1/10〜1/16のSANFRECCE Diary


<10.1.16> プレスリリースによると、AFCチャンピオンズリーグ2010(ACL)グループリーグの会場とキックオフ時間、及びテレビ放送の予定が決まりました。
kick off(日本時間) 対戦相手 試合会場 TV放送
2/24(水) 19:00 山東魯能 広島ビッグアーチ BS朝日、テレ朝チャンネル(録)
3/10(水) 19:30 浦項スティーラーズ スティールヤード BS朝日、テレ朝チャンネル(録)
3/24(水) 19:30(18:30) アデレード・ユナイテッド ハインドマーシュスタジアム BS朝日(録)、テレ朝チャンネル
3/30(火) 19:00 アデレード・ユナイテッド 広島ビッグアーチ BS朝日、テレ朝チャンネル(録)
4/13(火) 19:30(20:30) 山東魯能 山東省体育中心体育場 BS朝日、テレ朝チャンネル(録)
4/27(火) 19:00 浦項スティーラーズ 広島ビッグアーチ BS朝日、テレ朝チャンネル(録)
 少々驚きなのは、5試合がBS朝日で生放送となっていること。鹿島も同様に5試合が生放送ですが、川崎F、G大阪が録画放送中心であることを考えると破格の扱いと言えるでしょう。今年はシーズンパスの売れ行きも昨年の2倍近くだそうですし、いつになく注目を集めるシーズンとなりそうです。
<10.1.15> 日刊スポーツによると、宮崎キャンプ中の1/21に浦和との練習試合が組まれているそうです。サンフレッチェは1/18〜27に1次キャンプを予定していますが、その時期に宮崎でキャンプを行うのは、浦和(1/15〜1/24)の他には湘南(1/20〜1/31)と川崎F(1/21〜2/1)。従ってこれらのクラブとの練習試合が組まれる可能性が高いのではないかと思われます。
<10.1.14> 日本サッカー協会は昨日、指宿合宿とベネズエラ代表戦に臨む日本代表を発表し、広島からは佐藤寿と西川が選出されました。今回選ばれたのは次の25人。
【GK】楢崎(名古屋)、川島(川崎F)、西川(広島)
【DF】中澤(横浜FM)、闘莉王(名古屋)、駒野(磐田)、村松(湘南)、
    今野、徳永、長友(FC東京)、岩政、内田(鹿島)
【MF】小笠原(鹿島)、遠藤(G大阪)、中村憲(川崎F)、阿部(浦和)、
    石川(FC東京)、大久保(神戸)、金崎(名古屋)、香川(C大阪)
【FW】玉田(名古屋)、佐藤寿(広島)、平山(FC東京)、岡崎(清水)、
    興梠(鹿島)
 12月に行われたショートキャンプのメンバー全員に加えて小笠原、石川、香川を久々に選出。またイエメン戦のメンバーから平山、金崎と途中離脱した村松を招集しています。佐藤寿と西川にとってはW杯本戦のメンバー入りに向けて重要な一歩と言えますが、1/25から2/2まで拘束されるため宮崎での1次キャンプ後半からトルコキャンプの前半にチームから離れることになります。また2/6〜14に東アジア選手権があるため、その代表に選ばれればトルコキャンプには参加できないことになります。
<10.1.13> 遅くなりましたが、年末に発売されたサンフレッチェアシストマガジン「ASSiST」の2009冬号を紹介します。特集は「PLAY BACK 2009」で、ペトロヴィッチ監督と佐藤寿人選手が登場しています。ペトロヴィッチ監督の記事は「成長へのプロセス」と言うタイトル。「今季は、一度たりともベストメンバーで戦えることが無かった」「我々は個人ではなく、チームとして優れている」「大切なのは、そういう力を発揮するためには、走らないといけないということ」「今、チームの約80%を広島育ちの選手たちが占めている。彼らとともに成長できることが、私は嬉しい」「地道な努力を積み重ね、選手とともにチームとしても成長するのが、サンフレッチェ広島なのだ」「これからもサポーターとともに戦って行きたい」などなど、監督の言葉をちりばめながら昨シーズンを振り返っています。続いて佐藤寿人選手の記事は「失敗から学んだこと」。シーズン当初の思いからシーズン中の戦いなど、リーグ戦全試合に出場し15ゴールを挙げた2009年シーズンを総括しています。また、ストヤノフ、槙野、青山、柏木、ミキッチ、服部、森脇、高柳が1/4ページずつ、その他の選手は一言ずつ取り上げられています。
 マツダとのタイアップ記事「ZOOM UP」では、中島選手がBIANTEに試乗して感想を語っています。「盛田ラーメン道リターンズ」は、広島ラーメン会プロデュースの「油そば」が登場。「MY FAVORITE」では森崎和、槙野、清水、丸谷、岡本の5人がお気に入りグッズを紹介しています。
 中野和也さんによる「アウェイ見聞録」は最後のアウェイ戦となった磐田での経験で、相変わらず色々と食べています。「横川をぶらり」では李忠成、岡本両選手が「瀬戸の小魚 貞生」を訪問。「あの頃、僕は---」では中林選手が、サッカー漬けだった10代の頃を「僕は幸せだった」と振り返っています。そして最終ページの「巻末アンカーコラム」では、ジュニアユースの沢田監督がこれまでのサッカー人生と今後の夢を語っています。
 「ASSiST」は定価350円。V-POINTや広島県内主要書店で発売中です。また遠隔地の方はe-VPOINTでご購入ください。
<10.1.12> サンフレッチェは昨日初めての全体練習を行い、ハードな2部練習でACLを戦う2010年シーズンをスタートしました。携帯サイトによると、元日までプレーしていた山崎は宮崎キャンプまで休養。西川と石川は足の負傷のため別メニューでしたが、山岸と大崎は元気に参加していたそうです。また昨年怪我で離脱していた選手のうち、ストヤノフと桑田は元気に練習参加していましたがミキッチ、森崎浩、森脇は別メニュー。青山は練習に姿を現さなかった、とのことです。そして300人のサポーターと100人の報道陣が集結する中で、午前中はウォーミングアップとパス回し、25分走×2のメニュー。午後は早速ボールを使って10対10の実戦的な練習を行った、とのこと。最初の1週間は有酸素系のトレーニングで基盤を作り、宮崎ではインターバル系を多くして身体作り。そしてトルコでは10試合前後の練習試合を行って仕上げて行くことになるようです。
<10.1.11> サンフレッチェは昨日、今シーズンのスタッフと選手を発表しました。それによるとペトロヴィッチ監督と横内、杉浦、望月コーチは留任で、退団した森保、高野両コーチに代わって片野坂コーチが就任。1人減の4人体制で指導することになります。一方選手は、他クラブへのレンタルが増えたこともあって昨シーズン開幕時に比べて4人減って28人。「質を重視した」(織田強化部長)少数精鋭でシーズンを迎えることになりました。今季は開幕から2ヶ月間はほぼ1週間に2試合のペースが続きますが、怪我人の状況次第ではほぼ全選手に出場機会が巡ってくる、と言うことになるかも知れません。なお昨日は同時に背番号も発表され、高柳が13番に変更された以外は昨年と同じとなりました。新背番号は次の通り。
1 下田崇   12 【サポーター】23◎石川大徳   34 中林洋次
2 ストヤノフ 13 高柳一誠   24 森脇良太   35 中島浩司
3 【欠番】  14 ミキッチ   25◎大崎淳矢    36 原裕太郎
4 【欠番】  15 高萩洋次郎  26 【欠番】
5 槙野智章  16△山岸智    27 清水航平
6 青山敏弘  17 服部公太   28 丸谷拓也
7 森崎浩司  18 【欠番】   29 【欠番】
8 森崎和幸  19 盛田剛平   30 篠原聖 
9 李忠成   20 桑田慎一朗  31 【欠番】
10 【欠番】  21○西川周作   32 岡本知剛
11 佐藤寿人  22 横竹翔    33△山崎雅人

◎は新加入、○は完全移籍、△は期限付き移籍
(なおここに背番号の変遷をまとめてあります。)
<10.1.10> 昨日サンフレッチェは広島市内のホテルで新加入選手の入団記者会見を行いました。携帯サイトによると、冒頭で本谷社長は「ACL出場決定の報告を受け、身の引き締まるお正月を過ごさせていただきました」と語り、ACLに日本の代表として、また平和都市・広島の代表として臨む決意を述べました。そして今季のスローガンとして「WE FIGHT TOGETHER 2010」と言う言葉とともに「走撃」を掲げ、人もボールも動き相手に走り勝つサッカーを続ける事を表明しました。続いて織田強化部長が山岸、西川、石川、大崎、山崎を背番号順に紹介しました。
 背番号16を付けることになった山岸選手は「広島からオファーを受けたと言うことは素直に嬉しい。いいサッカーをしていると思っていたし、川崎の選手たちも同じような感想を持っていましたから」と加入の喜びを語りました。そして自分の特徴を「様々なポジションができること」と説明。オシム監督の元でサッカーを学んだ経験を生かして、タイトルを取ることを目標に戦う、と宣言しました。
 続いて会見に応じたのは西川選手。彼も「広島のサッカーに魅力を感じていた」のが広島を選んだ理由だったそうで、「オファーを受けてすぐに決断した」と語りました。そして守備よりも攻撃が好きなので、ぜひとも点に絡みたいとのこと。広島は「ストヤノフがボールを持つとスイッチが入ると言う感じで研究していたのですが、そのスイッチを自分が入れられるように...アシストも記録したい」と語りました。ただその一方で生まれ育った大分を出る決断は難しかったらしく、クラブから「移籍してくれ」と言われたのが理由だった、とのこと。新しい背番号の21は「大分ではルーキーの時に付けていた番号」だそうで、広島や日本代表で活躍して大分のサポーターに恩返ししたい、と決意を述べました。
 3人目は背番号23をもらった石川選手で、FC東京の長友と張り合いたい、と目標を述べました。続く大崎選手の背番号は25。「小さいときからの夢がかなって本当に嬉しい」と喜びを語りました。
 そして最後は山崎選手で、背番号は33番。オファーは年末だったそうで、「G大阪が優勝して広島がACLに出場できるということで...決心しやすい状況が揃った」と語りました。そして移籍の理由としてはやはり「広島のサッカーに魅了されている」ことだそうで、スーパーサブではなくポジションを取る、と決意を述べました。またACLでの戦いの難しさ、特にアウェイの厳しさを紹介。いつ試合に出ても良いように、キャンプで1年間戦える体力と筋力を身に付ける必要を説きました。
<10.1.10> サンフレッチェは昨日、中林洋次選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。横浜FMのジュニアユースから市立船橋高を経て鳥栖入りした中林は、2008年の途中に広島にレンタル移籍。その年は出場機会が無かったものの、昨年は第6節から正GKとなり28試合に出場しました。最初は経験不足からミスする事もありましたが、徐々にシュートに対する反応の良さと守備範囲の広さを見せて勝利に貢献。下田、佐藤昭が復帰した後もポジションを明け渡すことなく、シーズン終了を迎えました。今季は西川の加入により昨年まで以上に厳しい正GK争いが展開されることになりそうですが、これまでの経験を生かしてしっかりと準備して、チャンスに備えて欲しいと思います。
<10.1.10> サンフレッチェは昨日、佐藤昭大選手が鹿島アントラーズに期限付き移籍する、と発表しました。佐藤昭はサンフレッチェユースから2005年にトップ昇格。第27節のFC東京戦で怪我をした下田に代わってプロデビューを飾り、リーグ戦8試合と天皇杯2試合に出場しました。しかし翌年下田が復帰すると出場機会を失い、2007年には愛媛にレンタル移籍。復帰した2008年には木寺の怪我によってポジションが巡ってきて、J1昇格に貢献しました。そして昨年は初めて正GKとしてシーズン開幕を迎えましたが、第6節新潟戦で右膝後十字靱帯断裂の怪我を負って戦線離脱。天皇杯で実戦に復帰したものの鳥栖戦で敗戦の原因となるミスを犯し、リーグ戦はベンチ入りも無いままにシーズンを終えました。今シーズンのサンフレッチェは西川を獲得。中林がレンタルから完全移籍となり、1986年生まれのGKが3人と言う事になりました。昨年はリハビリに費やした下田も復帰していて、経験のあるGKが4人。そのうち一人をレンタルする、と言うのは当然の流れだと言えるでしょう。
 鹿島は曽ヶ端が正GKとして長年君臨していますが、ベテラン小澤のパラグアイリーグ行きが決まってサブの座は空席となっています。当面は杉山、川俣とベンチ入りを争うことになると思われますが、まずはその戦いに勝って出場機会を掴んで欲しい、と思います。
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