12/12〜12/18のSANFRECCE Diary


<10.12.18> サンフレッチェは昨日、桑田慎一朗選手のファジアーノ岡山への完全移籍と橋内優也選手の徳島ヴォルティスへの完全移籍、及び平繁龍一選手の期限付き移籍満了を発表しました。桑田は新戦力として期待されているのだと思いますし、橋内は今季のプレーが認められたと言うことだと思いますが、平繁の場合はどうか。サンフレッチェの戦力として期待されての「帰還」であればもう少し別の表現(例えば「復帰のお知らせ」とか)ても良さそうな感じがしますが、もしかすると改めて別のチームにレンタルする、と言う意味を含んでいるのかも知れません。
<10.12.17> 今朝の中国新聞によると、下田崇選手が昨日現役引退を明らかにした、とのことです。クラブからはスタッフとしてのオファーを受けているようで、年明けにもC級コーチライセンスの取得手続きを行うとのこと。将来的にはGKコーチとして、次代の「GK王国」を作って行くことになります。
 なお札幌と愛媛は昨日、吉弘充弘選手の愛媛入りを発表しました。
<10.12.17> 中国新聞によると、中島選手が700万円増の2,500万円で来季の契約に合意した、とのことです。8日に1回目の交渉を行った時に条件面での問題は無かったそうで、この日クラブ側に合意の連絡が入った、とのこと。怪我人続出のチームにあって公式戦47試合中45試合に出てチームを支えた「ゴールドマン」にしては少ないような気もするのですが、広島は年俸を一気に上げることは少ないクラブなので止むを得ないことかも。ストヤノフが不在になる来季は今年以上に彼に頑張ってもらわなければなりません。
<10.12.16> 昨日のトライアウト2日目が行われ、34人が参加しました。サンフレッチェ関係では篠原が1試合目のAチームでプレーした模様。また八田も2試合目に出場していますが、その他の選手は出ていません。下田はオファー待ちだとのことですが、他の選手には既に話があるのかも知れません。
<10.12.16> 神奈川新聞などの報道によると、川崎Fが横浜FMの山瀬に正式オファーを出した、とのことです。広島は既に山瀬と交渉済みですが、札幌や仙台も獲得に動いているとのこと。川崎Fは複数年契約を提示しているらしく、激しい争奪戦の様相を呈してきました。
 なお今週のサッカーマガジンとサッカーダイジェストによると、大分の東の獲得に動いているかのような書き方をしています。今のサンフレッチェはトップ下の選手は多いものの、ドリブラータイプが少ないのが問題。従って山瀬との交渉次第では、本気で取りに行く可能性もありそうです。
<10.12.15> 昨日JPFA(日本プロサッカー選手会)主催のトライアウト1日目が行われ、47人が参加して紅白戦を3試合行いました。昨日は東日本のクラブに所属する選手が中心だったとのことですが、元広島の選手は池田だけ。実際には岡山や徳島の選手も出場していたため必ずしも東日本だけと言うわけでは無さそうですが、吉弘や李漢宰らが出なかったのは既にどこかから話がある、と言うことなのかも知れません。
<10.12.14> 先週発売の紫熊倶楽部1月号(Vol. 155)の表紙は、森崎和幸選手と西川周作選手。そしてインタビューもこの2人となっています。
 前のページのインタビューで取り上げられているのは森崎和幸選手で、タイトルは「覚悟」。慢性疲労の症状が出た春の様子から、夏の間の苦闘、そして復帰までを綴っています。アウェイの山東魯能戦の前後から症状がどんどん悪くなり、そのあと家からも出れない日々が続いていた、とのこと。その間には引退も覚悟して、他の仕事を探していたこともあったそうです。家族や監督、スタッフ(特に大輔さん)の支えで何とか練習には復帰したものの、なかなか体調が戻らないもどかしさ。鹿島戦で復帰した時も、自信は全く無かったそうですが、しかしそこで目にした「何度でも言うよ!おかえりKAZU」の横断幕。そしてそんな最悪の状態でも63分間プレーできたこと。これがターニングポイントとなって、本格復帰の道を歩むことができたそうです。壮絶な森崎和幸選手の「戦い」は、サポーターとしてはぜひ読んでおきたい記事だと思います。
 このインタビューの前では、ペトロヴィッチ監督が今シーズンを振り返っています。また連載の「若者たちの『今日までそして明日から』」に登場しているのは原裕太郎選手。ベンチ入りもできず、紅白戦でも別メニューを強いられると言う苦しいシーズンを送りながら、「メンタルは今年は成長している」と言い切る原選手。最近、ツイッターでもつぶやいている彼の心の中を吐露しています。
 同じく連載の「スタッフたちの『ガンバロウゼ』」ではユースコーチの山崎真さんが取り上げられています。1人で練習した、と言う高校時代から本格的な指導者に出会った大学の時代、そして浦和、東京ガス、水戸と続いたプロ選手としての生活。その後は大分のスタッフやFC東京のコーチ等に就任しながらも、何年か後にはクビになる、と言う経験をして来たそうです。「1時間45分ほぼノンストップでしゃべり続けた」と言うインタビューは1回分には収まらず、次回に続きます。
 マッチレポートはG大阪戦、新潟戦、清水戦、仙台戦、名古屋戦。「サンフレッチェを支える人々」では、スタジアムで広告の設置や清掃を担当している三洋企画の高次孝さんを取り上げています。「紫熊短信」と「READER'S AREA」を挟んで、後のページで登場しているのは西川選手。代表落ちしたW杯の悔しさ。ナビスコカップの決勝。広島でのベストゲームとワーストゲームなど、広島で初めて過ごした1年を振り返っています。
 ユースとスクールのレポートは、毎年恒例の「ふれあいサッカーフェスティバル」。そして「私たちは、サンフレッチェ・サポーターです」には光市の津守さんとその兄弟を取り上げています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTの他、広島県内主要書店と東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマートでも販売中です。また通信販売のお申し込みはe-VPOINTでどうぞ。
<10.12.13> 昨日Jユースカップの決勝トーナメント2回戦が行われ、サンフレッチェユースはC大阪U-18に勝って準々決勝に進みました。携帯サイトによると広島のメンバーは、GK:大野、DF:越智翔、宗近、脇本、MF:早瀬、岡本、浅香、砂川、野津田、平田、FW:井波。対するC大阪は、GK:鶴崎、DF:多田、永田、小池、堀尾、MF:田中、野口、秋山、小暮、FW:南野、風間。序盤から広島対策を練って臨んだC大阪の守備に苦しみ、ボールを保持するもののなかなか良い形を作れなかった、とのこと。逆に24分にはクロスに飛び込んできた南野にフリーでシュートを許したものの枠外。26分には小暮のミドルがバーを叩くなど、決定機はC大阪の方が多かったそうです。そこで森山監督は後半に入った後にポジションチェンジを指示し、これでペースを取り戻すことに成功したとのこと。後半7分には井波が抜け出してGKと1対1になったもののシュートはGK正面。17分には野津田のパスを受けた井波が決定機一歩手前まで行き、36分には野津田のミドルが惜しくも枠を外れます。そして後半38分、野津田のCKを浅香が押し込んでついに先制。その後はC大阪の反撃を凌いで、苦しみながらの勝利となりました。準々決勝は、「監督・選手ともに『格上』と認める」横浜FMユースが相手。長居第二球技場で、12/19の午前11時キックオフです。
<10.12.12> 昨日、サンフレッチェユース出身で横浜FCの中野祐太選手が、シーズン途中でレンタルされていた岡山に完全移籍することが発表されました。なお、元広島の選手で現所属のチームと契約解除となった選手は次の通り。
【仙台】永井篤志(広島98→山形→仙台)
【甲府】池端陽介(広島99→V川崎→大分→甲府)
【札幌】吉弘充志(広島07→札幌)
    李漢宰(広島09→札幌)
【千葉】池田昇平(広島05→仙台→千葉)
【湘南】中山元気(広島04→札幌→湘南)
【徳島】八田康介(広島04→鳥栖→広島06→FC東京→横浜FC→徳島)
 この中で李漢宰選手は期待されて札幌入りしましたが、5月に左膝軟骨損傷で手術を受け、その後股関節痛も併発してシーズン終了まで試合に戻ることができませんでした。同じく札幌の吉弘充志選手はシーズン当初は試合に絡めませんでしたが、7/25に今季初めて先発出場するとその後は3試合を除く全試合でフル出場しています。またその他の選手ですが、永井は10試合、中山は3試合、池端は2試合、池田と八田は出場無しに終わりました。彼らの多くは次のチームとの契約を目指して、12/14,15に行われるトライアウトに参加することになるものと思われます。
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