10/24〜10/30のSANFRECCE Diary


<10.10.30> サンフレッチェは明日、Jリーグ第28節横浜Fマリノス戦をアウェイで戦います。
 第17節から6試合で5勝して6位にまで上がった横浜FMでしたが、その後は勝ちきれない試合が続いて現在勝点が42。広島と同勝点、同得失点差ながら総得点で2点少ないため8位にいます。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
13A ●0-3 広島  【広】中島、佐藤寿、森崎浩
14H ○1-0 G大阪 【横】天野
15A △1-1 大宮  【横】長谷川、【宮】村上
16H ●0-2 名古屋 【名】ケネディ、ダニルソン
17A ○1-0 仙台  【横】松田
18A ○2-1 清水  【横】兵藤、中村、【清】岡崎
19H ●0-1 山形  【山】石井
20A ○2-1 京都  【横】OG、河合、【京】中村太
21H ○3-0 新潟  【横】山瀬、中村、長谷川
天2 ○3-1 長崎  【横】山瀬2、小野、【長】神崎
22A ○3-1 川崎F 【横】山瀬、兵藤2、【川】ジュニーニョ
23A △1-1 名古屋 【横】天野、【名】金崎
24H ●0-1 仙台  【仙】赤嶺
25A △0-0 磐田
天3 ○2-1 鳥栖  【横】中村、小野、【鳥】早坂
26H ○1-0 神戸  【横】小野
27A ●0-2 鹿島  【鹿】興梠2
 前節鹿島戦は、今季初先発の本山のパスに守備を破られ2失点。中村俊輔が復帰したものの、攻撃面でも見どころが少なく木村監督が「見ての通りの完敗」と言わざるを得ない試合でした。J's GOALのプレビューによると「横浜FMは広島相手にリーグ戦3連敗を喫している」と言うことで苦手意識があるようですが、しかしかつて(10年ほど前)は広島は横浜マリノスにもフリューゲルスにもめっぽう弱く、この2チーム相手に20連敗していたこともあります。中澤の今節からの復帰は見送られたようですが、中村、山瀬、栗原ら質の高い選手が揃っている上に、小野や天野ら若手も続々と育ってきていることを考えると、厳しい相手であるのは間違いないと言えるでしょう。
 対するサンフレッチェですが、このところ8試合負けなしで来ています。また前節は3-0で快勝していると言うことで常識的にはメンバーを変えることは無い、と思われますが、練習ではビブス組(主力組)もビブス無し組もどちらも良いサッカーを見せているとのこと。3日後にナビスコ杯の決勝が待っていることを考えると、多少選手を入れ替えてくるかも知れません。
        西川

   横竹   中島   槙野

     森崎和  森崎浩

森脇              山岸

    高萩      高柳

         李

SUB:中林、ストヤノフ、青山、ミキッチ、丸谷、山崎、佐藤寿
 ACL出場圏内のG大阪との勝点差は7。残り試合が7試合だと言うことを考えると、追いつけるぎりぎりの所にいる、と言えます。まずは同じ立場の横浜FMを叩いて、上位への挑戦権を得て欲しいと思います。
<10.10.29> 携帯サイトによると、怪我人が復帰してきたと言うこともあって今週の練習は見ていて面白いものになっているそうです。レギュラー組が好調で良いサッカーをしているのは当然として、ストヤノフ、ミキッチ、佐藤寿らが入るサブ組もレベルが高く、あちこちで激しいバトルが繰り広げられているとのこと。先発争いだけでなく、ベンチ入りを目指した戦いも厳しいものになっているようです。また居残り練習では、李、横竹、西川らがPK練習をする一方で、森崎浩、槙野、中林が直接FKの練習をしていたそうです。特に森崎浩はほとんどのボールが枠を捉え、中林も取れないような質の高いボールを次々と放っていたとのこと。前節復帰したばかりでさすがのプレーを見せていた彼ですが、次節はそれ以上のパフォーマンスが期待できるのではないでしょうか?
<10.10.28> 湘南戦を後からビデオで見たのですが、点差ほど楽な試合ではなかったと言う感想を持ちました。湘南は中央を固め、高い位置でボールを奪ってショートカウンターから点を狙う、と言う戦術を徹底。これが立ち上がりは機能して、1分と3分の新居のシュートのどちらかが決まっていたらどうなっていたか分からなかったと思います。またその後もこのチームらしい真面目なサッカーを貫いて、良く守りかつ良く攻めて来ていました。残留争いをしているチームは精神的なバランスを失って自ら崩れて行くことも多いのですが、湘南にそう言う意味での隙はなく、むしろできることをきっちりとやっている、と言う印象でした。ペトロヴィッチ監督が試合後に語った「難しい試合だった。簡単に勝てる相手ではなかった」と言う言葉は、決して外交辞令ではなかったと思います。
 しかしそんな相手に対して落ち着いて戦うことができるのが、今のサンフレッチェだと言えます。この試合も相手が中央を固めていると見るやサイドからの攻めを中心にします。そして1点目も2点目も右サイドからのクロスを逆サイドに振って、折り返したところからゴールを奪いました。また守備面でも切り替えを早くして相手のカウンターを防ぎ、シュートに至る前の段階で潰すシーンが目立ちました。相手の頑張りからすると、何十%かの確率で湘南が勝つ可能性があったかも知れない。しかしそれでも広島が勝ったのは、選手たちのプレーから見れば必然的な結果でした。これまでの苦しいシーズンで学んできたことを生かした戦いが出来たことが、この勝利に繋がったと言えるでしょう。
 そしてその中心にいたのは、久々に揃って先発のピッチに立った森崎兄弟でした。2試合連続でフル出場した森崎和は、主に最終ラインにポジションを取ってチーム全体をコントロールしただけでなく、読みの鋭い守備で何度も相手の逆襲を防ぎました。また4試合ぶりに先発した森崎浩は、エメルソンにマンマークに付かれながらも要所で素晴らしいパスを出し、また先制点に繋がるシュートを打ちました。携帯サイトによると森崎浩はオーバートレーニング症候群の症状が出て「抜き差しならない状況まで彼を襲っていた」そうですが、しかしそこで負けずに練習に参加しながら回復を目指す道を選んだ、とのこと。この日の試合出場も不安に包まれながらのものだったそうですが、しかしそんな時にでもこれだけのプレーができるのだから大したものです。この勝利はもちろん2人だけの力では無かったと思いますが、しかし彼ら兄弟の復活がチームに大きな力になったのは確かでしょう。これからの終盤戦、そしてナビスコカップ決勝に向けて、収穫の多い試合だったと言えるのではないでしょうか。
<10.10.27> 日曜日にJユースカップのグループリーグ第2戦が行われ、サンフレッチェユースは大分U-18と引き分けました。得点は前半24分に茂(大分)、27分に砂川、36分に横山(大分)。後半8分に井波が同点ゴールを決め、44分に越智が決めて勝ち越しましたが、後半ロスタイムに原にゴールを許して引き分けました。
<10.10.26> 昨日デッツォーラ島根と練習試合を行い、5-1で勝ちました。メンバーは、GK:中林(→下田46分→原76分)、DF:岡本、ストヤノフ、篠原、MF:石川、青山(→亀島46分)、丸谷、清水、山崎(→森保46分)、桑田(→柳川66分)、FW:大崎。得点は19分と24分に山崎、後半23分に森保、後半36分と49分にストヤノフ。失点は後半ロスタイムでした。
<10.10.25> 昨日ビッグアーチで行われた第27節湘南戦は、李の5試合連続ゴール等で3-0で勝ち、順位を7位に上げました。
 森崎浩が4試合ぶりに先発復帰して、次の布陣で戦いました。
        西川

   横竹   中島   槙野

     森崎和  森崎浩(→青山63分)

森脇              山岸(→ミキッチ74分)

    高萩      高柳(→山崎67分)

         李

SUB:中林、ストヤノフ、丸谷、桑田
 対する湘南は、GK:都築、DF:臼井、村松、山口、島村、MF:寺川(→馬場64分)、ハン(→古林76分)、坂本、エメルソン、FW:阿部、新居(→中村60分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは1分に新居が放ち、3分にも新居のシュートを西川が横っ飛びで弾くと言うシーンがありましたが、しかしその後は地力に勝る広島のペース。20分には中盤でのパス回しから槙野が右足でシュート。25分には高萩がグラウンダーのミドルを放ち、39分には中に切れ込んだ森脇が狙います。そして前半42分、高萩のパスで抜け出した森脇が逆サイドへクロス。山岸が戻したボールを叩いた森崎浩のシュートは都築が弾いたものの、そこにポジションを取っていた李が冷静に頭で決めて、広島が1点リードで前半を折り返しました。
 後半は余裕の出た広島が自在にボールを動かしてチャンスを作ります。そして後半3分には槙野が強烈なシュートしたもののバー直撃。14分の山岸のシュートはポストを叩き、続く高柳のシュートも枠外に外れます。21分にも左からのクロスに李がボレーで合わせましたが枠を捉えることができず、22分の森脇のシュートは枠外。そして24分の高萩のシュートはGK正面を突きます。逆に後半10分には島村のシュートがクロスバー。23分にはカウンターから危険なシーンを作られるものの戻った中島がカバーし、25分にもミスパスから逆襲を受けるなど冷や汗をかきます。しかし後半29分、交代で右サイドに入ったばかりのミキッチのクロスを槙野が折り返して高萩が頭で決めて、ようやくリードを広げました。
 雨が降って涼しかったためか運動量の落ちない広島は、その後も追加点を狙って攻めます。後のなくなった湘南も、34分の古林のシュートやその直後の阿部のヘディング、そしてロスタイムの阿部のシュートなどで広島ゴールを脅かします。しかし広島は慌てずその攻撃をはね返し、45分の李、山崎の惜しいシュート等で追加点を狙います。そしてロスタイム2分過ぎにカウンターからミキッチが中央を駆け上がり、左サイドのスペースへのパス。ここに走り込んだ山崎が決めてダメを押しました。

日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ 中国新聞記事1 中国新聞記事2
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<10.10.24> ホットニュースとJ's GOALによると、佐藤寿は練習復帰して2日しか経っていないと言うことで試合出場は見送られるそうです。その一方で森崎浩が調子を上げているようで、中国新聞では先発予想に入っています。このところチャンスは作れているものの2点目が取れずに引き分けに終わる、と言うパターンが多いだけに、今日は2点目、3点目の行方が勝負を決めることになりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後1時キックオフ。試合前イベントとしては「フェニックスライオンズクラブU-9」「ガールズ&レディースフェスタ」「サンフレッチェカップU-11」が9時から。「フォリアチャレンジ」が11時20分ごろから行われます。メイン側おまつり広場では「北広島町PRブース」「2022年FIFAワールドカップ日本招致ブース」「ピンクリボンキャンペーンブース」「メッセージ記入コーナー」がそれぞれ10時から。メイン総合案内所前では「フェイスペイント」が10時から、ファンクラブサロン前では「キックターゲット」が11時から行われます。また試合会場限定グルメは、秋の味覚の王様「松茸ごはん」を600円で限定320食提供します。更に今日から「ヤマザキナビスコカップ決勝進出グッズ」を販売します。
 先着プレゼントは「オリジナルランドリーバッグ」と「パパママ応援!オリジナル手ぬぐい」を10,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、青山選手のプレミアム選手カードです。
 テレビ中継は、スカパー!ch182(SD画質)とch192(HD画質)、及びスカパー!e2のch802(SD画質)で生放送。またRCCラジオでも生放送が予定されています。今日はブログでの速報はありませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報などをご覧下さい。
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