8/16〜8/22のSANFRECCE Diary


<09.8.22> 中国新聞によると、出場停止の青山に代わるボランチとして「李漢宰か横竹を考えている」(ペトロヴィッチ監督)とのこと。他のメンバーは連戦で疲れがたまっているだけに、フレッシュな選手の頑張りが求められることになりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしてはU-10とU-12による「サンフレッチェカップ」が午後2時から、「フォリアチャレンジ」が5時から行われます。「選手サイン会」は今日は青山、丸谷両選手で、3時半からおまつり広場で抽選券を配付します。またおまつり広場では2時から「TJ広島ブース」3時から「マツダ アクセラ展示」4時から「マツダニューサウンズ演奏」と「フェイスペイント」が行われます。更に「カードフェスタ」として、Jリーグオフィシャルトレーディングカードの「広島エディション」をお買い上げ2パックごとにスピードくじを進呈し、直筆サイン入り公式試合球などが当たります。場内では「メッセージ記入コーナー」が3時半からB6スタンド下で、「キックターゲット&キックスピード」が5時から賑わいイベント広場で行われます。
 先着プレゼントは「マツダアクセラタオルマフラー」を10,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定の「プレミアム選手カード」は今日はミキッチ選手です。試合会場限定グルメは、「冷汁うどん」を500円で限定300食提供します。今日は3万人を超える観客の来場が予想されますので、マイカーでのご来場は極力お控え下さい。
 テレビはスカパーch181(SD画質)とch190(HD画質)、スカパーe2のch801(SD画質)で放送されるほか、NHK-BS1での放送もあります。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<09.8.21> 明日は「真夏の連戦」第3ラウンド。ホームに浦和を迎えます。
 前回の対戦は第17節。それまで勝ち点31だった浦和は広島に勝って2位に浮上しました。しかしその後まさかの5連敗で、順位も7位まで落ちています。公式戦の戦績は次の通り。
17H ○1-2 広島  【浦】エジミウソン2、【広】佐藤寿
18A ●0-1 大分  【分】深谷
19H ●0-3 名古屋 【名】玉田2、ケネディ
NQF2 ●0-3 清水  【清】OG、岡崎、青山
20H ●0-1 清水  【清】枝村
21A ●0-1 G大阪 【G】播戸
22H ●1-4 柏   【浦】闘莉王、【柏】大津2、ポポ、フランサ
 フィンケ監督の元で若手を育てつつパスサッカーに切り替えてきた浦和でしたが、暑さが厳しくなるに従って運動量が上がらなくなり、思うようなサッカーができなくなってきたのが不調の主な原因。指揮官は「残念ながら現時点では得点チャンスを作り出してもなかなかそれをゴールに結び付けることができていない」と嘆いています。そして「メンタル面も絡んでいるのではないかと思っている」と語るものの、有効な打開策を示すことができずチーム内からの不協和音も聞こえてきています。ただ梅崎、闘莉王など怪我人が戻ってきていますし、前節出場停止だった鈴木と坪井も復帰します。もともと個人の能力には問題ないチームなだけに、油断するわけには行きません。
 対するサンフレッチェは厳しいメンバー構成が続く中、次節は青山が出場停止となります。と言うことで予想メンバーは次の通り。
        中林

   森脇  ストヤノフ  槙野

      高柳  中島

ミキッチ            服部

     柏木    高萩

        佐藤寿

SUB:下田、盛田、李、岡本、楽山、大崎、平繁
 明日は夏休み最後のホームゲームと言うことで、沢山のサポーターが訪れるものと思われます。(因みに販売状況を見ると、80%まで伸びている。)連戦の最後で体力的には厳しい試合ですが、ぜひサッカーの完成度の違いを見せつけて欲しい、と思います。
<09.8.20> 昨日ホームで行われた第22節大分戦は1-0で勝ち、ミッドウィークにも関わらず集まった10,951人のサポーターを沸かせました。
 先発は前節と同じでしたがサブに高萩が復帰して、次のメンバーで戦いました。
        中林

   森脇  ストヤノフ  槙野

      青山  中島

ミキッチ            服部
(→盛田68分)
     柏木    高柳(→高萩65分)
     (→李79分)
        佐藤寿

SUB:下田、岡本、楽山、平繁
 一方の大分は、GK:西川、DF:深谷、森重、上本、MF:エジミウソン(→井上66分)、金崎(→清武57分)、高橋、東、小手川、FW:高松(→家長83分)、フェルナンジーニョ、と言うメンバーでした。ポゼッションサッカーを標榜する両チームの対戦と言うことで、前半は激しい主導権の奪い合いとなりましたが、そこで一日の長を見せたのは広島。0分の柏木のミドルを手始めに、厳しい寄せでパスミスを誘い、素早い攻撃で大分ゴールに迫ります。そして前半22分、高い位置からストヤノフがDFラインの裏へのパス。これを服部が折り返すと、走り込んでいた高柳が押し込んで広島が先制点を奪いました。
 その後はパスミスを奪われて逆襲されるシーンが増え、35分にはフェルナンジーニョのクロスに高松がフリーで合わせましたが諦めずに身体を寄せた森脇の膝に当たって難を逃れます。42分にはカウンターから柏木がチャンスを作り、44分には高柳が決定的なシュートを放ちましたがわずかに右に外れます。前半は広島が持ち味を発揮して、1-0でハーフタイムを迎えました。
 後半、先にビッグチャンスを迎えたのは広島で、2分に大分のFKをはね返すと柏木のクロスに森脇が頭で合わせましたがわずかに上に外れます。また10分にも連続攻撃を仕掛けて森脇が右足でシュートしましたがDFに当たり、10分の高柳のシュートはヒットせずに西川に抑えられます。20分に高萩、23分に盛田を入れるなど、早めの選手交代で守りを安定させるペトロヴィッチ監督。逆に大分は金崎、エジミウソンが怪我でピッチを去りましたが、代役として入った若手が攻撃を活性化させます。終盤は大分の攻勢に押し込まれたものの、DFとGKがしっかりと集中してゴールを許しません。逆に31分にはカウンターから青山が決定的なシーンを作り、ロスタイムには佐藤寿がペナルティエリアの中からシュートして2点目を狙います。結局どちらも攻めきれずに得点は動かず、広島が4試合連続の無失点で勝ち点を34に伸ばしました。
 ペトロヴィッチ監督が語っているように、「前半は、いい形で試合をコントロールしていた」ものの全体としては「内容は、決して良くない。いわゆる『日本的』なサッカーになっている」と思います。前半は大分のパス回しを鋭い出足で寸断し、何度も相手ゴールを脅かしました。大分はカウンターから攻め込んできたものの、危ないシーンは35分の高松のシュートぐらいだったと思います。しかし後半は疲れからか足が止まり、パス回しも思うに任せない時間帯が続きました。DFラインを引き過ぎて中盤の支配権を相手に渡してしまい、連続攻撃を受けました。相手のシュートの精度があったなら、あるいは「事故」が起きてしまったら、失点したと言うことは十分にありうることだったと思います。
 しかしそれでもしっかりと耐えることができるのが今のサンフレッチェ。ゴール前にがっちりとブロックを作って自由にシュートを打たせることを防ぎ、何度かカウンターから相手ゴールを脅かしました。大分が監督交代から間がなく熟成度の違いがあったのは確かですが、それ以上に「勝っているチーム」と「負けているチーム」の差が出た、と言って良いのではないでしょうか。ここ4試合で総得点2と本来のサッカーからは程遠い内容の広島ですが、それでも勝ち点を積み重ねているのは守備と攻撃のバランスが取れているから。結果が出ていることが自信を生み、自信を持って戦えているからこそ結果が出る、と言う好循環になっているものと思われます。暑い中の戦いで、しかも怪我人続出のためメンバーを変えることができない、と二重に苦しい中での戦いとなっていますが、ぜひこのままの勢いで行って欲しい、と思います。

速報ブログ 前半 後半
日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<09.8.19> 中国新聞によると、今日の大分戦の先発は神戸戦と同じになりそう。暑い中の過密日程で大変だと思いますが、相手に走り負けないよう頑張って欲しい、と思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、午後2時からU-11とU-12による「サンフレッチェカップ」が、5時から「フォリアチャレンジ」が行われます。「選手サイン会」は6時20分からで、今日は佐藤昭、丸谷両選手。4時半からメイン側おまつり広場で抽選券を配付します。またおまつり広場では「ゲーフラを作ろう!」が3時から、「フェイスペイント」が4時から行われます。鹿島戦のマッチデープログラムについていた半券をお持ちの方は、小中高生限定で先着1,200名様にカルビー提供のお楽しみ袋をプレゼントします。更に場内メインスタンド前では6時から、スカパーのJリーグ関連番組のテーマソングである「ハートビート」をLONG SHOT PARTYが生演奏します。
 サンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは、中島選手のプレミアム選手カードを3,000名様に。試合会場限定グルメは、3時からメイン側おまつり広場で「とり天詰め放題」を500円で300食提供します。
 テレビはスカパーがch183(SD画質)とch192(HD画質)、スカパーe2がch803(SD画質)で生放送。今日もブログでの速報ができると思いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<09.8.18> 明日はJ1リーグ第22節。ホームで大分と戦います。
 J1リーグ戦としてはワースト3位となる14連敗を喫した大分ですが、シャムスカ監督の解任を機にトンネルを抜け出して「勝てるチーム」になっています。前回の対戦以降の成績は次の通り。
N5H △2-2 広島  【分】家長、ウェズレイ、【広】橋内、平繁
N6A △2-2 磐田  【分】清武、家長、【磐】OG、前田
N7A ○2-1 新潟  【分】梅田、エジミウソン、【新】松下
14A ●0-2 川崎F 【川】レナチーニョ2
15H ●1-2 鹿島  【分】清武、【鹿】小笠原、岩政
16H ●1-2 千葉  【分】高橋、【千】深井、下村
17A ●1-3 磐田  【分】エジミウソン、【磐】駒野、前田2
18H ○1-0 浦和  【分】深谷
19A ●0-1 G大阪 【G】佐々木
20H ○2-1 名古屋 【分】高松、東、【名】ケネディ
21A ●0-1 鹿島  【鹿】伊野波
 監督が代わって変化したのは精神面。松山氏が暫定監督として指揮を執った浦和戦では、ボールを支配されても粘り強く戦い、セットプレーの1点を守りきって第2節以来16試合ぶりに勝利を挙げました。また第20節名古屋戦では、後半ロスタイムに2点を奪っての逆転勝ち。ポポヴィッチ新監督のサッカーが浸透した、とは言えないものの、少なくとも負け続けていた時とは違うチームになっている、と考えた方が良さそうです。
 対するサンフレッチェは、前節は思うサッカーができなかったものの何とか勝ち点1を取って戻ってきました。明日は高萩が戻ってくる可能性がありますが、基本的には同じメンバーで戦うことになると思われます。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
        中林

   森脇  ストヤノフ  槙野

      青山  中島

ミキッチ            服部

     柏木    高柳

        佐藤寿

SUB:下田、盛田、李、楽山、高萩、岡本、平繁
 夏休み中のホームゲームは、明日の試合と土曜日の浦和戦が最後と言うことで、多くのサポーターが来ることが予想されます。暑さと怪我人続出で大変なチーム状況ではありますが、サンフレッチェらしい「人の心を動かす」サッカーを見せて欲しい、と思います。
<09.8.17> 8/9から広島広域公園で「Balcom BMW CUP 平和祈念広島国際ユースサッカー2009」が行われ、サンフレッチェユースが優勝しました。
【8/9】
広島県選抜 0-2 アヤックスケープタウン(南アフリカ)
広島ユース 0-1 チーバス(メキシコ)

【8/11】
広島県選抜 2-4 広島ユース
チーバス  1-1 アヤックスケープタウン

【8/12】
広島県選抜 0-0 チーバス
広島ユース 4-1 アヤックスケープタウン
なお、昨日から行われている「宮城スタジアムカップ」にサンフレッチェユースも参加しています。初日の結果は次の通り。
広島ユース 5-0 野洲高
広島ユース 0-2 前橋育英高

<09.8.16> 昨日神戸ユニバで行われた第21節神戸戦は、両チームとも決め手を欠いてスコアレスドローに終わりました。
 2試合欠場したミキッチが復帰したものの、腰痛の高萩はサブからも外れて、次のメンバーで戦いました。
        中林

   森脇  ストヤノフ  槙野

      青山  中島

ミキッチ            服部
(→李83分)
     柏木    高柳(→楽山89分)

        佐藤寿

SUB:下田、盛田、大崎、岡本、平繁
 対する神戸は、GK:榎本、DF:近藤、北本、河本、松岡、MF:朴(→吉田80分)、金、宮本(→田中65分)、古賀(楠瀬87分)、FW:ボッティ、茂木、と言うメンバーでした。DFラインにプレッシャーをかけてくる神戸に対して、サンフはロングボールで打開を図ります。8分にはミキッチがスピードを生かしてCKを取り、弾かれたボールをストヤノフがロングでミキッチに渡しますがクロスはGKに止められます。19分には佐藤寿が倒されて得たFKを槙野が狙いましたが、強烈なボールはわずかにバーの上。26分にはミキッチのクロスのこぼれを柏木が狙いましたが枠外に外れます。逆に神戸は何度かCKを取って放り込んできましたがDFが集中してはね返します。35分には中島の不用意な横パスを奪われ古賀に打たれましたが、シュートミスに助けられます。前半は両チームとも慎重さが目立つ展開で、0-0のままハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりはサンフがややペースを上げて、点を取りに行きます。6分には柏木からのボールを受けた高柳が強引な突破を図り、8分にはストヤノフが持ち上がってスルーパスを出しますが佐藤寿にはわずかに合いません。10分にはCKを弾かれカウンターで数的不利になりましたが、朴のクロスは枠を外れて事無きを得ます。15分には中島が良いミドルを打ったもののわずかに右。17分にはカウンターから高柳がミドルを打ちましたがこれも外れます。その後、疲れのためか足が止まってパスミスが増え、神戸の逆襲を許すシーンが増えて行きます。26分には近藤のドリブル突破でピンチになり、36分にも近藤に深い位置までえぐられ、39分には吉田のシュートを中林が横っ飛びでキャッチします。その直後には青山のパスを受けた佐藤寿が決定的なシュートを放ちましたがGKに弾かれます。その後はどちらもゴール前までは行ってもシュートミスが多く、得点の香りがしないままに終了のホイッスルが鳴りました。
 先週はリーグ戦がなく、十分な休養を取ったはずのサンフレッチェでしたが、しかし動きはいつも以上に重かったと思います。立ち上がりは神戸の前からのプレスに対して動いてパスコースを作って打開することができず、やむなくロングボールを蹴るシーンが目立ちました。またミキッチが何度か突破してチャンスを作りましたが、ゴール前に詰めている人数が少なくチャンスを広げることが出来ませんでした。また後半は神戸もあまり前から来れなくなりましたが、しかしこちらも同じく息切れ。走り込んでいるはずのところに人がいなくて、簡単に相手にボールを渡してしまうシーンが増えました。広島らしいパス回しが見れたシーンもありましたがほとんどは単発。気持ちが引いていたわけではないので「悪い試合だった」とは言えないものの、スペクタクル性は皆無に近くサンフレッチェらしくない試合だった、と言わざるをえません。
 ただ、このような試合になってしまったのに理由はある、と思います。おそらくその主な原因は、怪我人の続出でメンバー的に苦しかったこと。ただでさえ人不足の中盤だったのに高萩がリタイアし、今週は別メニューだったと言う柏木をフル出場させなければならなかったところに苦しさが見て取れます。神戸が監督交代したばかりで攻撃が未整備だったと言うことに助けられた感はありますが、それでもアウェイで勝ち点1を取った事をむしろ評価すべきなのかも知れません。今週は水曜日、土曜日とホームゲームが続きます。ここで無理せず勝ち点1を確保した事が、そこで生きることになるかも知れない。ここはそのようにポジティブに考えて、次に期待するべきなのかも知れません。

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