6/7〜6/13のSANFRECCE Diary


<09.6.13> ホットニュースによると、ペトロヴィッチ監督は「いい形で勝てば、優勝候補に挙げられるようになるかもしれない。今まで、我々は追う立場だったが、これからは追われる立場に変わることができる」と「自分自身にも選手たちにもプレッシャーをかけた」のだそうです。消化試合でノープレッシャーの相手に対して、どれだけしっかりとした戦いが出来るのか。サンフレッチェがチームとして成長できるかどうかの分岐点となる、重要な試合になりそうです。
 今日の試合会場は鹿児島市の鴨池陸上競技場で、午後2時キックオフ。テレビ放送の予定はないので、スタジアムに行けない方は携帯サイトの速報等でチェックして下さい。
<09.6.12> 明日はナビスコ杯予選リーグの最終節。サンフレッチェは鹿児島・鴨池でジュビロ磐田と戦います。
 磐田のここまでの予選リーグの成績は3分け2敗。既に決勝トーナメント進出の可能性はなくなっています。これまでの戦績は次の通り。
N1 △0-0 横浜FM
N2 △0-0 新潟
N3 ●0-1 大宮  【宮】マト
N5 ●0-1 浦和  【浦】高原
N6 △2-2 大分  【磐】OG、前田、【分】清武、家長
 磐田の救世主となっているイ・グノですが、ナビスコ杯は代表招集の影響で出場わずか1試合。このためか、ナビスコ杯は一度も勝てていません。前節は那須をボランチで起用すると言うテスト的な布陣で戦ったものの、あまり機能せず大分に攻め込まれるシーンも多かった、とのこと。終了間際の1点で何とか引き分けに持ち込んだものの、成果は今一つ、と言う感じだったようです。ただ、情報によるとジウシーニョ、松浦ら主力が怪我から戻ってきているとのこと。明日は彼らの試運転も兼ねて、これまでとは違ったメンバーで来る可能性もありそうです。
 対するサンフレッチェは現在2位。首位の横浜FMとの勝ち点差は1ですが、横浜FMは明日は試合がないため引き分け以上で勝ち抜きが決まります。メンバーですが、明日はストヤノフが戻って来るはずなので、私の予想メンバーは次の通り。
        中林

   森脇  ストヤノフ   盛田

      青山  高柳

ミキッチ            服部

     柏木    高萩

        佐藤寿

SUB:原、中島、横竹、李、楽山、大崎、平繁
 このところ主力が出た試合は7-0、5-1と大勝が続いているサンフレッチェ。明日は引き分けでもOKの試合ですが、引き分け狙いのサッカーはサンフレッチェには合いません。明日はチャレンジャーの気持ちを忘れないよう、これまでの勢いで勝ちに行って欲しいと思います。
<09.6.11> 先週末にソフィアで行われたW杯欧州地区予選のブルガリア対アイルランドは、1-1の引き分けに終わりました。この結果ブルガリアは6試合を終えて勝ち点は8で、2位のアイルランドとの勝ち点差は5のまま。消化試合数はブルガリアの方が1つ少ないため予選突破が無理になった、とは言えませんが、モンテネグロ、イタリアとの連戦となる9月ラウンドは非常に重要な意味を持つことになりそうです。
 なおストヤノフは、この試合に先発フル出場していて、8日に再来日して昨日からチームに合流したとのこと。(中国新聞による。)次はナビスコ杯の予選突破のために、頑張って欲しいと思います。
<09.6.10> 6/15から滋賀で行われるU-18代表キャンプのメンバーが発表され、広島からは田村、大崎が選ばれました。今回招集されたのは次の21人。
【GK】金谷(G大阪ユース)、荻野(峰山高)、田村(広島ユース)
【DF】福村(大阪桐蔭高)、酒井(新潟)、磯村(名古屋)、高橋(東京Vユース)、
    篠原(東福岡高)、扇原(C大阪U-18)
【MF】佐藤(草津)、田口(名古屋)、大崎(広島ユース)、風間(清水商高)、
    深澤(静岡学園高)、深町(東福岡高)、小川(磐田ユース)、
    平塚(山梨学院大付高)
【FW】南條(阪南大)、森岡(久御山高)、永井(C大阪U-18)、木村(神戸ユース)
 5月のメンバーで残っているのは金谷、酒井、扇原、田口、永井、風間の6人だけ。他の15人は多くが初招集と言うフレッシュなメンバーとなっています。この代表は再来年のU-20W杯を目指すチームなので、いろいろな選手を試しながら徐々にチームを作って行く、と言うことなのではないでしょうか。
<09.6.9> 昨日福山でサテライトのリーグ戦が行われ、サンフレッチェがセレッソに4-3で勝ちました。広島のメンバーは、GK:原、DF:橋内、横竹、西河、MF:李(→茶島75分)、丸谷、岡本、楽山(→内田60分)、清水、大崎(→篠原45分)、FW:平繁(→久保68分)、SUB:田村。対するC大阪は、GK:多田、DF:山下、杉本、扇原、MF:平島、細見、宮田、尾亦、FW:苔口、永井、白谷。前半9分に平繁のゴールで先制したものの、後半はパスミスから攻め込まれ12分に永井、17分に苔口に決められ逆転されました。しかし久保の投入ぐらいから流れが変わったそうで、37分に永井のゴールでリードを広げられたものの、その2分後に清水がFKを決めて追いすがります。そしてロスタイムにはOGと岡本のゴールで大逆転。今年のサテライトリーグでの初勝利を挙げました。
<09.6.8> 昨日ホームで行われたナビスコ杯第6節は、開始早々に先制を許したもののその後5点を取って勝ち、A組2位に浮上しました。
 大分戦のメンバーから8人を入れ替え、次の布陣で戦いました。
        中林

   森脇   中島   盛田

      青山  高柳(→横竹57分)

ミキッチ            服部

     柏木    高萩
     (→平繁79分)
        佐藤寿(→大崎79分)

SUB:原、橋内、李、楽山
 対する新潟は前節から6人を入れ替えて、GK:東口、DF:内田(→松尾61分)、永田(→酒井79分)、大野、中野、MF:千葉、本間、松下、木暮、FW:大島(→三門66分)、チョ、と言うメンバーでした。前半は新潟の左からの攻撃に苦労していたようで、4分にミキッチを振り切って切れ込んできた松下がミドルシュート。ボールは横っ飛びで抑えようとした中林の脇をすり抜け、先制点を許してしまいました。
 しかしサンフレッチェはすぐさま逆襲します。7分には服部のクロスを中央で落とし、飛び込んだ高柳が押し込んで同点。13分には柏木のCKを中島が頭で決めて勝ち越し、更に前半44分には服部が素晴らしい守備でボールを奪い、高萩のスルーパスを柏木が左足で決めて前半を折り返しました。
 後半はサンフレッチェがペースを握り、自在なパス交換から何度もチャンスを作ります。これに対して新潟は、選手交代で何とか流れを変えようとします。しかし後半27分、柏木がドリブルで攻め上がって左サイドのスペースにパス。これを佐藤寿がニアサイドを抜いてリードを広げます。そして後半41分、中盤でボールを奪うと高萩が4人に囲まれながらも素晴らしいキープ。そして高萩から繰り出されたループ状のパスで抜け出した大崎が冷静に叩き込んで、ダメを押しました。
 相手は予選リーグ敗退が決まっていて消化試合、しかもレギュラーの半分が抜けてプロ初スタメンの選手が2人、と言う状況。客観的に見れば「勝って当然」の試合ですが、しかしそう言う試合は意外に難しいものです。実際、先制点を許したシーンは「まさか打ってこないだろう」「まさか決まらないだろう」と言う感じだったのではないかと思います。仮にそのまま時間が進めば焦りが出たり、あるいは相手の守りのリズムが出てきてそのまま逃げ切られる、と言う事もあったかも知れません。しかし失点後にすぐに追いつき、逆転し、突き放すと言う戦いができたのは、チームとしての成長を表していると言えるでしょう。予選リーグ突破に大きく近づき、横竹、大崎らの成長も確認できたと言うことで、非常に収穫の多い一戦だった、と言えそうです。

日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<09.6.7> 中国新聞等によると今週はコンディションに応じて休みを挟みながら調整していて、昨日は約1週間ぶりにほぼ全員がビッグアーチに顔を揃えたそうです。今日は主力組が休養十分で新潟戦に臨むことが出来そうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後1時キックオフ。今日は「とうかさん」に因んで例年恒例の「サンフレッチェ浴衣祭り」を開催します。メイン側おまつり広場では、浴衣または甚平を来てご来場の方先着1,000名様にオリジナルうちわ(森脇、柏木、槙野の写真入り)をプレゼント。また浴衣を着用の方先着100名様に、紫のネイルアートを実施します。更に「浴衣美人・甚平美男を探せ」と題して、大型映像装置に浴衣・甚平姿を映し出して抽選で3名様に選手サイン入りユニフォームをプレゼントします。試合前イベントとしては、U-10とU-12による「サンフレッチェカップ」が9時から。「フォリアチャレンジ」は11時から行います。おまつり広場では10時から「フェイスペイント」も行います。場内のにぎわいイベント広場では「ナビスコキッズイレブン クラブとともにファイナルを目指そう」を、B6スタンド下では「メッセージ記入コーナー」が開催します。先着プレゼントはヤマザキナビスコからで、1,080名様に「100キロカロリーパックシリーズ」を。会員限定プレゼントは、森脇選手のプレミアム選手カードです。今日の試合会場限定グルメは、笹だんごを200円で限定300食提供します。
 テレビ放送ですが、残念ながら今回もなし。スタジアムに行けない方は、携帯サイトの速報などをご覧下さい。
<09.6.7> 昨日、アウェイで行われたW杯予選ウズベキスタン戦は日本が1-0で勝ち、世界最速でのW杯本大会出場を決めました。
 日本代表のメンバーは、GK:楢崎、DF:駒野、中澤、闘莉王、長友、MF:中村俊(→阿部91分)、遠藤、中村憲(→本田66分)、長谷部(退場89分)、FW:大久保(→矢野69分)、岡崎。日本は立ち上がりから押し込まれ気味でしたが、前半9分に中村憲のロビングのパスをDFラインの裏で受けた岡崎がシュート。GKが弾いたボールをダイビングヘッドで押し込んで先制点を奪いました。また13分には遠藤のシュートのこぼれを大久保が押し込みましたが、オフサイドを取られます。しかし時間の経過とともに防戦一方となり、ウズベキスタンにボールを繋がれ押し込まれます。後半44分には相手にひじ打ちをしたと言うことで長谷部に一発レッド。その後もピンチの連続でしたがウズベキスタンのシュートの精度の悪さにも助けられ、1点差で逃げ切りました。
 この試合で痛感したのは、W杯予選本番、しかもアウェイの厳しさ、と言うことでしょう。相手のモティベーションの高さはやはり親善試合の比ではなく、なかなか日本代表らしいサッカーはさせてもらえませんでした。また審判のジャッジの怪しさもそれに輪をかけた感じ。長谷部のレッドカードのシーンはとてもひじ打ちには見えませんでしたし、その直後に岡田監督が退席になったのも良く分からない(岡田監督は「選手に指示を出していたらいきなり退場になった」と語っている)ものでした。しかしそんな中、日本代表の選手たちはしっかりとした戦いが出来ていた、と思います。繋ぐべきところは繋ぎ、蹴るところは蹴る。相手にボールを奪われたら素早く切り替えて、しっかりとゴール前を固めてボールホルダーにプレッシャーをかける。かつて見せていた「ナイーブさ」はなく、大人のサッカーで勝ちきりました。これでW杯出場は4大会連続となりますが、その歴史と経験にふさわしい戦いぶりだったと言って良いのではないでしょうか。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る