2/14〜2/20のSANFRECCE Diary


<10.2.20> 宮崎キャンプ4日目の昨日はトップチームが軽めのメニューで引き上げたのに対し、サテライトは宮崎産業経営大学と練習試合を行いました。メンバーは、GK:下田、DF:宗近、横竹、篠原、MF:石川、岡本、丸谷、砂川、高柳、清水、FW:井波。オフィシャルサイトによると、開始早々に砂川のシュートのこぼれを丸谷が押し込んで先制点を奪ったものの、その後はドタバタ。8分にPKを与えて同点に追いつかれ、13分に高柳のゴールで勝ち越したものの32分には再び同点。34分に清水のゴールで3点目を奪って前半はリードして折り返したものの、ミスからの失点で自ら苦しんだ、と言う展開だったそうです。しかし後半は良い流れとなり14分に砂川のクロスを清水がヘディングで決め、32分にはまたも砂川のパスを清水がゲットして、結局5-2で勝ちました。オフィシャルサイトによると、「実戦デビュー」となった石川が好プレーを見せていたそうで、清水から石川への展開から何度も相手ゴールを脅かした、とのこと。ペトロヴィッチ監督も「将来、計算できる選手になると感じた」とそうです。また中国新聞によると高柳が「格下相手とはいえ攻守に存在感を示した」とのこと。過密日程を乗り切るには1人でも2人でも計算できる選手が必要なだけに、彼らの成長に期待したいと思います。
<10.2.20> 昨日から予約が開始されたACL用ユニフォームですが、受付開始から数分で予定数量に達して予約打ちきりとなりました。V-POINTでは開店時に並んでいた人ですら全員に行き渡らなかったそうで、対応に不満の声が上がっていたとのこと。追加発注を検討すると言うことで事態を収拾したそうですが、もともと250着しか出せなかったのはACLとの契約が絡んでいるのは間違いなく(例えばACLとAFCのロゴバッジの数に限りがある、とか)、実際に追加販売できるのか微妙なのではないかと思われます。今回の予約販売は、枚数が少なく争奪戦が予想されたにも関わらず1人あたりの枚数に制限がない等、やり方がまずかったのは明白。サポーターでもない人が買い占めて転売する、と言う可能性も高いのではないかと思われます。今回はもうどうしようも無いかも知れませんが、今後は例えばサンフレッチェクラブ会員を優先するなど、本当にサンフレッチェを愛する人が悲しまないような対応を、真剣に考えて欲しいと思います。
<10.2.19> 昨日サンフレッチェはカターレ富山と練習試合を行い、3-0で勝ちました。メンバーですが、盛田が疲労と足の故障のため出場を回避。久々に森脇がトップチームのメンバーに入って、次のようなものとなりました。
       西川

  森脇  ストヤノフ   槙野

     中島  森崎和
     (→高柳60分)
山岸            服部

    李     高萩
    (→森崎浩45分)
       佐藤寿
 対する富山のメンバーは、前半がGK:橋田、DF:西野、濱野、堤、中田、MF:姜、上園、苔口、朝日、FW:石田、桜井。後半は、GK:内藤、DF:吉井、金、足助、谷田、MF:舩津、森、関原、川崎、FW:平野、永冨。携帯サイトによると立ち上がりは富山にボールを持たれるシーンが多かったようですが、その後は「運動量もある程度保ち、パスコースをいくつも確保した上での展開となった」そうです。そして7分、佐藤寿がファウルを受けて得たFKで素早くリスタートし、森脇が切れ込んで左サイドへ展開。フリーで受けた服部がクロスを入れると、佐藤寿がダイレクトで叩いて先制点を奪いました。20分には攻め上がったストヤノフが素晴らしいスルーパス。飛び出した佐藤寿のシュートはポストに弾かれたものの、決定的なシーンを作ります。そして35分、高い位置で奪ったボールを高萩が佐藤寿に繋ぐと、ヒールでボールを浮かしてGKの頭上を抜いて2点目を決めました。更に43分にはワンタッチパスの連続で相手を振り回し、攻め上がった槙野が佐藤寿へのスルーパス。佐藤寿はドリブルで切れ込んで李忠成のゴールをアシストしました。
 後半は森崎浩をトップ下に入れ、15分からは高柳を投入して森崎浩をボランチに下げるなど布陣変更を行いましたが、疲れのためか全体的に運動量が落ちてミスからカウンターを受ける場面も増えたとのこと。10分には決定的なシュートを打たれたものの西川がナイスセーブで凌ぐ、と言うシーンもあったそうです。逆にチャンスのシーンでは最後の精度を欠いて追加点を奪うことはできず、そのまま試合を終えました。中国新聞によると「一番の収穫はストヤノフのフル出場」だったそうで、得意の攻撃参加をしばしば見せるとともにロングパスの精度も上がってきた、とのこと。ペトロヴィッチ監督も「体力面でまだきつい部分はあるが、キャンプを通じて一番いい内容。今後いい調整ができれば、ACL開幕戦の計算は立つ」と語っていたそうです。また西川とDFラインとの連携もまずまずだったようで、「連係面に不安はない。パスをサイドではなく(中央の)ボランチに出すなど、攻撃をペースアップするよう修正したい」と語っています。長いキャンプの疲れや怪我人の続出などで苦しい状況は続くものの、何とか山東魯能戦には戦えるメンバーを揃えることができそうです。
<10.2.19> オフィシャルホームページによると、ACL用のユニフォームを250着限定で販売することになりました。予約受付期間は今日の11時から2/21(日)の19時まで。商品の受け渡しは3/30(水)のアデレード戦の試合会場での受け取りか、V-POINTあるいは宅配便での受け取りとなります。申し込みはV-POINTでの店頭か、あるいはFAXとなっていて、それ以外の受付はありません。e-VPOINTでの販売もありますが、販売数が少ないため早い段階での受付終了は必至。手に入れたい方は今日の11時にV-POINTに行くか、あるいはFAXが繋がるまで送り続けるしかなさそうです。
<10.2.18> 携帯サイトによると、今日の富山との練習試合に向けて昨日はペトロヴィッチ監督の「テンションはどんどん上がってい」たとのこと。午前中は軽めのメニューだったそうですが、「トップチームの動きが悪いと見るや、練習の最後に彼らに全員100m走を10本課し、その後に彼らを集めて激しく檄を飛ばした」そうです。そして午後のトレーニングでは11対12の実戦練習を行い、全体的にピリッとしたムードになっていたそうです。今日の富山戦でのポイントは怪我人の回復具合で、特にストヤノフと森崎浩の状態が気になるところ。今日の結果次第では、ACL初戦の山東魯能戦のメンバーを考え直さなければならなくなるかも知れません。なお富山戦は今日の午後3時からで、携帯サイトでの速報も予定されています。
<10.2.17> 中国新聞によると、昨年11月に鼠径部症候群の手術を行いリハビリ中だったミキッチですが、股関節に違和感を訴えドイツの病院で検査を受けたところ恥骨結合炎と診断されたそうです。そのままドイツで治療を続けるそうで宮崎キャンプには合流せず、山東魯能戦までの復帰は絶望的となりました。
 なお、携帯サイトによるとトルコキャンプで怪我をした桑田は骨や靭帯に異常はなく、大事には至らなかった様子。また腰痛のためトルコでは別メニューが続いていた下田も、昨日からチーム練習に合流したそうです。更に新人・石川も初めて全メニューに参加し、代表帰りの佐藤寿、西川を加えていよいよACL初戦に向けてラストスパートとなります。
<10.2.16> 先週発売の「紫熊倶楽部」3月号(Vol.145)の表紙は選手全員の集合写真で、タイトルは「広島から世界へ」となっています。巻頭のカラーページに登場するのは下田崇選手。J2降格が決まった2007年12月8日の入れ替え戦を最後に、チームがJ2での戦いを乗り越え、J1に復帰しても出場機会はありません。それでも昨年末にチームから契約延長の提示を受け、ほっとした気持ちになったそうです。J2に落としてしまったのは自分だ、と言う思い。その一方で、活躍を続ける同年代の選手の存在と常に試合で張られるサポーターの横断幕。怪我を乗り越え、「チームのために」と言う気持ちで若いライバルたちとのポジション争いに臨む、今季に向けての意欲を語っています。
 これに続くのは「ACLのグループステージで闘うライバルたちを考える」と言う記事。初めて対戦するチームの歴史と現状、そしてこれまでのサンフレッチェとの関わりを紹介しています。「SIGMA REPORT」はトルコキャンプ初日から5日目までの様子。ユースのレポートでもトルコキャンプ参加中の選手を取り上げています。またジュニア、ジュニアユースの現状に続いて、山出久男普及部長のインタビューが掲載されています。
 「私たちは、サンフレッチェのサポーターです」は「いろんなところで出会ったサポーターのみなさん」。「紫熊短信」と「READER'S AREA」を挟んで、後ろのカラーページは高萩選手のインタビューとなっています。トップ下でアイディアあふれるプレーを見せる天才肌の彼は、「言葉の選択も独特の世界を持っている」とのこと。「正解じゃなくても、不正解ではない」等の不思議な「洋次郎ワールド」が堪能できます。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTの他に広島県内大手書店、広島ゆめてらす、ジュンク堂池袋店などで発売中です。また通販のお申し込みはe-VPOINTでどうぞ。
<10.2.15> 日本代表は昨日、東アジア選手権で韓国に1-3で逆転で敗れ、またもや優勝を逃しました。
 日本代表のメンバーは、GK:楢崎、DF:闘莉王、長友、内田、中澤、MF:遠藤、稲本、中村憲、大久保(→香川26分→岩政HT)、FW:岡崎、玉田(→佐藤寿82分)。序盤は日本のペースで、ボールを支配して韓国を押し込みます。そして前半20分にセットプレーで闘莉王が相手に押し倒されてPKを獲得。遠藤がきっちりと決めて、先制点を奪いました。しかしその後は韓国のパスが繋がるようになり、32分に内田が相手を引っかけてPKを与えて同点。続く38分にはミドルシュートが中澤に当たり、そのまま楢崎の頭を越えてゴールネットを揺らします。更に前半41分に闘莉王が乱暴な行為でレッドカードを受け、どんよりした雰囲気でハーフタイムを迎えることになりました。
 後半はいきなりイ・ドングのシュートがバーを叩くシーンがありましたが、7分にキム・ジョンウが2枚目のイエローとなって数的同数になります。これで勢いを取り戻した日本が逆襲を試みましたが、引いて守る韓国の守備陣を崩すことはできません。逆に後半25分、左サイドからドリブルとワンツーで突破され、中央でフリーでボールを受けたキム・ジェソンに決められリードを2点差にされます。そしてその後はDFラインでボールは繋ぐものの決定的な崩しができず、内田や岡崎のシュートもDFにブロックされてそのまま敗れました。
 試合は日本のボール支配率は高かったのですが、前の方の動きが少なく選手同士のコンビネーションが合わず、何をやりたいのか分からないと言う感じでした。選手一人ひとりは頑張っていて、球際でも身体を張っていたと思うのですが、これらは全てバラバラ。勝ちたいと言う気持ちは強いもののそれがチームの力にならず、苛々が募ったことが闘莉王の退場に繋がった、と言うようにも見えました。欧州組がいない代表ではありましたが、そのような事情は韓国も同じ。4ヶ月後にW杯本大会を控えて、これで本当に大丈夫かと心配になる結果だったと言えるでしょう。
 なお佐藤寿は後半37分からの出場で、得点を狙って前線から中盤まで走り回って何度か有効なプレーを見せました。しかし、悪い流れを変えることはできずシュートも打てずに終わりました。
<10.2.14> 中国新聞によると、サンフレッチェのスタッフと選手たちは、昨日トルコ・アンタルヤキャンプから帰国しました。2週間のキャンプと約17時間の移動に「疲れた」と口々に漏らしていた、とのこと。今日と明日は休みを取って、明後日から宮崎で第3次キャンプに入ります。なお、宮崎キャンプの日程は次の通り。
2/16(火)16:00 トレーニング
2/17(水)未定  トレーニング
2/18(木)14:00 カターレ富山戦
2/19(金)未定  トレーニング
2/20(土)未定  トレーニング

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