2/21〜2/27のSANFRECCE Diary


<10.2.27> 今日は恒例の「開幕イベント」が行われます。会場は広島駅南口地下広場で、時間は午前10時から午後4時。オープニングセレモニーを午後1時50分から行って、選手トークショーとサイン会が行われます。10時からはグッズ販売コーナーがオープンして、オフィシャルイヤーブックと「2010スローガンTシャツ」「2010スローガンマフラー」をイベント会場限定価格で販売します。このグッズ販売コーナーで1,000円以上お買い上げの方先着650名にサイン会参加整理券が配付されますので、サインの欲しい方はお早めにどうぞ。
<10.2.26> 日本サッカー協会はアジアカップ予選のバーレーン戦に臨む日本代表を発表し、欧州組を含む18人を選びました。
【GK】楢崎(名古屋)、川島(川崎F)
【DF】中澤(横浜FM)、闘莉王(名古屋)、駒野(磐田)、内田(鹿島)、
    今野、長友(FC東京)
【MF】中村俊(エスパニョール)、稲本(川崎F)、遠藤(G大阪)、
    松井(グルノーブル)、阿部(浦和)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、
    本田(CSKAモスクワ)
【FW】玉田(名古屋)、平山(FC東京)、岡崎(清水)、興梠(鹿島)、
    森本(かターニャ)
 今回は広島からの選出が無かったのは残念なのですが、ただサンフレッチェのチーム作りの面からは「ありがたい」と言えるかも。Jリーグ開幕まで1週間しかない事を考えると、ここで佐藤寿と攻撃陣、西川と守備陣のコンビネーション合わせに時間を使えるのは明らかにプラスだと考えられます。
<10.2.26> 昨日吉田サッカー公園でガイナーレ鳥取と練習試合を行い、0-1で敗れました。広島のメンバーは、GK:中林(→下田45分)、DF:柳川、横竹、篠原、MF:石川、森崎浩(→越智45分)、岡本、川森、高柳、清水、FW:丸谷。対する鳥取は不明で、得点は前半13分に美尾でした。
<10.2.25> 昨夜広島ビッグアーチに11,955人を集めて行われたACLのグループリーグ初戦はセットプレーからの失点に泣き、山東魯能に0-1で敗れました。
 昨シーズン終盤は怪我のため戦列を離れていたストヤノフ、森脇が久々に先発。また移籍加入した西川と山岸も先発して、次のメンバーで戦いました。
       西川

  森脇  ストヤノフ  槙野

     中島  森崎和

山岸            服部(→清水84分)

    李     高萩
    (→高柳81分)
       佐藤寿


SUB:中林、盛田、横竹、石川、森崎浩
 対する山東魯能は、は、GK:リー・レイレイ、カルロス・サントス、 ユアン・ウェイウェイ、ジャオ・ツェ、リュウ・ジンドン、チョウ・ハイビン(→マー・ロン62分)、クイ・ペン、ワン・ヨンポー(→デン・チョーシャン77分)、ローダ・アンテル、FW:ハン・ペン、ルー・チェン(→ガオ・ディ71分)、と言うメンバーでした。立ち上がり1分にパスミスを奪われファーストシュートを打たれたものの、その後はサンフレッチェのペース。DFラインでパスを回しながら攻撃の糸口を探します。ラインを低く構えて中央を固める山東に対し、広島はサイドからの攻撃に活路を見いだそうとします。前半11分には中島のスルーパスで李が抜け出し、クロスに高萩がダイレクトで合わせたものの枠外。24分には李の戻しをストヤノフが叩きましたがこれも枠を捉えることができません。更に28分には佐藤寿がドリブルで相手を引きつけ右へ展開。フリーになった山岸が強烈なシュートを打ちましたがGKが素晴らしい反応で弾きます。山東は時折シュートを狙ってくるものの、DFラインの西川がしっかりと対応して危ないシーンを作らせません。前半は広島ペースながら山東の守備を崩せず、スコアレスで折り返しました。
 後半も立ち上がりから広島ペース。6分にはカウンターから服部がフリーでシュートしましたが枠を外します。山東は次々にフレッシュな選手を投入し、流れを変えようとします。22分には李がミドルで狙ったものの枠外。24分にも服部が狙いましたがこれも枠を捉えることができません。そして32分、クリアミスで与えた相手CKでハンに高い位置から決められ、先制点を許してしまいました。
 リードしてますます自陣に引き籠もる山東に対し、広島は高柳、清水を投入して打開を図ります。そして何度も相手ゴール前まで行くものの、山東の高い壁を崩すことはできません。結局最後までサンフレッチェらしい攻撃を見せることはできず、大事なホーム初戦を落とすことになってしまいました。
 試合後に選手たちは「チャンスはいっぱいあった。そこをしっかりと決められれば勝てた試合なので残念」(服部)「あのセットプレー以外には危ないシーンはほとんどなかった」(西川)「ゲームの大半はウチが上回っていた」(ストヤノフ)「内容を見ると十分勝てるチャンスはあった」(佐藤寿)と、内容的に上回っていたと語っています。確かにサンフレッチェのパス回しはいつも通りにできていたし、このサッカーがアジアでも通用することは証明できたと思います。ただ、国際試合はそれだけでは勝てないのも事実。ACLの経験が豊富な山東は明らかに「負けないことを狙っていた」と言う感じで、まんまとその策にはまってしまいました。またサンフレッチェも相手のカウンターを警戒したのか、いつものような思い切りが欠けていたようにも見えました。初めての国際試合と言うことでの緊張が、やや逆の目に出たと言えるかも。サンフレッチェとしてのACL初戦は、苦い経験になってしまいました。
 ただ、だからと言って下を向く必要は無いと思います。経験からは学べば良いし、学べばもっと良くなるはずだからです。今回出場した選手は、アジアで戦うことの難しさを知ったはず。また出れなかった選手が戻ってくれば、チームはもっと良くなります。ホームで勝点を1つも取れなかったのは痛いのですが、しかしACLはまだ始まったばかり。次こそはぜひ、サンフレッチェらしいサッカーで勝利を挙げて欲しいと思います。  

速報ブログ 前半 後半
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J's GOALゲームサマリー
公式記録

<10.2.24> 昨日行われた公式記者会見でペトロヴィッチ監督は「相手は強いチームだ。レギュラーのほとんどが代表経験があるからね」と相手をリスペクトする一方で「明日は、広島のサッカーをしたい。そして、見ている人にサッカーの喜びを伝えたい。初戦だし、いいスタートが切りたい」と抱負を語りました。また3季連続でキャプテンとなる佐藤寿人選手は「自分たちのサッカーができれば、十分に闘える。日本の代表だという誇りを持って戦う」と意欲を語りました。一方、山東の指揮官として初めての試合に臨むイヴァンコビッチ監督は「去年のJリーグの映像を見て広島を研究した」とのこと。「我々は強いチームだ。国内リーグでは必ず勝たないといけないし、海外でも勝てる自信がある。だから、練習をそのまま見せた」と自信を見せました。どちらのチームにとっても、今シーズンは初めての公式戦。昨年までの実績と今年積み上げたものがどこまで有効かを示す戦いとなりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、広島交響楽団のファンファーレによる選手入場が予定されています。お祭り広場グッズ特設売店では4時から、メインスタンド3Fコンコース売店とバックスタンド売店では4時半からから「ACL出場記念グッズ」を販売します。ACL限定グルメとして開催する「スープフェスタin ACL」では、対戦相手国をイメージしたフカヒレスープと豚汁をそれぞれ1杯300円で提供。またACL限定弁当として600円と800円の2種類を販売します。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは「プレミアム選手カード」で、チーム集合写真を先着3,000名様に。マッチデープレゼントは「ペトロヴィッチ監督サイン入りチーム集合写真」を抽選で5名様となっています。冬のナイトゲームと言うことで寒さが厳しくなると思われますので、防寒対策を万全にしてご来場下さい。
 テレビ放送はBS朝日で生中継。またテレ朝チャンネルでは今日の深夜1時半から録画中継があります。私もブログで速報をしますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをご覧下さい。

J's GOALプレビュー
広島側記者会見 山東側記者会見

<10.2.23> 明日はいよいよアジアチャンピオンズリーグの初戦。ホーム・広島ビッグアーチに山東魯能を迎えます。
 山東魯能は山東省済南市をホームタウンとするクラブで、1998年に設立されました。そして翌年にはリーグ戦とFAカップの2冠を達成。2007年と2009年には中国スーパーリーグを制して翌年にはACL出場を果たしています。昨年はG大阪、FCソウルと同じグループFに属し、FCソウルにホームで勝つなど序盤は健闘しましたが、第5節にホームでG大阪に敗れると最終節でもスリヴィジャヤに逆転負けを喫し、グループリーグ突破を逃しました。中国最大規模のサッカースクールを運営するなど育成に定評があり、トップチームの60%が下部組織の出身だとのこと。2004年から開始された中国スーパーリーグでは優勝2回、2位1回、3位2回と常に上位に名前を残しています。今年から元イラン代表監督のイヴァンコビッチ監督が就任してパスサッカーを推進しようとしていますが、トルコキャンプの様子を聞く限りではまだ道半ば、と言う感じ。明日はフィジカルの強さを生かして守りを固めてくる、と考えたほうが良さそうです。
 対するサンフレッチェは1ヶ月にわたるキャンプを経て、チーム作りを進めてきました。怪我人の続出で厳しい状況となっていますが、その一方で富山戦でストヤノフが90分間プレーするなど、ポジティブな要素もあります。と言うことで明日の予想メンバーは次の通り。
       西川

  森脇  ストヤノフ  槙野

     中島  森崎和

山岸            服部

    李     高萩

       佐藤寿

SUB:中林、横竹、岡本、高柳、森崎浩、清水、砂川
 明日はサンフレッチェとなってからは初めての国際試合。昨年J1で旋風を巻き起こしたパスサッカーを、アジアの舞台に披露して欲しい、と思います。
<10.2.21> サンフレッチェは昨日、第3次宮崎キャンプを打ち上げ広島に戻りました。最終日は午前9時から練習をスタートし、ウォーミングアップの後にハーフコートでのパス回しやミニゲームなどみっちりと身体を動かしたそうで、練習終了後に宿舎に戻って帰り支度をし、空港に到着したのは出発20分前だったとのことです。今日は練習は休みになりますが、明日から山東魯能戦に向けてのトレーニングを再開。火曜日には非公開の前日練習を行って、今季初の公式戦に臨みます。
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