイ)
4/1  キプロス戦(ホーム)
6/6  アイルランド戦(ホーム)
9/9  イタリア戦(アウェイ)
10/10 キプロス戦(アウェイ)
10/14 グルジア戦(ホーム)
 影響がありそうなサンフレッチェの試合はいずれもナビスコ杯で、3/25の浦和戦と6/3の大分戦、6/7の新潟戦。また準決勝に進出すれば9/6の2nd legに出場できないものと思われます。昨年はストヤノフ不在時は森崎和(や森崎浩)をリベロに下げて対応しましたが、今年は中島がいます。彼をリベロに起用してどれだけできるかは、とりあえず浦和戦で見れそうです。
<09.2.16> 今年のトルコキャンプ中の練習試合は、過去2年間よりも多い11試合を戦って3勝2分け6敗。昨年は0勝3分け6敗、一昨年は2勝2分け6敗だったのと比べると、一昨年よりやや上、と言う結果だったと言えます。その中身をみると、メンバーを固定せずに戦った最初の2試合を除くとトップ組は2勝1分け2敗なのに対してサテライトは1勝0分け3敗。サテライトが初めて勝ったのが目立ちます。昨年まではサテライトで戦うと一方的にやられることが多かったのですが、今年は相手が強くても我慢して戦うことができるようになった様子。手も足も出なかったハイデュク戦の前半を除けば、どの試合も接戦に持ち込むことができています。昨年まではチーム全体としての層の薄さが課題だったわけですが、今年の結果は底上げが出てきていることを示している、と言えそうです。底上げ、と言えばトップに絡んできた若手選手についても言えるでしょう。キャンプ序盤は昨年のレギュラーで臨むことが多かったのですが、その後は平繁、清水、丸谷、橋内、横竹、岡本らがトップの試合に出場し、清水はゴールも決めています。中でも槙野の怪我でチャンスをつかんだ横竹は続く2試合に先発出場。携帯サイトなどによると非常に良いプレーを見せていたそうです。槙野、森脇のリタイアは痛いのですが、それに代わる若手の台頭はチームにとって大きなことだ、と言えるでしょう。
 なお今朝の中国新聞によると、「決定力アップ」と言う点で成長が見られたものの「ゴール前での連係やパスミスから点を失う展開も多かった」とのこと。J2では許されるミスもJ1では致命傷になることが予想されるだけに、その部分の改善は何としても行わなければなりません。このへんは宮崎キャンプだけでなく、シーズン始まってからも追求しなければならない問題点ではないでしょうか。
<09.2.15> トルコキャンプを打ち上げたサンフレッチェの選手・スタッフらは昨日、広島に戻りました。約2週間の日程で休みは1日だけ。トップ、サテライトを含めて11試合のトレーニングマッチを行うと言うハードなキャンプだったということで、今日と明日はお休みで17日に吉田サッカー公園でトレーニングを行い、18日から27日まで宮崎シーガイアで2次キャンプを行うことになります。なお、宮崎キャンプでの練習試合の予定は次の通り。
2/20(金) 13:00 川崎フロンターレ(宮崎シーガイアイベントスクエア)
2/22(日) 11:00 浦項スティーラーズ(宮崎シーガイアイベントスクエア)
         14:30 ベガルタ仙台(宮崎シーガイアイベントスクエア)
2/25(水) 12:00 モンテディオ山形(宮崎シーガイアイベントスクエア)

SANFRECCE Diaryトップページに戻る