2/22〜2/28のSANFRECCE Diary


<09.2.28> プレスリリース等によると、宮崎キャンプ9日目の昨日は、午前中は筋トレ、午後からはそれぞれ必要なリカバリートレーニングやメディカルスタッフの治療に時間を使ったそうです。1/31のトルコキャンプからほぼ1ヶ月間続いたキャンプでは練習試合を16試合行いましたが、さすがに疲れも限界と言った様子で怪我人も出てきています。ただ、最初から怪我人続出で練習試合にユースやコーチを起用せざるをえなかった昨年のキャンプに比べると、今年は充実したものだったとのこと。疲れた中でも自分たちのパスサッカーを貫くこととともに、若手の成長もあったのが収穫だと言えます。山形戦ではトップチームは完敗を喫しましたが3本目では若手に光るプレーが見られたそうで、課題のチームの底上げは着実にできているものと思われます。これから開幕までの1週間は、いよいよ戦闘モード。心身の状態を調えて、開幕戦に臨んで欲しいと思います。
<09.2.27> 3/7に行われるJリーグ開幕戦の横浜Fマリノス戦の応援バスツアーの募集が、昨日から始まっています。3/6の夜10時に広島西飛行場、10時半に広島駅新幹線口に集合し、翌日の午後1時からの横浜Fマリノス戦を観戦した後、翌朝7時ごろ広島に戻ってくる、と言うスケジュール。料金はチケット代込みで大人20,000円、小中学生19,000円で、サンフレッチェクラブ会員はそれぞれ2,000円割引となります。募集人数は先着35名で、締め切りは3/3(火)となっています。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島 アウェイ応援バスツアー係」(082-240-3447)までどうぞ。
 なお、広島〜横浜間の高速バスには午後7時50分に広島駅新幹線口を出る「メイプルハーバー」があって、広島、西条、福山からそれぞれ往復で21,060円、19,000円、17,640円となっています。今日の段階では上下線とも空席はあるようですが、ご希望の方はお早めにどうぞ。
<09.2.26> 昨日キャンプ中最後の練習試合を山形と行い、主力組が出場した45分×2は0-3で敗れました。
 1本目、2本目のメンバーは、GK:佐藤昭、DF:槙野、中島、盛田、MF:ミキッチ(→李45分)、青山、森崎和、服部、高柳(→桑田62分)、柏木、FW:佐藤寿。対する山形は、GK:植草、DF:宮本、レオナルド、石井、石川、MF:金、秋葉、佐藤、宮沢、財前、FW:古橋。ピッチに水が浮く悪条件の中での試合となったためか広島はパスが繋がらず、なかなかペースをつかめなかったとのこと。12分にCKのこぼれを秋葉に押し込まれ、17分にはカウンターから古橋に決められて2点差となってしまいました。うまくいかない状況に試合中に選手同士の話しあいももたれたようですが改善せず、前にボールが収まらないまま1本目を終えました。2本目に入ると山形は大きくメンバーを入れ替えてきて、GK:植草、DF:小林、園田、木藤、山田、MF:宮崎、渡辺、太田、北村、FW:長谷川、ジャジャ。ややボールが持てるようになったようですがなかなか決定機を作れないままに時間が経過し、20分にはジャジャのドリブル突破から宮崎に決められてリードを広げられます。そしてその後も長谷川に何度か決定機を許すなどペースが上がらず、広島のチャンスと言えば38分に柏木がゴール前でフリーになって空振りをしたシーンぐらい。結局3点のリードを許したままの完敗で、レギュラー組はピッチを後にしました。
 3本目のメンバーは、GK:中林、DF:森脇、横竹、橋内、MF:李、岡本、丸谷、楽山、桑田、清水、FW:久保。30分に楽山が左サイドから切れ込んでゴールを決めて、一矢報いました。
 携帯サイトによると、山形の小林監督に「広島は疲れていた」と言われるほどコンディションが悪かった、とのこと。これまでのキャンプ中の試合数の多さで言えば、山形よりも疲れていたのは確かなようです。しかしだからと言って言い訳できないのがプロ、と言うもの。他のチームよりも移動距離の長い広島は、相手よりも疲れた状態で戦わなければならないのはいつものこと、と言っても良いわけです。森崎浩の不在や高萩の離脱と言う状況の中で、いかにチームを立て直すのか。開幕に向けて、重い課題を突きつけられる結果だった、と言えるのではないでしょうか。
<09.2.25> 中国新聞と携帯サイトによると、19日の練習中に下腹痛を訴えて離脱し、検査のために広島に戻っていた高萩選手が「グロインペイン症候群」の初期症状だったことが判明した、と言うことです。とりあえず1週間から10日経過観察して今後の治療方針を決定するとのこと。回復の状況次第ではあるものの、開幕には間に合わない可能性が出てきました。またパフォーマンスが上がらないストヤノフが昨日はサブ組で調整していたそうですが、その一方で槙野が元気に復活し、森脇も状態が上がってきた、とのこと。今日の山形戦は怪我人の状況を見ながらの試合になりそうです。
<09.2.24> 日本サッカー協会は昨日高校選抜強化合宿メンバー18人を発表し、高校選手権優勝の広島皆実高からはキャプテンの松岡ら4人が選ばれました。
【GK】浅野(滝川二→明治大)、村井(四日市中央工)、
【DF】村田(広島皆実→大院大)、井林(広島皆実→関学大)、松岡(広島皆実→明大)、
    藤本(大津→流経大)、笛田(前橋育英→明大)、阿渡(鹿島学園→明治大)、
【MF】大迫希(鹿児島城西→熊本)、登里(香川西→川崎F)、佐藤(前橋育英→草津)、
    谷本(広島皆実→阪南大)、米田(前橋育英→法政大)、中美(前橋育英)、
    六平(前橋育英→中央大)
【FW】大迫勇(鹿児島城西→鹿島)、西澤(前橋育英)、忍穂井(鹿島学園→東海大)

<09.2.23> 宮崎キャンプ5日目の昨日は練習試合を2試合行い、レギュラー組が出場した浦項スティーラーズ戦は3-2で逆転勝ちしましたが、控え組はベガルタ仙台に1-3で敗れました。
 浦項戦のメンバーは、GK:佐藤昭、DF:横竹、ストヤノフ(→中島45分)、盛田、MF:服部(→楽山45分)、森崎和、高柳、ミキッチ、桑田(→青山45分)、柏木(→平繁82分)、FW:佐藤寿。立ち上がりは動きが重く、浦項のフィジカルと運動量の多さに押し込まれたそうです。特に浦項の10番、デニウソンにやられるシーンが多かった、とのこと。最初の失点は15分で、左サイドを突破されて強烈なシュートを打たれました。そしてその3分後にはデニウソンの突破を柏木が引っかけてしまいPKで失点。その後徐々に盛り返したもののクサビが収まらない展開が続き、2点のビハインドで前半を折り返しました。後半に入ると高柳のポジションを上げて、青山がボランチに入ります。またリベロに中島を入れましたがこの布陣がはまります。中国新聞によると中島の後半最初のプレーは後ろからのドリブルから展開してゴール前まで詰めるプレーだったそうで、チーム全体が前から行けるようになります。そして後半28分、青山のパスが高柳、柏木と繋がってクロス。ここから得たCKを中島が頭で叩き込んで1点を返します。その2分後には青山の縦パスから佐藤寿がドリブルで突破して入れたクロスをミキッチが決めて同点。更に後半40分には相手のハンドでもらったPKを佐藤寿が決めて逆転に成功し、そのまま試合を終えました。
 携帯サイトによると、「前半は判断も遅く、ボールを持ったときの時間も長かった」とのこと。運動量が少なく、相手のプレスをまともに受けるような形になってしまったようです。しかしハーフタイムに修正し「前から行く」「運動量を上げる」と言うことを意識して戦うようになって、「本来のサンフレッチェ」(ペトロヴィッチ監督)になったようです。浦項は昨年のFAカップウィナーで今年はACLに出場することになっていますが、そのような相手に2点リードされながら逆転勝ちしたことは、収穫だったと言って良いのではないでしょうか。
 続く仙台との練習試合のメンバーは、GK:中林、DF:西河、篠原、橋内、MF:李、岡本、丸谷、内田(→遊佐66分)、清水、平繁、FW:久保。仙台も1.5軍と言う感じのメンバーで、GK:関(→萩原45分)、DF:菅井、木谷(→エリゼウ45分)、渡辺、田村(→朴45分)、MF:曽我部(→鈴木83分)、永井(→千葉45分)、冨田、西山(→飛弾62分)、FW:田中(→ソアレス25分)、中原(→平瀬45分)。先制点は広島で、8分に内田のクロスを清水が決めました。しかし28分に西河からのボールを奪われ菅井のクロスを田中に決められ、後半25分に中林のゴールキックをカットされてそのまま曽我部がミドルでゴール。更に終了間際に丸谷からボールを奪われ平瀬に決められました。こちらは結果は悪かったのですが、やろうとしていたサッカーはある程度できていた様子。ペトロヴィッチ監督も「若い選手たちの戦いは良かった...経験は不足しているが、方向性は間違っていない」と語っています。トルコから続いたキャンプは終盤に近づいており選手も疲れがたまっていて怪我人も増えてきていますが、そんな中でもしっかりと戦えたことは評価できると言えるでしょう。
<09.2.22> プレスリリースによると、サンフレッチェは今シーズンから「ピッチサイド芝かぶりシート」を正式に販売します。メインスタンドから見て左側(ホーム側)手前のコーナーフラッグ付近に設置されるこのシートは、選手の目線とほぼ同じレベルから臨場感のある試合が見れる、と言うもの。昨年(11/22の草津戦)試行した結果が良かったようで、今年はサンフレッチェクラブ会員限定で販売することになりました。対象となる試合は水曜日のナイトゲームの2試合を除くホームゲーム18試合で、料金は大人6,000円、小中高生3,000円。原則として飲食禁止で、スニーカー等での入場となります。また応援フラッグや鳴り物等による応援もできません。その他の制限事項やお申し込み方法などについては、オフィシャルホームページをご覧下さい。
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