9/20〜9/26のSANFRECCE Diary


<09.9.26> 中国新聞によると、出場停止の柏木に代わってトップ下に入るのは高萩になりそう。腰痛のため浦和戦以来先発がありませんでしたが、柏戦の翌日の練習試合にフル出場するなど状態は悪くない様子です。「クリエイティブなストヤノフ、柏木の2人を欠いて闘わなければならない」(ペトロヴィッチ監督)今日のサンフレッチェにとっては、高萩のプレーがポイントになるのではないでしょうか。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとして、「サンフレッチェカップ」のU-8が午後2時半から、U-11が2時から、「フォリアチャレンジ」が5時から行われます。メインスタンド前のおまつり広場では「コカ・コーラゼロ体験イベント」が3時半から。「協会けんぽブース」が3時から、「フェイスペイント」が4時から行われます。また場内の賑わいイベント広場では5時から「キックターゲット&キックスピード」が、B6スタンド下では4時半から「メッセージ記入コーナー」が行われます。
 先着プレゼントは「コカ・コーラゼロ レジャーシート」を先着5,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定のプレミアム選手カードは、今日は李漢宰選手です。試合会場限定グルメは、新潟のっぺい汁を500円で限定300食提供します。
 テレビ中継はスカパーch180(SD画質)とch190(HD画質)、スカパーe2がch800(HD画質)で生放送の予定です。今日は仕事の都合でブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報等をどうぞ。
<09.9.25> 明日はホームで第27節新潟戦を戦います。
 今年は春先から好調でずっと上位をキープしていた新潟でしたが、第17節以降勝てなくなり、8試合連続勝ち無しが続いて6位まで順位を落としました。しかし第25節で久々に勝利を手にして、ようやく復調の気配が見えています。後半戦に入ってからの戦績は次の通り。
18A △1-1 横浜FM 【新】矢野、【横】坂田
19H △1-1 山形  【新】マルシオ・リシャルデス、【山】長谷川
20H △0-0 大宮
21A △1-1 清水  【新】マルシオ・リシャルデス、【清】岡崎
22H ●1-2 G大阪 【新】ペドロ・ジュニオール、【G】ルーカス、二川
23H ●1-2 京都  【新】マルシオ・リシャルデス、【京】李正秀、金成勇
24A ●0-1 名古屋 【名】玉田
25A ○1-0 千葉  【新】矢野
26H △0-0 大分
 第16節までの総得点はトップのG大阪と1点差の28で、総失点は2番目に少ない15とバランスの良さが目立っていた新潟でしたが、その後の10試合の得点は8で失点は10。しっかり守ってカウンター、と言う戦い方がはまらず、結果の出ない悪循環に陥っています。その上第23節後には得点源だったペドロ・ジュニオールがG大阪に移籍。前々節からシステムを4-3-3から4-4-2に変更するなど試行錯誤を続けています。ただ、このチームにはマルシオ・リシャルデスや矢野、松下ら「一発」で仕事のできる選手がいるだけに、油断は大敵。明日は上位への再浮上を賭けて、勝ちを狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェは柏木が累積で出場停止。またストヤノフが両脚の張りを訴えていて欠場が濃厚です。ただ、前節契約の関係で出場できなかった李忠成が出場可能で、森崎和もサブぐらいなら入るかも。と言うことで、私は次のようにメンバーを予想します。
        中林

    森脇  中島  槙野

      青山  横竹

ミキッチ            服部

     高萩    高柳

        佐藤寿

SUB:下田、盛田、森崎和、楽山、李漢宰、李忠成、平繁
 新潟戦に勝利して清水が引き分け以下に終われば、暫定ながら2位に浮上する可能性があります。残り7試合の時点で2位になれば、サンフレッチェの歴史上1994年のサントリーシリーズ優勝の時以来。総合力を問われる年間順位と言うことになると、初めてのことになります。メンバーが揃わず苦しい戦いが続きますが、しかしそのような状況はどのチームも一緒。むしろ「誰が出ても同じサッカーができる」今のサンフレッチェなら、十分に戦えるはずです。この先強敵との対戦が続きますが、何としてもその壁を乗り越えて、優勝争いに食い込んで行って欲しいと思います。
<09.9.24> サンフレッチェのJ1のホームゲームでの通算ゴール数は399。と言うことで、クラブでは今「J1ホーム通算400ゴールを決めるのは誰か」と言うプレゼント企画を行っています。応募方法は「TSSサンフレッチェ広島オフィシャル携帯サイト」のトップページからで、〆切は明後日の午後7時(新潟戦のキックオフ)まで。「オフィシャル携帯サイト」は有料ですが、無料でどなたでも見れるトップページから応募できます。当選された方には抽選で「サイン入り記念球」を1名様に、「スタメン全選手のサイン入りTシャツ」を3名様に、「サイン入り色紙」を10名様プレゼントするとのこと。1つのメールアドレスにつき1回のご応募となりますのでご注意下さい。
<09.9.23> 週末に各地で天皇杯の1回戦が行われ、長良川球技場で行われたFC岐阜SECONDとJAPANサッカーカレッジ(JSC)の試合はJSCが3-1で勝って2回戦に進出しました。この試合は前半44分にJSCが先制。後半20分に追加点を奪い、その4分後に岐阜が1点を返したものの35分にJSCが3点目を奪ってそのまま逃げ切った、と言う展開でした。なお先日岐阜SECONDに完全移籍した遊佐は先発フル出場したものの、勝って広島に来る事ができなかったのは残念でした。(因みに天皇杯の岐阜県予選では、後半ロスタイムに豪快な同点シュートを決めて本戦出場権獲得に貢献していたらしい。)
 この結果、サンフレッチェの2回戦の対戦相手は新潟県代表のJSCと言うことになりました。このJSCは新潟県に拠点を置く専修学校で、アルビレックス新潟の下部組織の一つ。JFLへの昇格を狙って元Jリーガーを複数補強しており、北信越リーグで3年ぶりの優勝を飾っています。天皇杯では力試しのつもりで思いきった戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 天皇杯の2回戦は、10/11(日)の13時からコカコーラウェスト広島スタジアムで行われます。前売り券は既に発売中で、SAゾーン指定席が2,000円、自由席が一般1,500円、高校生1,000円、小中学生800円。サッカー協会主催ゲームのためサンフレッチェクラブの会員割引はなく、シーズンパス等も使えません。(ただし、サッカー協会の選手証による割引があるらしい。)前売り券はV-POINTやホームゲーム会場等の他、チケットぴあ、ローソンチケット等でも販売中です。
<09.9.22> 昨日、サテライトが修道大学と練習試合を行い8-0で勝ちました。広島のメンバーは、GK:下田(→佐藤昭45分)、DF:李京烈、岡本、盛田、MF:篠原、丸谷、森崎和(→久保45分)、清水、高萩、李忠成、FW:平繁。得点は前半12分に李忠成、20分、28分、44分に平繁、33分に丸谷。後半は20分に岡本、35分に李忠成、39分に丸谷でした。なお慢性疲労症候群でリタイアしていた森崎和幸選手が、5/9の千葉戦以来4ヶ月半ぶりに実戦に登場。初めはボランチとして、後にリベロとして45分間プレーしました。中国新聞によると「丸谷のゴールの起点になるなど、チームを動かした。守備でも鋭い読みでパスカット。激しい当たりでボールを奪った」とのこと。「『プレーに満足はしていないけど、外で元気よく走れた』と、久しぶりの試合のピッチを楽しんだ」のだそうです。この分だと、意外に早く公式戦にも戻って来れるかも知れません。
 なお、DFで出場していた李京烈選手は(たぶん)高麗大の選手で、最近サンフレッチェの練習に参加していた、とのこと。テストに合格すれば、アジア枠として獲得することになるのではないでしょうか。
<09.9.22> 昨日行われた高円宮杯ラウンド16でサンフレッチェ広島ユースは神戸ユースと対戦し、2-0で勝って2年ぶりに準々決勝に進出しました。メンバーは、GK:田村、DF:宗近、宮本、元田、森保翔、MF:浅田、中山、茶島、FW:大崎、砂川(→越智79分)、井波。スポナビのコラムによると序盤は苦戦を強いられたそうですが、後半9分に大崎のPKで先制した後は広島ペースだったとのこと。後半22分に大崎が見事なミドルシュートを決めて追加点を奪い、その後は「前掛かりになる神戸を得意のポゼッションで翻弄しながら敵陣で時間を費やし、完璧なクローズで勝利をものにした」そうです。準々決勝はの相手は大阪桐蔭高を延長戦の末下した藤枝明誠高。10/4の13:20からJヴィレッジで行われます。
<09.9.21> 昨日、日立台で行われた第26節柏戦は、終盤追いついて1-1のドロー。連続負け無しを9試合に伸ばしました。
 李忠成は契約の関係でベンチ入りも無し。またストヤノフは疲労のため欠場で、横竹を初めて先発起用して次の布陣で戦いました。
        中林

    森脇  中島  槙野

      青山  横竹

ミキッチ            服部(→平繁69分)
(→李漢宰74分)
     柏木    高柳(→高萩45分)

        佐藤寿

SUB:下田、盛田、岡本、楽山
 対する柏は、GK:菅野、DF:パク、大谷、小林祐、村上、MF:菅沼、大津、栗澤、杉山(→蔵川81分)、FW:北嶋(→フランサ73分)、ポポ、と言うメンバーでした。ファーストシュートは2分の村上のミドルでしたが、前半は広島ペース。高い位置でボールを奪い、またパスを回して相手ゴールに迫ります。3分にはDFラインからボールをつないで佐藤寿のミドルは枠外。6分には槙野がペナルティエリアの中で倒されましたがホイッスルはありません。10分には青山のロングボールで抜け出した佐藤寿がループで狙いましたがわずかに枠を外れます。22分にはミキッチのパスを柏木がヒールで流し、佐藤寿が右足で狙ったものの枠外。31分には柏木のクロスに青山が飛び込んだものの届かず32分のミキッチのシュートはDFにブロックされます。42分には柏木のパスを槙野がDFラインの裏で受けたもののシュートできず。44分の高柳のミドルはGKの正面となります。逆に柏のチャンスと言えば、32分に北嶋の落としを菅沼がダイレクトで叩いたシーンぐらい。前半は慎重な戦いの柏を攻めあぐんだ、と言う感じでスコアレスで折り返しました。
 状況打開のため、ペトロヴィッチ監督は後半の頭から高萩を投入しますが、微妙にコンビが合わず決定的なシーンが作れないまま時間が流れます。そして後半7分、CKのこぼれが村上に当たってそのままゴールイン。広島は不運な形で先制点を奪われてしまいました。
 その後も広島がボールを支配し柏陣内に攻め込み、18分には李漢宰のスルーパスを佐藤寿がDFラインの裏で流し込もうとしましたが菅野に止められます。人数をかけてゴール前を固める柏の守備を突き崩すことができない状況に、ペトロヴィッチ監督は平繁を投入し槙野が左SBの4バックにして攻撃の圧力を強めます。倒れてもなかなか起き上がらず時計を進めようとする柏。後半35分には佐藤寿が至近距離からシュートを放ちますが菅野に止められます。そして後半38分、左からのCKでこぼれを拾った森脇が右に流れてシュート。このボールはDFを縫ってポストに当たってネットを揺らし、ようやく同点に追いつきました。
 残留のためには勝点3が欲しい柏は勝ち越し点を狙って来ます。後半42分のポポの強烈なミドルは、逆モーションになりながらも中林が弾き出し、直後のCKからの菅沼のシュートも中林が横っ飛びで弾き出します。そしてロスタイムにはポポのFKが枠に飛びましたがこれも中林がフィスティングでクリア。両チームとも攻め合いながらの引き分けと言う結果に、スタジアムにはため息が漏れました。
 4連勝中で8試合負け無しと好調のサンフレッチェでしたが、しかしチーム状況は苦しいものでした。リーグ戦でのストヤノフの欠場は第7,8節にもありましたが、その時には森崎和がいました。リベロに中島、ボランチに横竹と言う布陣は「ベストメンバー規程違反」に問われたナビスコ杯大分戦以来。核となる選手が不在で、広島らしいサッカーができるかどうか不安でした。そして確かに攻撃は迫力不足の面がありましたが、しかしビルドアップはしっかりできていましたし、守備は破綻なく「事故」で失点しただけでした。そして何より素晴らしかったのは、終盤の粘り。リードしていた柏が守りを固め、時間稼ぎもしていたにも関わらず焦ることなく攻め続け、しっかりとゴールを奪いました。またその後の柏の攻撃を集中した守りではね返して、負けを防ぎました。苦しい中でも負けない戦いをする、と言うのは上位をキープする上で最も重要なことです。試合後にペトロヴィッチ監督は「選手は大きな成長の証を見せてくれている。クラブとしての成長を見せなければいけない」と語っていますが、まさにその通り。この試合の結果は、サンフレッチェのチームとしての成長を表した引き分けだった、と言って良いのではないでしょうか。

フォトレポート
日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<09.9.20> 中国新聞によると、ストヤノフはW杯予選と横浜FM戦の疲労が抜けず今日の欠場しそうだ、とのこと。昨日の練習ではリベロに中島、ボランチに横竹を入れていたそうで、今日もその布陣で戦う可能性が高そうです。
 今日の試合会場は日立柏サッカー場で、午後1時キックオフ。ビジター指定席は既に売り切れで、ビジター自由席も残席がある場合のみの販売になるそうですのでご注意下さい。テレビ放送はスカパーがch180(SD画質)とch190(HD画質)、スカパーe2がch800(HD画質)で生中継の予定となっています。私は現地で応援予定なので、ブログでの速報は行いません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報などをご覧下さい。
<09.9.20> 昨日高円宮杯の1次ラウンド第3戦が行われ、サンフレッチェユースは0-5で三菱養和SCユースに敗れました。メンバーは宗近以外は控え選手ばかりで、GK:大野、DF:宗近(→井波HT)、山崎、柳川(→藤井85分)、津川(→栗栖85分)、MF:越智、野口、水頭、甲元、岡本、FW:川森。相手はこの試合にラウンド16進出がかかっていると言うことで、モティベーションの差は明らかだったとのこと。ほぼ一方的な試合となって、前半に2点、後半に3点を叩き込まれて敗れました。この結果、1次ラウンドのグループAの結果は次のようになりました。
      勝点 勝 分 負 得失差
1三菱養和Y  7   2   1   0    +6
2広島Y    6   2   0   1    -1
3大阪桐蔭高  4   1   1   1    -1
4大分U-18   0   0   0   3    -4
 一方中国地域代表の他のチームですが、広島観音高は勝点7でグループ2位、米子北高は勝点6でグループ2位となり、それぞれ決勝トーナメント進出を果たしています。この結果、ラウンド16の対戦予定は次の通り。
9/21 13:20 広島ユース × 神戸ユース(群馬県立サッカー・ラグビー場)
9/21 13:20 広島観音高 × FC東京U-18(石巻市総合運動公園フットボール場)
9/23 13:20 米子北高  × 千葉U-18(夢の島競技場)
 サンフレッチェユースはこの試合に勝つと、準々決勝の相手は藤枝明誠高×大阪桐蔭高の勝者が相手。温存されたレギュラー陣の奮闘に期待したいと思います。
<09.9.20> 一昨日、U-18代表候補が発表され、広島からは大森と大崎が選ばれました。今回選ばれたのは次の29人。
【GK】大森(広島ユース)、中村(浦和ユース)、川浪(柏U-18)、荻野(峰山高)
【DF】酒井(新潟)、田中(日体大)、古林(湘南ユース)、加藤大介(静岡学園高)、
    阿部、平出(FC東京U-18)、扇原(C大阪U-18)、岩田(名古屋U-18)、
    高橋(東京V)、永井鷹(磐田ユース)、寺岡(神戸ユース)
【MF】六平(中央大)、田口(名古屋)、清武(福岡大)、大崎(広島ユース)、
    菊池(湘南)、山崎(FC東京U-18)、加藤大(三菱養和ユース)、
    古田(札幌ユース)、茨田(柏U-18)
【FW】住田(大分)、重松(FC東京U-18)、永井龍(C大阪U-18)、
    高木俊(東京Vユース)、松本(大津高)
 仙台カップのメンバーから磯村(名古屋)、森岡(久御山高)、赤崎(佐賀東高)が外れ、SBSカップのメンバーだった荻野、中村、阿部、平出、山崎、重松、扇原、永井龍、大崎、古田が復帰。永井鷹、岩田、寺岡、松本が(多分)新たに招集されています。U-18代表の「本番」は11/1から始まるAFC U-19選手権2010予選。今回のキャンプはそのメンバー選考の最後の機会と言うことになります。SBSカップでは優勝と言う結果を残したにも関わらず、仙台カップではメンバーを大きく入れ替えて惨敗するなど、チーム作りの方向性が見えないU-18代表。今回の大量招集が、チーム作りの方針の「ぶれ」の現れでないと良いのですが。
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