7/5〜7/11のSANFRECCE Diary


<09.7.11> 中国新聞によると、ミキッチは下腹部の痛みで欠場が濃厚だ、とのこと。代役として出場する可能性があるのは楽山、橋内、李だそうですが、誰が起用されたとしても思い切ったプレーを見せて欲しい、と思います。
 今日の試合会場は埼玉スタジアム2002で、午後7時キックオフ。当日券も2,000枚出るそうで、ローソンなどのコンビニでも同じ価格で買えるとのことです。テレビ放送はNHK-BS1とテレビ埼玉、スカパーch182(SD画質)、ch192(HD画質)、スカパーe2のch802で生中継が予定されています。今日は現地で見ますのでブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報かインターネットラジオ等をどうぞ。
<09.7.10> 明日はリーグ戦の折り返し地点、第17節を浦和レッズと戦います。
 今年からフィンケ監督が就任した浦和は「人もボールも動くサッカー」に取り組んでいます。そして若手選手を抜擢しながらチーム作りを進め、順位を徐々に上げてきて現在4位。またナビスコ杯もグループトップでトーナメント進出を決めています。5月以降の戦績は次の通り。
9H ○1-0 新潟  【浦】闘莉王
10A ○3-2 柏   【浦】エジミウソン、OG、エスクデロ、【柏】北嶋、石川
11H ●2-3 川崎F 【浦】エジミウソン、闘莉王、【川】ジュニーニョ、レナチーニョ、鄭
12H △0-0 G大阪
13A △1-1 大宮  【浦】細貝、【宮】パク
N4H ○2-0 新潟  【浦】西澤、エスクデロ
N5H ○1-0 磐田  【浦】高原
N7H ○6-2 大宮  【浦】山田直、エジミウソン2、高原、原口、山田暢、【宮】土岐田、藤田
14A ●0-2 横浜FM 【横】渡邉、山瀬
15H ○2-0 神戸  【浦】エジミウソン、高原
16A ○3-2 山形  【浦】エジミウソン、高原2、【山】古橋、宮崎
 暑くなってからは運動量が上がらず思うようなサッカーができない、と言うこともありましたが、しかしそこを個人の能力でカバーできるのがこのチームの力。特に高原の調子が上がってきているのが大きいものと思われます。前節も先制を許す苦しい展開だったものの前半終了間際に幸運なPKをもらって同点に追いつくと、後半は山形との力の差を見せつけるようにねじ伏せました。次節は細貝が出場停止ですが代役との力の差はわずか。チーム力はほとんど変わらない、と思っておいた方が良さそうです。
 対するサンフレッチェは現在2連敗中。故障者続出でメンバー構成が厳しいこともありますが、それ以上にチャンスを作りながらも得点できないと言う「ゴール欠乏症」に陥っています。前節欠場した選手が復帰できるかどうかの情報はありませんが、中林、ミキッチの症状はそれほど深刻では無さそうなので明日は出場できるのではないか、と思われます。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
        中林

   森脇  ストヤノフ  槙野

      青山  中島

ミキッチ            服部

     柏木    高柳

        佐藤寿

SUB:原、横竹、橋内、岡本、李、楽山、平繁
 リーグ戦の対浦和戦は99年以来勝ち無し。特に埼玉スタジアムでは一度も勝っていないと言う「鬼門」での対戦となっていますが、しかし今年に限って言えば浦和には既にナビスコ杯で勝っています。京都、磐田と引いて守る相手にてこずって2連敗となりましたが、パスサッカーを標榜する浦和がそのようなサッカーを狙ってくることは無いはず。明日はお互いのやりたいサッカーを正面からぶつけあって、こちらの完成度の高さを示して欲しいと思います。
<09.7.9> 「第5回サポーターズ・カンファレンス」の3つ目の項目は「アクセスの改善」です。広島ビッグアーチの来場者のうち60%を占めるクルマでのアクセスを受け入れるためには駐車場が必要ですが、現在の臨時駐車場は「売却用に土地開発したものを、売却が決まるまで、もしくは建物が建つまで一時的にお借りしている」のだそうです。修道大等の近隣の学校や企業所有地についても打診しているものの非常に厳しい状況だ、とのこと。今シーズンからテニスコート下の場所を確保したり、現在造成中のレッツ横の土地を借りる交渉をしたり、といろいろと頑張っているものの、抜本的な打開策は無い様子。となると頼りは公共交通機関と言うことになりますが、アルパークからのバスが無くなり五日市方面からの路線バスも中止になったと言うことで、横川駅からのシャトルバスの利便性を高めるぐらいしか策はない、と言うことになります。クラブが頑張ってるのは分かるのですが、私企業の努力にも限界があるのは明らかなわけで、行政の責任で何とかしてもらわなければならない問題なのでは無いでしょうか。これまでは「新球場建設が先」と言うことでサッカーのスタジアムとその環境の整備が後回しにされ続けて来たわけですが、広島市と広島県にはサッカーの環境の事ももっと真剣に考えて欲しい、と思います。
<09.7.8> プリンスリーグ中国のセカンドラウンドの初戦が先週土曜日に行われ、サンフレッチェユースは瀬戸内に9-0で快勝して高円宮杯の出場権を獲得しました。メンバーは不明ですが、得点は砂川3、茶島、井波、川森、浅田、山崎、宗近だった、とのこと。次節の高川学園戦に勝てば、2年ぶりのプリンスリーグ優勝となります。
【2nd第1節】(7/4)

広島ユース 9-0 瀬戸内
広島観音  3-3 高川学園

 なおユースは6/28に天皇杯広島県予選を兼ねた全広島選手権大会の1回戦を戦い、広島国際大に2-1で勝ちました。森山監督のブログによると、前半1分に先制したもののあっという間に同点に追いつかれ、その後もじりじりした展開が続いたそうですが、後半終了間際に岡本が決めて劇的な勝利を挙げた、とのことです。そして7/5に行われた2回戦では2年生中心で修道大と戦い、先制されて一度は追いつきながら後半突き放され1-2で敗れました。
<09.7.7> 昨日、吉田サッカー公園で徳山大と練習試合を行い、12-1で勝ちました。サンフレッチェのメンバーは、GK:下田(→田村60分)、DF:橋内、篠原(→茶島60分)、森保翔(→浅田65分)、MF:天野、横竹、岡本、内田、丸谷、清水、FW:平繁(→久保45分)。(田村、茶島、森保、浅田はユース、天野は練習生。)前半の得点は、丸谷(6分)、横竹(9分)、清水(13分)、平繁(23分)、丸谷(29分)、岡本(36分)、丸谷(40分)。後半は内田(10分)、清水(11分)、清水(35分)、浅田(41分)、丸谷(43分)で、1点を失っています。中国新聞によると下田は「大声で的確な指示を飛ばし、めりはりの利いたプレーで若い守備陣を統率」したそうで、試合勘に戸惑いもなかったとのことです。GK陣に怪我人が続き厳しい戦いが続きますが、下田が復活の歩みを着実に進めていると言うのは心強いこと。今後怪我人が戻ってくれば、レベルの高いポジション争いが勃発するのではないでしょうか?
<09.7.6> 昨日ホームで行われた磐田戦は、後半猛攻を見せたにも関わらず得点できず2試合連続での零封負けとなりました。
 森脇が復帰したものの中林は膝の違和感で、高萩は腰の痛み、そしてミキッチは疲労の蓄積で欠場して、次のメンバーで戦いました。
         原

   森脇  ストヤノフ  槙野(→大崎86分)

      青山  中島

李(→楽山57分)        服部(→平繁71分)

     柏木    高柳

        佐藤寿

SUB:下田、橋内、岡本、清水
 対する磐田は、GK:川口、DF:加賀、大井、茶野、駒野、MF:那須、上田(→鈴木82分)、西(→山本脩87分)、ジウシーニョ、FW:成岡(→ロドリゴ89分)、前田、と言うメンバーでした。序盤はどちらも前からしっかりプレスをかけてチャンスを作り、ファーストシュートは2分にジウシーニョ。また6分には右からのクロスにジウシーニョが中央で合わせましたが、原が素晴らしい反応で弾きます。9分には李のクロスに高柳が頭で合わせたもののDFに当たり、こぼれを佐藤寿が拾ったもののしっかりとシュートできずに守られます。13分には原がキープしていたボールを前田に奪われシュートされましたが、何とか弾きます。そして16分、サイドチェンジから加賀にピンポイントでクロスを送られ、これを前田に決められて先制点を許してしまいました。
 その後も広島はなかなか押し上げることができず、磐田にボールを回され何度かピンチを防ぐシーンが続きます。26分には青山のスルーパスで佐藤寿が抜け出しましたが、シュートは前に出た川口に当たって得点できず。37分には服部のクロスに佐藤寿が飛び込んだもののわずかに及びません。磐田は何度かクロスを入れて来てヘディングで脅かされますが、原とDFも粘って追加点を許しません。前半は悪い流れを押し返すことができず、1点のビハインドで折り返しました。
 後半は立ち上がりから広島が攻勢。1分も経たないうちに柏木がシュートを放ったのを初め、次々とチャンスを作ります。18分には青山のスルーパスで佐藤寿が抜け出しましたがわずかにオフサイド。26分にはペナルティアークの中からのFKを得ましたが、ストヤノフのボールは壁に当たります。27分には左寄りのDFラインの裏でボールを受けた佐藤寿がフリーになりましたが、シュートはわずかに枠の外。30分にはストヤノフのFKを川口が落とし、飛び込んでいた槙野の背中に当たりましたがシュートできません。31分にはロングボールの落としを柏木がボレーで狙ったものの、足にヒットせず枠外に外れます。磐田は時折カウンターから攻め上がって来ましたが、33分の西のシュートはDFが身体を張って守り、34分の前田のヘッドがネットを揺らしたシーンではファウルの笛に救われます。35分には右から繋いで左で槙野がフリーになりましたが、「アタマはシュート、ココロはパス」(試合後の槙野)でキックミスに終わり、36分には平繁のクロスに佐藤寿が飛び込みましたが及ばず。42分には平繁の落としを青山が叩きましたが川口に止められます。45分には大崎が抜け出してシュートしましたがキックミスで枠外。ロスタイムの高柳のシュートは川口の足に当たり、平繁のシュートは大きく上に外れます。そして最後は柏木がループで狙ったものの川口にキャッチされ、猛攻及ばず終了のホイッスルとなりました。
 この試合の敗因を挙げるとすれば、「警戒していた形だったし、人数も足りていた」(槙野)にも関わらず失点してしまったことと、決定機を量産しながらも得点できなかったことでしょう。ちょっとしたことで先制点を許すと、あとは守りを固める相手を崩せずそのまま逃げ切りを許す、と言うパターンは京都戦と同じ。足が止まった相手を押し込んで攻め続けるのは良いのですが、しかし一本調子になってしまって相手に「守りのリズム」を与えてしまい、それゆえ点が取れずに敗れてしまう。佐藤寿や高柳が言っているように決定的なチャンスでミスをなくせば何と言うことも無いのですが、しかしだからこそ特効薬が無いのも事実です。攻めのリズムを変えることができるようになる、あるいはシュートの精度を上げるには個人個人がレベルアップするしか無いわけで、そう言う意味ではチーム全体が高い壁にぶち当たっている、と言わざるを得ないように思います。今後も同じような試合展開になることが予想されますが、これを乗り越えるのはそう簡単な事では無いように思います。
 ただ、そうは言っても悲観する必要はあまり無い、とも思うのです。今のサンフレッチェは離脱者続出で、昨年戦った主力の半分がいない状態。昨日はミキッチも不在でしたし、何よりもGKがJ1リーグ戦初出場のルーキーでした。前半押し込まれたのはラインを上げられずセカンドボールを拾われ続けたからですが、その要因がGK、特に前半13分に原がキープしていたボールを奪われ危うく失点しそうになったことにあったのは否定できないでしょう。また攻めが一本調子になってしまった事の原因としては、森崎兄弟の不在やベンチに並んでいた選手が若手ばかりだったことを挙げざるを得ません。そんな、危機的なメンバー構成だったにも関わらず大崩れせず、それどころか後半は磐田が息も絶え絶えになるぐらいまで攻め立てたことは、ポジティブに評価して良いと思うのです。
 チームの現状が、楽観できるものではないのも確かです。特に怪我人がいつ頃戻ってくるか見えない状況は、たとえようも無く不安です。しかし、少なくともチームでやっていることに間違いはなく、成長していることも間違いない。後はこの内容を結果に結びつければ良いだけです。次は久々に上位チームとの対決になりますが、逆に言えばむしろ戦いやすいと言えるかも。誰が出てもその時の選手がベストメンバー、と言う監督の言葉を信じて、自分たちの力を信じて、思いきりぶつかって行って欲しいと思います。

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<09.7.5> 中国新聞によると、中林が左足に違和感を覚えているそうで今日の試合は欠場が濃厚だ、とのこと。下田も練習に復帰したばかりと言うことで、ルーキー原のリーグ戦初出場(因みにホームでは前座試合に出たことがあるそうで、「ビッグアーチ初出場」では無いらしい)の可能性が高そうです。また、森脇は復帰するものの盛田に加えて高萩、ミキッチも欠場の可能性があるようで、今日は代役の選手たちの頑張りが勝敗を分けることになりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後6時キックオフ。試合前イベントとしては、「ミズノサッカー教室」が午後2時から、「サンフレッチェカップU-12」が午後1時から、「フォリアチャレンジ」が午後4時から行われます。「選手サイン会」は5時20分からで、3時半からメイン側おまつり広場で500名様に抽選券を配付します。おまつり広場では他に「短冊に願いを込めよう!コーナー」(2時〜5時20分)、「フェイスペイント」(3時〜6時)が行われます。また場内のB6スタンド下では「メッセージ記入コーナー」が行われます。
 先着プレゼントは「うちわ」を1,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定のプレミアム選手カードは中林選手です。試合会場限定グルメは、磐田市で戦後から根付いているコラーゲンたっぷりの豚足「おもろ」を用いた「おもろカレー」を500円で300食提供します。更に今日から槙野選手の「Big Heartタオルマフラー」を販売(今日の試合会場のみ会員価格1,600円)しますので、ぜひご購入下さい。
 テレビ放送はスカパーがch180(SD画質)とch190(HD画質)、スカパーe2がch800(HD画質)で生放送が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
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