4/5〜4/11のSANFRECCE Diary


<09.4.11> 中国新聞などによると、やはり森脇の代役は盛田。延長戦の末に敗れた天皇杯準々決勝の雪辱を期することになります。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、U-9とU-12による「サンフレッチェカップ」が2時から補助競技場と第二球技場で。4種による「フォリアチャレンジ」は5時からビッグアーチで行われます。メイン側おまつり広場では3時から「メッセージ記入コーナー」、4時から「フェイスペイント」を開催します。「選手サイン会」は6時20分からメインスタンド3Fコンコースで行われますが、おまつり広場で4時半から抽選券を配布します。先着プレゼントは「しまねカードガイドブック」を3,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは、森崎和幸選手のプレミアム選手カードです。更に試合会場限定グルメは「かしわうどん」で、限定300食を500円で提供します。
 テレビはNHK-BS1、スカパーのch183とch191(HD)及びスカパーe2のch803で生放送が予定されています。今日はブログで速報をしますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<09.4.10> 明日のJ1リーグ戦第5節は、ホームに柏レイソルを迎えます。
 開幕からの4試合が全て引き分けと言う「珍記録」を作った柏ですが、ナビスコ杯は1勝1分け。今季はまだ公式戦では負けていないことになります。
1A △1-1 川崎F 【柏】菅沼、【川】鄭
2H △1-1 千葉  【柏】李、【千】坂本
3A △3-3 横浜FM 【柏】杉山、フランサ、ポポ、【横】狩野、中澤、渡邊
N1H ○3-1 FC東京 【柏】山根、ポポ、大津、【東】カボレ
N2A △1-1 千葉  【柏】大津、【千】新居
4H △2-2 大宮  【柏】フランサ、古賀、【宮】塚本、内田
 前節の大宮戦は前半30分に小林がレッドカードで退場になり、残り60分間を数的不利の中での戦いとなりました。しかしフランサの個人技で先制点を奪って対等以上に戦い、後半終了間際に勝ち越しを許したものの諦めずに攻め込み、ラストプレーで同点に追いついて日立台を興奮のるつぼにしました。今季の成績を勝ちきれない、と見ることもできますが、むしろ負けない戦いができている、とも言えます。次こそはリーグ戦初勝利を、という気持ちで広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェは前節「アジア王者」G大阪を相手に、圧倒的に試合を支配しながら引き分けに終わりました。リーグ戦はこれで3試合連続勝利なしで、通算200勝を目前に足踏みが続いています。明日のメンバーですが、森脇の代役として盛田が出場することになりそうです。
        佐藤昭

   槙野  ストヤノフ  盛田

      青山 森崎和

ミキッチ            服部

     柏木    高柳

        佐藤寿

SUB:中林、中島、横竹、楽山、李、高萩、平繁
 柏戦、と言うと思い出すのは昨年の天皇杯準々決勝。前半は先手を取られる展開だったものの、佐藤寿の2得点で同点に追いつき後半は圧倒的に試合を支配しました。しかし勝ち越すことはできずに延長に持ち込まれ、結局はフランサの個人技にやられて敗戦を喫しています。今季になって柏は監督が交代したものの選手の顔ぶれにはほとんど変化はなく、やろうとしているサッカーもほぼ同じ。従って明日の試合に勝ちきれるかどうかは、サンフレッチェがこの4ヶ月で成長したかどうかにかかっている、と言えるかも知れません。明日は「広島のサッカー」で、ホームのサポーターに歓喜をもたらして欲しい、と思います。
<09.4.9> G大阪戦の終了間際に担架で運び出された森脇ですが、本人のブログによるとそれほど重症ではなく、痛みがなくなれば練習を再開できるとのこと。次節の出場は難しいかも知れませんが、来週ぐらいには戻って来れるのではないでしょうか。また、昨年からずっとリハビリが続いている下田ですが、いまだに復帰の目処は立っていない様子です。ただ3月末の段階で「今日はシューズを履いてのステップ...また一段階上がったので、グランドでの練習時間が延びて嬉しい」と書いているので、徐々に良くなっているのは間違いなさそうです。一方、オーバートレーニング症候群でお休み中の森崎浩ですが、一時は吉田に顔を出していたとの報道があったもののその後の進展はない模様。こちらはとにかく気長に待つしかありません。
<09.4.8> 日本サッカー協会は昨日、移籍リストの09-18号を発表しました。掲載されている38人のうち、サンフレッチェに在籍した経験があるのは大森征之選手(元名古屋)と結城耕造選手(元千葉)だけとなっています。前回まで掲載されていた戸田和幸選手は先月半ばにKリーグの慶南FCのテストを受けて採用されていて、今はKリーグでプレーしているはず。残った2人にも、プレーする場が見つかると良いのですが。
<09.4.7> 4/18に東北電力スタジアムビッグスワンで予定されている第6節新潟戦。その試合のオフィシャルツアーは無いようですが、サポーターによる関東からのツアーが予定されています。日程は試合当日の6時45分に東京駅に集合し、バスでビッグスワンへ。試合を観戦した後帰途につき、午後10時頃に東京駅に帰ってくると言う予定です。料金はチケット代別で大人・小人同額の6,800円。4,600円の支払いで片道での参加も可能ですが、往復の方優先なので人数によってはお断りすることもあります。お申し込みはメールで件名に「新潟戦バスツアー」と書いて、本文に <------------------- メール本文------------------->
氏名 :
人数 :      人
e-mailアドレス:
携帯メールアドレス(当日連絡用) :
携帯番号 (当日連絡用):
コメント:(必要に応じて)
<------------------- メール本文------------------->
を記入の上sanfreccetour@gmail.comまでお送りください。締め切りは明記されていませんが人数に制限がありますので、お申し込みはお早めにどうぞ。
<09.4.6> 昨日サテライトリーグの第3日が吉田サッカー公園で行われ、広島は0-3で大分に敗れました。広島のメンバーは、GK:中林(→原45分)、DF:岡本、中島(→西河82分)、横竹、MF:橋内、李、丸谷、楽山、清水(→久保68分)、高萩、FW:平繁。大分のメンバーは、GK:下川(→清水)、DF:梅田、藤田(→岩本)、坪内、MF:井上、宮沢、清武(→藤田)、東、小手川、FW:森島(→渡辺)、住田(→池田)。得点は前半に東、森島、後半に清武でした。
<09.4.5> 昨日雨の万博で行われたJ1リーグ第4節G大阪戦は、広島が対等以上に戦ったものの運に恵まれず、引き分けに終わりました。
 欧州から戻ったばかりのストヤノフは元気に先発出場。他は浦和戦と同様で次のメンバーで戦いました。
        佐藤昭

   森脇  ストヤノフ  槙野
  (→横竹89分)(→中島80分)
      青山 森崎和

ミキッチ(→楽山78分)     服部

     柏木    高柳

        佐藤寿

SUB:中林、李、高萩、平繁
 対するG大阪は、GK:藤ヶ谷、橋本、パク、山口、安田理、MF:明神、遠藤、ルーカス、寺田(→佐々木83分)、FW:チョ(→山崎79分)、レアンドロ、と言うメンバーでした。
 DFラインでゲームメイクする広島に対して、G大阪はラインを高くして中盤でパスを繋いで守備の隙を狙う、と言う感じ。お互いに攻撃的なパスサッカーながらやや違うスタイルでぶつかります。立ち上がりはG大阪が攻め込みましたがDFラインがしっかりと対応して押し返すと、ペースを握ったのは広島。5分には高柳から槙野に繋いでミドルを狙ったものの枠外。7分の青山のミドルも枠外に外れ、16分にも佐藤寿、森脇が立て続けにチャンスを作ります。続いて17分には高柳がマーカーを引きずりながらの突破を見せて観客を沸かせます。しかし先制点はG大阪で、前半25分にセンターラインをやや越えたあたりで前を向いたチョ・ジェジンが思い切って足を振り抜くと、これがバーに当たってゴールしてしまいました。しかし35分、低い位置でボールをカットした森崎和がロビングのパスを佐藤寿へ。頭で落としたボールを柏木がワンタッチでスルーパスを出すと、ここにフリーで走り込んでいた高柳が左足でニアサイドを射ぬき、リーグ戦初得点で同点に追いつきました。
 その後も広島は、追撃の手を緩めず追加点を狙いに行きます。そして42分、ストヤノフのスルーパスを佐藤寿がヒールで流してフリーの服部へ。ゴール前を大きく越えるクロスを右サイドでフリーになっていた佐藤寿が頭で合わせます。これに藤ヶ谷が反応したもののボールはゴールラインを越えて、サンフの1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半、西野監督の指示で前から来るようになったG大阪が、先にビッグチャンスを作ります。後半3分、安田のオーバーラップからのクロスをクリアしたところで、ルーカスが足を滑らせて転倒します。これを主審は何と広島のファウルと見なしてPKを指示。ここでスポットに立ったPK職人・遠藤がミスするはずも無く、サンフは不運な形で同点にされてしまいました。
 これで肩を落とすことなく、広島の選手たちは勝ち越しを狙って戦いを挑みます。6分には柏木がペナルティエリア内で倒されたもののホイッスルはなく、こぼれを拾ったミキッチがニアを狙ってシュートしたもののサイドネット。22分の橋本のシュートは佐藤昭が素晴らしい反応で弾き、その直後の右からのCKに槙野が頭で合わせましたが上に外してしまいます。26分の高い位置からのFKを森崎和がニアで逸らせたボールは、GKは抜いたもののゴールライン上でDFにクリアされます。更に29分には高柳からのパスを受けた佐藤寿がペナルティエリア内で倒されたものの、またもやノーホイッスル。40分には服部のクロスを楽山が繋ぎ、柏木がフリーで叩いたもののシュートをミスしてしまいます。ロスタイムには森脇に代わって入った横竹のサイドを狙われ、レアンドロが、安田がシュートしましたが枠を外れます。雨の中の激闘は両者とも譲らず、勝点1ずつを分け合うことになりました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「残念ながら今日は勝てなかったが、我々は勝ちに値するサッカーをしていたと思います」と語っていたように、ほぼ90分を通して内容的に広島が上回っていたゲームだった、と思います。逆にG大阪の西野監督が、「うまくいかなかいというか、それ以上に広島のボールの動かし方とかテンポが、今までの中では速かった」と語っていたのもまた本音でしょう。実際ゴールシーンを見ても、広島が取った2点はいずれも2人、3人と連動して奪った美しいものだったのに対して、G大阪の2点はめったに入らないようなスーパーシュートと疑惑のPK。内容と結果が1対1対応するものならば、広島が圧勝していてもおかしくない試合だった、と言って良いと思います。昨年J2を席巻したサンフレッチェのサッカーですが、これが攻撃的パスサッカーの「元祖」だったG大阪にも通用したことは非常に大きいことだと言えます。久々のJ1と言うことでいろいろと不安のある今季のシーズンインだったわけですが、その不安は払拭できたと言えるのではないでしょうか。
 ただその一方で、勝点が1しか取れなかったのもまた確かです。昨年はチョ・ジェジンのようなシュートを決められることはありませんでしたが、J1のチームにはどこにもあのような強い「個の力」を持つ選手はいます。そのような選手に中盤でフリーで前を向かれたらああなる、と言うことには今後も気をつけなければなりません。また審判のジャッジにやられたのは確かですが、しかし本当に強いチームは少々のミスジャッジがあっても勝ちきる力があるもの。この試合でも後半に迎えたいくつかの決定機を1つでも決めていれば勝ち越せていたはずで、そこが課題として残ったと言えるでしょう。連敗を止めたのは良いのですが、しかし4試合で勝点4と言うのは「降格争いペース」でしかないわけですから、この試合の手応えを次の試合では「結果」として出して欲しいと思います。

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