12/26〜12/31のSANFRECCE Diary


<10.12.31> サンフレッチェは昨日、槙野智章選手がドイツ・ブンデスリーガの1.FCケルンに移籍する、と発表しました。中国新聞によると槙野は以前から欧州でのプレーを希望し「失敗しても経験になる。若いうちにしかチャレンジはできない」と繰り返していたとのこと。12/10からドイツを訪問し、ホッフェンハイムだけでなくドルトムントの練習にも参加していたそうで、その積極的な姿勢がオファーを呼び込んだことになります。クラブとしては生え抜きの主力を失うわけで非常に痛いのですが、しかし彼自身の成長のためにはここでチャレンジするのは良いタイミングなのも確か。DFがシーズン途中で移籍して出場機会を掴むのはなかなか大変だと思いますが、頑張って欲しいと思います。
 ところで移籍先の1.FCケルンですが、1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代チャンピオンになるなど「名門クラブ」の一つです。1試合平均観客動員が常に4万人を越えるなど地元の人気も高く、過去には奥寺康彦氏やピエール・リトバルスキーらが在籍していました。しかし1980年代にクラブ内のごたごたが続いて徐々に低迷が始まると、1998年には初の2部降格。その後は上がったり落ちたりの「エレベータークラブ」となり現在に至っています。今季も開幕から調子が上がらず、17節終了時点で勝点15の16位。失点も多いのですが、それ以上に総得点が18点と得点力不足が深刻です。ケルンが槙野に何を期待しているのかは良く分からないのですが、まずは戦術を理解して(ドイツ語も早く覚えて)チームに馴染んで欲しいと思います。
<10.12.30> 中国新聞によると、京都のDF水本が移籍の意思を固め、近く正式契約する見通しとなったとのことです。広島の守備陣はもともと人が少なかった上に今季限りでストヤノフが退団。また槙野もドイツ移籍の可能性が高まっていて、補強が焦眉の課題となっています。水本はまだ25歳と若く、オシム監督の元でサッカーをした経験もあるので広島の戦術に馴染むのも早いはず。早く契約を決めて、サポーターを安心させて欲しいと思います。
<10.12.29> プレスリリースによると、サンフレッチェの来季開幕前のスケジュールは次の通り。
1/20(木)10:30    トレーニング開始(吉田サッカー公園)
1/22(土)午後     パレードイベント(広島市中区本通)
1/29(土)〜2/9(水) 1次トレーニングキャンプ(沖縄県本部町陸上競技場)
2/12(土)       清神社参拝
2/15(火)〜2/25(金) 2次トレーニングキャンプ(宮崎県フェニックス・シーガイア・リゾート)
2/26(土)       シーズン開幕イベント(広島駅南口地下イベント広場)
 なお、1/22(土)の午前には「第7回サポーターズカンファレンス」が予定されていますが、参加申し込み受け付けが1/5必着となっています。応募資格はサンフレッチェクラブ会員、または年間指定席ご購入の方で、募集人数は100人。参加ご希望の方は官製はがきに郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、年齢、電話番号、会員番号、ご意見、質問事項を記入して、「〒733-0036 広島市西区観音新町4-10-2 広島西飛行場ターミナルビル1F(株)サンフレッチェ広島 サポーターズ・カンファレンス事務局」までお送り下さい。
<10.12.28> 広島と鹿島は昨日、佐藤昭大選手の完全移籍を発表しました。今年鹿島にレンタルされていた佐藤昭は曽ヶ端、杉山の壁に阻まれベンチ入りもできない日々が続いていましたが、リーグ戦の最終節に初めてベンチ入りしています。ここで完全移籍になったと言うことは、鹿島から戦力として期待されていると言うことなのですから、ぜひその期待に応えて、まずはベンチ入りを勝ち取って欲しいと思います。
<10.12.28> 広島と岡山は昨日、イリアン・ストヤノフ選手の移籍を発表しました。ストヤノフは岡山のサイトで「ファジアーノ岡山からのオファーは、自分にとって良い意味での驚きでした... 岡山でのプレーは、自分のフットボールキャリアにおいて全く新しいチャレンジとなるでしょう」と語っています。2005年に来日したストヤノフは、2008年にはJ2でプレーしていますが、広島と岡山とは環境も違うでしょう。先に移籍が決まった桑田とともに、チームを引っ張って欲しいと思います。
<10.12.27> スポニチによると、槙野がドイツ・ブンデスリーガの1FCケルンに完全移籍することが濃厚になった、とのことです。複数の関係者によれば既に条件面などの交渉が進められていて、代表の国内合宿終了後に渡独しメディカルチェックを受ける予定だとのこと。それで問題なければ、正式契約に進むようです。
<10.12.27> スポニチなどによると、日本サッカー協会は日本代表のアジア合宿に練習要員として10人が参加すると発表し、森脇が選ばれました。
【GK】東口(新潟)、守田(京都)
【DF】永田、西(新潟)、森脇(広島)、高橋、浜田(浦和)
【MF】青木(大宮)、藤田(慶大)
 天皇杯などのために合宿初日に10人しか集まらない、と言う状況に対応するもので、31日まで練習に参加した後に「お役ご免」となる予定です。ただ、代表メンバーに辞退者が出れば予備登録メンバーから選ばれるわけで、ここでプレーできることを見せれば多少は有利なはず。森脇がアジア杯の代表に追加される可能性はわずかかも知れませんが、頑張って欲しいと思います。
<10.12.26> サンフレッチェと東京Vは一昨日、平繁龍一選手の期限付き移籍を発表しました。平繁はサンフレッチェジュニアからの生え抜きで、U-14から年代別代表に選出されるなど期待されてトップ昇格しました。そしてルーキーイヤーの2007年にはリーグ戦20試合に出場し得点は無かったものの、京都との入れ替え戦のアウェイゲームでは、2nd legに希望を残す追撃ゴールを決めました。また翌年は開幕戦に先発出場してゴールを決めるなどブレイクの気配を見せましたが、しかし徐々に出場機会を失い結局17試合の出場にとどまります。更に2009年はわずか9試合の出場に終わり、今季は徳島に期限付き移籍していましたがレギュラーを確保した、とは言えませんでした。来季東京Vは、今季惜しくも逃したJ1昇格を本気で狙う年になるはず。その中で厳しくなるであろうポジション争いを勝ち抜いて、大きく成長して戻ってきて欲しいと思います。
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