5/24〜5/30のSANFRECCE Diary


<09.5.30> 中国新聞によると、槙野の代わりに左ストッパーに入りそうなのは盛田。その他のメンバーはほぼ現状のベストで戦う可能性が高そうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、「フォリアチャレンジ」が12時から行われます。メインスタンド前のおまつり広場では「けんぽブース」と「フェイスペイント」を開催。場内のにぎわいイベント広場では「ナビスコキッズイレブン クラブとともにファイナルを目指そう」を11時半から。B6スタンド下では「メッセージ記入コーナー」を行います。また場内大型映像では1時から「服部選手J1通算300試合出場記念VTR」を流します。サンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは柏木選手の「プレミアム選手カード」を先着3,000名様に。試合会場限定グルメは、埼玉の郷土料理「たらし焼き」を200円で300食提供します。また新グッズとして「鉄人17番Tシャツ」を発売。今日の試合会場のみ会員価格2,500円で販売しますのでぜひどうぞ。
 今日はテレビ放送の予定はありませんので、スタジアムに行けない方は携帯サイトの速報などをどうぞ。
<09.5.29> 明日はナビスコ杯の第4節。サンフレッチェはホームに大宮アルディージャを迎えます。  リーグ戦はこのところ不調で順位を15位に落ちていますが、ナビスコ杯は2勝1分けでグループ首位に立っています。
1H △0-0 清水
2A ○3-2 広島  【宮】マト2、市川、【広】高萩、森脇
3H △1-1 神戸  【宮】石原、【神】吉田
N1H ○2-1 新潟  【宮】マト、石原、【新】ジウトン
N2A △0-0 大分
4A △2-2 柏   【宮】塚本、内田、【柏】フランサ、古賀
5H ○3-2 G大阪 【宮】マト、石原、デニス・マルケス、【G】チョ、レアンドロ
6A ●1-3 川崎F 【宮】石原、【川】鄭、谷口、ジュニーニョ
7H ●0-1 新潟  【新】マルシオ・リシャルデス
8H ●0-3 山形  【山】長谷川2、古橋
9A ●2-3 FC東京 【宮】内田、マト、【東】石川3
10H ○3-0 大分  【宮】藤田、藤本、石原
11A ●1-3 磐田  【宮】藤本、【磐】イ・グノ2、西
12A △1-1 名古屋 【宮】藤田、【名】ダヴィ
N3H ○1-0 磐田  【宮】マト
13H △1-1 浦和  【宮】パク、【浦】細貝
 序盤は好調に勝点を積み重ねて上位をキープしていましたが、その後失速して第6節から4連敗。最下位大分に勝って一息ついたのも束の間、その後も勝ちに恵まれていません。前節浦和戦も運良く先制したものの後半攻め込まれ、何とか守りきって勝点1を確保するのがやっと、と言う感じでした。ただナビスコ杯はこれまで好調。主力に疲れが見えるものの代表招集による戦力低下はないので、明日はいつも通りのサッカーで勝点を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェは、ストヤノフは出場できるものの槙野が不在。また主力の疲労も気になるので、ある程度メンバーを入れ替えて戦うのではないか、と思われます。と言うことで先発予想は難しいのですが、おそらく横浜FM戦のメンバーが基本にするのではないでしょうか。と言うことで、希望を込めた私の予想は次の通り。
        中林

   森脇  ストヤノフ  盛田

      李   中島

ミキッチ             楽山

     柏木    清水

        佐藤寿

SUB:原、横竹、岡本、青山、服部、高萩、平繁
 前回の対戦では前半3分に先制点を奪い、その後もPKをゲットするなど相手を内容的に圧倒したものの、ミスから点を奪われ逆転で敗れています。ナビスコ杯は7チーム中上位2チームに入らなければならない、と言う厳しい条件の戦い。明日は何としても勝点3を取って、勝ち抜きに向かって前進して欲しいと思います。
<09.5.29> プレスリリースによると、ストヤノフ選手が6/6にソフィアで行われるW杯予選・アイルランド代表戦を戦うブルガリア代表に選出されました。明日のナビスコ杯大宮戦終了後に帰国し、再来日は6/8の予定。ブルガリア代表はW杯予選はグループ3位で、2位のアイルランドとは勝点5の差があります。ただ、消化試合数が1試合少ないため次の試合に勝てば自力で逆転が可能。母国のW杯出場のために、頑張ってきて欲しいと思います。
<09.5.29> プレスリリースによると、4/18の新潟戦で右膝を負傷した佐藤昭大選手が一昨日再検査を行い、全治3〜4ヶ月と診断されました。手術の必要は無いそうで、このまま加療とリハビリを行うとのこと。全治期間は怪我をした日からの期間だとのことなので、8月ごろには練習に復帰できるのではないでしょうか。
<09.5.28> 昨日日本代表はキリンカップのチリ戦を戦い、4-0で快勝しました。日本代表のメンバーは、GK:楢崎、DF:中澤、駒野、今野、MF:遠藤(→橋本61分)、中村憲(→香川83分)、阿部、長谷部(→山口78分)、本田、FW:玉田(→山田39分)、岡崎(→矢野71分)で、阿部はDFラインに入って4-2-3-1のような布陣だったと思います。試合は序盤からスリリングな展開で、お互いに持ち味を出していたと思います。そんな中、先制点は前半20分。本田のミドルシュートのこぼれを岡崎が押し込みました。またその4分後には中澤からのパスを岡崎が素晴らしいゴールを決めて追加点。後半7分にはセットプレーから阿部が決め、終了間際にも本田がボレーシュートを決めてダメを押しました。チリはおそらくベストメンバーではなかったのではないかと思いますが、そう言う意味では日本も同じ。中村俊、闘莉王らを欠き、本来MFの阿部と今野をDFラインに起用するなどテスト的な意味合いも強いゲームだったと思います。また久々に合流してすぐの試合と言うことで、コンビネーションを思い出さなければならない難しさもあったはずです。しかしそんな中、ピッチに立った選手たちは攻守にアグレッシブなプレーを見せました。マイボールになった瞬間に連動して動き出す。あるいは相手ボールになっても間髪を入れずにプレスをかける。どの選手もさぼらずに動き続けることができたからこそ、このような結果となったのではないでしょうか。岡田監督がオシム前監督から引き継いで1年半。その間にはチーム作りが停滞した時期もありましたが、ようやく本当の「チーム」になってきたと言えるかも知れません。
 ところで初めて代表に選ばれた槙野はベンチ入りは果たしたものの、出場機会の無いままに終わりました。レギュラーが欠けていたこと、新人を起用しやすい展開になったこと、実際に山田直輝がデビューを果たしたことなどを考えると、出場できなかったのは残念でした。中国新聞によると、試合後に内田らと居残り練習をしていたとのこと。今後の練習でアピールして、自分の力でチャンスを引き寄せて欲しいと思います。
<09.5.27> 遅くなりましたが、紫熊倶楽部6月号(Vol. 136)を紹介します。
 今回の表紙は森脇、中林両選手で、インタビュー記事もこの2人となっています。前のカラーページに登場しているのは森脇選手で、記事のタイトルは「ミス」。ヴィトール・ジュニオールにバックパスを奪われ失点してしまった川崎F戦のシーンを振り返り、ミスを彼自身がどのように受け止めたか、と言う点について書いています。そして膝の痛みに苦しんだシーズンスタートから、実質初めての挑戦となるJ1での戦い。サンパイオの言葉とともに、森脇の「現在」を描いています。一方の中林選手の記事もまた、最初はミスのシーンから。突然出番が巡ってきた新潟戦からホームの川崎F戦。2試合連続でミスから失点しましたが、しかしその後は3試合連続で無失点で切り抜けるなど大きな成長を見せています。鳥栖でスタートさせたプロとしてのキャリアがどのような経緯を経て今に至っているのか。中林のこれまでの成長が分かる記事となっています。
 「マッチレポート」は柏戦、新潟戦、川崎F戦、名古屋戦、清水戦、FC東京戦、千葉戦。「vsライバル物語」は横浜FM、大分、大宮、新潟との過去のエピソードを書いています。「スタッフたちの『ガンバロウゼ』」は、安芸高田市から初めてサンフレッチェに出向した中村慎吾さん。ユースレポートは、プリンスリーグについて。ジュニアユースレポートは、全国の舞台を目指して奮闘中の沢田監督がインタビューに答えています。またジュニアも「全日本少年サッカー大会」も目標にしたチーム作りについて塩崎監督が語っています。更に「スクールレポート」では山出育成部長がサンフレッチェ広島における育成の方向性について語っています。そして最終ページの「私たちは、サンフレッチェのサポーターです」では広島市の川上さん親子を紹介しています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINT、e-VPOINTの他に、広島県内の大手書店と新宿の広島ゆめてらす、池袋のジュンク堂で発売中です。
<09.5.26> 週末に行われたプリンスリーグファーストラウンド第7節で、サンフレッチェユースは境に5-0で勝って6勝1分けでファーストラウンドを終えました。
【第7節】5/23
広島ユース 5-0 境
広島観音  3-0 高川学園
瀬戸内   3-0 西京
作陽    0-0 広島皆実

       勝点 勝 分 負 得失点差
1広島ユース  19  6   1   0    +17
2広島観音   17  5   2   0    +16
3高川学園   12  4   0   3     +2
4瀬戸内    10  3   1   3     -2
5作陽      8  2   2   3     -2
6境       6  1   3   3     -6
7広島皆実    5  1   2   4     -1
8西京      1  0   2   6    -24
 サンフレッチェユースのメンバーは、GK:田村、DF:玉田、宗近、宮本(→井波)、MF:元田(→山崎)、中山、甲元(→森保圭)、浅田(→水頭)、大崎、茶島、FW:砂川(→石坂)。前半10分ごろに中山の縦パスで抜け出した宮本が決めて先制点を奪い、その後チャンスを決めきれない時間が続きましたが、後半16分にこぼれ球を茶島が押し込んで追加点。その後、砂川、宗近、宗近と決めての快勝でした。
 なお、この結果サンフレッチェユース、広島観音の他に高川学園と瀬戸内がセカンドラウンド上位リーグ進出を決め、昨年優勝の広島皆実と強豪・作陽は下位リーグに回ることになりました。
<09.5.26> 見逃していたのですが、日本サッカー協会は先週「U-20ジャパンズエイト」のメンバーを発表し、広島からは篠原、内田が参加することになりました。この大会は、ロンドン五輪を目指すU-20代表のラージグループ形成と強化が目的で、8人制は個々の選手がボールに触れる機会が多くなると言うメリットがあるそうです。各クラブから推薦された選手を10人ずつ6チーム分選んでいて、これとU-18日本代表候補を2つに分けた8チームが2つのグループに分かれて20分ハーフでリーグ戦を行い、優勝を争います。大会は一昨日から始まっていて、ゲキサカによるとユースの大森が属するU-18代表候補bはU-20選抜B3に7-3で勝ったとのこと。最終日の今日も、激しい戦いが繰り広げられているのではないでしょうか。
<09.5.25> 昨日サテライトが徳島ヴォルティス・セカンドと練習試合を行い、1-1で引き分けました。広島のメンバーは、GK:田村、DF:西河、横竹(→大崎60分)、篠原、MF:橋内、丸谷、岡本、内田(→浅田45分)、清水、平繁(→77分)、FW:久保(退場58分→茶島60分)。失点はGKが飛び出してクリアしたボールを拾われそのままシュートを決められた、とのこと。逆に得点は後半23分にCKから平繁が決めました。因みに久保は後半13分にラフプレー?で退場になったもののトレーニングマッチだったため茶島が代わりにピッチに入り、平繁がベンチに下った後は誰も補充せず10人で戦った、とのことです。
<09.5.24> 昨日の第13節大分戦は前半終了間際の佐藤寿のゴールを守りきって、暫定順位を5位に上げました。
 ナビスコ杯の遠征メンバーはそのまま大分に移動し、また高萩も広島から合流して山形戦とほぼ同じメンバーで戦いました。
        中林

   森脇  ストヤノフ  槙野
   (→盛田80分)
      青山  中島(→横竹73分)

ミキッチ            服部

     柏木    高萩

        佐藤寿(→平繁65分)

SUB:原、李、楽山、清水
 対する大分は登録上は3-5-2ながら実質は4-5-1で、GK:西川、DF:坪内、森重、上本、MF:梅田、宮沢、藤田、家長、清武、FW:金崎、高橋、と言うメンバーでした。大分は最初の数分だけは前から取りに来たものの、広島がパスを回し始めると引いて守りを固め、カウンター狙いに徹します。3分には左サイドで服部がフリーになったもののDFがブロック。14分には波状攻撃を仕掛けて最後は森脇が左足で狙いましたが、GK正面を突いてキャッチされます。その直後には大分のカウンターから金崎がペナルティエリア内でフリーになりましたが、DFが寄せてシュートを打たせません。広島はパス交換から、あるいはサイドの崩しから何度も攻撃を仕掛けますが、大分の守備ブロックはなかなか崩れません。逆に大分は何度かカウンターからチャンスを作りますが、パスミスやシュートミスから事無きを得ます。33分にはストヤノフのロングパスをミキッチがDFラインの裏で受けてマイナスのパス。ここに走り込んでいた高萩がダイレクトで打ちますが大きく上に外し、40分にもミキッチの戻しを森脇が打ちましたが枠外に飛びます。ところがこのままスコアレスで前半終了か、と思われたロスタイム。中盤でボールを奪った青山がそのままドリブルで突進して潰される直前に右のスペースに出します。ここに走り込んでいた中島がGKとDFラインの間を横切る速いクロスを入れると、ファーサイドに飛び込んだ佐藤寿が思い切って足を伸ばしてゴールネット丈夫に突き刺さる先制点。サンフレッチェは何とか1点リードで前半を折り返すことができました。
 後半も立ち上がりから広島ペースで、多彩な攻撃でチャンスを作ります。1分にはCKに槙野が合わせたもののヒットせず、2分にはミキッチのクロスに飛び込んだ青山がヒールで狙いましたが枠を外れます。17分には佐藤寿が足を滑らせながらもゴールライン際から折り返し、走り込んだ高萩が合わせましたが枠外。23分にも高萩がペナルティエリア内からシュートしましたが西川にストップされ、こぼれをつないで柏木がシュートしましたがこれも枠を捉えることが出来ません。更に29分には青山のスルーパスで抜け出した平繁がGKと1対1になりましたが、思い切って打ったシュートは西川に弾かれます。逆に何とか連敗を止めたい大分も、終盤はリスクを賭けて攻めてきます。26分には清武にシュートを許し、39分には右からのクロスを藤田が頭で狙いましたが中林が素晴らしい反応で弾きバーに救われます。40分には鈴木がミドルを狙い、44分にもFKのボールに先に触られますがゴール枠を外れて助かります。ロスタイムにも左サイドから危ないクロスを入れられたもののストヤノフが身体を張ってストップ。広島は最少得点を守りきって、今季初めての連勝となりました。
 大分は何とか連敗を脱出したいと言うモティベーションで、なりふり構わず戦っていた、と思います。森重や上本は痛い足を引きずりながらも身体を張り続け、西川はスーパーセーブ連発で広島攻撃陣の前に立ちはだかりました。広島がボールを回し始めると全員が自陣に戻り、極端な場合には8人がペナルティエリア付近に固まって守っていました。また高橋、金崎、清武の運動量と家長のキープにも手を焼かされました。その上、九州石油ドームのピッチは荒れている上に柔らかく、パスが乱れるだけでなく足を取られるシーンも多かったように思います。そんな中、サンフレッチェの選手は良く我慢していた、と思います。相手が引きこもってもむやみに前に上がってしまうのではなく、常にバランスに気を配りながら攻め込んでいました。逆に相手ボールになった時には切り替えを早くして、自陣で相手をフリーにしないよう対応していました。これまで大宮戦や千葉戦などでは先制した後も攻めにかかりすぎて逆襲を食らい、無駄な失点で敗戦を喫していましたが、そこで払った「高い授業料」に見合う結果がこの大分戦だったと言えるのではないでしょうか。数々あった決定的なチャンスを生かせず1点しか取れなかったのは残念ですが、しかし1点しか取れなければ0点に抑えれば良い、と言うのがいわば「勝利の方程式」。選手が、あるいはチームとして成長している手応えを感じることの出来る勝利だった、と言えるでしょう。
 今季はここまで13試合を終えて、サンフレッチェの成績は5勝5分け3敗の勝点20となっています。J2から昇格した年だと言うことや怪我人続出の状況を考えれば、まあまあ良くやっていると言って良いでしょう。ただ、思い返してみれば2年前も第13節終了時点の勝点は21。攻撃的なサッカーが浸透しつつある手応えもつかんで、上位進出も狙えるのではないか、と言う雰囲気でした。ところが現実には残り21試合で勝点をわずかに11しか取れず、降格の憂き目にあったのです。そう言う意味では、シーズンはまだ始まったばかりです。これからどんなことでも起こりうる、と考えておかなければなりません。どんなメンバーであってもクレバーに守ること。そしてどん欲に次の1点を狙うこと。これからもチームとして、あるいは選手個々が更に成長しなければならないと言うことを、肝に銘じなければなりません。

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