4/18〜4/24のSANFRECCE Diary


<10.4.24> 中国新聞によると、今日の先発は名古屋戦と同じになりそう。「疲労はピークを超えている」(ペトロヴィッチ監督)とのことですが、試合を楽しんで、そしてできれば勝って欲しいと思います。
 今日の試合会場は東北電力ビッグスワンで、午後7時キックオフ。テレビ放送はNHK-BS1、及びスカパー!ch183(SD画質)とch195(HD画質)、スカパーe2がch803(SD画質)で予定されています。今日は試合会場に行きますのでブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報などをご覧下さい。
<10.4.23>  明日は過酷な「中2日4連戦」の第3ラウンド。サンフレッチェは新潟でアウェイゲームを戦います。
 昨年、新しい移籍のシステムが導入されましたが、J1で最もその影響を受けたのが新潟でしょう。北野、千代反田、松下、ジウトンと主力級を次々と引き抜かれ、大きく戦力ダウンしてしまいました。黒崎監督は「昨季の堅守はそのままに、アグレッシブなサッカーをしていきたい」との抱負を持って新シーズンに臨みましたが、リーグ戦はここまで4分け3敗と勝ちがありません。
1A ●1-2 川崎F 【新】チョ、【川】レナチーニョ、黒津
2H △1-1 磐田  【新】大島、【磐】那須
3A △0-0 G大阪
4A ●0-2 湘南  【湘】中村、田原
N1H △0-0 仙台
5H △0-0 大宮
6H ●0-2 浦和  【浦】阿部2
N2A ○1-0 C大阪 【新】ミシェウ
7A △1-1 名古屋 【新】大島、【名】闘莉王
 リーグ戦7試合で総得点3と得点力不足に苦しんできましたが、ナビスコ杯で今季初勝利を挙げたのに引き続き、名古屋戦では終了間際に大島が同点ゴール。ようやく前途に光明が見えてきています。明日はホーム初勝利、そして何よりリーグ戦での初勝利を狙って全力で挑んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェは昨日はリカバリートレーニングを行い、今日は移動日。メンバーを入れ替えて戦術を練る余裕はないので、名古屋戦と同じメンバーで臨む可能性が高そうです。
        西川

   森脇   中島   槙野

     森崎浩   横竹

山岸              服部

    高柳      山崎

        佐藤寿


SUB:中林、石川、桑田、丸谷、清水、大崎、李
 鹿島戦、名古屋戦と疲れた身体に鞭を入れながらの厳しい試合が続きましたが、そこを1勝1分けで乗り切れたのは気持ちの問題が大きい、と思います。どんなに苦しくても前向きに戦いに臨むこと。それができるなら、明日も良い結果が得られるのではないでしょうか。
<10.4.22>  昨日、全国で1試合だけ行われたJリーグ第4節名古屋戦は終了間際の佐藤寿のゴールで逃げ切り、リーグ戦でのホーム初勝利を挙げました。
 「もう少し練習する時間があれば、スタートからメンバーを変える選択肢もあった。しかし、今は不可能。だからいつもと同じメンバーで入り、交代させようと思った」(ペトロヴィッチ監督。携帯サイトによる)と言うことで、サンフレッチェは鹿島戦と同じメンバーで臨みました。
        西川

   森脇   中島   槙野

     森崎浩   横竹

山岸(→石川81分)       服部

    高柳      山崎(→桑田88分)
    (→李71分)
        佐藤寿


SUB:中林、丸谷、清水、大崎
 対する名古屋は千代反田と巻を今季初めて先発で起用して、GK:楢崎、DF:田中、千代反田、闘莉王、阿部、MF:小川(→杉本82分)、ダニルソン(→中村61分)、ブルザノビッチ(→吉村74分)、FW:金崎、巻、マギヌン、と言うメンバーでした。ファーストシュートは6分に広島で、中盤でボールを奪った森崎浩がそのまま持ち上がってミドルシュートを放ちます。7分には高柳がパスカットからスルーパスを送り、佐藤寿がペナルティエリアで持ちましたがシュートまで行けません。16分には高柳が左足でミドルを打ったもののわずかに外。21分には山崎が抜け出してフリーでシュートしましたが、楢崎が素晴らしい反応でセーブします。逆に25分には名古屋のカウンターから小川が左足でシュート。こぼれが小川の前に落ちて今度は右足で打ちましたが、西川が最後の砦として立ちはだかります。両チームともややミスが目立つ展開でしたが、広島が切り替えの早さで上を行き次々とチャンスを作ります。29分には森崎浩がFKで直接狙いましたがわずかに外。30分には山岸のパスで高柳が抜け出しましたが、ちょっとのタイミングでオフサイドを取られます。38分には槙野の強烈なミドルがゴールマウスを捉えますが楢崎に弾かれます。45分にも山崎のパスを受けた山岸が左足で狙いましたが、またもや楢崎に防がれます。前半はホームの広島が疲れを感じさせない素晴らしいサッカーを見せたものの得点はできず、スコアレスで折り返しました。
 後半も広島は得点を狙って攻めますが、しかし徐々に疲れが出てきてミスが目立つようになります。逆に名古屋は早めの選手交代でピッチに活力を加えます。7分には金崎のクロスに巻が頭で合わせたものの枠外。12分には左右からクロスを入れられ、15分には闘莉王のロングパスに小川が頭で合わせます。そして33分には攻め上がった槙野がボールを奪われ、名古屋のカウンターから中村が右足でシュートしましたがボールはバーが弾きます。ボールを支配して波状攻撃を仕掛けてくる名古屋。サンフは後ろに人数をかけて何とか耐える時間帯が続きます。そして後半42分、高い位置でのカットから李がドリブルで持ち込み、DFの間を縫った浮き球のパス。これで抜け出した佐藤寿がGKの股の間を抜くシュートを決め、ついに広島が勝ち越しました。その後名古屋が総攻撃を仕掛け、最後の最後にはクロスのこぼれが押し込まれましたがこれは完全にオフサイド。西川と守備陣が踏ん張って失点をゼロに抑え、貴重な勝ち点3をゲットしました。
 この試合のヒーローは、沢山いると思います。まずは決勝ゴールを決めた佐藤寿人。楢崎に完全にシュートコースを切られていたにも関わらず、ここしかないと言う両足の間を緩やかなボールで抜いた技術と判断力は、「エース」の称号にふさわしいものでした。また、鹿島戦に続いてチームの「心臓」として働いた森崎浩司は、ストヤノフ、森崎和、青山と後方からゲームを作れる選手が軒並み不在の中、それを補って余りあるプレーを見せました。その他にも、疲れが溜まってはずなのに限界まで上下動を繰り返した山岸。的確な技術と献身的な走りで中盤を締めた山崎。守備だけではなく攻撃でも何度も見せ場を作った横竹。スーパーセーブで救っただけでなく、的確な飛び出しでクロスを処理した西川。そして、前節とは見違えるような運動量を見せた高柳。ピッチに立った全ての選手がチームのために全力を尽くしたことが、この勝利に繋がったのではないでしょうか。相手は日程的に恵まれている上にターンオーバーによりフレッシュな選手をピッチ上に並べていましたが、そのような見かけの上での有利、不利を乗り越えることができたのは、チームとしての精神力で上回る事ができたからだ、と思います。この日の勝利でサンフレッチェは勝ち点3を得ただけでなく、もっと重要なものを得ることができたのではないでしょうか?

速報ブログ 前半 後半
日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ 中国新聞記事1 中国新聞記事2
J's GOALゲームサマリー
Jリーグ公式ページの記事

<10.4.21> 中国新聞によると今日の名古屋戦のメンバーは前節と同じになりそう。中2日でどれだけ体力が回復しているか、が今日の試合の重要なカギになりそうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、「フェイスペイント」と「メッセージ記入コーナー」が4時から、「WE FIGHT TOGETHERコーナー」が6時から行われます。先着プレゼントは「瀬戸内の恵み入り ゆかり『お茶漬けの素』」を2,000名様に。会員限定プレゼントは、森崎和幸選手のプレミアム選手カードです。試合会場限定グルメは名古屋名物の手羽先で、「名古屋の勝つっ手羽」と言う名前で3本300円で限定320食提供します。
 テレビ放送はスカパー!ch180(SD画質)、ch190(HD画質)、スカパーe2のch800(HD画質)で生中継が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。
<10.4.20> 明日はACLのため延期になっていたJリーグ第4節名古屋戦をホームで開催します。
 昨年の名古屋は初経験だったACLとの両立に苦しんで、リーグ戦は9位でフィニッシュ。またACLは準決勝で、天皇杯は決勝で涙を飲むなど悔しい思いをためてきました。そこで今季はその教訓を生かして大型補強を敢行。闘莉王、金崎、千代反田と他チームの主力クラスを次々と引き抜いて、選手層に厚みを加えました。そしてその効果は明らかで、消化試合が1試合少ないにも関わらず現在のところ3位に付けています。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ○2-1 G大阪 【名】玉田、ケネディ、【G】二川
2H ●2-3 川崎F 【名】金崎、マギヌン、【川】レナチーニョ、鄭2
3H ○2-0 磐田  【名】ブルザノビッチ、ケネディ
N1A △2-2 FC東京 【名】ケネディ、千代反田、【東】平山、重松
5H ○2-0 神戸  【名】ブルザノビッチ2
6A ○2-0 京都  【名】闘莉王、ケネディ
7H △1-1 新潟  【名】闘莉王、【新】大島
 今季は3トップに変えた名古屋ですが、むしろ昨年まで得意としていたサイド攻撃が渋滞し、打開するために中央突破やロングフィードなど強引な攻撃を仕掛ける場面が目に付きます。しかし、そこでちゃんと得点を奪えているのが今年の名古屋の特徴の一つで、ここまで無得点に抑えられた試合はありません。またケネディ、増川に加えて闘莉王が入ったことで、セットプレーの強さは天下一品。守りを固められても一発でこじ開ける力を持っています。エース・玉田は怪我で離脱中ですが、もともと選手層の厚さではリーグ有数のチーム。リーグ戦とナビスコ杯で1節ずつ休みがあって消化試合数も少なかったので、選手たちは試合に飢えているはず。ここは勝ち点3を取って首位に躍り出るチャンス、と考えて広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェはここまで消化した公式戦は11試合。選手に疲れがたまっているのは明らかですが、怪我人続出のため入れ替える余裕はありません。と言うことでメンバーは鹿島戦と同じか、代えても1人程度ではないかと思われます。
        西川

   森脇   中島   槙野

     森崎浩  横竹

山岸              服部

    高柳      山崎

        佐藤寿


SUB:中林、石川、桑田、大崎、清水、丸谷、李
 前節は鹿島との厳しい試合を凌いで、リーグ戦の連敗を2でストップしました。明日はホームとは言え我慢を強いられる展開となりそうですが、何とか耐えて欲しいもの。そしてリーグ戦での勝利を見ていないホームのサポーターに、歓喜をプレゼントして欲しいと思います。
<10.4.19>  昨日カシマスタジアムで行われたJリーグ第7節鹿島戦は、両者譲らずスコアレスドローに終わりました。
 ストヤノフと森崎和は遠征にも参加していないと言うことで、ペトロヴィッチ監督は山東戦と同じメンバーを先発に選びました。
        西川

   森脇   中島   槙野

     森崎浩  横竹
     (→桑田84分)
山岸              服部

    高柳      山崎
    (→李忠成64分)
        佐藤寿


SUB:中林、石川、大崎、清水、丸谷
 対する鹿島は出場停止のマルキーニョスが欠場で、GK:曽ヶ端、DF:内田、岩政、李正秀、新井場、MF:中田、小笠原、野沢、遠藤(→佐々木75分)、FW:大迫(→フェリペ・ガブリエル60分)、興梠、と言うメンバーでした。キックオフの笛とともに攻撃に出た広島は、山岸がペナルティエリア内に侵入。クロスのこぼれを森崎浩が決定的な形でシュートしたもののクリアされます。しかしその後試合が落ち着くと、両者とも中国遠征の疲れがあったからかややまったりとした展開になります。前半は鹿島がシュートを9本打ったものの、決定的だったのは35分の興梠の左からのクロスに大迫が爪先で合わせたものぐらい。広島は記録上は山崎がシュートを2本打っただけでなかなかDFラインを突き破るまでは行かず、お互いに「様子見」と言う感じで前半を折り返すことになりました。
 しかし後半になると、両者とも素早い切り替えから攻撃を繰り出し目の離せない展開となります。4分にはスルーパスで佐藤寿が抜け出してシュートを放ったもののGKがキャッチ。6分には鹿島のCKに岩政が頭で合わせましたがボールはバーに弾かれます。その直後にはFKからボールを繋いで佐藤寿がフリーでシュートしたものの惜しくもポスト。こぼれに詰めていた山崎のシュートは岩政が間一髪でクリアして、なかなか得点できません。中盤の底に位置した小笠原が左右にボールを散らして攻めの糸口を探す鹿島に対して、広島は厳しい守備でボールを奪い、パスとドリブルでボールを前に運んでチャンスメイクします。41分には野沢が決定的なシュートを放ちましたが西川がブロック。44分には李忠成が抜け出してフリーでシュートを打ちましたが、曽ヶ端が素晴らしい反応で抑えます。そしてロスタイムには興梠に危ないシュートを打たれたものの西川が指先で触って逃れます。結局どちらもゴールを割ることができないままで終了のホイッスルを聞き、両者とも勝ち点1ずつを分け合いました。
 この試合はミッドウィークに中国でACLの試合をこなしてきていて、どちらも疲れが隠せない状態での中での戦いでした。また、広島はパスの出し手であるストヤノフと森崎和が欠場。鹿島はエース・マルキーニョスを欠いていて、メンバー的にも苦しい中での試合でした。それが「互いに決定打を欠く煮え切らない内容」(J's GOALによる)となった原因ですが、しかしだからと言って中身の薄い試合だったかというとそんなことはない、と思います。広島はペナルティエリアの前にがっちりと守備組織を構築して相手の攻撃をストップし、ボールを奪うとしっかりと走ってチャンスを広げて相手に迫りました。中でも森崎浩、山崎の「同級生コンビ」の頑張りは特筆すべきもので、森崎浩のボール奪取と長短のパス、山崎の献身的な走りとドリブルから何度もチャンスを作りました。逆に鹿島は小笠原と野沢からのパスとセットプレーからのキック、そして興梠の切れ味鋭い動きが守備陣と西川を慌てさせました。スコアレスに終わったのは、両者ともGKを中心に守備が頑張っていたから。どちらも最後まで集中を切らさず戦い抜いたことが勝ち点1ずつを分け合うことに繋がったわけで、この結果は妥当なものだったと言えます。広島も鹿島もリーグ戦では3試合勝ち無しとなってしまいましたが、特にアウェイの広島にとっては次に繋がる貴重な勝ち点1だったと言って良いでしょう。ペトロヴィッチ監督は試合後に「正直、この日程で選手たちを試合のできる状態まで回復させるのは不可能に近い」と嘆いていますが、そこでこそ期待されるのは若手の台頭です。この日が今季のリーグ戦初先発だった横竹が良いプレーを見せたように、控え組の中から1人でも2人でも出てきてチームを救って欲しい、と思います。

フォトレポート
日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ 中国新聞記事1 中国新聞記事2
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

<10.4.18> 中国新聞によると森崎和は疲労、ストヤノフは右ふくらはぎの違和感で欠場する予定で、横竹がJリーグの今季初先発を果たすことになりそう。山東を倒した力で、Jリーグ王者と戦って欲しいと思います。
 今日の試合会場はカシマスタジアムで、午後3時キックオフ。今日は、茨城県内のauショップに設置してあるバーコードを読み込むんでauブースで提示すれば100円クーポンと交換すると言う「クーポンサービス」が行われるそうです。また12時から無料周遊バス「鹿嶋めぐり卜伝号」を運行するそうですので、早めに到着した方はご利用下さい。テレビ放送はBS-TBSとスカパーのch363(SD画質)、ch616(HD画質)、スカパーe2のch301、及びNHK水戸放送局で予定されています。今日は現地に行くためブログでの速報はありませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報をご覧下さい。
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