1/17〜1/23のSANFRECCE Diary


<10.1.23> サンフレッチェは昨日、今季の新ユニフォームのデザインを発表しました。これまでと同様にサプライヤーはミズノで、ホームは上下とも紫、アウェイは白地に斜めのグレーのラインが入ったものとなります。また中国新聞によると「各大会で頂点を目指す」と言う思いを込めて番号を金色にしたそうです。スポンサーは胸がデオデオ、パンツはエディオン、左袖はカルビーと昨年と同じですが、LifeCardとの契約終了により背中が未定となっています。ACL用のユニフォームの胸スポンサーを含め、営業には頑張って欲しいものです。
<10.1.23> プレスリリースによると、高橋真一郎氏がユースダイレクターに復帰した、と発表しました。高橋氏は東洋工業からマツダ、サンフレッチェで1993年までプレーした生え抜きで、引退後はトップチームコーチやユースディレクターを務めながら指導者として研鑽を積んできました。そして2000年〜2002年はG大阪ユース、2004〜2006年は横浜FMユースを指揮。2007年は横浜FMの、2008年は柏のトップチームコーチを務め、昨年初めてトップチームの監督に就任しました。しかし主力に故障が相次いだこともあって開幕から7試合勝つことができず、その後も第10節から5連敗を喫するなど浮上のきっかけをつかめないまま第17節を終えたところで解任。柏のJ2降格の遠因を作ってしまいました。トップチームの監督として失敗した形になった高橋氏ですが、しかしこの経験はきっと今後に生きるはず。広島でもう一度学んで、指導者として成長して欲しいと思います。
<10.1.22> 昨日、今季初めての練習試合を浦和と行い、レギュラー組が出た30分×2の1本目、2本目は1-1、半分を入れ替えた3本目は1-0、若手中心の4本目は0-1でした。まず1本目と2本目のメンバーはこんな感じだったものと思われます。
       西川

    槙野 中島 盛田
    (→横竹30分)
    森崎和  森崎浩
山岸            服部
     高萩  李(→高柳46分)

       佐藤寿
 対する浦和は、GK:山岸(→加藤30分)、DF:高橋、山田暢、坪井、堤、MF:鈴木、阿部、ファイサル、柏木、原口、FW:エジミウソン、と言うメンバーでした。携帯サイトによると序盤は浦和のペースで、5分、6分に立て続けにシュートを打たれるなど両サイドの突破からピンチとなっていたそうです。しかし広島はセンターラインを軸にしっかりと守って10分過ぎからペースを奪い、19分には中島からのロングボールが服部へ。ゴール前を確認した服部がGKとDFラインの間にクロスを入れると、ここに飛び込んだ佐藤寿が合わせて先制点を奪いました。しかし24分に微妙な判定からFKを奪われると、柏木のボールをファイサルに押し込まれて同点に追いつかれます。そして2本目の7分にはエジミウソンのフリーのシュートを西川が左手一本でセーブ。9分には最終ラインでのパス回しを奪われて危ないシーンを作られるなど、何度かピンチを招いたそうです。しかしそう言う中でも「しっかりと走り、さらに冷静にピッチ全体を見てコンビネーションからチャンスを作る動きをより多くしかけていたのは、広島の方だった」(携帯サイトによる)とのこと。高柳の投入により森崎浩がトップ下に入ることでペースを作り、中島や山岸の決定的なシュート、森崎浩の飛び出しやドリブル突破等、何度も良いシーンを作りながら2本目を終えました。
 3本目は、携帯サイトによると次のような布陣でした。
       中林

    横竹 中島 盛田

    高柳   森崎和
岡本            清水
     高萩  桑田
     (→篠原11分)
       佐藤寿(→丸谷11分)
 浦和も大きくメンバーを入れ替えて、GK:都築、DF:平川、岡本、阿部、永田、MF:細貝、濱田、エスクデロ、ポンテ、林、FW:高原、となりました。メンバー的には浦和の方が上のように見えますが、しかし試合を支配したのは広島だったとのこと。9分には森崎和が左サイドに大きく展開すると、清水から突破からクロス。佐藤寿のシュートはDFに防がれたものの桑田が詰めて、先制点を奪いました。その後11分には篠原を左WB、丸谷をFWに入れて若手の多い布陣になったもののペースは変わらず、12分には丸谷の突破から高柳がシュート。21分と29分にも清水が決定的なシュートを放つなど良い動きを見せて、3本目を終了しました。
 4本目は広島はユース3人組を入れて、GK:下田、DF:宗近、横竹、篠原、MF:越智、岡本、丸谷、清水、桑田、高柳、FW:井波、と言うメンバー。浦和はGK:大谷、DF:平河、濱田、岡本、永田、MF:細貝、ポンテ、タンコ(コーチ)、エスクデロ、林、FW:高原、と言う布陣でした。16分に最終ラインでエスクデロに奪われたボールを林に押し込まれて失点したものの、全体的には広島ペースの30分間だったようです。
 試合後に中島は「うちの方がコレクトなサッカーをした」と語っていたように全体的に広島がペースを握っていた、と言って良いようですが、しかしこちらは今季初試合でしたし、浦和も前日に練習試合をしたばかり。全体的にミスが多く、あらゆる面でまだまだ、と言う内容だったようです。ただ広島にとっては、西川、山岸と言う新戦力を試すことができたのは大きな収穫で、1ヶ月後のACL初戦に向けて良いスタートが切れた、と言えるのではないでしょうか。
<10.1.21> 宮崎キャンプ3日目の昨日は徐々に疲労が蓄積する中、ハードなメニューが続きました。午前中はボールを使ったメニューが中心だったものの、素早い切り替え等ハードワークが必要なもの。GKも含めた4対4で、相手のプレッシャーをかいくぐりながらビルドアップする練習を行ったそうです。また午後は3/5コートでの11対12の実戦形式のトレーニングで、ルールを色々と変えながらノンストップで53分間続け、選手たちも疲労困ぱいの様子だったようです。なお、携帯サイトによると青山、山崎は午前中にウォーキングしただけで練習終了。高萩は午前中は体調不良で休んだものの午後は元気にプレーし、ストヤノフ、森脇、石川が別メニューだったとのこと。また大崎が右足首をひねって練習を途中で切り上げたそうです。今季初めての練習試合となる今日の浦和戦について、ペトロヴィッチ監督は「ハードなメニューが続きしんどい中での練習試合だから、多くは望まない」と言いながらも「それでも生き残るために戦わないといけない」と語っているとのこと。試合は午後2時半からの30分×4本で、携帯サイトでの速報もあるそうです。
<10.1.20> Jリーグは昨日、今季のJ1、J2リーグ戦の開幕カードを発表しました。それによるとサンフレッチェの開幕戦は3/6(土)で、相手は清水エスパルス。4年ぶりにホームで開幕を迎えることになります。また第2節は3/14(日)に神戸とアウェイゲームを戦うことになりました。サンフレッチェのACL第2節は3/10で浦項とのアウェイゲーム。中3日で神戸とアウェイが続きますが、最初にホームで戦えるというのはそう悪くない日程だと言えそうです。
<10.1.20> 今週のサッカーダイジェストに、西川のインタビュー記事とともに広島移籍の裏話が出ています。大分が前田俊介を完全移籍で獲得したときに、移籍金を市場の6分の1から7分の1程度にまで下げていたとのこと。今回はその恩義があって、広島がまず交渉の席につくことになったそうです。移籍金などの条件は京都の方が良かったそうですが、最初に声をかけたのが広島だったことや広島のサッカーに魅力を感じていたことなどから、西川自身は「悩むことなく広島に行こうと決めた」のだそうです。ダイジェストのこの号には中野さんによる久保竜彦選手の記事もありますので、お勧めです。
<10.1.19> サンフレッチェは昨日宮崎入りし、休むまもなく2時間のトレーニングで汗を流したそうです。ミキッチ以外の選手は故障者も含めて全員参加し、ユースからは宗近、井波、越智が森山監督とともに合流。オフ明けの山崎とリハビリ中の青山、森脇、石川以外の全選手がフルメニューをこなしました。携帯サイトと中国新聞によるとストヤノフと森崎浩も初めて全体練習に加わったそうで、今後トルコキャンプでの本格復帰に向けて調整を続けることになりそうです。
<10.1.19> プレスリリースによると、ミキッチが昨日簡易検査でA型インフルエンザ陽性と判定されたそうです。サンフレッチェではこれまでユース選手の発症は多かったのですが、トップチームの選手の感染が明らかになったのは初めて。ミキッチは鼠径部症候群の手術からリハビリ中だということもあって、宮崎キャンプには帯同しなかったとのことで、チームへの合流はトルコキャンプからと言うことになるかも知れません。
<10.1.18> 中国新聞によると、サンフレッチェは初めてのACL出場と言うことで対応に追われているそうです。ACLでは試合前日には両チームの公式練習と記者会見があり、警備も厳しくなるなど特別の準備が必要になります。またボールも普段とは違う指定のものが支給されて、個数も限られるとのこと。海外への遠征や現地での様々な手配など、フロントスタッフにとっても初めての経験に戸惑うことも多くなりそうです。ただ本谷社長は「国際基準を学ぶという意味で、集客にしても運営にしても貴重な経験を積める場であると思います。クラブの中にはW杯の運営責任者を経験したスタッフがいますから、そのノウハウを社員全体に伝えてもらえれば」と語っていますので、今年の経験はクラブにとっての貴重な財産になるのではないでしょうか?
 ところで、ACLではユニフォームや練習着のスポンサー名が胸の1ヶ所だけに決まっているため、専用のものを用意することになります。久保会長は「アジアの市場での知名度アップということが視野に入ってきますから、その視点を持ってスポンサー獲得にあたる」(紫熊倶楽部)と言っているので新たなスポンサー名が入る可能性もありますが、もし契約がまとまらない場合はスポンサー名無しのユニフォームで戦うことになるかも知れません。また試合会場ではJリーグ公認商品の販売はできないので「Tシャツやタオルマフラーなど4種類に絞ったACLグッズを検討している」とのこと。「ACLバージョン」のユニフォームが一般販売されれば、ACLグッズとともにサポーターにとっては良い記念品になりそうです。
<10.1.17> 昨日、サンフレッチェは恒例の清神社での必勝祈願を行った後、地元広島での練習を打ち上げました。携帯サイトによると青山が左ひざ半月板の手術以降初めてサポーターの前に姿を見せたほか、大怪我から復帰した桑田、リハビリ中のストヤノフ、ミキッチ、森崎浩、森脇らもしっかりした足取りで階段を上った、とのこと。山崎、岡本、大崎を除く選手とスタッフが一堂に会し、絵馬の奉納や玉串奉奠などの神事を行いました。
 その後吉田サッカー公園で行われた練習では、20分間のインターバル走のあと、GKもフィールドプレーヤーとしてプレーする実戦練習で締めくくった、とのこと。宮崎キャンプからは山崎も合流し、いよいよ本格的なチーム作りが始まることになります。
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