10/10〜10/16のSANFRECCE Diary


<10.10.16> ホットニュースと中国新聞によると、9/17に左膝をひねって離脱していた山崎がようやく復帰し今日はメンバー入りしそうです。ペトロヴィッチ監督によると「どんな状態かは試合に出てみなければ分からない」とのことですが、終盤に流れを変える役割を期待したいと思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後3時キックオフ。試合前イベントとしては、「HiFAキッズ サンフレッチェカップU-8」は10時半から、「ちゅーピー親子サッカー教室】が12時から、「フォリアチャレンジ」が1時20分ごろから行われます。メイン側おまつり広場では「呉市PRブース」「中国新聞PRブース」「くさのみ作業所物販ブース」「ヤマザキナビスコカップ&高円宮杯展示コーナー」「メッセージ記入コーナー」が11時にオープン。またメイン総合案内所前では「メッセージ記入コーナー」が11時から行われます。「キックターゲット」はファンクラブサロン前で1時から、「ふわふわドーム」も1時からで、場内のメインスタンド2Fコンコースで行われます。また試合会場限定グルメは浜名湖で有名なウナギを使った「うな丼」を800円で限定320食提供します。
 先着プレゼントは広島県提供の「パパママ応援!オリジナル手ぬぐい」を1万名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、盛田選手のプレミアムカードとなっています。なお当日券ですが、「パパママ応援!みんなで子育て!サンフレ観戦でリフレッシュ!」を実施するためSS指定席、SA指定席の販売は無くバックスタンド自由シートとサポーターズシート、ビジターシートだけになっていますのでご注意下さい。
 テレビは中国放送とスカパー!ch185(SD画質)、ch195(HD画質)、スカパー!e2のch100で生放送が予定されています。ブログでの速報ですが、できればやります。もしできなかった場合は、携帯サイトの速報をご覧下さい。
<10.10.15> 明日はJリーグ第26節をジュビロ磐田と戦います。
 サンフレッチェと同様にナビスコ杯を勝ち抜き決勝進出を果たした磐田ですが、リーグ戦もこのところ好調で第17節時点の15位から11位まで順位を上げてきています。8月以降の公式戦の戦績は次の通り。
15A △1-1 FC東京 【磐】OG、【東】大黒
16H ●0-3 C大阪 【C】高橋、乾、アドリアーノ
17A ●0-1 山形  【山】北村
18A △0-0 大宮
19H ○3-2 神戸  【磐】西2、前田
20H ○2-1 清水  【磐】ジウシーニョ、山本康
21A ●0-2 G大阪 【G】二川、高木
NQFH ○2-1 仙台  【磐】ジウシーニョ、西、【仙】太田
天2 ○2-1 愛媛しまなみ【磐】菅沼、荒田、【愛】小笠原
NQFA △0-0 仙台
22H ○3-2 湘南  【磐】上田、前田2
23H ○2-1 FC東京 【磐】ジウシーニョ、前田、【東】石川
24A ○1-0 京都  【磐】前田
NSFH ●0-1 川崎F 【川】黒津
25H △0-0 横浜FM
NSFA ○3-1 川崎F 【川】大井、山崎、成岡、【川】ジュニーニョ
天3 ○2-1 甲府  【磐】菅沼、山本康、【甲】畑田
 ナビスコ杯準決勝では1点のビハインドを背負ってアウェイで戦うと言う厳しい条件の試合でしたが、強い気持ちで戦い終盤に2ゴールを決めて勝ち抜きました。代表や負傷などで主力5人を欠いての戦いで勝利を収め、チームとしての成長を見せた後の天皇杯では、J2で2位を走る甲府に逆転勝ちしJ1の貫録を見せました。苦しい日程の中でも結果を出せると言うことは、チームとしての力が上がってきている証拠。明日は中2日でアウェイと言う難しい条件の試合になりますが、更なる上位進出を目指して広島に乗り込んでくるものと思われます。
 対するサンフレッチェも磐田と同様にリーグ戦では6戦負けなしと好調で、ナビスコ杯も決勝進出を決めていますが、しかし天皇杯3回戦では福岡に敗れています。明日は西川も戻ってきますが、服部が骨折で出場できない上に選手全体に疲れが溜まっていて、メンバー選びには頭を悩ませなければなりません。と言うことで先発予想は難しいのですが、私は次のように考えます。
        西川

   森脇  ストヤノフ  槙野

     青山    横竹

ミキッチ            山岸

    高柳      高萩

         李


SUB:中林、岡本、丸谷、森崎和、桑田、森崎浩、大崎
 厳しい日程の中での戦いとなりますが、幸いにして相手も同じ日程で来ています。明日は何としても勝って、リーグでの上位進出に向けて進んで欲しいと思います。
<10.10.15> プレスリリースによると、天皇杯3回戦で負傷した服部公太選手は昨日広島市内の病院で検査を行い、右第五中足骨裂離骨折で全治4週間と診断されました。
<10.10.14>  昨日の天皇杯3回戦は2回勝ち越されてその度に追いつきましたが、最後はPK戦で敗れ2年連続でJ2勢に敗れました。
 ナビスコ杯では出場停止だった横竹が先発に復帰し、青山を休ませて次の布陣で戦いました。
        中林

   森脇  ストヤノフ  横竹

     森崎和   中島(→槙野46分)
     (→青山46分)
山岸              服部(→ミキッチ59分)

    高柳      高萩

         李


SUB:下田、丸谷、桑田、森崎浩
 対する福岡はリーグ戦から多少選手を入れ替えて、GK:神山、DF:山形、丹羽、柳楽、中島、MF:末吉、中町、田中佑(→城後72分)、鈴木(→阿部66分)、FW:大久保、岡本(→高橋59分)、と言うメンバーでした。福岡が中9日だったのに対して広島は中2日だったことが響いたか、序盤から動きが重かったとのこと。後半4分に田中佑に先制ゴールを許し、ようやく目が覚めたと言う感じだったようです。その後広島らしい攻撃ができて何度も決定機があったそうですが、堅い守りを崩せず。後半44分に槙野のシュートのこぼれ球を高萩が押し込んでようやく追いつき延長にもつれ込んだものの、延長後半2分にミキッチのバックパスを中林がファンブルして高橋に押し込まれます。後半11分に高柳がゲットしたPKを槙野が決めて再び追いつきましたが、PK戦で6人目のキッカーの森脇が外して敗退が決まりました。

NHKスポーツオンライン
中国新聞戦評 中国新聞記事1 中国新聞記事2
J's GOALゲームサマリー

<10.10.13> ホットニュースと携帯サイトによると、ペトロヴィッチ監督は「天皇杯も勝ち上がるためにベストメンバーで戦いたい」とのこと。清水戦のメンバーに横竹を含めた選手を中心に、戦うことになりそうです。
 今日の試合会場はコカ・コーラウェスト広島スタジアムで、午後7時キックオフ。主催はサンフレッチェではなく広島県サッカー協会で、シーズンパス等は使えませんのでご注意下さい。またテレビ放送はありませんので、スタジアムに行けない方は携帯サイトの速報をご覧下さい。
<10.10.13> プレスリリースによると、明日からナビスコ杯決勝のチケットのサンフレッチェクラブ会員限定先行販売が行われます。席種はメインスタンドのセレブレートシート(8,000円)、SS指定席(6,000円)、アウェイ側S指定席(4,500円)、SA指定席(4,000円)アウェイ側SB指定席(3,000円)、アウェイ自由席(大人2,000円、小中生1,000円)の6種類。販売機関は明日の10時から明後日までで、場所はサンフレッチェオフィシャルショップV-POINTのみとなっています。一般販売は10/16(土)からになっていますが、決勝は出場クラブのサポーター以外のサッカーファンも大勢見に行くので早めのチケット確保が必須です。11/3に国立競技場に応援に行こうと思っている方は、ぜひ先行販売でご購入下さい。(因みに私は「決勝オリジナルデザインチケット」を買ったのですが、売れ行きはかなり早かったようです。)
<10.10.13> 昨日日本代表は韓国代表と親善試合を行い、スコアレスドローに終わりました。日本代表のメンバーは、GK:西川、DF:駒野(→内田15分)、栗原、長友、MF:遠藤(→中村憲85分)、今野、長谷部、FW:松井(→金崎78分)、前田、本田圭。試合全体を通して見ると、前半は日本のペース。後半のある時間帯は韓国ペースだったものの、その後は日本が盛り返して対等以上に戦った、と言う感じだったと思います。どちらも厳しいプレッシャーと速い判断と正確な技術のオンパレードで、点が入らなくて残念だと言う気持ちと当然だと言う気持ちが残る、濃密な90分間でした。今年3回目の対戦となった日本と韓国でしたが、W杯前のプレッシャーの中で手探り状態だった前の2試合に比べて内容は遥かに上。W杯で結果を残した自信からか、あるいはその後の成長の賜物か、一段も二段もレベルアップした姿を見せてくれたと思います。次のブラジルW杯への道はまだ始まったばかりですが、今後どのようなチームになっていくのか、将来が楽しみになる試合だったと言えるでしょう。
 ところで先発した西川は、全体的に無難なプレーで無失点に抑えました。GKはW杯で活躍した川島が一番手なのは間違いないところですが、信頼を勝ち取ることができれば今後もチャンスはもらえるはず。残念ながら出場機会が無かった槙野とともにまずはチームで結果を出して、次の代表を待って欲しいと思います。
<10.10.12> 明日はコカ・コーラウェスト広島スタジアムで、天皇杯の3回戦を戦います。
 相手のアビスパ福岡は現在J2リーグ3位で昇格圏内に付けています。8月以降の公式戦の戦績は次の通り。
21H ○2-0 愛媛  【福】永里、中町
22A △2-2 甲府  【福】城後2、【甲】ハーフナー2
23H ○5-0 水戸  【福】末吉、永里、中町2、田中佑
24A ○2-1 富山  【福】城後2、【富】上園
天2 ○3-2 岡山  【福】岡本、城後、中町、【岡】リ、田所
25H ○2-1 千葉  【福】田中佑、城後、【千】青木良
26A ○3-1 横浜FC 【福】大久保、田中誠、永里、【横】高地
27A ○1-0 鳥栖  【福】永里
28H ●0-2 柏   【柏】レアンドロ・ドミンゲス、林
29A ●1-2 熊本  【福】高橋、【熊】松橋2
 シーズン当初は不調で14位まで沈んでいた福岡ですが、第11節から第27節まで12勝3分け1敗のハイペースで勝点を積み重ねて3位まで浮上し、4位との勝点差も7に開いていました。ところがここ2試合は昇格が見えてきた事によるプレッシャーからか2連敗。4位との差も1に縮まって来ています。前の試合から1週間以上空いているため選手の疲れは無いと思いますが、しかし試合の重要度と言う意味では天皇杯よりも10/17のリーグ戦の方が上なのは明らかでしょう。ただ、だからと言って手を抜いてくると言うよりも、むしろ普段よりもリラックスして試合に臨んでくる可能性が高そうな気がします。「格下」だと思って戦うと、痛い目に遭うのは間違いない、と思われます。
 対するサンフレッチェはナビスコ杯準決勝の激闘を終えたばかり。しかも3日後には決勝の相手である磐田とリーグ戦を戦わなければならない、と言う状況です。従って天皇杯の重要性は認識しつつも、怪我人には無理をさせない、等のやり繰りはしてくるかも知れません。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
        中林

   森脇  ストヤノフ  横竹

     青山    中島

ミキッチ            山岸

    高柳      高萩

         李


SUB:西川、槙野、服部、森崎和、森崎浩、桑田、大崎
 ナビスコ杯は決勝に進出しましたが、しかしまだタイトルを手にしたわけでもなければACLの出場権を獲得できるわけでも無い、と言うことを忘れてはなりません。天皇杯は一発勝負、しかもJ2相手と言うことで、リーグ戦やナビスコ杯以上に難しい戦いになると言うことを忘れずに、全力を挙げて勝ち抜いて欲しいと思います。
<10.10.12> 昨日高円宮杯の決勝が行われ、サンフレッチェユースがFC東京U-18を2-1で下して今年の「高校年代日本一」になりました。
 広島のメンバーは、GK:大野、DF:越智翔、脇本、柳川、MF:砂川、早瀬(→野口90+3分)、平田、浅香、岡本、野津田(→井波79分)、FW:川森。前半はFC東京に押し込まれる展開が続いたそうで、DFラインを突破されて何度もピンチを迎えます。27分の秋岡のシュートはバーに当たったものの、28分に縦パス1本で抜け出した佐々木に決められ先制点を許しました。そしてその後もFC東京に攻め込まれ、34分の岩田のシュートもバー。42分にもカウンターから決定的なクロスを入れられます。ところが45分、浅香の左からのクロスがファーまで届いて、そこに飛び込んだのが最後尾を守っていたはずの越智翔。頭で丁寧に押し込んで、1-1で前半を折り返しました。
 これで勢いのついた広島は、後半は自分たちのサッカーができるようになったとのこと。そして14分にはCKから浅香のシュートのこぼれを越智翔が決めて逆転に成功しました。その後は激しい攻防が続き、後半20分には広島がカウンターから決定胃を作り、31分には川森がフリーでシュートしたもののGKの美技に防がれます。終盤にはFC東京のパワープレーに危ないシーンも多かったものの何とか逃げ切り、前田、高柳、森脇、槙野、柏木らを擁して戦った2004年以来6年ぶり2度目の優勝を遂げました。
<10.10.11>  昨日日本平で行われたナビスコ杯準決勝2nd leg清水戦は、サンフレッチェが1-1で逃げきり初の決勝進出を決めました。
 日本代表で西川と槙野、出場停止で横竹を欠いて、今季初めて森崎和をストッパーに起用して次の布陣で戦いに臨みました。
        中林

   森脇  ストヤノフ 森崎和(→丸谷70分)
       (→ミキッチ46分)
     青山    中島

山岸              服部

    高柳      高萩
    (→桑田65分)
         李


SUB:下田、岡本、森崎浩、大崎
 対する清水は岡崎と本田が不在で、GK:西部、DF:市川、平岡、ボスナー(→太田35分)、児玉、MF:兵働(→原72分)、山本真、小野、FW:大前(→藤本46分)、ヨンセン、枝村、と言うメンバーでした。試合は立ち上がりから清水のペース。3分には中林のパスミスを奪われ兵働がシュート。23分には大前の抜け出しにヒヤリとさせられ、23分の小野のFKは中林が横っ飛びで弾きます。31分には小野のミドルがポスト直撃。跳ね返ったボールに大前が頭で飛び込みましたがこれもバーが弾きます。34分にはロングクロスに小野が飛び込みましたが中林が身体を張って防ぎ、兵働のミドルは枠を外れます。更に42分にも左からのクロスにヨンセンが頭で合わせましたがこれもバーを直撃します。広島のチャンスらしいチャンスは、39分に高萩のパスに高柳が飛び込んだシーンぐらい。パスを繋げずラインがズルズルと下がり、不正確なロングボールも拾われて波状攻撃を受けると言う感じの苦しい45分でしたが、何とか無失点で前半を折り返しました。
 後半に入るとペトロヴィッチ監督は、状態が悪かったストヤノフに代えてミキッチを投入。服部をストッパーに下げて、森崎和を中盤に上げます。そしてこの采配が当たって、広島は森崎和のパスから、あるいはミキッチの突破からチャンスを作ります。また落ち着きを取り戻した中林も安定したセービングと繋ぎを見せます。そして後半18分、森崎和の展開のパスを受けた山岸が内側に切れ込み、ペナルティエリアの外から見事なシュートを決めて先制点を奪いました。
 これで勝ち抜きのためには2点以上が必要になった清水はどんどんゴール前に入れてきます。20分には枝村が至近距離からシュートしましたが中林がセーブし、ヨンセンのヘディングは枠外。22分には藤本のクロスにヨンセンが飛び込みましたが中島が必死でカバーします。広島も時折反撃を見せ、27分には李がミドルを放ったもののGK正面。38分には高萩のパスをフリーで受けたミキッチが右足で狙いましたがわずかに枠を外れます。単調な放り込みとミドルしか攻め手が無くなったように見えた清水でしたが、しかし後半41分、横パスをヨンセンがワンタッチで落とすと、後ろから走り込んだ小野が突破しシュート。右足で巻いたボールが逆サイドに決まって同点に追いつかれてしまいました。
 これで勢いづいた清水は次々と波状攻撃を仕掛けてきます。そして43分にヨンセン、47分に枝村、49分に原、50分に枝村と続けざまにシュートを放ちますが、焦りからか正確性を欠いてことごとく枠を外します。激しい攻防は両者とも最後まで譲らず、2試合トータルで1勝1分けで広島が決勝進出を決めました。
 試合はペトロヴィッチ監督が「清水が勝利に値するプレーをしていたのではないかと思います」と語っているように、内容的には清水が圧倒したゲームでした。小野を中心に兵働や山本真が絡んで素早いパス交換を繰り返し、両サイドの攻撃参加からのクロスとヨンセンのポストプレーで何度も冷や汗をかかせてくれました。中でも小野のプレーは全盛期を思わせるほどのもので、ゆったりとしたリズムでボールを回しているように見えながら、常に足を止めずに動き回ってピッチ全体に君臨し、ゲームを支配していました。これに対してサンフレッチェは、やはり決勝進出がかかった試合のプレッシャーからか前半はぎこちなさが目に付きました。特に中林は何度かパスミスでピンチを招いていましたし、ストヤノフはロングボールを狙うものの味方に全く合わず相手にクリアされるばかり。前線からボールを受けに下りてくる動きも少なく、パスは横に回るばかりでなかなか攻略の糸口をつかむことができませんでした。また森崎和も守備は無難にこなしていたものの、攻め上がりのタイミングがつかめず攻撃に厚みを加えることができません。前半はクロスバーのおかげで無失点で終えることができたものの、2〜3点取られていても不思議でないような展開でした。
 この流れを変えたのは、ペトロヴィッチ監督の思い切った采配でした。ミキッチの投入と森崎和のボランチは分かるのですが、問題はDFライン。中島かストヤノフをストッパーにすると言う選択肢もあったのではないかと思うのですが、監督の決断は「服部か山岸か」でした。しかも試合後のコメントによると「イリアンをベンチに下げるから、ヤマと公太、どちらか後ろに回ってくれ」と監督から言われて服部が「自分がやります」と言った、とのこと。そして服部は12cmの身長差に怯むことなくヨンセンと対峙して、しっかりと役目を果たしました。この服部の決断と頑張りがあったからこそ森崎和から山岸へのパス、そして貴重な先制点があったわけで、まさにチーム全体の力で奪ったゴールだった、と言えるでしょう。監督の采配と、それに応えた選手たち。最後まで集中を切らさず戦って1失点に抑えたことを含めて、チーム全体を貫く信頼関係が決勝進出の原動力だった、と言えるのでは無いでしょうか?
 今年は開幕当初から怪我などによる離脱が続いていて苦しいメンバー構成の中で戦ってきましたが、そこでも結果が出せたのはお互いに足りない部分をカバーしあってきたから。ミスがあっても、押し込まれる時間が続いても我慢できていたからこそ、準決勝を勝ち抜くことができたのだと思います。ここまで来れば、あと1つ勝つだけです。11/3の決勝まで何があるかは分かりませんが、今のチームならばどんな困難でも乗り越えることができるはず。チーム全員の力で、優勝カップを勝ち取って欲しいと思います。

フォトレポート
日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 中国新聞記事1 中国新聞記事2
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<10.10.10> ホットニュースと中国新聞によると、今日はやはり森崎和をストッパーに起用する模様。また左太もも裏を傷めていたミキッチがメンバー入りするそうで、「調子は抜群。身体は全く問題ない。試合に出ることができたら、全てを出しきる」と気合いを入れていたそうです。たぶん先発はないと思いますが、展開によっては途中出場で試合の流れを変える役割を果たすことになりそうです。
 今日の試合会場はアウトソーシングスタジアム日本平で、午後3時キックオフ。チケットは全席とも残があって当日券発売が予定されています。テレビ放送はCSのフジテレビONE(スカパー!ch739(SD画質)、ch614(HD画質)、スカパー!e2のch307)で生中継。またフジテレビTWOで午後6時から、テレビ新広島で深夜0時25分から録画中継が予定されています。今日はブログでの速報は行いませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報をご覧下さい。
<10.10.10> 昨日行われた高円宮杯の準決勝でサンフレッチェユースは静岡学園に逆転で勝って、決勝進出を決めました。メンバーは早瀬、越智翔が大学受験のため、野津田が発熱で欠場して、GK:大野、DF:柳川、宗近、脇本、MF:砂川、野口、平田、浅香、岡本、川森、FW:井波。前半はユースの出来が悪く相手に攻め込まれたそうで、11分にCKから利根に頭で決められてしまいました。その後も静岡学園のドリブル主体の攻撃に戸惑ったか、いつものサッカーができません。そして44分にクロスを利根に押し込まれ、2点のビハインドで前半を折り返しました。
 森山監督の檄を受けて、後半に入るとユースがペースをつかみます。2分には縦パスに抜け出した川森を倒した静岡学園の金が一発レッド。13分には浅香のシュートがポストを叩き、ゴールラインを横に走りましたがノーゴールと判定されます。そして数的有利を生かせないまま16分には宗近が2枚目のイエローをもらって退場となり、ますます苦しくなってしまいました。しかしここから驚異的な反発力を見せたのがユース。20分に川森のクロスを砂川がゴール上部に突き刺して1点を返すと、24分には砂川が倒されてPKをゲット。これを自ら決めて同点に追いつきます。その後両チームとも激しく攻め合いますが、後半32分、井波のポストプレーから砂川が強烈なミドルを決めてハットトリックで勝ち越します。その後静岡学園に攻め込まれるシーンもあったもののDFがしっかりと守り、逆に後半45分に岡本がドリブルからゴールを決めてダメを押しました。
 驚異的な逆転勝ちで決勝進出した広島ユース。その原動力は、「気持ちには引力がある」と言う森山監督の言葉に代表される強い精神力だった、と言えるでしょう。決勝戦の相手はFC東京U-18、プリンスリーグはレベルの高い関東を無敗で勝ち抜き3連覇。高円宮杯もグループリーグから全勝で勝ち上がってきました。クラセンではグループリーグで対戦し広島が2-0で勝っていますが、FC東京はそのおかげでグループリーグ敗退となったわけでそのお返しもしたいはず。決勝はお互いのプライドを賭けた激しい戦いとなるのではないでしょうか?決勝は埼玉スタジアム2002が会場で、明日の午後3時キックオフです。
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